本日4月8日(木)、PlayStation®4ダウンロード専用タイトル『ゆるキャン△ VIRTUAL CAMP ~麓キャンプ場編~』が配信開始! 本作はPlayStation®VRに対応しており、VRヘッドセットを装着すれば『ゆるキャン△』に登場する各務原なでしこのすぐ隣で臨場感あふれるバーチャルキャンプを楽しめる。もちろんPS VRがなくても、コンテンツを体験することが可能だ。シチュエーションの違う『ゆるキャン△ VIRTUAL CAMP ~本栖湖編~』も3月4日(木)から配信中!
『ゆるキャン△』の世界で、ふたりきりのキャンプを体験!
キャンプブームを牽引し続けるあfろ氏原作の『ゆるキャン△』は、マンガアプリ『COMIC FUZ』(芳文社)で連載中の人気マンガ。美味しいごはん、綺麗な景色、素敵な場所。何気ない日常と非日常の積み重ねを描き、多くのファンを獲得している。2021年1月よりシリーズ最新作『ゆるキャン△ SEASON2』が放送された。映画化も決定している。
「ゆるキャン△ VIRTUAL CAMP」は、そんな『ゆるキャン△』の世界をフル3D化したバーチャルキャンプアドベンチャー。3月4日(木)配信の『ゆるキャン△ VIRTUAL CAMP ~本栖湖編~』、本日4月8日(木)配信の『ゆるキャン△ VIRTUAL CAMP ~麓キャンプ場編~』の2タイトルで、ゆるやかな時間を過ごすことができる。
『ゆるキャン△ VIRTUAL CAMP ~本栖湖編~』
『ゆるキャン△ VIRTUAL CAMP ~麓キャンプ場編~』
どちらのタイトルも、キャンプを体験するのは明るく無邪気な各務原なでしこ、物静かなソロキャンパー・志摩リンのふたり。『本栖湖編』ではプレイヤーがなでしこになってリンと一緒に、『麓キャンプ場編』ではプレイヤーがリンになってなでしこと一緒に、ひと晩のキャンプを楽しむことができる。さらに、千明、あおい、恵那もグループチャットに登場。なでしこ役の花守ゆみりさん、リン役の東山奈央さんなどすべてのキャラクターがフルボイスでおしゃべりするので、『ゆるキャン△』の世界に入り込んだかのようなキャンプ体験を味わえる。
PS VRでプレイする場合、メニュー画面以外でコントローラーは使わず、視線で操作を行なうことになる。なでしこやキャンプ場の景色などに出現するポインタを一定時間見つめると、会話やちょっとしたイベントが発生。焚き火の前でコーヒーを飲んだり、ご飯を作って食べたり、星空を見上げたり、アニメ1話分ほどのシチュエーションを楽しもう。
リンの隣で過ごす、ゆったりとしたひと時が心地いい! 『本栖湖編』プレイレポート
『麓キャンプ場編』に先駆けて配信された『本栖湖編』をPS VRでプレイしてみた(*)。バーチャルキャンプとはどのような体験なのか、その模様をレポートしよう。
*画像はPS VRを使わずに撮影したものを使用しています。
発売元のジェムドロップYouTubeチャンネルでは、なでしこ役の声優・花守ゆみりさんによるPS VR体験動画も公開中。こちらもぜひチェックしてほしい。
『ゆるキャン△ VIRTUAL CAMP ~本栖湖編~』 花守ゆみりさんが遊んでみたはこちら
本栖湖のキャンプ場と言えば、原作やアニメ第1話にも登場したおなじみのスポット。ゲームがスタートすると、プレイヤーはなでしこになり、リンを誘って本栖湖畔に出かけることになる。季節は冬、よく晴れて富士山の山頂まできれいに見渡せるが、それ以上に気になるのが目の前にいるリンの姿だ。暖かそうな冬服に身を包んだリンは、小柄でかわいらしく、しかも手を伸ばせば頭を撫でられそうな距離感! というか、目の前にリンが「いる」ので、実際に触れられるのではないかと思わず手を伸ばしてしまった。これぞVR。画像からでは伝わりにくいかもしれないが、キャラクターが確かにそこにいる実在感を味わえる。
そのうえ、ふと下を向くと自分がなでしこになっていることにも気づく。「私がなでしこになるなんて……」と、なんとなく申し訳なくなりつつも、まずはスマホでツーショット撮影。千明たちに送信すると、彼女たちとグループチャットでにぎやかな会話を楽しめる。
アウトドアチェアに腰掛けたら、あとはゆったりした時間が流れていく。隣で本を広げるリンに話しかけたり、湖畔を走るリスに目をやったり、湖で遊ぶ人々を眺めたり、時にはスマホで写真を撮ったり。時折吹き付ける冷たい風、湖面に立つ波の音など自然を感じながら、リンの隣でボーッとするのが心地いい。リンと交わす会話も、「何を読んでるの?」「富士山大きいね」など、ごくごく他愛のない内容。だが、それくらいのゆるさが、ふたりのキャンプにはちょうどいい。
もちろん、キャンプらしいイベントも待ち受けている。ここからは、PS.Blogスタッフが独断で選んだキャンプイベントベスト3を紹介しよう。
第3位 あったかドリンクタイム
ふかふかのブランケットにくるまったとしても、冬場のキャンプはやっぱり体が冷える。そんな中、リンがあったかい飲み物を振舞ってくれることに。ココア、ミルクティー、コーヒーから好きなドリンクを選ぶと、手元にほかほかのカップが出現! 白い湯気とともにココアの甘い香りが立ち上ってきそうで、思わず顔を近づけてしまった。次にプレイする時は、絶対ドリンクを手元に用意せねば……。
第2位 なでしこ特製カレーを召し上がれ
夜になったら、お待ちかねのキャンプごはん! なでしこがピリ辛スープカレーを調理するシーンでは、アニメでおなじみの大塚明夫さんのナレーションが流れてテンションが上がる。
できあがったカレーはおいしそうなうえ、それを食べるリンのまぁかわいいこと! あつあつカレーをフーフーするしぐさ、スプーンをはむっと口に入れる様子、カレーを味わった瞬間のほわーっと幸せそうな表情など、その横顔に見入ってしまう。この姿を至近距離で眺められるなんて、バーチャルキャンプ最高ではないか。次にプレイする時は、絶対カレーを(以下略)。
第1位 キャンプの醍醐味、焚き火!
キャンプの楽しみと言えば、やっぱり焚き火! 夕暮れ時になると、オレンジ色に染まった本栖湖を眺めながら焚き火タイムがスタート。夜になれば、満天の星空の下で焚き火を楽しめる。火をおこしたり、空気を送り込んだりといったアクションはないものの、焚き火がパチパチはぜる音を聞きながら、舞い上がる火の粉を眺めているだけで不思議と心が落ち着いてくる。焚き火で気持ちがほぐれたのか、リンが胸の内をぽつりと漏らしてくれる……なんてシーンも。夜も更けてくると、会話すらなくなるのもいい雰囲気だ。じっと見つめていると、「ん? どうした?」と笑顔と視線だけで問い返してくるこの親密感。夜の静けさに溶けていくような感覚を味わえる。
しかもうれしいことに、3月29日(月)のアップデートで新たに「ビューモード」が追加された。通常モードでは焚き火や風景、リンの横顔に表示されたポインタを一定時間見つめると会話が始まるが、ビューモードではイベントが発生しない。そのため、いくらでもリンの隣で焚き火にあたり、いくらでもその横顔を眺め続けることができる。まさに、「この夜が一生続けばいいのに……!」というユーザーの切なる願いを叶えるアップデート。もはや、こっちの世界が現実でいい!
ゲーム性、アクション性は薄いが、その分ふたりきりの時間をのんびり過ごせる「ゆるキャン△ VIRTUAL CAMP」。『ゆるキャン△』ファンはもちろん、「キャンプに興味があるけれど道具一式そろえるのは大変」「遠出するのは疲れる」という人が気軽にキャンプ感を味わうにもちょうどいいコンテンツと言えるだろう。VRヘッドセットを装着するだけで、そこは富士山の見えるキャンプ場。疲れた日、気持ちが晴れない日に30分ほどバーチャルキャンプに出掛ければ、きっと心も癒されるはずだ。
ゆるキャン△ VIRTUAL CAMP ~本栖湖編~
ゆるキャン△ VIRTUAL CAMP ~麓キャンプ場編~
・発売元:ジェムドロップ
・フォーマット:PlayStation 4
・ジャンル:バーチャルキャンプアドベンチャー
・配信日:好評配信中
・価格:ダウンロード版 販売価格 各2,420円(税込)
・プレイ人数:1人
・CERO:A(全年齢対象)
※PlayStation VR対応
※ダウンロード専用タイトル
『ゆるキャン△ VIRTUAL CAMP』公式サイトはこちら
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