※本記事は英語版PlayStation®.Blogの日本語翻訳記事です。
私たちのチームはアニメ、MMO、VRが大好きなのですが、この3つを組み合わせたゲームのなかで、満足のいく体験ができるものはありませんでした。私たちが『Zenith』の開発に着手したのは、それが私たちがプレイしたいゲームであり、多くの人が共感してくれると信じていたからです。
世界
『Zenith』はカラフルなオープンワールドと、アドレナリンが出るようなアクションアドベンチャーを融合させたVR MMOです。その世界は美しく、「Amarite Forest」の青々とした林冠、「Radiant Coast」のターコイズブルーの海、『Zenith』の超未来都市など、私たちが細部にまでこだわり手作りした、様式化されたファンタジー世界はプレイヤーの皆さんを何時間も夢中にさせるでしょう。もちろん、美しい風景は『Zenith』の世界を生き生きとさせるほんの一部の要素に過ぎません。私たちは、この世界の伝承にも多くの時間を費やし、設定に命を吹き込むための様々なディテールを盛り込みました。
時代設定は「The Fracture」と呼ばれる大災害から何世代も経った後。プレイヤーの皆さんは、大惨事の再来を防ぐために人や、神々との戦いを繰り広げる物語に引き込まれるはずです。旅の途中、戦士や悪役といったカラフルなキャストに出会いながら、すべての生物が持つ魔法の生命力である「Essence」の力で成長していきます。
移動
せっかくの巨大な世界なので、今までにない自由な移動を取り入れたいと考えていました。
そこで『Zenith』では、どんなものでも登ることができるようにしました。高層ビルの側面や巨大な崖を実際に手を使って登り、秘密のエリアを発見したり、隠された宝物を探したりすることがでます。ただスタミナは、世界を探索するにつれて増加していくので、何かを登るときは、今のスタミナと相談して慎重に計画しましょう。
またグライディングシステムを使って空を駆け抜けることもできます! マップの遠くのエリアに素早く飛んだり、敵を出し抜いたり、はたまた景色を眺めたりして楽しみましょう。
戦闘
最も素晴らしいオープンワールドであっても、長時間満足してもらえる深いゲームループの“核”がなければ意味がありません。私たちはそれを、このVRならではの圧倒的没入感による戦闘システムで実現しようと目指しています。
多くのMMORPGは複雑で、まるでスプレッドシートシミュレーターのように感じることがあります。しかし『Zenith』のゲームプレイは、触覚的でシンプル。本作では、何千というダメージの計算式を覚えるのではなく、投げたり、ブロックしたり、かわしたりするような直感的なメカニックをマスターします。敵の冷たい刃をパリィしたり、魔法使いのように杖を叩きつけたり、時間を遅くしながら矢をかわすことも可能です。
『Zenith』で剣と魔法をマスターするには時間と練習が必要です。なぜなら、攻撃、ブロック、呪文を完璧に組み合わせて発動する方法を学びながら、プレイヤーの根性が試されるさまざまな強大な敵と戦わなければならないからです。これを耐え抜くと、力の高みに到達するのに役立つ、レアで強力な武器やアビリティが与えられます。
多人数同時参加
MMORPGは「多人同時数参加型」の要素がなければ完成しません。オンラインゲームは人々に力を与え、現実の生活と同じくらい強い人間関係を築くことができると信じています。そんな私たちにとって、ゲーム内の社会経験はとても重要なのです。(冗談ではありませんよ! 実際に私は、現実で結婚する前に『ファイナルファンタジーXIV』で同じ人と結婚しています。)
『Zenith』では、壮大なボス戦やパブリックイベント、ダンジョンなど、豊富なパーティコンテンツが用意されています。特に難易度の高いコンテンツでは、慎重な協調が必要となり、そこでギルドシステムが役立ちます。友達と一緒にギルドを立ち上げて地位を確立、または既存のギルドに参加して『Zenith』最大のチャレンジを攻略しましょう。
プレイスタイルに合わせてクラスをカスタマイズ
VR の楽しみのひとつは、自分自身を完全に作り直す機会を与えてくれることです。『Zenith』では、クラスによってどのような役割を果たすかが決まるわけではありません。そのため、魔法使いの「Essence Mage」で壁役を買って出たり、戦士の「Blade Master」として見方を回復をしたりすることも可能なのです。RPGは”選択”がすべてです。どんなプレイスタイルにもマッチする、楽しくて驚くような新しい組み合わせが選択できるように、すべてのシステムをデザインしました。
私たちはMMORPGとJRPGが大好きです――”取りつかれている”なんて言われてしまうかもしれません。『Zenith』の開発は、私たち全員の夢でした。この世界を作り上げる機会を得られたことを光栄に思っています。皆さんが『Zenith』の何にワクワクしたのか、ぜひ下のコメント欄で教えてください!
※販売するタイトルは国・地域によって異なる場合があります。
コメントの受付は終了しました。