『GHOSTRUNNER』プレイレビュー! 幾多の死線を華麗なパルクール・アクションで切り抜ける、極上の達成感!

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『GHOSTRUNNER』プレイレビュー! 幾多の死線を華麗なパルクール・アクションで切り抜ける、極上の達成感!

『GHOSTRUNNER(ゴーストランナー)』は、記憶を失ったサイバーウォーリアー「ゴーストランナー」となり、巨大な要塞都市を駆け抜ける一人称視点のサイバーパンク・パルクール・アクション。音声は英語やイタリア語といった外国語だが、字幕は日本語にも対応している。

『GHOSTRUNNER』ローンチトレーラーはこちら

謎の天変地異により人類がほぼ死滅し、文明が崩壊してしまった近未来。”キーマスター”と呼ばれる人物が支配する要塞都市”ダーマタワー”で人々は暮らしていた。目覚めた主人公は、自分が何者でどこから来たのかもわからない。与えられた目的はただひとつ。ダーマタワーの最上階にいるキーマスターを倒すこと。

高速のパルクール・アクションや一撃必殺の攻撃、そしてさまざまな特殊能力を自在に駆使して、主人公のゴーストランナーだけでなく、あなたも最強のサイバーウォーリアーとなろう!

【『GHOSTRUNNER』のココに注目!】
①華麗かつ高速なパルクール・アクション!
②敵も自分も一撃必殺! スリル満点のゲームプレイ
③幾多の死を乗り越えて先へと進む達成感!

忍者を彷彿とさせるパルクール・アクションで、フィールドを縦横無尽に駆け抜ける!

本作最大のポイントは、フィールドを忍者のように駆け回ることができるパルクール・アクション! パルクールとは、走る、跳ぶ、登るといった移動に重点を置く動作を通じて、心身を鍛えるスポーツのことだ。本作でも、床や地面を駆けるダッシュはもちろん、勢いをつけて壁や看板などを走り回るウォールランや、段差を乗り越えたり、スライディングをしたりと、多彩な移動アクションを繰り出せる。

さらに、手から放出した電磁性のワイヤーをフックなどに引っかけて移動する「ギャップジャマー」や、集中力を高めて周囲の時間をスローモーションにし、敵の銃弾を空中で避けるなんてことも可能。メインの攻撃手段はカタナによる近接攻撃で、状況によっては手裏剣が使えるなど、華麗かつダイナミックな動作はまさに忍者そのものだ。

これらのアクションを駆使して敵を倒し、ゴールまで辿り着けばステージクリアとなる。怒濤の連続アクションでフィールドを突き進んでいく模様を、まずは動画で確認してほしい。

行く手を阻む仕掛けが満載のフィールドを、テクニックでねじ伏せていくのがとにかく楽しい! ゲームの展開がとても早いため操作は忙しいものの、多彩なアクションを使いこなして難所を乗り越えた際の達成感は格別だ。その喜びにひとりで悦に入るのも本作の醍醐味であり、シェアプレイや録画した動画で友達に自慢するのも楽しそう。

もちろん、さまざまなアクションを状況に合わせて自在に駆使できるようになるには、慣れが必要。最初はうまくいかずに奈落への落下や、敵の銃弾にやられてヘコむことも多々あったが、繰り返し挑戦することで適切な行動を瞬時に選択できるようになっていく。

一見すると「こんな場所、どうすれば抜けられるの?」という絶望的なフィールドでも、何度も挑むうちに攻略ルートや有効なアクションが見つかり、少しずつ上達が実感できるのがうれしい。むしろ、操作をミスして招いたピンチをアドリブで華麗に回避したり、入り組んだフィールドを初見でクリアできたりしたときは、テンションもうなぎ登り! 「俺ってスゲー!」という感覚にひたれること請け合いだ。

舞台となるダーマタワーの内部は高層ビルが乱立するほど広大で、きらびやかなネオンの看板が乱立しているサイバーパンクな雰囲気の場所も。次はどんなステージが待ち受けているのかと、先へと進みたくなってしまう。

一瞬の油断が命取り! 一撃で敵や自分がやられてしまう緊張感

本作におけるもうひとつの大きな特徴が、主人公であるゴーストランナーに”体力ゲージがない”ということ。一発でも敵の攻撃をくらうとやられてしまうため、スリルは満点だ。ただし、それは敵も同じこと。固そうなアーマーに身を包んでいる兵士や鉄でできたロボットさえも、ゴーストランナーの繰り出すカタナの前には紙切れ同然。ボス以外は一刀両断にできてしまうのが気持ちいい。

とはいえ、やみくもに敵へ突っ込んでいっても銃などの飛び道具であっさりと返り討ちにあうのは間違いない。ウォールランで敵の狙いをそらしたり、周囲の時間をスローにしながら空中で軌道を変化して背後を取ったりと、さまざまな工夫が必要になる。

また、こちらの攻撃を防ぐシールドに守られた敵も登場。シールドを生み出しているビーコンを先に破壊しないと攻撃が通じないのでやっかいだが、ビーコンの位置やそこまでのルート、倒す敵の順番といった攻略法を考えるのが、また楽しい。

数々の敵を倒してフィールドを突き進み、ゴール目前という状況だとしても、敵が一体でも残っていれば気は抜けない。あとはこの敵を倒せばゴールまでの道が開く! というところでやられてしまい、悶絶したことは数知れず……。集中力をきらさずに、一撃必殺の攻撃をどうやって当てるかが、バトルの肝だ。

バトルを有利に運べる特殊能力も習得可能!

ゲームの進行に伴って、ゴーストランナーはさまざまな特殊能力を身につけることができる。複数の敵を一瞬で始末できる「ブリンク」や、敵はもちろん銃弾も吹き飛ばせる「テンペスト」など、ゲージを使用して繰り出せる技はどれも強力! ここぞというときに頼りになる。

また、ゴーストランナーのアクションを強化するモジュールも入手でき、それらを組み合わせることが可能。「リフレクト」モジュールを装備させるとカタナで銃弾を敵へ跳ね返すことができるようになり、「検出器」モジュールは収集できるアイテムがレーダーに表示されるようになるといった具合だ。

モジュールは便利なものばかりであれこれと装備したくなるが、そうはできないのが悩みどころ。各モジュールは正方形を組み合わせたブロックの形をしていて、装備メニューはそれをはめ込むパズルのようになっている。一度に装備できるモジュールには、限りがあるというわけだ。

強力なモジュールほどブロックが大きい傾向があり、組み合わせを考えるのはひと苦労。すべて装備させるのは不可能なので、どういったビルドにするかが個性と腕の見せどころとなる。ただし、装備しているモジュールの数が少ないほどゲージの自然回復量が増えるため、テクニックに自信のある人はあえてモジュールを装備しないという選択もアリ!

十分すぎるほどの歯応え! 幾多のピンチを乗り越える極上の達成感を味わおう!

最後にお伝えしたい特徴は、難易度がとにかく高いことだ。もちろんこれには個人差があると思うが、本作をプレイした人は数え切れないほどの死を迎えることになるはず。ゴーストランナーを自在に操るには慣れが必要なうえに、一撃でも攻撃をくらえばやられてしまうことなどは先に紹介したが、本作のキャッチコピーが「君には死が待っている」ということからも、いわゆる”死にゲー”に属するゲームであることは疑いようがない。

というか、このプレイレビューを行なうにあたり、何度死ぬことになったかなんて数えたくもない……数えたくないのに、死亡した数はしっかりとカウントされているのが憎らしい(笑)。

しかし、そんな死にゲーをこよなく愛する人がいることも、また事実。繰り返しになるが、さまざまな難所を多彩なアクションで乗り越えたり、敵の攻撃を華麗にかわして一刀両断にできたりしたときの達成感は格別。「こんなの絶対に無理!」とコントローラーを投げ出したくなったこともあったけど、失敗を重ねていくうちに攻略法が見えてくるバランスはとても秀逸だ。

気づけば、背筋に汗が流れるようなスリルがやみつきに。強力なボスに何度も挑み、攻略法を模索して苦労の末に撃破できたときのうれしさは、思わず拳を握ってしまうほどだ。

難易度の高いゲームデザインを快適(?)に味わえるよう、死亡時のリスタートがとても迅速なのが憎らしくもあり、うれしくもあるところ。チェックポイントはとても細かく設定されているので、少しずつでも先へと進むことができる。とはいえ、そのチェックポイントやゴール直前で死亡した際の気持ちは、筆舌に尽くしがたいものがあるのだが……。

アクションゲームに自信のある人や、「本当にそこまで難しいの?」と疑っている人にこそ、ぜひプレイしてもらいたい『GHOSTRUNNER』。華麗なパルクール・アクションでフィールドを自在に駆け抜ける爽快感、一撃必殺のヒリつくような緊張感、そしてピンチを切り抜ける極上の達成感を満喫してほしい。

『GHOSTRUNNER』プレイ動画

『GHOSTRUNNER』プレイレビュー! 幾多の死線を華麗なパルクール・アクションで切り抜ける、極上の達成感!

※記事内のプレイ動画をまとめたものです。


GHOSTRUNNER (ゴーストランナー)

・発売元:H2 INTERACTIVE Co., Ltd.
・フォーマット:PlayStation®4
・ジャンル:サイバーパンク・パルクール・アクション
・発売日:好評発売中
・価格:パッケージ版 希望小売価格 4,500円+税
    ダウンロード版 販売価格 4,500円(税込)
・プレイ人数:1人
・CERO:Z(18才以上のみ対象)

※ダウンロード版ご購入の際のご注意
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