『ウォッチドッグス レギオン』──近未来ロンドンで、正義のハッカー集団を組織せよ【特集第1回／電撃PS】

ユービーアイソフトより10月29日(木)発売予定のPlayStayion®4／PlayStayion®5(＊)用ソフトウェア『ウォッチドッグス レギオン』。本作は、あらゆる都市インフラがネットワーク化されたスマートシティが舞台のオープンワールドアクションシリーズの最新作だ。今回は、シリーズ共通の魅力であるハッキングに加え、プレイヤー自身の手で正義のハッカー集団“デッドセック”を組織できるという、過去2作とは異なるシステムが最大の特徴となっている。
＊PS4版『ウォッチドッグス レギオン』を購入された方は、追加費用なしでPS5版にアップグレードできます。

特集第1回では、発売まであと少しとなった『ウォッチドッグス レギオン』とはどんなゲームなのか？　その見どころやポイントについて解説していく。

暴力と陰謀がひしめくロンドンの街で自由を勝ち取るため、ハッカー集団“デッドセック”が立ち上がる！

今回の舞台は、イギリス・ロンドン。ビッグベンやピカデリーサーカスといった誰もが知るランドマークが再現されたこの街では、犯罪組織や民間軍事企業、未来主義者といった勢力が覇権をかけて抗争している。そして、組織の暴力におびえる人々を救い、自由を取り戻すために立ち上がったのが、正義のハッカー集団“デッドセック”だ。

『ウォッチドッグス レギオン』ストーリートレーラーはこちら

“デッドセック”は、スマートシティ化が進む世界でシステムを利用して不正を働いたり、弱者から不当な利益を得ている企業や集団に反抗するハッカー集団。初代『ウォッチドッグス』では、主人公に協力する組織として登場したが、2016年に発売された『2』では主人公はじめデッドセックのメンバーが中心となる物語が展開した。

今回は、ロンドン市民に自由を取り戻すためプレイヤー自身がデッドセックを組織することになる。メンバーとなるのは、ゲーム内に登場するロンドンの一般市民全員だ。過去作と同様、今作も同じ世界観のなかで独立したストーリーが展開するので、前作をプレイしたことがない人も普通にストーリーに入り込めるだろう。

ロンドンの街を探索して市民からデッドセックのメンバーをスカウトしよう！

今作最大の特徴が、ロンドン市民すべてがスカウト対象となるデッドセックメンバーのスカウト要素だ。プレイヤーは、オープンワールドのロンドン市街を探索し、これぞと思う人物を見つけたらデッドセックに勧誘できる。勧誘したメンバーはそのままプレイ可能なキャラクターとして登録され、プレイヤーはスカウトしたメンバーを切り替えつつオープンワールドの探索やミッションを進めていく。

過去作をプレイしたことがある人なら、主人公のスマートフォンを街の人にかざすと相手の個人情報をチェックできたことを覚えているだろう。今作でも彼らは職業や特技、持ち物など無限に思えるようなプロフィールをもって登場する。彼らの特徴はゲームクリアに役立つか否かだけではなく、戦闘かステルスかといったプレイスタイルにも大きく影響してくるため、普通にやってもプレイする人の数だけ異なるデッドセックが編成されることは間違いないだろう。

本作で採用されたメンバーのリクルート要素は、従来作にあった個性あるNPCをそのままプレイキャラクターとして使用できる斬新さとともに、プレイヤーの個性がメンバー構成に反映されるという自由度の高いシステムとなっている。

スカウト対象の悩みを解消してデッドセックにスカウト！

本作に登場するロンドン市民は、能力や装備以外にそれぞれさまざまなバックストーリーを抱えている。バックストーリーにもとづく彼らの悩みを解決することで、はじめてデッドセックメンバーへスカウト可能となる。

スカウト後のメンバーをカスタマイズすることも可能！

スカウトされたメンバーは、それぞれ固有のスキルや装備、乗り物などを持っている。プレイヤーは装備やスキルを追加して強化が可能だ。さらに外見のカスタマイズも可能で、個性的なコスチュームをまとったメンバーでゲームが楽しめる。

対戦＆協力プレイ要素をはじめ、発売後もさまざまな追加コンテンツを配信予定！

本作は発売された後もさまざまな追加コンテンツの配信が予定されていて、ゲームのストーリーをクリアした後も長い間プレイできるよう開発が進められている。

『ウォッチドッグス レギオン』発売後のコンテンツ＆シーズンパストレーラーはこちら

まず最初の目玉は、12月3日(木)のアップデートで追加予定のオンラインマルチプレイモード。このアップデートでは最大4人のプレイヤーとオープンワールドの探索が可能となるほか、協力プレイミッションが追加される。また、オンライン要素がもっと楽しくなるイベントも実施される予定。さらに無料の追加コンテンツとして新キャラクターやミッションの追加、ニューゲームプラスが利用可能になるとのこと。

さらにアップデートでは対戦モードも追加予定。ゲームモードは、クモ型のロボットを操作して戦う“スパイダーボットアリーナ”が遊べるほか、シリーズファンにはおなじみの“インベージョン”も復活する。相手プレイヤーのフィールドに侵入してハッキングを仕掛ける“ハイテクかくれんぼ”が今作でもプレイできる予定だ。

そして、『ゴールドエディション』および『アルティメットエディション』に同梱されるシーズンパス所有者は、過去作の登場人物“エイデン・ピアース”および“レンチ”がメインキャラクターとなる追加ストーリーがプレイ可能。エイデンとレンチのほか、4人の登場人物を使った個性的なゲームプレイで過去作のキャラクターのその後のストーリーが楽しめる。

いよいよ待望の発売まであとわずかとなった『ウォッチドッグス レギオン』。先にも書いたとおり、｢ウォッチドッグス｣シリーズは各作品でストーリーが独立しているので、本作を含めてどのタイトルからはじめても違和感なくゲームに没入できるだろう。

さらに、今作はハッキングを中心としたテクニカルなゲームプレイが魅力だった過去2作とはまた異なる、ハッカー集団の編成とメンバーの使いこなしという新たな要素がメインとなっているため、“続編”というよりは“新しいウォッチドッグス”といった新鮮なプレイ感覚で本作を楽しめるはず。発売延期を経て、よりブラッシュアップされた本作の出来栄えをぜひチェックしてほしい！

※『ウォッチドッグス レギオン』の商品構成の詳細は、公式サイトでチェック！

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