PS5™とDualSense™ ワイヤレスコントローラーの技術で生まれ変わった『NBA 2K21』! 次世代ならではの進化を遂げたゲームプレイを紹介!

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PS5™とDualSense™ ワイヤレスコントローラーの技術で生まれ変わった『NBA 2K21』! 次世代ならではの進化を遂げたゲームプレイを紹介!

※本記事は英語版PlayStation®.Blogの日本語翻訳記事です。

Visual Concepts では、PlayStation®5の『NBA 2K21』で比類のない次世代体験を作り出すことに懸命に取り組んでいます。今回は11月12日(木)の発売に向けて、PS5版『NBA 2K21』で皆さんに次世代のゲーム体験をお届けするために開発した様々な技術を紹介したいと思います!

次世代機のキャラクターモーション

開発者にとって、新しい家庭用ゲーム機の登場ほどワクワクするものはありません。次世代機の登場は、これからスポーツゲームというジャンルをどう前進させていくのか、私たちに一歩下がって考え直すいい機会を与えてくれます。次世代機へのジャンプで最も恩恵を受けたゲームプレイの一面を挙げるとすると、それはおそらくコート上の選手の動きです。キャラクターの動きは、優れたバスケットボールゲームの基礎となります――基礎がしっかりとしていないと、その他のさまざまな側面が崩れてしまうのは言わずもがな……。そのため私たちは、選手たちがボールを持っていてもいなくても、コート上にいる全員の動きを向上することに多くの時間を費やしてきました。「NBA 2K」シリーズの次世代への幕を開けるために努力を続けてきた結果、ここまでたどり着けたことに嬉しさを隠しきれません!

ドリブルモーション

ドリブルは次世代ゲーム機用にいちから作り直され、その違いは一目瞭然でしょう。PS5版では、数年前から使用しているシグネチャードリブルのスタイルのコンセプトはそのままに、それ以外のすべてを削り、再設計したことでボールを手に持ったときの感触は全くの別物となっています。さらには、ボールを守る時の動きやとポストでの動きが大幅にアップグレード! ドリブルの動きにおいて特に注目していただきたいのは、動きの再現性とその一貫性です。コート上で思い通りの場所に、想像通りの動きで体を運ぶことが、今までとは比べられないほど簡単にできるようになりました。不要なターンをしてしまったり、選手に間違った方向を向かせてしまうこともなければ、スピードを出しすぎたり、カットに失敗したりすることもありません――そう、思い通りに動くのです!

また今回は、プロコントロールのドリブルムーブシステムと同じエンジンを使用しているため、動きと技が連動して機能しています。選手のスピードはより正確に再現され、重量感もより現実に近いものとなります。進化した『NBA 2K21』は、まさにすべてが詰まったゲームです。言葉では表現し切れないほど、私自身もゲームプレイを楽しんでいます!

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ディフェンスとオフボール(ボールを持っていない時)の動き

ボールを持っているオンボールでのディフェンスからオフボールでのオフェンスまで、ドリブル以外の動きにはすべて、開発3年目のモーションエンジンが使用されています。私たちのモーションチームは、ボールを保有していないときの動きに次世代機ならではの体験をもたらすために、日々たゆまぬ努力を続け、ついに素晴らしいものを作り上げることができました! そのなかでも特に注目してほしい進化のポイントはこちらです:

  • さまざまな試合状況(トランジション ストップ、リークアウト、ガードブレイク、アンカー、スペース ペリメーター)に対応した独自のモーションアセットにより、コート上の選手の見た目や動きがよりリアルに。
  • パス、カット、ストップが改善されたことで、ディフェンダーの動きに安定感が増し、以前は見られたディフェンダーが滑る現象がほぼ解消されました。
  • モーションの安定性とレスポンスが全体的に改善されました。つまり、違和感のある動きが緩和されており、選手たちはより正確にコントローラーの動きを再現します。
  • 選手たちの体のサイズを認識するプログラムをアップデートしたことで、選手の差がより分かりやすくなりました。大きい選手は大きい選手らしく、ガードの選手たちはガードらしく動きます。そのため、シグネチャーモーションのスタイルをサポートする多くの新しいアニメーションが大量に追加されています。
  • 左スティックを弾くことで、ディフェンスポジションを微妙に調整するのに非常に便利な、クイックステップを使うことができるようになりました。
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足の接地感

バスケットボールでは足を滑らせるのは厳禁です。しかし、シリーズの過去の作品では、技術的な制約からこれを許容するほかありませんでした。進化したPS5版の『NBA 2K21』では、その点で大きな飛躍を遂げています。私たちのエンジニアが、足の接地のプログラムをいちから書き直した結果、PlayStation®4とPS5を比較すると圧倒的なビジュアルの改善が見て取れるようになりました。PS5版では、プレイヤーが選手の立ち位置の微調整を行なうと、足を滑らせるのではなくキチンと細かいステップが踏まれる、あるべき姿になったのです! プレイヤーがハードカットをしたり、加速したり、止まったり……ただ立ちながら細かい動きをしているときでも、適切なフットワークが見られるのは最高です。これによって『NBA 2K21』がリアリティにもう”ワンステップ”近づいているのです(笑)。

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ボディアップ

「ボディアップ」は私たちチームの間で、ボール保持者とディフェンダーの間で起こるすべての相互作用を表す言葉です。オフェンスとディフェンスの追いかけっこのようなシステムを正確に表現しようとするには、いつも苦戦しています。「ボディアップ」での私たちの目標は、改善されたドリブルとディフェンスの動きを強調することでした。そのためには定型的な相互作用を減らし、もっとプレイヤーのコントロールを尊重することが必要でした。『NBA 2K21』では、ドライブの際に適切なアングルを選んだり、不用意な接触の脅威を減らすことへのメリットで素晴らしいバランスが取れていると思います。

ディフェンダーに一直線に走り込もうとすると、その場で停止してチャージングを取られたり、強制ピックアップさせます。またボール保持者が、ディフェンダーのすぐ横を抜けようした際に、ディフェンダーがうまく合わせた場合は、よりリアルに、どちらの選手も滑らかに動き続けます。反対に、足の遅い(または反応が遅い)ディフェンダーは抜かれてしまうことになり、無理に止めようとするとブロッキングファウルを取られる可能性があります。優れたボール保持者は、相手を抜いてからハードストップして抜け出し、より効果的にディフェンダーのサイドステップを避けられるので、スピード以外でもインサイドを攻められるようになります。このロジックにより、結果的に幅広いプレイが可能となり、思い付く限りのあらゆる細部までが考慮されるようになりました。その結果、実際のNBAをより正確に再現した、優れた1on1のゲームが実現しているのです!

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ボールを持っていない状態での接触

「ボディアップ」と同様に、私たちはオフボールプレイにも同じ原理を取り入れたいと考えました。私たちのモーションチームは、ボールを保持していない状態での接触のシステムを根本的に作り直し、偶然起きた接触から、ハードな衝突まで、様々な接触を表現できるようになりました。オフボールプレイ中の動きの自由度が増しただけでなく、故意の接触時にも、不自然にボールを奪う動きや滑りが発生しなくなり、よりリアルになりました。これらの接触のなかでも私のお気に入りの要素は、新しいスクリーン時の動きです。ディフェンダーがスクリーンの衝突に引っ張られて、指示してもいない方向に走らされる、過去のバスケットボールゲームを悩ませてきた “吸い込みスクリーン”の日々はもう終わりです。スクリーナーの上からでも下からでも思いのままにスクリーンを回避できるようになりますし、体の小さなディフェンダーが大きな選手のスクリーンにぶつかれば、“KO”されます。 これらすべてが素晴らしい進化ですが、試合の肝心な場面でオフェンスとディフェンスの両方が納得できる結果になることが何よりも重要です。

インパクト・エンジン

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オフェンスとディフェンスのバランスをとるときに直面する最大の課題のひとつは、ペイント内での接触です。PS5版では、プレイヤーのコントロールを尊重すること、そしてゲームバランスのためにディフェンダーを特定の位置にワープさせないことを重要視してきました。しかし特にゴールを守り、ペイント内での大量得点を防ぐには、安定した接触でオフェンスの選手を止められるようにすることが重要になります。

『NBA 2K21』では、開発チーム内で「インパクト・エンジン」と呼んでいる新たな空中での接触時のシュートシステムを開発しました。その狙いは、過去のゲームで行なわれていた不自然にボールを奪う動きを完全に取り除き、空中で選手同士がぶつかり合う衝突をその場で演算することです――「インパクト・エンジン」は、それを実現するために必要な柔軟性を与えてくれたのです。また、選手が空中にいるときにリアルな接触を演算できるようになったことで、結果から逆算して、ジャンプする前のディフェンダーを特定の位置に無理に動かす必要がなくなりました。これはペイントエリアのディフェンダーを使用する際に最も目立つ変化で、特定のアニメーションを発動させるために選手が勝手に動くことがなくなって、プレイヤーが選手を自由に動かし、ボールを動かすことができるようにしているのです!

また、ペイントエリアのディフェンスをさらに強化するために、ブロックの対象指定に関するロジックが改善され、手がボールに追従するように(クリッピングを最小限に抑えるためにも)逆運動学をより多用するようになりました。新エンジンがもたらした主な恩恵のなかには、「NBA 2K」シリーズでは初めてとなる「接触しながらのアリウープ」と、ディフェンダー越しの「プットバックダンク」の登場があります。成功すれば見た目が最高にかっこよく、達成感を感じられますよ!

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さらに、地上での接触も大きくアップグレードされていて、特にチャージングとブロッキングファウルが大きく改善されています。シューターよりも先に動いて静止することできれば、オフェンスへのチャージングファウルがより多く成功する一方で、遅れれば、ブロッキングファウルがとられやすくなります。また、シューターがディフェンスに衝突してもチャージングやブロッッキングがとられない場合のために、「クラッシュ」レイアップを追加しました。これらのアニメーションによって、オフェンスがインサイドを攻めようとする際にはディフェンダーの存在を意識するようになるはずです。ディフェンスを対処できない場合は、「フローター」や「ジャンプシュート」などを使ってみるのもおすすめです!

DualSense™ ワイヤレスコントローラー

開発者として、これまたワクワクさせられるのは次世代機器とともにやってくる新ハードウェア機能の導入です。DualSense™ ワイヤレスコントローラーの「アダプティブトリガー」と「ハプティックフィードバック」を初めて耳にしたとき、私たちはそれでゲームプレイ体験をどう向上できるのか、すぐに考え始めました。PS5の開発キットが届いてまもなく、当社のリードエンジニアはいくつかの試作品をテストして、バスケットボールゲームに最もふさわしい活用方法を探りました。

「アダプティブトリガー」は、これを使って選手のエネルギーと疲労を表現することにしました。コートを走り続けプレイヤーのエネルギーが枯渇していくと、ダッシュトリガーの抵抗が増していき、選手のエネルギーが消耗していることが感じられます。また、ポストプレイにも「アダプティブトリガー」を使用しています。ポストプレイが得意な選手が弱いディフェンダーを相手にバックダウンでポストに入る際には、 L2ボタンにほとんど抵抗を感じませんが、逆の場合は抵抗が増すためL2を強く引く必要があります。プレイしてみると非常に面白く、実際にバスケットボールコートにいるような体験に浸ることができます!

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ハプティックフィードバックは、さまざまな場面での接触を強調するために使用しました。ボックスアウト時や激しい衝突、オフボール時の衝突などなど……選手同士が大きく接触するあらゆる状況で、相手選手の強さと衝突時のインパクトの大きさに応じて、さまざまな強度でコントローラーを振動させます。軽い接触と激しい接触の差を手のひらで感じられるのは最高です! またこれは、コート上で選手にハードワークをさせすぎていることをプレイヤーに伝える優秀な補強ツールでもあります。選手のエネルギー/スタミナレベルが消耗していると、シリーズでおなじみの負傷システムにより選手が体を壊してしまう可能性がありますので、ご注意を!

『NBA 2K21』の次世代技術を構築するために、開発の現場で起こったことは他にもたくさんありますが、今回はそのなかでも特に注目してもらいたいものを紹介しました。新しい技術は常に刺激的で、ハードウェアの進歩がソフトウェアの進歩につながり、それが新しいゲームプレイ機能を生み出し、このジャンルを前進させていく様子を見るのは最高の気分です!

それでは皆さん、PS5のコートでお会いしましょう!

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NBA 2K21

・発売元:2K / テイクツー・インタラクティブ・ジャパン
・フォーマット:PlayStation 5 / PlayStation 4
・ジャンル:スポーツ(バスケットボール)
・発売日:
 PS4 / 好評発売中
 PS5 / 2020年11月12日(木)
・価格:
 PS4 / パッケージ版 通常版 希望小売価格 7,000円+税
    パッケージ版 “マンバ フォーエバー” エディション 希望小売価格 12,800円+税
    ダウンロード版 通常版 販売価格 7,700円(税込)
    ダウンロード版 “マンバ フォーエバー” エディション 販売価格14,080円(税込)
 PS5 / パッケージ版 通常版 希望小売価格 8,000円+税
    パッケージ版 “マンバ フォーエバー” エディション 希望小売価格 12,800円+税
    ダウンロード版 通常版 販売価格 8,800円(税込)
    ダウンロード版 “マンバ フォーエバー” エディション 販売価格14,080円(税込)
・プレイ人数:1~4人(オンライン 最大10人)
・CERO:
 PS4 / A(全年齢対象)
 PS5 / A(全年齢対象)


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