好評発売中のPlayStation®4用ソフトウェア『Ghost of Tsushima』において、明日10月17日(土)配信予定のアップデートで、オンライン協力型マルチプレイモード“Legends/冥人奇譚”が追加されます。
※オンライン協力型マルチプレイモード“Legends/冥人奇譚”を利用するには、『Ghost of Tsushima』本編、インターネット通信環境およびPlayStation®Plus利用権が必要です。
『Ghost of Tsushima』アップデートトレーラー
※本映像には過激な表現が含まれます。視聴にはご注意ください。
※記事内の画面写真はすべて海外版のものです。
新要素であるマルチプレイモード配信直前に制作スタッフへのインタビューを実施! 本モードをプレイするポイントや見どころなどを聞いてみました。
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今回はサッカーパンチ・プロダクションズのNate Fox(ネイト・フォックス)とDarren Bridges(ダレン・ブリッジズ)のふたりに、新要素であるオンライン協力型マルチプレイ“Legends/冥人奇譚”や、今後追加を予定しているレイドモード“大禍”について語ってもらいました。
Nate Fox(ネイト・フォックス)
サッカーパンチ・プロダクションズ
『Ghost of Tsushima』クリエイティブ・ディレクター
Darren Bridges(ダレン・ブリッジズ)
サッカーパンチ・プロダクションズ
『Ghost of Tsushima』“Legends”リード
――『Ghost of Tsushima』発売後、多くのユーザーからさまざまな反応があったと思いますが、印象に残っている声や反応はありましたか?
ダレン:とても印象的な出来事がふたつありました。ひとつはプロレスラーストリーマーの放送を観た時です。彼はふだんカメラの前で毅然とした感じで戦っているんですが、本作のエンディングを観て泣いていたんですよ。「あんなに大きくてムキムキのレスラーを泣かせてやった!」と、とても嬉しかったです(笑)。
もうひとつは、主人公の「境井仁」を演じてもらったダイスケ・ツジさんがストリームでプレイしていた時です。彼にとってもゲームの詳細を体験するのは初めてで、撮影の数々が実際にはこんなふうに仕上がっていたのかと誇らしく感じてもらったようです。この10年で一番嬉しかったことですね。
――“Legends/冥人奇譚”は、いつ頃から制作を進めていたのでしょうか?
ネイト:本作品の初期のプレゼン段階から、協力型マルチプレイを入れようと企画していました。ずっと秘密にしておくのは大変でしたが、みなさんを驚かせることができて本当によかった。「本作を気に入ってくれてありがとう! でも、じつはまだこんなにお楽しみを用意しているんですよ!」といったサプライズができたと思うし、それに対してユーザーから大きな反響もあって非常に嬉しい気持ちです。
――“Legends/冥人奇譚”をプレイするうえでのポイントを教えてください
ダレン:このモードで描きたかったテーマは、侍同士が肩を並べて戦う“団結”です。仲のいいオンラインのフレンドと遊んでください。あなたを背中から攻撃したりしないプレイヤーと一緒に遊ぶのが楽しく遊べるコツだと思いますよ(笑)。
――“Legends/冥人奇譚”で手に入る武具にはレアリティがあるようですが、いわゆるユニーク、エキゾチックのような特殊な武具もあるのでしょうか?
ネイト:まず基本情報として、ミッションをクリアすることで報酬が得られます。ゲームを進めていけば、さらにレベルの高い報酬が得られますので、どんどんプレイしていけばエキゾチックな伝説の武具が得られます。
用意されている武具はそれぞれ多様な効果を持っていて、例えば、ある弓は敵をヘッドショットすると、その矢が反射して別の敵を貫くといった効果があります。そうした伝説の武具を手に入れて、それらを中心にどのような装備を構築するのかを考えることで、これまでにはないユニークなプレイスタイルを生み出せると思います。
――“Legends/冥人奇譚”の制作にあたって、日本の古い民話や伝説を参考にしたとのことですが、具体的に強く影響を受けたものはありましたか?
ダレン:本編では基本的に蒙古兵が敵となりますが、“Legends/冥人奇譚”では鬼や天狗といった妖怪が登場します。いくつかの日本の神話からインスピレーションを受けて、オリジナルの物語を作りました。神話に登場する神々の名前が奥義やストーリーの一部にも使われています。
また“Legends/冥人奇譚”の設定として、対馬にいる行善(ぎょうぜん)という語り部が、さまざまな冥人の物語を超自然的な解釈を加えて教えてくれます。これまでの冥人たちの物語は人間だけが成したのではなく「こんな怪異の仕業だった」「こんな力があった」という彼自身の解釈を持って語り直しているので、そうしたストーリーだと捉えていただければと思います。
――新たな語り部ということですが、“琵琶法師”のような演出もあるのでしょうか?
ネイト:“Legends/冥人奇譚”の語り部である行善は琵琶法師ではありません。本編にあったような琵琶法師の語りや墨絵の演出こそありませんが、行善は本モードへの入り口というだけではなく、ナレーター役も果たしています。ストーリーを進めていくことで冥人の物語を天の声のように解説してくれるので、彼の語りは“Legends/冥人奇譚”をプレイするうえでの重要な演出となっています。
アップデート後は、対馬のさまざまな場所で行善を見つけることができ、そこから“Legends/冥人奇譚”に入ることも可能です。
――“大禍”のクリア報酬は豪華なものなのでしょうか?
ネイト:“大禍”つまりレイドモードをクリアすることで、いくつかの報酬が得られます。私たちはこのモードをエンドコンテンツだと考えており、ほかのモードを何度もクリアしてよい武具や装具を手に入れたり、あるいは技やテクニックを身につけて挑む必要があります。そして何より信頼できる仲間を見つけて、4人1組で挑むことが大切になるでしょう。
クリアして得られるものには武具や技、ほかにはいわゆるコスメティックやスキンなどを用意しています。週ごとのチャレンジがあり、毎週クリアするごとにさまざまな装具やスキンがもらえるようにもなっています。
――今後のアップデートも“Legends/冥人奇譚”が中心になっていくのでしょうか?
ネイト:10月17日(土)に配信されるアップデートで、『Ghost of Tsushima』コンテンツの多くをカバーしています。レイドや週替わりの挑戦(ウィークリーチャレンジ)のほか、“百鬼”という難易度もあります。これは2人用モードの奇譚、4人用モードの“九死”に対して、一番高難易度のミッションを週ごとにプレイできる要素です。
その後のアップデートは、“百鬼”難易度のミッション、特別な報酬がもらえる週替わりの挑戦、そして格付け(リーダーボード)でミッションの成果を競うことが中心になると思います。
――それらの要素に一丸となって挑めるような、いわゆるクランやチームのようなものは用意されるのでしょうか?
ネイト:PS4の機能を使ってパーティを組み“Legends/冥人奇譚”に挑むことはできますが、ゲーム内でパーティを組むクランやチームといった機能はありません。
フレンドやほかのプレイヤーたちと4人1組で、その都度組む形になっています。ロビーで待ってフレンドに招待を送ることもできますし、ほかのプレイヤーとのマッチメイキングも可能です。フレンドふたりで4人モードに挑む場合は、マッチングで残りのふたりを見つけることになります。
――そういえば、牢人が召喚する犬の式神がなでられるとのことですが、ほかにも召喚できたりなでられる動物はいますか?
ネイト:“Legends/冥人奇譚”では、ある方法でクマの式神を呼び出して戦わせることができます。もちろんクマの式神もなでられますよ!
――最後に日本のプレイヤーに向けて、“Legends/冥人奇譚”に期待してほしいところなどのメッセージをお願いします。
ダレン:まずはアップデートして、フレンドと『Ghost of Tsushima』の世界を共有して楽しんでください。
本作をリリースして、みなさんが楽しんでいる様子を見るのが非常に楽しかったです。この“Legends/冥人奇譚”は、我々のスタジオが初めて出すジャンルのモードですので、みなさんがどのようにプレイするのかも気になりますし、私自身もみなさんと一緒にプレイできるかもしれないという体験を非常に待ち遠しく思っています。
あともうひとつ、“Legends/冥人奇譚”専用のフォトモードもあります。パーティに入っていればみんなで一緒に写真も撮れますし、専用のポーズもいろいろと用意しています。みなさんがどんな写真をSNSに投稿するのか、こちらも楽しみにしています。
ネイト:私もフォトモードを使ってどんな写真が投稿されるのか楽しみです。発売後、開発者として嬉しかったのが、プレイヤーのみなさんがフォトモードを使っていろいろなものを作り上げてくれることでした。みなさんの創造性を体験できることが楽しかったので、“Legends/冥人奇譚”でも楽しみにしています。
Ghost of Tsushima (ゴースト・オブ・ツシマ)
・発売元:ソニー・インタラクティブエンタテインメント
・フォーマット:PlayStation 4
・ジャンル:オープンワールド時代劇アクションアドベンチャー
・発売日:好評発売中
・価格:パッケージ版 希望小売価格 6,900円+税
ダウンロード版 通常版 販売価格 7,590円(税込)
ダウンロード版 デジタルデラックスエディション 販売価格 8,690円(税込)
ダウンロード版 デジタルデラックスアップグレード(*) 販売価格 1,100円(税込)
・プレイ人数:1人
・CERO:Z(18才以上のみ対象)
*通常版をデジタルデラックスエディションにアップグレードします。
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