『Anno: Mutationem』は、私たちThinkingStarsのあらゆる要素がミックスしたゲーム作品です。2D+3Dモード、アクションとアドベンチャー、スプライトとポリゴンを組み合わせ、さらにRPG要素を放り込んで、活気あふれるサイバーパンクな世界に命を吹き込みます。では、この2Dと3Dの融合がどのように実現しているのかをお話ししましょう。
まず、プレイヤーはメインキャラクターである孤高の女戦士「Ann」を操作し、友人であるハッカー、アヤネのサポートを受けながら冒険を進めます。「探索モード」と呼ばれる状態でゲームをスタートしますが、ここでは往年の人気アクションRPGと同じように、3D環境の中を動き回り、NPCと話をし、世界と触れ合うことになります。焦る必要はありません。自由なペースでいきましょう。
次は「2Dバトルモード」にシームレスに切り替わり、Annはブロードソード、ハンドキャノンなどを構えて、高速かつ凶悪なペースの戦闘に突入します。バトルはダブルジャンプや回避行動、タイミングを合わせた地面スマッシュなどが満載です。誰もがお気に入りの2Dアクションゲームよろしく、大興奮のプラットフォームアクションや巨大ボスとの戦闘が楽しめます。
このクールなシステムにぜひ注目してもらいたいです。もちろんスタイリッシュな外観だけでなく、ゲームプレイもしっかりできています。
ピクセル方式のビジュアルと2Dスプライトは、さしずめ私たちが幼少期からプレイしてきたゲームへのラブレターといえるでしょう。現在の技術を使用することにより、巨大な都市や世界を現代的なスタイルで作り出し、サイバーパンクにぴったりなハイブリッドな雰囲気を演出しています。
トレーラーにはプレイヤーが探索できる大都市のひとつが映っています。人混みに紛れて夜の通りを歩き回るもよし、Annのアパートへ戻って休憩しながらメールチェックするもよし、近くの店で物資を買い揃えるもよし。また、多くのアクションRPGのようにアイテムの売買、新装備の作成、お気に入り装備の強化なども可能です。ゆっくり休んで装備を整えたら、Annとともに次のミッションに出掛けましょう。
『Anno: Mutationem』の舞台は、いわゆるサイバーパンク世界であり、見慣れた光景やネオンライトが散りばめられています。しかし、トレーラーには、醜悪な爬虫類型の怪物や、恐ろしげな像に見守られた血の海といった、悪夢のような光景が出てきます。そしてこの世界は不気味で奇妙な「何か」に向かっていくことに……。
このシュールな感覚を味わうストーリーなのですが、ネタバレはなしとさせてください。ただ、複雑怪奇で異質で、時折思わず「やばい、やばいって!」と言ってしまうような物語に仕上がっている、とだけは申し上げておきます。
プレイヤーの皆さんが私たちのサイバーパンク世界に足を踏み入れ、目一杯楽しんでもらうことを願っています。そして自分の住む世界のように感じ、そこで見た光景、状況、出会うキャラクターを脳裏に焼きつけ、さらにアクションシーンで戦いのスリルを味わいながら、暴かれていく物語に身を浸すことを。
『Anno: Mutationem』の世界にようこそ。お越しの際は、銃と人工義肢をお忘れなく。
※本情報はState of Playで発表された内容となります。販売するタイトルは国・地域によって異なる場合があります。
※本記事で紹介しているトレーラーは英語版となります。
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