男女ふたりの視点から追う、ミステリアスな事件の真相は……。本日7月30日(木)に発売となったPlayStation®4用ソフト『Root Film(ルートフィルム)』は、ダブル主人公で贈るアドベンチャーゲーム。10年間「封印」されていた、島根県の観光PRをかねたミステリードラマの制作に携わることになった映像作家・八雲凛太朗は、行く先々で奇妙な殺人事件と遭遇することに。
そしてもうひとりの主人公である新人女優のリホは、親友の父親の死の謎を追うために行動を起こす。
舞台となる島根県全域を探索する中で、出会った人々との会話から事件解決の切り札となるキーワードを得る「共感覚」。さらにそうしたキーワードを武器に犯人と論戦を交わす「マックスモード」など、緊張感あふれるシステムを搭載した本作。
犯人との直接対決を制し、事件の真相へと迫っていく!
始まりは、映像作家3人による競作という観光PRプロジェクトへの参加から
気鋭の映像作家・八雲凛太朗が参加することになったテレビ企画。それは島根県を舞台とする、観光PRを兼ねたミステリードラマの制作だった。
パイロット版が撮影されて以来10年間、理由不明のまま中断されていたこの企画。映像作家3人による競作もこのプロジェクトのポイントらしく、それぞれ異なる女優を主役にして撮影するという。
自分以外の映像作家ふたりが有名な監督だと知り、興奮する八雲。撮影のために八雲はスタッフとともにプレロケハンへ向かうが、行く先々で陰惨な殺人事件が発生。それら一連の事件の真相は、やがて10年前のドラマプロジェクトへと繋がっていくのだった……。
八雲 凛太朗
やぐも りんたろう
CV:駒田 航
小さな個人事務所「八雲映像」を構える貧乏映像作家。たまにくる小さな広告動画やインチキ心霊DVDなどの作成で糊口をしのいでいるが、現状に満足せず常に自己研鑽はおこたっていない。最近は「6minutes 映像祭」「アジア・ムービー・コンペティション」などで入賞を果たし、新進気鋭の映像作家として注目されつつある。
リホ
CV:茜屋日海夏
快活でよく笑う、もうひとりの主人公。高校生のときにスカウトされ、東京の高校へと転入。学業と平行して女優業を学び、17歳でデビューする。弱小事務所所属ということもあり地味なデビューだったが、高い演技力により少しずつだが業界からも評価されつつある。
曲 愛音
まがり あいね
CV:芹澤 優
八雲映像で働く、口の悪いアシスタント。柄がよくない点から元ヤン疑惑もある子だが、編集ソフトや機材を扱う能力はかなり高く、細かいところにも気がつく。八雲の世話も、よく焼いている。
真鍋 祥子
まなべ しょうこ
CV:日髙 のり子
ドラマ主演の仕事を獲ってきた、リホのマネージャー。ロケハンのため、リホとともに島根各地を巡る。
天方 一葉
あまかた ひとは
CV:久保田 未夢
弱小事務所に所属するアイドル。島根ミステリードラマプロジェクトの主演女優としてピックアップされた3人のうちのひとりで、八雲は彼女をパートナーとして選出する。作中では、彼女ともに島根各地をロケハンして回ることになる。
金手 杏一
かなで きょういち
CV:澁谷 梓希
八雲とよくつるんでいるカメラクルー。まだまだ修行中ではあるが、度胸とカメラマン根性があり、金額的にも無理を聞いてくれるので貧乏な八雲としてはありがたい存在。寡黙で職人肌なタイプで、いつも少し眠たそうな表情をしている。
青戸 美絵
あおと みえ
CV:若井 友希
リホの高校時代の友人で島根大学の一年生。小泉八雲の研究をしており、進学を機に島根で暮らしはじめた。父親に対する愛情が深く、思い込みが激しいところもある。顔立ちはかわいいが、しゃれっ気はあまりない。
琴城 絢音
ことしろ あやね
CV:山北 早紀
島根の名家・琴城家のお嬢様。無邪気で人懐っこいが、気が強くてワガママなところもある人物。従兄弟の和哉と付き合っており、結婚したいと考えている。
拝嶋 モナミ
はいしま もなみ
CV:皆口裕子
島根ミステリードラマプロジェクトの監督のひとりである井伏依沙也のアシスタント。井伏のマネージャー業務もこなしており、控えめで大人な秘書といった風情の女性である。
ダブル主人公で読み解く、奥深いミステリードラマ
八雲とリホというふたりの主人公の視点から事件を追う本作。10年前に秘められた記録、現代社会に蔓延するネット社会の闇、狂気とアートのカタルシス……といったテーマのもとでつづられる物語は、「御神楽少女探偵団」シリーズなどで知られる河野 一二三(こうの ひふみ)氏が担当。ここでは、八雲編とリホ編それぞれの事件を紹介していく。
八雲編第一話……呪いのフィルムと黄泉比良坂
島根県松江市で「八雲映像」の事務所を構える映像作家の八雲MAXこと八雲凛太朗。あるとき彼のもとに舞い込んだ依頼は、島根県を舞台としたオムニバス・ミステリードラマの撮影だった。
著名監督に混じり、新進気鋭の監督枠として八雲を起用したいというプロデューサーの言葉に、舞い上がる八雲。聞けば、10年前に凍結されていたというこのプロジェクト。その復活にあたって提示された条件は、プロジェクトが中止となった原因である「呪いのフィルム」の真相を突き止めることだった。
リホ編第一話……親友・美絵との再会と、彼女の父の不審死
弱小事務所に所属する新人女優のリホ。彼女はまだ駆け出しで無名ではあるものの、その演技の才能は高く評価されつつあった。
島根TVが企画するドラマプロジェクトの主演女優のひとりとして抜擢された彼女は、マネージャーの真鍋とともに島根県を訪れていた。もともと島根出身であったリホは、この機会を利用して高校時代の同級生である美絵との再会を果たす。
久しぶりの再会を喜び、美絵の案内で島根観光を楽しむリホと真鍋。夜になって美絵の父・耕作も合流し、レストランでの食事を楽しむ4人。しかし、耕作にかかってきた一本の電話が和やかな雰囲気を一変させる。
突如顔色を変えて席を外す耕作だが……彼はそのまま、帰らぬ人となってしまう。娘である美絵も知らなかった、父の実家である琴城家の当主の死や、父がその継承権を持つひとりだったことなど……。多くの謎を残したまま、美絵の父は謎の死を遂げてしまう。
▲リホたちは親友の父の死を機に、旧家の後継者争いにまつわる事件を追うことになる。
八雲とリホ、ふたりの視点から語られるそれぞれの物語
映像作家の八雲と、新人女優のリホ。立場も追う事件も異なるふたりの物語は、やがてひとつの事件へと収束していく。ここでは、八雲編とリホ編、それぞれの物語の先の展開を、少しだけお見せしていこう。
覚えたキーワードを活用する「共感覚」システム
共感覚とは、会話中のキーワードを手札として獲得し、犯人を追い詰める際の切り札として活用する能力のこと。深層意識の中で「忘れてはいけないキーワード」と判別された言葉が、画面に浮かび上がって視覚化される。
犯人を論戦で追い詰める「マックスモード」!
ストーリーが進行すると、主人公が犯人と思われる人物との対決に望む「解決編」が発生。論戦中にはさまざまな選択肢が登場し、共感覚で得たキーワードを使いながら相手を問い詰めていく。
※画面の「犯人」はネタバレ防止用のダミーデータを使用しています。
ゲームの雰囲気を味わうなら、体験版をまずはプレイ!
現在PlayStation®Storeで配信中の体験版では、八雲編の第1話がプレイ可能。こちらのセーブデータは製品版に引き継ぐことができるので、気になる人はまずは体験版をプレイしてみよう。
『Root Film』無料体験版をPS Storeでダウンロードする
綿密な現地取材により島根の風景を再現し、ゲームを楽しみながらちょっとした観光気分も味わえる『Root Film』。男女のダブル主人公や犯人との対決などユニークな試みも多い本作、ミステリー好きに強くオススメしたい一本だ。
Root Film(ルートフィルム)
・発売元:角川ゲームス
・フォーマット:PlayStation 4
・ジャンル:ミステリーアドベンチャー
・発売日:好評発売中
・価格:パッケージ版 希望小売価格 6,800円+税
ダウンロード版 販売価格 7480円(税込)
・プレイ人数:1人
・CERO:D(17才以上対象)
©2020 KADOKAWA GAMES
コメントの受付は終了しました。