アーマードアベンジャー｢アイアンマン｣となり、新たなアドベンチャーを体験できるPlayStation®VR専用タイトル『マーベルアイアンマン VR』が7月3日(金)より発売中！

究極のアイアンマン体験を楽しめる『マーベルアイアンマン VR』

開発スタジオのCamouflajが手掛ける『マーベルアイアンマン VR』は、アイアンマンを題材とし、トニー・スタークの奥深い物語をふんだんに盛り込んだPS VR専用のアクションゲームとして制作されている。

PS VRのヘッドセットを装着すれば、そこはもうアイアンマンの世界！　PlayStation®Move モーションコントローラーを2本(＊)使ってアイアンマンのリパルサー・ジェットを発動しながら青空を飛び交い、歴代の敵とアクションたっぷりなバトルを楽しめる。また、トニー・スタークのガレージでは、アイアンマンのアーマーをカスタマイズすることが可能だ。
＊ 別売のPS Move モーションコントローラーが2本必要です。

【ストーリー】
本作ならではのオリジナルストーリーでありながら、おなじみのマーベルキャラクターも登場！

トニー・スタークは兵器製造から引退し、アイアンマンとして悪と戦うための技術開発に専念している。トニーが世界的スーパーヒーローとなって数年経ったころ、スターク・インダストリーズの過去の武器を使い回すハッカーであり、反企業主義者でもある謎の存在｢ゴースト｣に攻撃される。

ゴーストはスターク・インダストリーズを潰そうと世界中のスターク支社を攻撃し、やがていちかばちかの決戦へと発展する。

公開中の映像｢制作秘話トレーラー｣と｢アイアンマン世界への没入｣では、アイアンマンになりきれる本作のアクションや世界観について、開発スタッフが紹介している。まだ見ていない人は、ぜひチェックしてほしい。

大空を舞い敵を撃つ、アイアンマンのスーパーパワーをこの手に！ 超体感型アクションをプレイレビュー

ここからは、まだ本作を体験していない人に向けて、ゲームを解説しながらのプレイレビューをお届けしよう。アイアンマンのファンはもちろん、これまでにないVRアクションゲームを楽しみたい方には、ぜひ一度プレイしてほしい作品だ。

まるで両手からジェットを噴射している気分になれる直感的フライト体験

アイアンマンの飛行スタイルといえば、手の平からジェットを噴射して大空を飛びまわるというもの。本作では左右の手に持ったPS Moveモーションコントローラーによって、この体験を完全再現している。

Tボタン(トリガー)を引くと手の平からジェットを噴射し、手の平を真後ろに向ければ前進する。プレイしている体勢はアイアンマンの飛行ポーズそのもので、空を切り裂くように飛ぶ気持ち良さで思わず前傾姿勢になってしまう。手の平を正面に向けると後退、真下に向ければ上昇し、真上に向ければ降下、またトリガーを2回連続で引くとブーストによる高速移動ができる。体の動作と飛行感覚が連動しているため、自分の手にリパルサーがついている気分だ。

方向転換するには、曲がりたい方向に顔を向ければいい。上海の高層ビル群を縫うように飛ぶときや、狭い渓谷でゴーストを追跡するときのスラローム飛行は爽快感たっぷり。最初のうちはうまく曲がれずにぶつかってしまうこともあったが、トリガーを離してスピードを緩めたり、ブーストで加速したりと、速度調節とターンの感覚を手の内に入れてからは、まさに自由自在に飛び回れるようになった。ターンボタンの操作による方向転換も可能なので、椅子に座ったままでプレイすることもできる。

また、ミッション中には移動や攻撃以外のアクションが発生する。鎮火剤で爆発したエンジンの炎を消したり、荷物を指定の場所まで運んだり、即席リアクターを工作したりと、シチュエーションに合わせたアクションはさまざま。個人的には、飛行機のボディを引っぺがす、重いハッチをこじ開けるといったような、スーツのパワーを感じられる乱暴なアクションが気に入った。

レーザー、ミサイル、ロケットパンチ、そして必殺のユニビーム！ 多彩な武装で倒しまくる爽快コンバットシステム

各ミッションでは、さまざまな種類の戦闘ドローンや、ヴィランのゴーストが敵として現れる。これらと戦うためのアイアンマンの武装はじつに多彩だ。

まず基本となるのが両手のリパルサー。手首を立てて手の平を正面に向け、Moveボタンで発射する。手の向きそのままに狙えるので使いやすいが、撃ちすぎるとオーバーヒートして短時間のクールタイムが必要だ。

腕部にはサブウェポンが仕込まれており、手首を寝かせるイメージで腕を突き出すとリパルサービームから切り替わり、Moveボタンで発射。マルチロック可能な｢スマートミサイル｣、連射が利く｢オートキャノン｣、強力な｢アンチアーマーミサイル｣などの種類があり、左右の腕に異なる武装をセットすることもできる。いずれもリパルサービームより強力だが、撃ち切るとリロードに少しの時間を要する。

また、格闘攻撃となるロケットパンチも可能。右手の×ボタン、左手の○ボタンを押しながら、実際に腕を振ってパンチを繰り出す。ワン・ツー・スリーと3連発でき、堅い敵を殴り倒すのは爽快だ。腕の振りは小さくても認識してくれるが、あまりの気持ち良さで思い切りパンチしてしまいがちなので、周囲に物がないか気をつけよう。

さらに、胸部からは必殺のユニビームが！　敵を倒すことでエネルギーがチャージされ、100％までたまると発射準備完了。超強力な極太ビームを数秒間照射し続け、敵の群れを一気になぎ払うことができる。発射の機会が限られる奥の手だけに、敵の数が多いタイミングまで待ってから全滅させるとスッキリサッパリ！

これらの武装を使い分け、敵を次々と撃ち落としていくとテンション上がりまくり。ただ、こうも思うだろう。｢手の平のスラスターで移動制御しているのに、攻撃も手の動きで操作するの？｣と。そう、移動も攻撃も、自分の腕を動かして行なうのがアイアンマンのスタイル。だから、高速移動からジェットを切って慣性飛行中に手早く攻撃したり、右手で射撃しながら左手でジェットを吹かしたり、そうかと思えば瞬時のブーストで敵の攻撃を回避するなど、戦闘中はかなり忙しい。慣れないうちは敵を狙うのに精一杯で被弾することも多いが、飛び回りながら狙い撃つコツをつかむと、ヒーローらしい華麗な戦いを満喫できるようになる。

スーツの武装や性能、見た目まで自在にカスタマイズ！

マリブにあるスターク邸。このガレージにはアーマーステーションがあり、スーツのカスタマイズができる。

リパルサーを標準の｢ラピッドリパルサー｣からタメ撃ちタイプの｢チャージリパルサー｣に交換したり、サブウェポンを選んだり、あるいは耐久力や飛行速度、サブウェポンのリロードタイム短縮など、スーツの性能を上げることも可能だ。カスタムセットは2種類まで保存できるので、ミッション内容によって使い分けられるようにもなる。

カスタマイズ項目のアンロックには、ミッションクリア時の評価によって獲得できるリサーチポイントを使う。一度クリアしたミッションはいつでも再挑戦できるほか、ストーリーミッション以外のフライトチャレンジとコンバットチャレンジでも獲得可能。遊ぶほどにスーツを強化できるやり込み要素となっている。

また、ミッション中に特殊な条件を達成することで、スーツのスキンをアンロックできる。1回のユニビームで一定数の敵を撃破するなど、条件はさまざま。こちらもやり込みの一環として、挑戦したくなる要素だ。

アイアンマン世界に浸る新たな物語

ストーリーは本作オリジナルだが、世界観やキャラクターの設定は、全編にわたってアイアンマンファンがしっかり楽しめる内容に。ペッパー・ポッツやニック・フューリー、AIホログラムのフライデー、ヴィランのゴーストなどおなじみのキャラクターが登場する。

そしてなんといっても、トニー・スタークという愛すべきキャラクターとして物語を進められるのがうれしい。知的で飄々とした物言い、隠しきれない傲慢さ、そして過去の行ないを悔いる姿まで、すべてが彼の魅力だ。本作の物語も、トニーが武器商人だった過去が大きく関係し、さまざまな事件が巻き起こる。爽快なVRアクションだけでなく、物語も見ごたえ抜群なので、ぜひ楽しんでほしい。

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