『マーベルアイアンマン VR』の気になる舞台や戦闘アクションなど、最新情報を一挙公開!

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『マーベルアイアンマン VR』の気になる舞台や戦闘アクションなど、最新情報を一挙公開!

※本記事はUS版PlayStation®.Blogの日本語翻訳記事です。

『マーベルアイアンマン VR』の発売がついに1週間後に迫る中、本日はこのゲームにおいて皆さんがどのような体験をお楽しみいただけるのか、新しい要素をいくつかご紹介していきたいと思います。

PlayStation®Storeで無料体験版を公開してから、ユーザーの皆さんからは、ゲームの飛行や戦闘時の操作、三次元HUDそしてVR用にデザインされたグラフィックなどについて、素晴らしい反響をいただきました。また、充実した体験版を受けて、「正式版はいったいどれくらいの長さなんだろう?」と疑問に思われたプレイヤーも多いのではないでしょうか。そういった詳細に関して、本ブログでご説明していきたいと思います!

アイアンマンを題材とした究極のバーチャルリアリティゲーム

私自身、PlayStation®VRマニアのひとりとして、体験版や短編のゲームではなく、VR専用の大規模なタイトルが多くのプレイヤーから望まれていることを感じていました。その期待にお応えするべく、『マーベルアイアンマン VR』はアイアンマンを題材とし、トニー・スタークの奥深い物語をふんだんに盛り込んだPS VR専用のアクションゲームとして制作しました。当初、ストーリー自体の長さは4~5時間程度を想定していましたが、最近のプレイテストのデータによると、プレイ時間は平均でもその2倍以上になっており、いい意味での驚きがありました。

壮大なオープンワールド

本作の開発において、Camouflajのメンバーが直面した大きなチャレンジのひとつは、高速で飛び回ることができる、壮大で美しい環境をつくりあげることでした。そのために、私たちは最初に制作したゲームである『République』よりも何倍も大きな環境を構築しなければなりませんでした(単純な比較として、本作の最初に登場するマリブのマップには『République』全体のマップが23個分収まります)。

そしてアイアンマンの高速飛行に追従する速度でテクスチャのストリーミングを実現することは技術的にも困難でしたが、プレイヤーが美しく描かれたマーベルの世界を飛び回れるよう、あらゆる手段を尽くしました。その一部をご紹介しましょう。

S.H.I.E.L.D. ヘリキャリア
S.H.I.E.L.D. ヘリキャリアの内外を飛び回る体験を完全に実現させるためにマーベルと協力して開発を進めることは、本当に素晴らしい経験でした。スタジオのアーティストがつくりあげたこの空間の緻密さには、作品に対する愛が溢れていると思います。

上海
私たちにとって最も大がかりだったマップ、上海では、密集した高い建物の合間を縫うように飛び回る、ユニークな感覚を体験していただけます。スターク・タワーを中心に展開されるアクションやドラマからなるストーリーラインの展開においては、Marvel GamesのVPおよびHead of CreativeであるBill Rosemann氏、そしてCreative DirectorのTim Tsang氏と密接に協力してきました。

スターク工場
私のお気に入りのマップのひとつは、閉鎖されたスターク・インダストリーズの工場です。比較的小さなスペース(それでも『République』のワールド3つ分にあたります)にも関わらず、コンバットチャレンジをプレイするための最高の環境になっています。

もちろん、このほかにもさまざまなマップを用意しているので、プレイヤーである皆さんにVR空間で、ご自身の目で見ていただくことが楽しみでなりません。

戦闘の奥深さ

無料体験版をプレイいただいて、アンロック可能なコンバットチャレンジがあることを発見してくださった方は、ゲームの一瞬一瞬の戦闘に奥深い要素があることに気づかれたことでしょう。

ストーリー全体を通して、最後のカットシーンの場面にたどり着くまでに、プレイヤーの皆さんがまるでインパルス・アーマーと融合したかのような完全な操作を実現するべく、核となるメカニクスを詰め込みました。ここでは、その中でも基本となるメカニクスの概要をご紹介したいと思います。

ブースト
皆さんからの反響で、高速ブーストをとても楽しんでくださっていることがわかったので、つい数週間前に、正式版でブーストできる回数をさらに増やしました。シートベルト着用を忘れずに!

ロケットパンチ
これは私のお気に入りのメカニクスです。1、2、3のヒットコンボパンチからリパルサーブラスト、またはサブウェポンを使って敵を倒すのにハマっています。

サブウェポン
アーマーステーションでリサーチポイントを使って、ガントレットから発射する強力なサブウェポンをアンロックすることが可能です。本編をプレイする際は、ぜひアーティストのChris FosterとアニメーターのBenjamin Mealsがこれらの武器に込めた素晴らしいディテールも確認してみてください。腕からこれらの武器が現れるのをVRで見るのがどれだけカッコいいか、言葉では言い尽くせません。

グラウンドパウンド
ロケットパンチをさらにワイルドにしたグラウンドパウンドは、敵に向かってものすごい速さで襲い掛かることができます。グラウンドパウンドの習得には練習が必要ですが、身につけてしまえば横向き、縦向き、両方の滑空で強力な力を得ることができます。

ユニビーム
観察力が鋭いプレイヤーは、敵を攻撃することでユニビームのメーターがチャージされることに気づかれたかもしれません。フルチャージすると、アイアンマンの胸部から強力なユニビームを発射することが可能です。ただし重要なのは、発射すべきベストなタイミングを見極めることでしょう……。

まだまだここでは紹介しきれていないメカニクスがたくさんありますが、『マーベルアイアンマンVR』の一瞬一瞬のアクションに、私たちがどれだけの愛と奥深さを込めてきたかを少しでも感じていただけたらと思います。そして本当のチャレンジは、ゲームをクリアして初めてアンロックされる、容赦のないオプションミッションをクリアできるかどうか、ということでしょう(実際かなり難しく、私はまだクリアできていません……)。

トニーのガレージとアーマーステーション

マーベルの素晴らしさのひとつは、素晴らしいアクション要素と共感できるキャラクターのドラマをひとつに結び付けていることです。そのため『マーベルアイアンマン VR』では、アイアンマンのアクションに加えて、「自分自身」が最大の敵だというトニー・スタークの葛藤、という私的な物語を用意しました。

ネタバレにならない範囲でお伝えすると、インパルス・アーマーをカスタマイズすること自体がトニー・スタークの自分自身の過去との戦いにつながるようにしています。

個人的に私が好きなのは、アーマーステーションへ行き、あの素晴らしいインパルス・アーマーを眺めてから、新しく強化したり、サブウェポンでアップグレードしたりすることです。これはすべて直観的な3Dインターフェイスによって行なうことができ、まさにトニー・スターク本人の体験を視覚と聴覚で再現しています。何度体験しても飽きることがありません!

インパルス・アーマーを触っていないときには、トニーのガレージ内をぶらついてみたり、トレーニングをしてみたり、ペッパーに電話をしたり、もしくはトニー・スタークの(ある意味)親しい親戚が司会をしている架空のポッドキャストシリーズを聞いてみてください。

多岐にわたるキャラクター

ゲーム開発の初期から、リードライターであるBrendan Murphyと私は、PS VRがもつ独特なストーリーテリングの強みを生かしたトニー・スタークの私的な物語を描きたいと感じていました。プレイヤーはトニーの立場に立ち、ペッパー・ポッツ、ニック・フューリー、そしてフライデーといったマーベルのなじみあるキャラクターたち(そしてまだ明らかにされていない他のキャラクター)と親密な関係を築いてほしいと思いました。

そして没入感を深めるため、これらのキャラクターと物理的にインタラクトし、強い絆を育てる数々のストーリーを作り上げました。

VRを通したギミック

皆さんの多くが、VRゲームの開発はとても難しいと耳にしたことがあることと思います。そして、それはまさにその通りでした……。

私はよく、従来のゲームにおける開発のルールを集めたら分厚い電話帳ほどの厚さになると言っています。それに比べて、バーチャルリアリティは比較的新しいメディアであるため、ルールブックも例えればパスポート程度の厚さでしかありません。つまりとても薄く、まだまだ書き込まれるべきページがある状態です。そしてさらに例えるならば、このパスポートにはどこに行けるかは書いてあるものの、その場所への実際のたどり着き方がほぼ書かれていません。

『マーベルアイアンマン VR』の開発中、VRを通したギミック──例えばエンジンの消火活動や、燃え盛るジェット機からペッパーを救出する体験など──がどれほどの没入感を与えるかには、とても驚かされました。これらの瞬間を作るには膨大な時間と工数が必要ですが、ストーリーを通してそういった要素を混ぜ込むのはとても楽しい過程でした。

ドアに向かって噴射

ヘリキャリアのミッションからひとつ例を挙げると、アイアンマンは左手を使って重いドアをつかみながら、右手で後ろ向きに噴射します。重さの感覚をリアルに再現するため、このスーパーヒーローアクションを何度も調整しました。

発売まであと一週間

まだ信じられませんが、来週7月3日(金)に『マーベルアイアンマン VR』がついに発売となります! 通常版、デジタルデラックス版ともに、PS Storeでデジタル予約が可能になっており、どちらのバージョンにもステキな早期購入特典が付いてきますので、お見逃しなく!


マーベルアイアンマン VR

・発売元:ソニー・インタラクティブエンタテインメント
・フォーマット:PlayStation®4
・ジャンル:アクションアドベンチャー
・発売日:2020年7月3日(金)予定
・価格:パッケージ版 希望小売価格 4,900円+税
    ダウンロード版 通常版 販売価格 5,390円(税込)
    ダウンロード版 デジタルデラックス版 販売価格 6,490円(税込)
・プレイ人数:1人
・CERO:A(全年齢対象)

※PlayStation VR専用
※PlayStation Move モーションコントローラー必須(2本必要)


PS.Blogの『マーベルアイアンマン VR』記事はこちら


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