不可思議な”キャット”アドベンチャーゲームの新情報に飛びつきましょう!
数年前、奇妙な街で猫としてプレイするHK_ProjectというゲームのコンセプトGIFがいくつか公開されました。これらのGIF画像は多くの注目を集めましたが、当時それが何なのかは誰にもわかりませんでした。今回はそのHK_Projectとして始まった、猫のアドベンチャーゲーム『Stray』について、もう少し詳しくご紹介します。
あの時、フランスのモンペリエにある Place des beaux-artsで、BlueTwelveの共同設立者であるKoolaとビールを飲んでいたことを覚えています。夏の日差しが照りつけるなか、長い間Ubisoftで働いた私たちは、インディーズゲームの開発者として取り組む、面白いアイデアを考えていました。何年も続く開発期間をワクワクさせてくれるようなオリジナリティのあるアイデアを私たちは探していたのです。
会話の中では、九龍城砦の話がたびたび出てきました。このようなユニークで有機的な場所は、私たちには魅力的に感じられました。また、ゲームのベースとして素晴らしいロケーションだとは思っていたのですが、「猫にとって九龍城砦よりも良い遊び場はない!」と気がついたときにピンと来たのです。
このコンセプトは、開発の段階に進められるほど面白く、クレイジーだったので、私たちは一緒にアパートを借りて、当時のProject_HKに取り組み始めました。
そして初めてTwitterでいくつかの投稿をしたあと、たくさんの心温まる感想をいただくことができました。長年にわたり応援メッセージを送ってくださった皆さん、本当にありがとうございます。皆さんの応援からエネルギーをもらい、このアイデアを推し進めていくことができました。そして2016年4月にはAnnapurna Interactiveから連絡があり、経験豊富なチームを編成して『Stray』のビジョンを実現するための多大なサポートをしていただけることになったのです。
仮想の猫を作るまで
私たちが目指しているのは、猫になって遊ぶというユニークな体験です。実はチームのほとんどのメンバーが猫を飼っていて、参考資料としていつも活躍しています。私たちも2匹の猫、MurtaughとRiggsに日々刺激を受けています。猫はいつでも遊び心があって、キュートで、愛らしくて憎めない存在です、そしてそれが私たちの尽きることのないゲームプレイのアイデアを生み出しているのです。
また『Stray』は、アドベンチャーゲームとして非常にユニークな視点を持っています。私たちが作っている不思議な世界で、車の下に潜り込んだり、下にいる住人に気づかれずに屋上を歩いたりするのは、本当に新鮮に感じると思います。また、注目して欲しいときは、「ニャー」と鳴き続けて迷惑をかけることもできちゃいます。
PlayStation 5の登場は大きなチャンス
先日公開した短いティーザー映像では、謎に包まれた街や、そこで暮らす奇妙なロボットなど、このゲームのトーンと雰囲気をお見せしています。後々、探索や謎解き、そしてテンポの速いアクションなどのゲームプレイをお見せできることを楽しみにしています。
新世代のPlayStation®コンソールの登場は、私たちにとってまたとないチャンスです。私たちはいつも、とんでもない量のディテールを加えることが好きでした。PS5が私たちクリエイターに与えてくれる機能、そのすべてをこれからも追求していきたいと思います。
このゲームはまだ開発中であり、BlueTwelve Studioのチーム全員が最高なネコ体験を提供するために努力しています。2021年の『Stray』の発売が近づいていくにつれて、新たな情報を皆さんにもっとお見せできることをチーム一同楽しみにしています。
※本情報はPS5に関連する映像イベントで発表された内容となります。販売するタイトルは国・地域によって異なる場合があります。
※本記事で紹介しているトレーラーは英語版となります。
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