『ベア・ナックルIV(Bare Knuckle IV)』が本日発売! 26年ぶりのシリーズ最新作をプロデューサーが解説

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『ベア・ナックルIV(Bare Knuckle IV)』が本日発売! 26年ぶりのシリーズ最新作をプロデューサーが解説

※本トレーラーは英語版となります。
※本記事はUS版PlayStation®.Blogの日本語翻訳記事です。

最後のタイトルから26年、ついに「ベア・ナックル(Bare Knuckle)」シリーズが多くのサプライズと共に帰ってくる。

著者:Cyrille Imbert、DotEmu エグゼクティブプロデューサー


みなさんこんにちは。『ベア・ナックルIV(Bare Knuckle IV)』のエグゼクティブプロデューサー、Cyrille Imbertです。前作の『ベア・ナックルⅢ(Bare Knuckle Ⅲ)』から26年、ついにシリーズ最新作を発売することができて夢のようです。「ベア・ナックル(Bare Knuckle)」シリーズの大ファンである私たちDotEmu、Lizardcube、そしてGuard Crush Games一同は、これを実現できたことに感動しているとともに、みなさんにもゲームをプレイして楽しんでいただけることが待ちきれません。

また今回は、ただの発売のお知らせだけではありません。最新作で復活したバトルモードについての説明や、開発中の裏話などもお伝えしていきたいと思います。

まずは、上記のトレーラー映像をチェックしてみてください!

バトルモードでは、お気に入りのキャラクターを選択し、いくつかの印象的なレベルで1人から3人までを相手に腕試しをすることができます。本作は協力プレイが中心ですが、バトルモードで、どのキャラクターが一番強いのか、どのキャラクターが自分のプレイスタイルに合っているのかを発見していただくのも面白いと思います。また、バトルモードは最初から遊べるようになっていて、コンボやスペシャルを鍛えたい人にも、ただ対戦を楽しみたい人にも、ピッタリのモードとなっています。

トレーラー映像にもあるように、『ベア・ナックルIV(Bare Knuckle IV)』のキャラクターたちでバトルモードを試すことができるほか、アンロックすると12体のレトロなキャラクターたちでも遊べます。

このような過去作からのレトロ要素は、私たちにとってみなさんに体験していただくのが非常に楽しみなものですので、この機会に紹介したいと思います。

『ベア・ナックルIV(Bare Knuckle IV)』では、これまでのシリーズに登場したキャラクターをほぼ全員(ごめんね、ビクティー)使用することができます。今作では、新品のピクセルアートの衣装とユニークな特徴を持った、合計17人のプレイアブルキャラクターを用意しています。

さらに、『ベア・ナックルIV(Bare Knuckle IV)』では2種類のサウンドトラックから選択できます。ひとつは、Olivier Deriviere、古代祐三、川島基宏、下村陽子、Das Mörtal、Scattleなど、オールスターミュージシャンによる新作サウンドトラック。もうひとつは『ベア・ナックル(Bare Knuckle)』と『ベア・ナックルⅡ(Bare Knuckle Ⅱ)』から選曲された楽曲で構成されており、ノスタルジックな旅を満喫したい方におすすめです。また、ゲーム内ではいつでもサウンドトラックを切り替えることが可能です。

開発当初

ざっくりと紹介しましたが、これらのピクセルキャラクターを今作で蘇らせるのは、決して簡単なことではありませんでした。このゲームの完成までには、膨大な作業が私たちを待っていたのですが、このシリーズのファンとしての使命感と、みなさんを驚かせたい気持ちで大変な作業もやり切ることができたのだと思います。

最初の課題は開発のプロトタイピングの段階で始まりました。当初まだ本作の新キャラクターの準備ができていなかったので、ゲームデザイナーのJordi Asensioがテストとゲームプレイの作業を開始するために、シリーズの過去作からスプライトをいくつか取り出して、Guard Crushエンジンに統合しました。そのまま開発を進めていくうちに、これらのスプライトは、光のエフェクトなどがビジュアル的に非常に優れていることに気付き、本編にもプレイアブルキャラクターとして登場させることで、ファンのみなさんが喜ぶことを確信しました。

音楽についても同じことが言えます。開発をはじめたころは、新しい曲がなく、ゲームのテスト中にも「ベア・ナックル(Bare Knuckle)」の雰囲気を維持するために、”Go Straight “のような『ベア・ナックルⅡ(Bare Knuckle Ⅱ)』の名曲をプレースホルダとして使用していました。そこで、これまでのサウンドトラックと同じテイストの曲が欲しいと考え、美しく新鮮な音楽と16ビット時代のノスタルジックな音楽をミックスした音楽を作り上げました。この音楽が「ベア・ナックル(Bare Knuckle)」の雰囲気ととてもマッチしていたので、最終的にこれを本編に搭載することを決め、全力で取り組みました。

開発秘話

すべてのキャラクターを復活させるのは決して簡単ではありませんでした。まず、各キャラクターをフレームごと取り出していく作業は、約1,500種類のフレームを取り出す膨大な作業となりました。次に、過去作から取り出したすべてのアニメーションを正しいタイミングに再構築する必要があったのです。加えてこれは、手作業でしか行えない複雑な作業でより大変な作業となり、多くの時間を費やしました。

アニメーションが完成したら、次はゲームプレイを開発する楽しい段階です。全てのキャラクターをシリーズの異なるゲームから取り出しているため、今回はそれらを最新作のシステムに適応させる必要がありました。つまり、全てのキャラクターを調べ、全動作を一つ一つ再現することを意味しています。私たちは忠実に再現することを目標としていたので、すべてのタイミングと当たり判定を一コマずつ確認するなど多くのリサーチと調整を行っていきました。

『ベア・ナックルIV(Bare Knuckle IV)』と『ベア・ナックルⅡ(Bare Knuckle Ⅱ)』での同じ技を使用した当たり判定の比較

また、いくつかのキャラクターは、『ベア・ナックルIV(Bare Knuckle IV)』と過去作との機能の仕方が違うことや、過去作のゲームプレイに期待していたほど楽しさが感じられなかったため、オリジナルのプロパティを完璧に再現することがうまくいかないこともありました。そのため、いくつかのキャラクターや技は、さらに微調整を繰り返すことで、再現するポイントを押さえつつ、うまく機能させることに成功しました。ここではネタバレはしたくないので、実際にプレイしてこれらの調整を体験してみてください!

数ヶ月におよぶ大変な作業の末、12体のクラシックキャラクターと5体の新しいファイター、合計17体のプレイアブルキャラクターが完成しました。このゲームを発表してから、たくさん応援していただき、ありがとうございます。このゲームを完成させるのは私たちにとってとても長く、とてもやりがいのある旅でした。私たちは、みなさんの想像以上に『ベア・ナックルIV(Bare Knuckle IV)』をみなさんに楽しんでいただけることを楽しみにしています。

それではみなさん、『ベア・ナックルIV(Bare Knuckle IV)』の路地裏でお会いしましょう!


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『ベア・ナックルIV(Bare Knuckle IV)』

・発売元:DotEmu
・フォーマット:PlayStation 4
・ジャンル:対戦格闘/アクションアーケード
・発売日:2020年4月30日(木)
・価格:ダウンロード版 販売価格 2,599円(税込)
    パッケージ版 Bare Knuckle IV Special Edition 希望小売価格 4182円+税
    ※パッケージ版は7/30(木)の発売となります。
・プレイ人数:1~4人(オンライン時1~2人)
・CERO:B(12才以上対象)


『ベア・ナックルIV(Bare Knuckle IV)』公式サイトはこちら

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