ガンダムファンが心躍らせるハイスピード2on2チームバトルをネットワークテストで体感!
7月30日(木)発売予定のPlayStation®4用ソフトウェア『機動戦士ガンダム EXTREME VS. マキシブーストON』は、アーケードで人気を博した同タイトルの移植作品。「EXTREME VS.」シリーズの伝統である、多数のガンダム作品が参戦する2on2チームバトルアクションを楽しめる。
4月25日(土)から4月27(月)にかけて、本作のネットワークテストが実施された。オンライン2on2対戦を中心にプレイすることができたので、そのレビューをお届けしよう。
183の参戦機体が使い放題! 製品版では最大186機体に!
本作には、「機動戦士ガンダム」シリーズ36作品からバラエティ豊かな機体が参戦。アーケード版に登場した183機体に、アーケード版未実装のザクアメイジングとモンテーロ、さらにガンダム・バルバトスルプスレクスが加わり、総勢186機体となる予定だ。
※ガンダム・バルバトスルプスレクスはパッケージ版初回生産限定特典/ダウンロード版早期購入特典。
今回のネットワークテストで新規参戦の3機体を使うことはできなかったが、それでも183もの登場機体はボリュームたっぷり。アーケード版で有料会員限定だったエクストラ機体も含まれており、これらをすべて最初から使うことができるのはファンにとってうれしいかぎりだ。
実際、機体選択画面でMSがズラリと並ぶ様子は壮観のひとこと。機体デザインとコマンドリストを見ているだけでワクワクしてしまい、ネットワークテスト開始から1時間経っても対戦にたどりつけていない!? 思わぬ時間泥棒にあってしまったが、このボリューム感が本作の大きな魅力となっているのは間違いない。
ナビキャラクターや称号などカスタマイズ要素も楽しめる!
ネットワークテストではプレイヤーマッチ、カジュアルマッチ、フリーバトルのほか、カスタマイズ機能の一部も設定することができた。バトル中の状況説明やリザルトでの叱咤激励をボイスでしてくれるバトルナビ/プレイヤーナビを選ぶことができたので、さっそくハマーン様に。プレイをやり込んだ証である称号も確認でき、いつかはピカピカのゴールド称号やレア称号をつけてみたいものだ。
また、対戦中に僚機とのコミュニケーションを図る通信メッセージもカスタマイズ可能。前衛と後衛の役割分担や切り替え、戦況に応じた押し引きのタイミングなど、僚機との意思疎通が重要となるだけに、指示内容が詳細なメッセージを入れておく。もちろんオンライン対戦のマナーとして、挨拶メッセージも忘れずに!
ハイスピードで愛機を操るバトルが気持ちいい!
さて、いよいよ対戦プレイに突入。アーケード版をプレイしていた方は知り尽くしていることだと思うが、ここからは本作の特徴をあらためて紹介していこう。
戦いは「EXTREME VS.」シリーズ伝統の2on2チームバトル。プレイヤーは好きな機体を選択し、僚機となる仲間とチームを編成。敵機体を撃破し、相手の戦力ゲージをゼロにすることで勝利となる。
各機体には1,500、2,000、2,500、3,000のいずれかのコストが設定されており、撃破するごとに機体コスト分の戦力ゲージが減少する。高コストの機体ほど性能は高いが、撃墜された時の戦力ゲージの減少リスクが高くなるというバランスだ。
試合展開は極めてハイスピード。ブーストダッシュで絶えず動き回りながら、機体ごとに個性的な各種武装による射撃や格闘攻撃をヒットさせていく。
高速移動するブーストダッシュと、敵の攻撃を回避するステップを駆使した動きは「エクストリームアクション」と呼ばれる。攻撃後の硬直をキャンセルでき、素早い連続行動や強力なコンボにつながるほか、敵に狙われる隙をなくすことにもなる。敵の攻撃を瞬時に回避し、隙を逃さずヒットさせる様子は、ガンダム作品のエースパイロットたちが見せてくれた動きそのもの。ニュータイプに目覚めたかのような感覚で機体を操れるのはたまらない!
ただし、ブーストダッシュやステップはブーストゲージを消費するため、着地してゲージを回復させながら戦う必要がある。着地した時には硬直が生まれ、その瞬間が攻撃を当てるチャンスだ。本作の対戦では、どのプレイヤーも着地を強く意識するため、敵の着地タイミングを逆算した攻撃を仕掛け、自分の着地を狙われないように立ち回る。
……と、覚えるべき戦い方のセオリーはいくつかあるが、初心者のうちはキビキビした動きの楽しさを味わってほしい。夢中になった作品のお気に入りの機体。それを自在に操れる喜びこそが醍醐味だ。
3タイプのエクストリームバーストが戦略をさらに広げる!
エクストリームバーストは、EXゲージを溜めることで発動可能な、機体性能が一定時間強化されるシステム。発動中は超強力なバーストアタックを繰り出すこともできる。『機動戦士ガンダム EXTREME VS. マキシブーストON』では、「ファイティングバースト」「シューティングバースト」「エクステンドバースト」という効果が異なる3タイプから選択可能。どのタイプでバトルに臨み、どのタイミングで発動するのか。戦略性をさらに広げる、本作の特徴的なシステムとなっている。
猛烈な近接攻撃で敵機を殲滅!
【ファイティングバースト】
【固有効果】
・格闘攻撃で相手のガードを崩すことが可能
・射撃攻撃から格闘攻撃へのキャンセルが可能
・格闘の追従性能が上昇
格闘攻撃力がアップし、格闘コンボで大ダメージを与えられる。ブーストゲージ回復量とブースト消費量減少の効果も優れ、格闘攻撃の追従性能も大きく上昇。射撃攻撃から格闘攻撃へのキャンセルで間合いを詰め、ガードの上からでも叩き込む迫力はすさまじい! 敵の耐久値を一気に削り取る爆発力は、3タイプの中でトップだろう。格闘特化型の機体にセットして、その強さを拳でわからせたくなる。
怒涛の連続射撃で敵を一掃!
【シューティングバースト】
【固有効果】
・射撃攻撃から射撃攻撃へのキャンセルが可能
・一部の射撃攻撃をステップでキャンセル可能
・武装のリロード時間が他バーストより短くなる
射撃攻撃から射撃攻撃へのキャンセルが可能になるとは、通常は連射が利かない武装でも連射できるようになるということ。射撃の攻撃力、リロードの速さ、ロックオン距離などのアップもあり、高威力の弾幕を張ることができる。こうなると敵は回避を優先するほかなく、攻め手としての安定感は抜群! 反撃される不安が少ない分、気分的にはファイティングバーストよりもイケイケで攻められる。当然、射撃型の機体に向く。
ピンチを切り抜けて勝利を掴み取れ!
【エクステンドバースト】
【固有効果】
・EXゲージ半分以上で被ダメージ時にエクストリームバーストが使用可能
危機回避に特化したタイプ。EXゲージが50%以上溜まっていれば、被ダメージにバースト発動でき、敵の強力な連続攻撃を初弾だけで切り抜けることも可能だ。発動中の被ダメージ減少効果は3タイプ中でもっとも高い反面、攻撃力アップ効果はない。ピンチを脱して守りやすくなるため、初心者の選択肢としても考えられるが、その真価はチームのコストを管理する要素にあり。撃墜される順番を僚機より後にすることで、コストオーバーのペナルティによる耐久値の偏りをなくす手段として活用できる。
対戦を極めるための道のりは長くとも、MSで戦う楽しさは誰でも味わえる!
本作のアクションや戦略性はとても奥深く、ランクマッチで上位を狙う戦いを極めるための道のりは長い。アーケード版がそうだったように、初心者が本気の対戦で勝てるようになるには、相応の練習と研究が必要だ。
ただ、今回のネットワークテストであらためて感じたのは、好きな機体で誰かと戦えるのが、勝敗の結果に関わらず純粋に楽しいということ。また、製品版には対戦だけではないモードも充実しており、いろいろな機体に乗りたい、自分なりにカスタマイズしたいといった遊び方もできる。ガンダムファンの心を満たしてくれる要素はたくさんあるので、本気の対戦にのめり込むのは慣れてからでも遅くない。
機動戦士ガンダム EXTREME VS. マキシブーストON
・発売元:バンダイナムコエンターテインメント
・フォーマット:PlayStation 4
・ジャンル:2on2 チームバトルアクション
・発売日:2020年7月30日(木)予定
・価格:パッケージ版 通常版 希望小売価格 8,200円+税
パッケージ版 プレミアムサウンドエディション 希望小売価格 11,200円+税
パッケージ版 コレクターズエディション 希望小売価格 14,500円+税
ダウンロード版 通常版 販売価格 9,020円(税込)
ダウンロード版 プレミアムサウンドエディション 販売価格 12,320円(税込)
・プレイ人数:1~2人(オンライン:1~4人)
・CERO:B(12才以上対象)
PS.Blogの『機動戦士ガンダム EXTREME VS. マキシブーストON』記事はこちら
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※画面は開発中のものです。
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