『バイオハザード RE:3』は、1999年9月に発売された『バイオハザード3 ラストエスケープ』にアレンジを加えて再創造したキャンペーンモード。そして、”策略”と”協力”が火花を散らす非対称のオンライン対戦サバイバルホラー『バイオハザード レジスタンス』の2作品を収録した「バイオハザード」シリーズの最新作だ。4月3日(金)の発売日が目前に迫ったということで、今回は2つのモードの概要と、それぞれに盛り込まれた魅力の数々を紹介していこう。
【キャンペーンモード】
ラクーンシティを舞台にジルの脱出劇が始まる!
キャンペーンモードは1人用で、ラクーン市警の特殊部隊S.T.A.R.S.隊員、ジル・バレンタインを操作して進む。物語の時間軸は、『バイオハザード RE:2』で活躍したレオン・S・ケネディとクレア・レッドフィールドがラクーンシティを訪れる20数時間前。アンブレラ社を告発するためにラクーンシティで独自に調査を続けていたジルは、突如発生した災厄に見舞われ、街からの脱出を目指して奮戦する。
さまざまな武器と華麗なアクションを駆使して苦難を乗り越えろ!
原作は固定カメラの視点だったが、『バイオ RE:2』と同様に遊びやすさを重視して肩越しカメラの視点に変更。それにともないマップや街並みもあらためてデザインされ、原作の雰囲気を残しつつ臨場感たっぷりにリニューアルされた「ラクーンシティ」を再現! そして、その街を探索することができる。
基本操作も『バイオ RE:2』を継承しているが、新要素として「ステップ」と「緊急回避」が追加された。まず「ステップ」は、左スティック+R1ボタンで前後左右に1歩程度ステップするもので、無敵時間などはないが目の前に迫る脅威との間合いを広げたいときにとても便利。一方「緊急回避」は、敵の攻撃がヒットする直前にタイミングよくステップを行なうと、一瞬だけ時間の流れがゆっくりになり、武器を構えれば攻撃を行なうことも可能。コンバットナイフを装備していた場合は、華麗な斬撃で敵にダメージを与えることができる。
『バイオハザード RE:2』よりも敵への対処方法と戦い方の幅が広がり、よりスタイリッシュに楽しめるようになっている。使いこなせなくても進められるバランスなので、アクションが苦手な方もご安心を。
あちこちで遭遇するクリーチャーも恐るべき進化をとげていた!
さまざまな場所でジルの行く手に現れるゾンビに加え、原作にも登場したネメシス、ハンターγ(ガンマ)、ドレインディモスも新たな解釈で驚くべき進化を遂げている。
ゾンビは、こちらを見つけるとフラフラと歩み寄り、噛みつき攻撃を仕掛けてくる。動きこそ遅いが、油断すると捕まって”ガブッ!”っとやられてしまうので、安全を確保するために倒していくのか? それとも弾薬を節約するために、強行突破をするのか? 本作でもそのあたりの判断が生き残るためのカギになりそうだ。
ネメシスは、S.T.A.R.S.のメンバーを抹殺するために、アンブレラ社が街に解き放ったB.O.W.(有機生命体兵器)。圧倒的なパワーに加え、炎に包まれながらも歩みを止めないタフさを身に付けているので危険度はMAX。
ハンターγは、原作ではジルと同じくらいのサイズで両生類っぽい雰囲気だったが、本作では口に足が生えたような不気味な姿にパワーアップ。外皮のヌメヌメ感と、口から垂れ流すヨダレで嫌悪感も大幅に増量されている。
ドレインディモスは、壁や天井を這いまわり、獲物を見つけると鋭い鉤爪で引っかいたり、捕らえて噛みつく昆虫型のクリーチャー。さらに恐るべき特徴も! くれぐれも油断しないように。
【バイオハザード レジスタンス】
仕掛けるのと脱出するの、どちらがお好み?
『バイオハザード レジスタンス』は、謎の実験施設を舞台に非道な実験を行なうマスターマインドと施設からの脱出を目指すサバイバーに分かれ、1人対4人という非対称の状況で競いあうオンライン対戦サバイバルホラーだ。
この戦いは「バイオハザード」シリーズの正史に影響するものではなく、一種の”お祭りゲーム”のようなコンセプトで作られており、誰もが気軽に楽しめる設計になっているのが特徴のひとつ。もちろんファンサービス的な要素も随所に盛り込まれていて、シリーズのファンならより楽しめる内容になっている。
勝負は制限時間で決まり、劣勢からの逆転もある白熱の展開に!
ゲームがスタートすると、時間の経過とともに画面の上部に表示されているタイムカウントが減っていく。マスターマインドは、仕掛けを設置してサバイバーにダメージを与えたり、戦闘不能にすることでカウントを減らすことができ、カウントが0になるまでサバイバーを足止めできれば勝利。
一方、サバイバーは仕掛けを解除したり、クリーチャーなどを倒すことでカウントを増やすことができ、カウンターが0になるまでに施設から脱出できれば勝利となる。なお、タイムカウントが0になると約10秒程度のオーバータイムに突入。その間にサバイバーがタイムカウントを増やせば実験は続行されるため、劣勢からの大逆転も狙えるルールになっている。1回のバトルは10~15分程度で決着するので、そのあたりの手軽さも魅力のひとつだ。
マスターマインドは、「バイオハザード」をデザインする感覚も味わえる!
マスターマインドは秘密裏に拉致した若者たちを極限の状況下に置き、”恐怖”への対処や行動などのデータを採取する実験者。4人のキャラクターからひとりを選択可能だ。
マスターマインドはサバイバーと顔を合わせることはなく、あちこちに設置された監視カメラを”目”として、それを切り替えながら各所に罠を張り巡らせてサバイバーが脱出することを妨害する。ゾンビや爆発トラップを仕掛けてサバイバーたちに恐怖をもたらす様子は、さながら「バイオハザード」のゲームデザインをする気分も味わえるはずだ。
マスターマインドごとに仕掛けられる罠の特徴が異なり、間接的に干渉するだけではなく、”スレイブ化”という手段でゾンビはもちろんタイラントやG-バーキンも操作でき、直接的にサバイバーと交戦することもできる。
サバイバーは、4人の仲間との連携&協力プレイが勝利のポイントに!
サバイバーは、さまざまな経緯でアンブレラ社に拉致され、実験の被験者となった若者たち。6人のキャラクターからひとりを選び、4人のプレイヤーで施設からの脱出を目指す。
それぞれのキャラクターは、攻撃用、回復用、サポート用などの異なるスキルを備えており、その使いどころと同時に仲間同士で協力することが重要なポイントだ。操作方法やプレイ感覚はキャンペーンモードとほとんど変わらず、基礎知識を備えていれば問題なくプレイできる。
プレイヤー同士のコミュニケーション手段として、ゲーム内にはプリセットされたメッセージとジェスチャーを用意。さらに、ボイスチャットにも対応。手分けをしてフィールドを探索したり、強敵に対して全員で集中攻撃を仕掛けるといった連係プレイも行なえる。
【ゲーム紹介ハンドブック】
注目の徹底解説した小冊子をチェック!
現在、ゲームショップなどで「『バイオハザードRE:3』ゲーム紹介ハンドブック」を無料配布中。こちらの小冊子ではキャンペーンモードのストーリーと登場人物に加え、本作につながるエピソードとして過去3作品の出来事も振り返っている。「バイオハザード」シリーズ初挑戦というユーザーも、本作で描かれる脱出劇をより深く知ることができるだろう。また『バイオハザード レジスタンス』に関しては、プレイの基礎知識と4人のマスターマインドと6人のサバイバーの特徴も解説しているので、こちらもお見逃しなく!
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オンライン配信版 ¥7,800
BIOHAZARD RE:3 Z Version(新しいウィンドウで開く)
オンライン配信版 ¥7,800
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バイオハザード RE:3
・発売元:カプコン
・フォーマット:PlayStation 4
・ジャンル:サバイバルホラー
・発売日:2020年4月3日(金)予定
・価格:
通常Ver.
パッケージ版 通常版 希望小売価格 7,800円+税
パッケージ版 コレクターズ エディション 希望小売価格 24,800円+税
ダウンロード版 通常版 販売価格 7,800円(税込)
Z Version
パッケージ版 通常版 希望小売価格 7,800円+税
パッケージ版 コレクターズ エディション 希望小売価格 24,800円+税
ダウンロード版 通常版 販売価格 7,800円(税込)
・プレイ人数:1人
・CERO:
通常Ver.:D(17才以上対象)
Z Version:Z(18才以上のみ対象)
※Z Versionご購入の際のご注意
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