『十三機兵防衛圏』は、なぜ人に勧めたくなるのか?──3つの魅力解説と初心者も安心のプチ攻略トピックス

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『十三機兵防衛圏』は、なぜ人に勧めたくなるのか?──3つの魅力解説と初心者も安心のプチ攻略トピックス

『ドラゴンズクラウン』や『オーディンスフィア』などで実績を築いてきたアトラスとヴェニラウェアのタッグ。そんな2社によるPlayStation®4用ソフトウェア『十三機兵防衛圏』は、今までのファンタジーとは一線を画す、身近な「架空の日本」を舞台としたアドベンチャーだ。

何よりもまずは、魅力的な登場人物たちが織りなす、プレイヤーを翻弄する本格SFストーリー。ヴァニラウェアならではの美しいビジュアルと、共存する心地よい楽曲や環境音。そしてバトルでは自らがヒーローになったかのような緊迫感と昂ぶり、さらに手に汗握る臨場感。そんな数々の魅力の融合が存分に味わえる本作は、今も多くのユーザー間で話題となり、この感動を共有したいという思いがあちこちで溢れている。

今回は話題の本作のことが気になっているユーザーに向けて、「物語」「キャラクター」「ビジュアル」それぞれの魅力と、シミュレーションバトルに不安を感じているプレイヤーも安心のオススメ攻略ポイントを電撃PlayStation編集部が解説する。

魅力①
物語──自らの手で体験してほしい、謎にもまれる快感

1945年の太平洋戦争のさなかから、2105年の遥か未来まで、時を行き来して「破滅の運命」に抗う13人の主人公たち。これだけ聞くと、映画『バック・トゥ・ザ・フューチャー』のような純粋な時間旅行アドベンチャーのように聞こえるかもしれない。けれどもゲームを進めるにつれ、物語はさまざまな様相を見せてくる。数人の主人公の視点で遊んでみればすぐに気づくだろう。「これは本当にSFなのか? 少なくともただのSFではない予感がする」と。

まずプレイヤーを驚かせるのは、数々の思いもよらない疑問と伏線だ。13人の視点はそれぞれがテーブルの上に広げられたパズルのピースのようで、そのひとつひとつに驚きがあり、それをつなげていく快感は本作ならではのもの。少しずつ見えてくる絵に「もしかして」と真相を見い出せたと思ったら、また別の謎が生まれ、絵の見え方が変わってくる……。それぞれにシリアスな背景を持ちながらもどこか愛嬌あふれる登場人物たちを取り巻くのは、予想だにしない本格SFとミステリーで彩られた世界だ。

もし、普通に生活している世界が、人格が、確かなものではないとしたら……。もし穏やかに暮らしていた日常のなか突然、「あなたが戦わなければ、世界が滅びる」と告げられたら……。平穏に過ぎていくはずの主人公たちの学生生活は、ある時をきっかけに、ゆるやかに崩壊していく。

本作では13人の主人公の視点から、さまざまな手法をもって謎の究明に奔走することになる。それはあるときは安楽椅子探偵モノの推理小説であり、あるときは時間を何度も繰り返すタイムループモノの物語であり、さらにあるときは夢と現実が混濁するホラー・ミステリーでもある。ひと言でアドベンチャーといっても多彩な手法で物語は彩られており、プレイヤーは飽きを感じる暇もないだろう。

そんななかでカギを握るのは、「破滅の運命」という焦燥感を掻き立てられる言葉だ。正体不明にして人類を襲う謎の存在”怪獣”によって、平和な日常はあっという間に蹂躙されていく。人類の存亡を懸け、搭乗することで脳に障害を負う可能性を持つ未知の人型ロボット”機兵”を駆使して戦う少年少女たちの想いはさまざまで、どの登場人物も譲れないものをもっている。そのひた向きで懸命な姿は、プレイヤーに勇気を与えるはずだ。

現在SNS上などでは「ネタバレ」に関して、プレイヤー間では自主的にとても繊細に扱われているように思われる。それはひとえに「あの驚きと感動を共有したいから」という想いが強くあるからだ。語りたいけれども、語れない。だからプレイをして、エンディングのあの景色を見てほしい。そして想いを共有したい。だからこそ、口コミで多くのユーザーを獲得してきたのだと、強く思う。

その物語を紡ぐのはさまざまな想いを秘めた、愛すべき登場人物たちだ。

魅力②
主人公たち──十三人の視線が絡み合う群像劇

さまざまな時代から、1985年へと導かれるように集う主人公たち。過去に、未来に生きる彼らを年代とともに紹介していこう。

【1945年】

三浦慶太郎 (声優:石川界人)

比治山隆俊 (声優:石井隆之)

妹思いで思慮深く、生真面目な三浦と、粗野でたくましい比治山は、同郷の友であり、ともに太平洋戦争のなかで機兵の搭乗者として任命されていた。三浦が偶然知り合った南奈津乃、比治山が恋に落ちた堂路桐子──と偽る女装した男子・沖野司は、ともに時間を越えて過去へとやってきた人物であると知った彼らは、果たして何を成すのか? 祖国を強く愛する2人が時を越えて見るのは、敗戦後の日本だ。高度経済成長を遂げた1985年の景色に彼らは何を想うのか。そして、知り合った”未来人”との関係は……?

【1985年】

鞍部十郎 (声優:下野紘)

冬坂五百里 (声優:種﨑敦美)

特撮映画が大好きな高校生・鞍部と明るい普通の女子高生・冬坂は、毎夜のごとく夢を見る。それはどうやら、同じ夢を共有しているような不思議なものだった。そんなある日、鞍部は保健室で「和泉十郎」という人間の詳細が記された書類を目にする。そしてその書類には、自分の写真が貼り付けられていた。はたして自分は何者なのか。冬坂、網口とともに共有している夢の実態は何なのだろうか……。

南奈津乃 (声優:佐倉薫)

緒方稔二 (声優:関智一)

鞍部の家の近所に住むオカルトマニアな南は、ある日宇宙からの来訪者(?)と思われるロボットを発見! 夢にまで見た”未知との遭遇”に歓喜する南は、ロボットとともにあるものを探すため、時間を越えて、さまざまな時代を行き来する。一方、昔気質の不良少年・緒方は偶然居合わせた如月とともに、電車の脱線事故に巻き込まれる。しかし気がつくと、”事故の前の駅のホーム”へと時が戻っている……。繰り返される時間のなかで、彼は何者かに「あるものを探せ」という指示を受けるのだった。

網口愁 (声優:鈴木達央)

鷹宮由貴 (声優:小清水亜美)

成績もよくスポーツ万能な好青年、網口は少し飽きっぽいプレイボーイ。ある時、彼は鷹宮に出会い、ひと目惚れする。正義感が強くケンカっ早いスケ番の鷹宮は、そんな彼のアプローチに戸惑いを隠せない。そんな彼女はある任務のため、否応なく政府のスパイ機構の一員として、鞍部や網口たちの通う学校へと転校してきたのだった。任務の内容は、ある兵器に関わる学生の監視。その対象のなかには、幼なじみである南の名前も挙がっていたのだった。

【2025年】

薬師寺恵 (声優:内田真礼)

如月兎美 (声優:M・A・O)

ネットで歌を配信するなど、活発な如月と対照的に、寡黙であまり感情を表に出さない薬師寺は、同じ学校の仲のよい友人。ある時、機兵転送の現場に巻き込まれたふたりは、「和泉十郎」と出会う。十郎に恋をした薬師寺は1985年で”しゃべる不思議な猫”とある契約を交わし、彼を記憶の障害から救うために奔走する。一方、如月は機兵や怪獣の謎を追うべく、「敷島重工」の謎に迫るが……?

【2065年】

東雲諒子 (声優:早見沙織)

関ヶ原瑛 (声優:浪川大輔)

郷登蓮也 (声優:福山潤)

戦闘での事件以来、記憶が混濁気味で、薬がなければ意識を保つことのできない体になってしまった東雲。彼女は消えゆく記憶のなかで、想いを寄せる井田鉄也のために、とある凶悪犯を討つべく奔走する。そんな彼女の保護役として彼女に同行する郷登は、頭脳明晰。彼にはある野心があった。それは”この世界”における真相の究明。はたして郷登は、この世界の真実へ至る存在になれるのか。一方、関ヶ原は1985年の世界で、ある女性の殺害事件の容疑者として、その身を追われることとなる。その上、誰かを頼ろうにも過去の記憶が思い出せない。覚えのない殺人。孤独な彼が、真相を求めてさまよう先に待つものとは──。

十三人の視点を借りてみる物語は、いつの間にかプレイヤーを「いつしかのあの頃の青春」へと時を戻してくれる。実直に生きる登場人物たちを追いかけるなか、いつの間にかどの人物にも自然と愛着がわいてくる。そしてそんな彼らが真相へと駒を進める姿、その交錯する想いには胸を打つものがあるだろう。

それを助けているのが、奥行き感、空気感を感じさせる舞台設計・空間演出だ。

魅力③
挑戦的なビジュアル──滑らかに動く水彩画のように

哀愁を誘う夕焼け、教室の窓から差す午後の光、寂しげな廃工場……。ヴァニラウェアならではの背景ビジュアルは、80年代の当時を知らない者であっても、どこか郷愁めいたものを感じさせる静かな迫力に満ちており、登場人物たちの心情を繊細に引き出す。そのなかでくるくると変わる豊かな登場人物たちの表情は、彼らへの感情移入を助けてくれるだろう。

また本作での空間を意識した舞台設計が「2Dでありながら3Dのような空気感」を実現している。奥行きのある背景のなかでは、人物たちの後ろで噂話が繰り広げられているなど生活感がある。脇役の存在たちも含めて「生きた世界」がそこには存在している。

人物は些細な仕草であってもかわいらしく、古き良きコメディマンガのようでもある。照れたり、笑ったり、驚いたり……。そんな何気ない挙動のひとつひとつが染み入るようにプレイヤーの心に響き、登場人物への愛着へとつながっていく。

「あの時、彼はどんな思いだったのか」「あの時、その場にいなかった彼は一体何を……」「彼は彼女に、どんな想いを抱いていたのか」──本作には、そんな想像の余地が多くに残されている。考えるほどに増す愛着。本作は無限の広がりを持った物語として完結している。快作ともいえる『十三機兵防衛圏』。重厚な物語や懸命な人の想いを感じたいプレイヤーはぜひ、手に取って遊んでもらいたい。

シミュレーションバトル初心者へ──まずはここを押さえよう!

本作は、リアルタイムで進行するシミュレーションタイプのバトルパートもある。カギとなるのは”ターミナル”と呼ばれる基地的存在の防衛だ。敵はターミナルを目掛けて次々と現れるので、タワーディフェンスのように”迎え討つ”という感覚に近いかもしれない。

本作では13人のなかから最大6人までを編成してバトルに挑むことになるため、第一世代機兵から第四世代機兵まである4種の”機兵”の特徴を捉えることがまずは肝となる。なお、最初はアドベンチャーパートである”追想編”をプレイするのがオススメ。各チャプターをクリアすると、崩壊編で役立つメタチップがもらえるためだ。

メタチップを集めたあとは実際にメタチップを使用して各要素を強化していくのだが、まずはターミナルをレベルアップさせ、各機兵の兵装をアンロックさせたり、必殺技ともいえる”メタスキル”の使用回数を増やしたりすると、どんな怪獣が出現しても、対応できるようになるだろう。

メタチップのオススメ使用例

・機兵の兵装(スキル)解放のためにターミナルの基本レベルを上げる
・メタスキルのレベルを上げ、メタスキルの使用回数を増やす
・メタスキル「EP(エネルギーポイント)回復」などを解放し、戦闘中の手数を増やす
・各機兵の兵装(スキル)のなかで、よく使うものを優先的に強化する

4種の機兵の持つ特徴はさまざまだが、基本は「この兵装(スキル)が使いやすいな」と思うものを優先的に強化していけばOK。参考までに、以下の各機兵紹介で、基本とも言える兵装を紹介していく。慣れればシミュレーションバトル初心者でも、気軽に本作の熱い戦闘を楽しめるだろう。また、もし難しいと感じたならば、3つの難易度から選択可能なので、カジュアルモードで手軽に楽しむこともできる。

機兵の特徴

第一世代機兵
(搭乗者:緒方、比治山、関ヶ原)

移動速度が速い、近距離のパワー型。装甲が厚いので、大型怪獣などが現れたら一直線に走って対処させよう。兵装のなかでも”デモリッシュブレード”の威力は絶大で、大型怪獣せん滅の大きな力となるだろう。一方、飛んでいる敵には攻撃が当たらないなどの弱点もあるため、飛行型怪獣を落下させる”E.M.P. “の解放、装備は必須。

第二世代機兵
(搭乗者:鞍部、冬坂、東雲)

近距離から中距離の攻撃を得意とする万能型の機兵。装甲が厚いため、いざという時の壁役としても活躍する。怪獣の移動速度や耐久度を下げる”ジャマーロケット砲”は、少ないEPで使用できるためオススメだ。また、怪獣を指定地点に引き付ける設置型の”ガーディアン”系の兵装は初心者にも扱いやすい。近接型兵装”プラズマアーク溶断機”は、全機兵兵装のなかでも最強の攻撃力を持つが、第二世代機兵は移動が遅いため、大型怪獣のターミナル接近を許してしまったときの、決戦兵器として運用するのがよいだろう。

第三世代機兵
(搭乗者:南、三浦、如月)

遠距離型の兵装を多く持ち、一度に広範囲の敵をせん滅できる。”長距離ミサイル”は、ウェーブ(面)後半でも大活躍する必須兵装だ。大型怪獣へ特攻を仕掛ける第一世代機兵を後ろからサポートするといった運用が理想的。また”主砲ヘビーレールガン”は、一線上の怪獣を貫通して攻撃できるため、巨大怪獣や、怪獣にシールドを張る機能を持つ厄介な怪獣”アプソス”の攻略にも役立つ。

第四世代機兵
(搭乗者:薬師寺、鷹宮、郷登、網口)

飛行型のため、道路を介さず、マップ上を自由に移動できる機動力の高さが持ち味だが、装甲が薄いため飛び出しすぎないように注意が必要。味方にシールドを張って、一定時間無敵化する”シールドマトリクス”で味方を援護できるほか、機動力を駆使した範囲攻撃”マルチロックミサイル”など、多彩な攻撃が可能。オススメの兵装は、アーマーを貫通する自動攻撃ドローン”インターセプター”。

レベルを上げれば上げるほど、個性が強調されていく13体の多彩な機兵たち。バトルを進めていくにつれ、徐々に自分だけの攻略パターンや理想の編成が組み上がるはず。物語への没入感を損なわないように配慮されたチュートリアルもしっかりと用意されているので、シミュレーションバトル初心者でもなじむことができるだろう。

基本は出撃準備画面でエリアの”敵の出現傾向”を確認しつつ、それに最適な編成を組んで戦いに挑むこと。連続戦闘によって得られる連戦ボーナスは、積み重ねることで機兵を強化できるメタチップの獲得量に大きな影響を与える。なるべく途切れさせないように戦っていきたい。繰り返せば100戦錬磨も夢ではない!

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十三機兵防衛圏

・発売元:アトラス
・開発:ヴァニラウェア
・フォーマット:PlayStation 4
・ジャンル:ドラマチックアドベンチャー
・発売日:好評発売中
・価格:パッケージ版 通常版 希望小売価格 8,980円+税
    パッケージ版 プレミアムボックス 希望小売価格 14,980円+税
    ダウンロード版 通常版 販売価格 9,878円(税込)
    ダウンロード版 プレミアムエディション 販売価格 13,178円(税込)
・プレイ人数:1人
・CERO:C(15才以上対象)

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