レベルファイブより「妖怪ウォッチ」シリーズ初のPlayStation®4用ソフトウェア『妖怪ウォッチ4++』が、いよいよ12月5日(木)に発売! 4つの世界を舞台とした、妖怪たちとのまだ見ぬ冒険とは!?
特集第2回となる今回は、PS4版『妖怪ウォッチ4++』を実際にプレイ! ゲームに触れてみて感じた見どころや注目ポイントなどを、電撃PlayStation編集部の長雨がレポートしていく。
前回の特集記事はこちら
『妖怪ウォッチ4++』プレイレポート!
仕事のお供にアニメシリーズを見ていたこともあり、ジバニャンたちおなじみの妖怪たちのいる世界を冒険できるのがすごく楽しい『妖怪ウォッチ4++』! お気に入りの妖怪ヒキコウモリにも、ゲーム開始早々に出会えてニヤリとしてしまいました。
本作は『妖怪ウォッチ4 ぼくらは同じ空を見上げている』をベースに、新要素が多数追加されている作品。ゲームもアニメも長く続いているシリーズでもあるので、本作で初めて「妖怪ウォッチ」シリーズに触れるという人は、妖怪たちが日常にいる世界観に多少は戸惑うのかも……!? とはいえ、その点はご心配なく! 作中で主人公たちのこれまでの冒険を振り返るようなシーンもありますし、チュートリアルもていねいなので、ゲームを進めていくなかで自然に世界観になじめると思いますよ。何より、ジバニャンたちの愛らしさは世界を救うレベルだと思いますので、誰もが笑顔になれるはずです!!
時空を超えた「妖怪ウォッチ」シリーズの4つの世界を冒険できる『妖怪ウォッチ4++』。まずは夏休みを過ごす小学生の男の子・ケータくんを操作しながら、移動や買い物など基本を覚えていくことに! 物語を進めていると妖怪にまつわるトラブルが発生し、バトルに突入。ケータくんたち妖怪ウォッチの使い手・ウォッチャーと最大3体の妖怪で協力し、敵と戦うアクションバトルが展開します。
操作は簡単! ボタンを押しているだけで技がつながっていくので、アクションが苦手という方でも遊びやすいと思います。またウォッチャーだけでなく妖怪たちも操作できるので、戦況や敵との相性に合わせて、キャラを切り替えながら戦うのもポイントになりそうです。
物語はキーとなるクエストをクリアしたり、特定の場所に移動することで進行。目的地はわかりやすく表示されるので、迷子にならないのがとても助かります。ウィスパーから妖怪ガシャのお宝を目当てに妖怪たちが集結しているという話を聞き、おおもり神社に向かうことに。ケータくんたちも妖怪ガシャにチャレンジしますが、出てきたのは不思議な”カギ”……彼はそのカギから現れた光る犬に導かれ、謎のトビラにたどり着き、見知らぬ世界へと迷い込んでしまうのです。
見るからに勝てなさそうな強力な妖怪に襲われているところを、妖怪ウォッチを持つ女の子たちに助けられたケータくん。彼女はなんと、30年後の世界のケータくんの娘・ナツメちゃんで……と、本来は出会うことがない子ども時代のケータくんとナツメちゃんが協力して戦う展開は、アニメシリーズを見ていた私にとっては胸アツ!!
“ナツメの世界”では、妖怪たちは普通の姿”ライトサイド”と闇の力を増幅させた”シャドウサイド”の2つの姿を持っています。ケータくんと一緒に来たウィスパーとジバニャンも、自分たちの未来の姿の”シャドウサイド”と遭遇! コワモテな妖怪に怯えるジバニャン、言い争うウィスパーと、それぞれのリアクションを見られるのも、本作ならではの見どころでしょう。
またナツメちゃんを慕う妖怪のミッチーがアニメ同様にいいキャラで、登場するだけで物語をコメディにしてしまう存在感に、笑いが止まりませんでした。
違う時代に来てしまったことに困惑するケータくんに対して、ナツメちゃんはこの不思議な現象の理由を知っている様子。第2章ではナツメちゃんに主人公をバトンタッチして、彼女たちの身に起こったエピソードが語られていきます。
“ナツメの世界”では、前述のとおりに妖怪たちが2つの姿を持っていて、バトル中に変化し、さまざまな戦い方を見せるのが特徴。ウォッチャーができることも違ってくるので、”ケータの世界”とは違ったバトルが楽しめるのもポイントなんです。
そのほか、ケータくんたちの時代から60年前の”シンの世界”、妖怪たちが暮らす”妖魔界”があり、まったく違う光景や妖怪たちとの出会いが待っています。それぞれ雰囲気の異なる世界を冒険できるので、飽きることなく楽しくゲームを進められ、こういったところも『妖怪ウォッチ4++』ならではの見どころではないでしょうか。
ちなみに妖怪と言えば「妖怪ウォッチ」のほかに、別の作品を連想する人も少なくないのでは? なんと本作には、あの「ゲゲゲの鬼太郎」から、鬼太郎と目玉のおやじが登場するんです! 残念ながら時間の都合で、私はまだそこまでストーリーを進めることができていませんが、彼らとの特別なクエストが気になってしかたがありません! ゲームが発売されたら、鬼太郎たちとのクエストをじっくりと進めてみたいと思います。
(C)水木プロ・東映アニメーション
私は先の展開が気になってサクサク物語を進めてしまいましたが、怪しいところを妖怪ウォッチで調べたり、妖怪を育成したり、寄り道&やり込み要素も豊富に用意されています。章が進んでいくごとにできることが増えていくので、遊び尽くすのには、かなりの時間がかかりそう。年末年始にゲームをどっぷりやり込みたいなんて人にも、バッチリオススメできてしまう内容になっています。
シナリオの早送りやスキップ機能、バトルが苦手な人も安心のオートバトルなど、便利なシステムも多数用意! 新要素を重点的にプレイしたい『妖怪ウォッチ4』を遊んだことがある方も、初めてシリーズに触れるという方も、遊びやすい作品になっていると思います。今年の年末はケータくんやナツメちゃんたちと一緒に、4つの世界に隠された謎に迫ってみてはいかがでしょうか?
今回はゲームの導入や序盤の見どころなどを紹介させてもらいましたが、『妖怪ウォッチ4++』ならではの要素も気になるところ。次回はそちらを中心にお届けしていきたいと思います。
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妖怪ウォッチ4++
・発売元:レベルファイブ
・フォーマット:PlayStation 4
・ジャンル:RPG(クロスメディアプロジェクト)
・発売日:2019年12月5日(木)予定
・価格:パッケージ版 希望小売価格 6,480円+税
ダウンロード版 販売価格 7,128円(税込)
・プレイ人数:1人(オンライン:2~4人)
・CERO:A(全年齢対象)
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