7月24日(水)に発売された、PlayStation®4用ソフトウェア『東京2020オリンピック The Official Video Game™』。来年開催される東京2020オリンピックの公式ビデオゲームタイトルで、実際に行なわれる16種目を楽しめるスポーツアクションです。
特集第3回目のテーマは「オンライン対戦」! 本作では、実際のオリンピックと同様に世界中のプレイヤーと競い合うオンライン対戦要素があります。そのなかでも、最も対戦要素としてやり込み要素の強い「ランクゲームス」を紹介&ランクゲームスのプレイレポートをお届けします。
オンラインでのフレンド対戦もあれば、何度も同じ種目に挑戦してタイムを競い合うレコードランキングも存在。やり込み要素たっぷりだ!
得意な種目で高ランクを目指せ! 世界中のアスリートが集う「ランクゲームス(RANK GAMES)」
ランクゲームスはインターネットを通じてプレイヤー同士で戦い、勝利して上位のランクを目指すモードです。リアルタイムで世界中のプレイヤーと対戦することができるので、白熱すること間違いなし! まずは、ランクゲームスの簡単な概要について説明していきましょう。
①勝てばポイントが上がり、負ければポイントが下がるシンプルなランクシステム
ランクゲームスは、オンライン上でマッチングしたプレイヤーとリアルタイムで競い合うのが基本となります。ランクは種目ごとに設定されており、最初は全種目ランクCからスタートし、最上位であるランクA+を目指していきます。マッチングしたプレイヤーに勝てばランクポイントが加算され、負ければ減算されるというシンプルなルールです。
マッチング画面では、対戦相手のランクやどこの国/地域のプレイヤーなのかが表示されます。実際のオリンピックのように、日本代表になった気分で挑みましょう!
②ランクは種目ごとに設定されていて、選べる種目は30分ごとに3種目
ランクゲームスは、すべての種目が選べるというわけではありません。30分ごとに3つの種目が選ばれ、そのなかから遊びたい種目をひとつ選択する形式です。選べる種目はスケジュールで管理されているので、事前にチェックしておきましょう。
競技セレクトから、48時間先までのスケジュールを確認できます。ランクを上げたい種目がある場合は、しっかり確認しておきましょう。
競技セレクトで△ボタンを押すと、種目ごとのランクと、次の開始時刻が表示されます。右に表示されているお知らせを”ON”にすると、さきほどの競技セレクトのスケジュールに、ベルマークで表示されるようになります。
③種目によって対戦人数が変化
ランクゲームスでは、種目によっては最大8人のプレイヤーと同時に対戦することができます。タイムを競い合う種目なら、COM戦では味わえない抜きつ抜かれつのドキドキ感がたまらない! 複数人のプレイヤーが参加できる種目は下記を参照してください。
最大8人のプレイヤーが同時に競い合う種目
100m
110mハードル
ハンマー投
走幅跳
100m自由形
200m個人メドレー
BMX
1対1で戦う種目(ダブルスの種目は味方がCPU)
ボクシング
卓球シングルス
テニスシングルス
卓球ダブルス
テニスダブルス
野球
バスケットボール
サッカー
ビーチバレーボール
ランクゲームスを実戦! ビーチバレーボールを50戦でランクはどこまで上げられるのか!?
今回、筆者である自分がランクゲームスで、どのぐらいまでランクを上げることができるのかに挑戦してみました。挑む種目は1対1(COMも含めると2対2)で、比較的プレイ時間の短い”ビーチバレーボール”を選択。50戦やってどのぐらい上げられたのかをレポートします。
世界中のプレイヤーたちが続々出現!
まず初戦の相手はイギリスのプレイヤーさん。このモードでは対戦相手とチャットをすることができるのですが、緊張しているところを向こうから「宜しくお願いします」と話しかけてくれました。チャットはプリセットで用意されているものなら自動で翻訳してくれるので、海外のプレイヤーさんが相手でも、気軽にコミュニケーションをとれるのがうれしいところです。
プリセットのチャット以外にも、スタンプやキーボードで打ち込んだ文字も送信できます。
初戦は負けてしまいましたが、対戦相手から「いい勝負でした」との感想をいただきました。勝っても負けてもお互いに称えることができるのはスポーツのいいところですよね!
このあとも、香港、中国、シンガポール、タイ、アメリカ、イギリスのプレイヤーの方々とマッチング。本当にさまざまな国のプレイヤーさんがランクゲームスに参加しているようでした。
ランク変動は意外とシビア!
ランクC-からスタートして、負けてもポイントは0のままですが、勝てない限りはポイントが上がりません。ようやく5戦目で同格相手に勝利して、ランクポイントが20加算されました。100ポイントでランクアップなので5勝すればランクが上がりますが、次戦で同格相手に負けて20ポイント分マイナスされたためポイントが0に! この手のランクがあるゲームでは、最初はもらえるポイントが多く、負けたら下がるポイントは少ないというイメージが私にもありました。しかし、本作では勝っても負けてもプラスとマイナスされるポイントは一緒! 実質5回勝ち越さないといけないことを知り、「1戦1戦落としてはいけない……」と、より真剣さをアップしてのプレイとなりました。
ランクが上のプレイヤーと当たるとマイナスになるポイントは低いのですが、さすが自身より高いランクのプレイヤー。1ポイントも取れずに負けてしまいました。
50戦終了! 結果は!?
最終的な戦績は18勝32敗! 最終的に25ポイントでフィニッシュです。複数人で行なう種目では、ある程度の順位になれば少しづつポイントが上がっていくのですが、1対1のゲームではとにかく勝利しなければなりません。その上で「ランクが上がったときの気持ちよさは格別!」と書きたかったのですが、まだまだ修行不足でしたので、トレーニングで練習してから出直してきます!
ランクC-から1度も上がることができなかったのは無念! こうなると、最上位であるランクA+はどのような高レベルな戦いを繰り広げているのか、非常に見てみたくなった挑戦でした。
本作初の無料アップデート、新種目「ラグビー」の追加
ここからは本作の新情報をお届けしていきます。まず最初の情報は、本日9月20日(金)より追加された新種目「ラグビー」の詳細! ラグビー(7人制ラグビー)は1チーム7人で、相手チームとひとつのボールを奪い合って、相手陣のインゴールエリアにトライを決めて得点を争う種目です。サッカーやバスケットボールと最も違う点は、ボールをパスする際、前方に投げてはいけないという点。パスする際は真横や後ろに投げて味方プレイヤーにつなぎ、ボールを持って走ったり蹴ったりして、相手陣のインゴールエリアにトライを決めて得点を争います。
相手がボールを持っているときは、タックルで身を挺して進行を止めるといった、激しい身体のぶつかり合いが本種目の魅力のひとつです。実際の種目と同様に、タックルで敵の進行を止める、相手のタックルをステップでかわすといった動作も再現されています。ラグビーは知っているけど詳しいルールを知らないという方は、本作をプレイしてそのおもしろさに触れてみるのもいいかもしれません。
操作はサッカーと同様に、選手を切り替えて行ないます。移動とパスを駆使してインゴールエリアまでボールを運びましょう。
<基本操作一覧>
Lスティック
移動、キック方向をコントロール
Rスティック
(切り替え先を選択)操作キャラクターの切替、ステップ
【オフェンス時】ダブルステップ
×ボタン
【オフェンス時】パス、トライ
【ディフェンス時】コンバージョンキック、タックル、(短押し)タックルフェイント
〇ボタンor□ボタン
【スローイン時】ジャンプ
L1ボタン
操作キャラクターの切替
R1ボタン
高速ラン
L1ボタン+R1ボタン
スペシャルダッシュ
相手ゴールラインの向こう側にあるインゴールに、ボールを持ち込んで地面につけるか、インゴールに入ったボールを抑え込むと得点が入ります。
実際は軽度の反則があったあとにスクラムを行ないプレイを再開しますが、ゲーム中は自分のインゴールエリアからボールを外に出したときに発生。両チームのフォワードが肩を組みあってぶつかり、中央に投げ込まれたボールを押し合って奪い合います。
実在するトップアスリートたちがゲームに登場する無料アップデート「トップアスリートに挑戦!」が配信開始!
本日9月20日(金)より、無料アップデート第1弾が配信開始! 新種目「ラグビー」に加えて、「トップアスリートに挑戦!」が配信されました。こちらは、実在するアスリートたちの姿をした選手がゲーム内の対戦相手として登場します。ご本人そっくりなアバターだけでなく、本作のために収録されたボイスにも要注目です。
第1弾では、陸上「100m」ケンブリッジ飛鳥選手、「ビーチバレーボール」に坂口佳穂選手・村上礼華選手ペアが参戦! 第2弾以降の登場選手とスケジュールは下記に記載しますので、ぜひチェックしてみてください。
【陸上100m】ケンブリッジ飛鳥選手
【ビーチバレー】坂口佳穂選手
【ビーチバレー】坂口佳穂選手
<登場選手一覧>
※カッコ内は、ゲーム内に登場する種目
中村 克(競泳・100m自由形)/松田丈志(競泳・200m個人メドレー)/福原 愛、平野美宇、早田ひな(卓球)/坂口佳穂、村上礼華(ビーチバレーボール)/山縣亮太、ケンブリッジ飛鳥、多田修平(陸上・100m)/清水 聡(ボクシング)/吉田沙保里(全種目)
配信スケジュール
配信スケジュール | 種目 | 選手 | |
第1弾 | 9月20日(金) ~ 10月3日(木) | 100m | ケンブリッジ飛鳥 |
ビーチバレーボール | 坂口佳穂/村上礼華 | ||
第2弾 | 10月4日(金) ~ 10月17日(木) | 100m自由形 | 中村 克 |
100m | 多田修平 | ||
第3弾 | 10月18日(金) ~ 10月31日(木) | 卓球(シングルス) | 福原 愛 |
平野美宇 | |||
卓球(ダブルス) | 福原 愛/平野美宇 | ||
第4弾 | 11月1日(金) ~ 11月14日(木) | 100m | 山縣亮太 |
ボクシング | 清水 聡 |
※敬称略
ますますオンライン要素が熱く、より楽しめるようになっていく本作。友人や家族でワイワイ楽しむだけでなく、記録やランクに挑戦するといったゲームを求めてる方にもぜひオススメです。来年やってくる東京2020オリンピックの前に、一足先にオリンピックを堪能してみるのはいかがでしょうか?
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東京2020オリンピック The Official Video Game
・発売元:セガゲームス
・フォーマット:PlayStation 4
・ジャンル:オリンピック公式スポーツゲーム
・発売日:好評発売中
・価格:パッケージ版 希望小売価格 4,990円+税
ダウンロード版 販売価格 5,389円(税込)
・プレイ人数:1~2人(オンライン時:最大8人)
・CERO:B(12才以上対象)
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『東京2020オリンピック The Official Video Game』公式サイトはこちら
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