『コール オブ デューティ モダン・ウォーフェア』2 vs 2 大会、勝利をもぎ取ったのは......?

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『コール オブ デューティ モダン・ウォーフェア』2 vs 2 大会、勝利をもぎ取ったのは......?

9月14日(土)、千葉・幕張メッセで行なわれた「東京ゲームショウ2019」の「e-Sports X(クロス) BLUE STAGE presented by PlayStation®4」にて、10月25日(金)に発売予定の『コール オブ デューティ モダン・ウォーフェア』(以下『CoD:MW』)の最初の大会である「スペシャルマッチ」が開催されました。

出場するのは、『コール オブ デューティ ブラックオプス 4』(以下『CoD:BO4』)シーズンで激闘を繰り広げたLibalent Vertex、CYCLOPS athlete gaming、Rush Gaming、Unsold Stuff Gamingの4チームに加え、海外トップチームFaZe Attach選手と、Rush Gaming ストリーマー GreedZz選手を加えたSpecial Teamの合計5チーム。それぞれ代表選手を2名選出し、『CoD:MW』で新たに追加される最大人数4人の2v2ゲームモード「GUNFIGHT」で真剣勝負に臨みました。

今大会はシングル・エリミネーション形式の2ゲーム先取制[BO3]で実施。「GUNFIGHT」は1ラウンド40秒、さらに2vs2ということで非常にペースの早い試合展開が予想されるほか、ショットガンやライトマシンガンなどを含む数多くの武器を扱うことができる競技性の高いルールとなっています。

「スペシャルマッチ」開催に向けた選手コメント

Sitimentyo(シチメンチョウ)選手
今日も絶対に勝ちます! 試合では、武器ごとに作戦の判断を行ないながら、積極的な立ち回りをしたいと思っています。今は試行錯誤が面白い時期なので、製品版のeスポーツモードもとにかく楽しみですね。今日の大会でいろいろ試しながら、製品版でいいスタートが切れたらと思います。

xAxSy(アクシー)選手
「GUNFIGHT」は相手の初動が少し見えるので、しっかり確認してから作戦の判断を行ないたいです。今回はアメリカからAttach選手も来ているということで、戦うのが楽しみです。『CoD:MW』には新しい試みが多く取り入れられているので、こちらも全力で楽しみたいですね。一ヶ月続けて遊んでみたら全員ハマると思いますので、大会をご覧いただいている皆さんもぜひやり込んで欲しいです。

Nicochaaaaaaaann(ニコチャン)選手
今日は観客の皆さんを楽しませられるような”魅せプレイ”を連発できたら良いな、と思います! 2vs2はどちらが最初の1キルを取るのかが非常に重要ですね。『CoD:MW』は今の時点でとても戦術的かつ堅実なプレイが強いゲームだと感じていて、僕のように昔から「CoD」をプレイしている層にとっては嬉しい方向性です。製品版も心待ちにしています。

Ngt(ナガト)選手
今日の試合形式のように、2vs2状況での練習は海外でも頻繁に行なわれているので、この「スペシャルマッチ」でも重要な経験が得られると期待しています。『CoD:BO4』では体力が150でしたが、今回はエイムさえ合えば敵も味方も一瞬で倒れるため、スリルがあります。僕はブレ制御にアタッチメントを振っていますね。実銃もあり、単純に武器を使っているだけでも楽しい作品です。

Vebra(ベブラ)選手
ラウンドごとにゆっくり行くのかスピーディに攻め上がるのか、左右どちらから詰めるのかを判断して、2人でしっかり報告をし合いたいですね。今の時点では動き回るプレイングが強いように感じているので、狭いマップの中で自分が動ける範囲を確実に確保したいと考えています。今回の大会を通じて、ぜひ今作の楽しさを伝えていければと思っています。

WinRed(ウィンレッド)選手
相方のVebra選手はいつも一緒に戦っているチームメイトなので、連携力で戦い抜こうと思います。『CoD:BO4』はスライディングが強かったですが、今作はジャンプや伏せ撃ちなどのキャラクターコントロールが重要になるので、こうした動きを駆使した撃ち合いには自信はあります。今日はとにかく楽しんで、頑張って勝ちたいと思います!

Duffle(ダッフル)選手
観客の皆さんや視聴者の方々に楽しんでいただけるような、「自分もやってみたい!」と思わせるような楽しいプレイをお見せできたらと思っています。今作はプレイ感覚が『CoD:BO4』から大きく変わっているため、ベテランも初心者も関係なくみんながゼロからスタートします。「CoD」シリーズを始めるなら、今がベストです!

NiRu(ニル)選手
「GUNFIGHT」は体力の回復がないため、1人で行動せずに2人で戦いたいと思います。今作は倒すのも倒されるのも一瞬で、目があったらすぐに決着がつくような緊張感が特徴だと感じています。オフライン大会ということで少し緊張もありますが、プレイしている時はただただ楽しいので、リラックスして臨みたいです。

Attach(アタッチ)選手
この東京ゲームショウのステージのように、多くの方が観ている中でプレイできることはプロとして最も楽しい瞬間です。『CoD:MW』はα版の段階で35時間ほどプレイしていますが、今日の段階では応用力と適応力が問われると思うので、作戦も試合中に組み直していく形になりそうです。今作は派手に撃ち合うよりも戦略的に戦うことで安定感が増すタイトルになると感じているので、製品版も非常に楽しみですね。

GreedZz(グリード)選手
海外のトッププロであるAttach選手と一緒にオフライン大会でプレイできることは、非常に楽しみです。もちろん、緊張もあります。今作は撃った時の反動やエイムの感覚がこれまでよりもリアル志向に変更されているため、まさに”生まれ変わった「CoD」”として新鮮な気持ちでプレイをしていきたいと思います。

初戦から好カード! Rush GamingがCYCLOPS athlete gamingに勝利し第2試合へ

『CoD:BO4』シーズンでも何度も戦った両チームが、『CoD:MW』最初の1戦に臨みます。お互いにカバースキルに長けている両チームは開幕から1vs1交換からの1vs1状況が続きます。そんな中10キル3デス1,000ダメージ越えと好調だったのはRush Gaming Vebra選手。ゲーム1はRush Gamingが6-3と先制します。

WinRed選手、Vebra選手

第2マップ「Pine」は視界の悪いジャングルステージで、高台をいかに抑えて裏取りを警戒するかが重要となります。ここではゲーム1から打って変わってCYCLOPS athlete gamingが連続5ラウンドを奪取。ラウンド8では今大会初となる「オーバータイム」が発生します。40秒以内に決着がつかなかった際に発生するオーバータイムでは、ステージ中央にフラッグが出現、これを奪取することで勝利となります。コンテナ内での読み合いは、先に位置取りをしていたNgt選手に軍配が上がりました。CYCLOPS athlete gamingが6-3と1ゲームを返し、試合をイーブンに戻します。

Ngt選手

Nicochaaaaaaaann選手

ゲーム3、マップは「Stack」。視界が狭く、1vs2状況だと簡単に挟み撃ちされてしまうステージのため、試合前にNicochaaaaaaaann選手が語っていたようにファーストブラッドが非常に重要となります。ラウンド1はNicochaaaaaaaann選手がメイン武器のOdenによるロングレンジで最速1キルを見せ、そのままダブルキルでスタート。流れを引き寄せたかと思いきや、Rush Gamingも大きく崩れず4-4までイーブン状況となりました。試合はラウンド11までもつれこみましたが、.50 GSによる撃ち合いを制したのはRush Gaming WinRed選手。第1試合は接戦の末、2-1でRush Gamingが勝利しました。

第2試合は王者Libalent VertexがUnsold Stuff Gamingを圧倒!

第2試合は、『CoD:BO4』シーズン公式大会を全勝した王者Libalent Vertexと、日本最強決定戦4位のUnsold Stuff Gamingの対戦。挑戦者となるUnsold Stuff Gamingがどこまで食らいつくかに注目が集まります。

ゲーム1、1ラウンド目ではSitimentyo選手がナイフによるダブルキルというスーパープレイが飛び出します。出鼻をくじかれたUnsold StuffGamingはその後もラウンドを連続して落としてしまい、xAxSy選手の巧みなカバーもあってLibalent Vertexが1-0と先制します。

Sitimentyo選手

“「GUNFIGHT」なのに銃を使わない”というプレイに会場が大きく湧いたゲーム1ですが、同じく銃を使わない戦いで魅せたのは、前シーズンから格闘最強と言われてきたUnsold Stuff Gaming Duffle選手。ゲーム2ラウンド3では威力の低いM19ではなく格闘でトドメをさす判断で、会場を大きく湧かせました。

Duffle選手

その後も流れは大きく変わらず、Libalent Vertexが6-2でゲーム2を勝利し、2-0と完勝します。試合後、Duffle選手は「(負けてしまいましたが)良いパンチが打てました。みんなもパンチを使ってください!」と語り、笑顔でステージを去りました。

いよいよSpecial Teamが登場! Rush Gamingとの激戦を制し決勝戦へ

北米の超強豪プロチーム「FaZe」に所属するAttach選手、公式大会への久しぶりの登場となるGreedZz選手が、Special Teamとして参戦。その初戦の対戦カードは、かつてGreedZz選手と共に戦ったWinRed選手を擁するRush Gamingです。

ゲーム1はAttach選手のキルが止まらず、6キル1デスと圧倒的な強さで4-0までリードを広げます。辛うじてWinRed選手がAttach選手を倒すも、GreedZz選手のカバーも上手くラウンドを奪うことができません。しかし、5ラウンド目からはWinRed選手が人間離れした爆発力を見せ、一気に3ラウンドを返します。Vebra選手とのツーマンセルが完全に噛み合い、気付けば最多キルはAttach選手ではなくWinRed選手に。そのまま6-5と逆転し、ゲーム1はRush Gamingが勝利しました。

WinRed選手、Vebra選手

ゲーム2は序盤から武器の特性や回復などの要因が重なり、細かい体力の削りあいが続きますが、こうした中で先にリードを作ったのはRush Gaming。今度は追いかける側となったSpecial Teamですが、GreedZz選手の活躍もあって4-1からラウンドを重ね続け、気付けば先に4-5とマッチポイントに。最後はAttach選手がショットガンでの撃ち合いを制し、1-1とイーブンに戻します。

Attach選手

3マップ目Pineは序盤からオーバータイムまでもつれ込む試合も見られる大接戦となりました。互いにまったく譲らず、互いにマッチポイントとなるラウンド11まで到達します。終盤ではAttach選手が危険を顧みず前線に上がるシーンが増え、GreedZz選手が囮の役割を果たしながらカバーに入るという展開も見られました。最終ラウンドは再びメイン武器に.50 GSが選ばれます。Rush Gamingはツーマンセルで動きますが、先行していたAttach選手がファーストブラッドをもぎ取り、そのままGreedZz選手が橋下でカバーに入ることで試合を決めました。第3試合はSpecial Teamが2-1で勝利しました。

王者Libalent VertexがSpecial Teamを下し、見事優勝!

世界に挑戦し続けたLibalent Vertexと、世界の壁となっていたAttach選手を有するSpecial Team。先ほどまでの雰囲気から打って変わって、決勝戦ではお互いに真剣な表情を見せています。緊張感のある決勝戦に、会場にいる2,500名の観客からはこの日一番の拍手と歓声が送られました。

ゲーム1、マップはKing。階段を登って先行していたGreedZz選手のファーストブラッドの直後、Attach選手が階下から襲撃。しかしLibalent Vertexも、xAxSy選手の立ち回りの巧さとSitimentyo選手の伏せ撃ちなどを駆使した撃ち合いが発揮され、互いにラウンドを重ねます。中盤までは互角の戦いでしたが、後半はAttach選手のキル力が炸裂、1vs2状況でも高所有利を取り撃ち勝つなどのプレイを見せ、ゲーム1は6-3でSpecial Teamが勝利しました。

ゲーム2 Pineでは、Libalent Vertexが前へ前へと攻めを重視したポジションを取りに行きます。積極的に攻めの姿勢を貫くxAxSy選手がいることで、Special Teamは対応を迫られる形に。ラウンド4ではAttach選手の驚異的なエイムによる2連続ヘッドショットでラウンドを返しますが、その後は続かず、ゲーム2はLibalent Vertexが6-2で勝利しました。

ゲーム3 StackではLibalent Vertexがサイドの攻めをことごとく成功させ、2-5のマッチポイントまで素早く到達します。ラウンド8までのお互いのチームのキルデス数はほぼイーブンながら、xAxSy選手の生存力が功を奏し、まずはSpecial Teamを追い詰める形となりました。

しかし、Special Teamもまだ終わりません。ラウンド8はAttach選手の最速ファーストブラッドからフラッシュグレネードで距離を縮めていくという堅実な立ち回りで勝利し、続くラウンド9では先ほどのお返しとばかりに1vs2の不利状況をAttach選手が華麗に打破。気付けばAttack選手は9キル6デスとキル最多になっており、ラウンドも4-5まで詰め寄っています。しかし序盤のリードには一歩及ばず、最後はxAxSy選手の格闘によるファーストブラッドからSitimentyo選手が決め、4-6でLibalent Vertexが勝利しました。

Sitimentyo選手、xAxSy選手

見事優勝したLibalent Vertexには、今大会のために用意されたチャンピオンリングが贈られました。また、実況・k4sen氏、解説・鈴木ノリアキ氏に本日のMVPとして選出されたDuffle選手、xAxSy選手の2名には、nacon「レボリューションアンリミテッドプロコントローラー」が贈呈されています。

試合後、Sitimentyo選手は「製品版に向けて良いスタートが切れました。舞台は新しくなりましたが、昔ながらの初心に返ったような気持ちで、気持ちよく戦えました」とコメント。xAxSy選手も「これだけたくさんの方が観に来てくれて、『CoD』の面白さを伝えることができてよかったです。昔プレイしていた人にもぜひプレイして欲しい作品です」と語りました。

なお、『CoD:MW』製品版は10月25日(金)発売予定となります。クロスプレイテストを含むオープンベータも9月20日(金)午前2時頃から9月24日(火)午前2時頃まで行なわれる予定ですので、この機会にぜひ最新の『CoD:MW』に触れてみてはいかがでしょうか。

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コール オブ デューティ モダン・ウォーフェア

・発売元:ソニー・インタラクティブエンタテインメント
・フォーマット:PlayStation 4
・ジャンル:ファーストパーソンシューティング
・発売日:2019年10月25日(金)予定
・価格:パッケージ版 希望小売価格 7,900円+税
    ダウンロード版 デジタルスタンダード版 販売価格 8,532円(税込)(*)
    ダウンロード版 オペレーター版 販売価格 10,584円(税込)(*)
    ダウンロード版 オペレーター改 販売価格 12,852円(税込)(*)
    ダウンロード版 オペレーター改アップグレード 販売価格 4,320円(税込)(*)
・CERO:D(17才以上対象)

*消費税率8%で計算された価格です。2019年10月1日(火)以降は消費税率10%で計算された価格に変更されます。

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