【TGS2019ステージレポート】『FFVII REMAKE』召喚獣&ミニゲームのデモを初披露!! バトルの解説も!

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【TGS2019ステージレポート】『FFVII REMAKE』召喚獣&ミニゲームのデモを初披露!! バトルの解説も!

◆2020年1月15日(水)更新 発売日の変更に伴い、発売日に関する記載内容を変更しました。

世界初公開のデモプレイに大歓声! 北瀬プロデューサーがバトル、召喚獣、ミニゲームを解説!!

2020年4月10日(金)発売予定のPlayStation®4用ソフトウェア『FINAL FANTASY VII REMAKE』(ファイナルファンタジーVII リメイク)。オリジナル版『FINAL FANTASY VII』の主要スタッフが手掛けており、壮大な物語や魅力的なキャラクター、当時の最先端技術が駆使された映像で多くの人を魅了した不朽の名作が、時を経て「新たな物語」として生まれ変わる。

千葉・幕張メッセにて開催中の「東京ゲームショウ2019」3日目にあたる9月14日(土)、プレイステーション®ブースにて本作のスペシャルステージイベントが行なわれた。

司会の松嶋初音さんとともに登壇したのは、スクウェア・エニックスの北瀬佳範プロデューサー。大剣「バスターソード」を掲げて主人公クラウドのようなポーズを取ると、集まったファンから大歓声が!

左からスクウェア・エニックス 北瀬佳範プロデューサー、松嶋初音さん。

北瀬氏は、「原作は22年前のゲームです。22年間、『リメイクしてください』とファンやメディアの方々から言われ続けてきました。本日、こうして『FINAL FANTASY VII REMAKE』をお見せでき、非常にうれしいです。会場でもすでに多くのお客様に試遊していただき、大好評を得ています」と挨拶。”リマスター”ではなく”リメイク”と銘打ったことについては、「22年前の原作を再構築するにあたり、ストーリーや世界観をより深く掘り下げました。バトルシステムも一新し、フルリメイクしています。ファンのみなさんは、原作に思い出をお持ちです。その期待をいかに越えるかを念頭に開発を進めています」と述べた。

本作の開発を手掛けるのは、『FINAL FANTASY VII』への愛にあふれたスタッフばかり。「私を含め、原作でディレクターを務めた野村哲也、シナリオの野島一成さんが本作でもコアスタッフとして関わっています。それに加えて、原作では一プレイヤーだった方が、22年経ってゲーム制作者になり、本作に参加してくれています。さらに、このゲームの制作発表後、全世界から『FINAL FANTASY VII』ファンのゲーム制作者が集まってきました。開発チームの約10%は、『FINAL FANTASY VII』を作りたいという思いで海外から集まってきた方々です」と、北瀬氏も太鼓判を押した。

コマンドRPG感覚で遊べるCLASSICモードを搭載! ガードスコーピオン戦をデモプレイ

デモプレイでは、プレイステーション ブースで試遊できる序盤のバトルを北瀬氏が自ら解説。クラウドとバレットが壱番魔晄炉の炉心部へと向かい、ガードスコーピオンと戦うまでの流れを実践してみせた。

本作のバトルは、アクションとコマンドを組み合わせた全く新しいシステムを採用している。□ボタンで攻撃、R1ボタンでガード、×ボタンで回避とワンボタンでアクションを発動。ATBゲージがたまると、魔法やアビリティを放つことができる。「コマンドメニューを開くと時間が止まるので、焦ることなくゆっくり魔法やアビリティを選べます。アクションしながらATBゲージをため、十分たまったら魔法やアビリティを発動。このようにアクションとコマンドを繰り返して、プレイします。アクションが苦手な人でも安心して遊べるシステムになっています」と、北瀬氏は説明した。

その一方で、アクションが得意な人に向けたシステムも搭載されている。「ショートカットキーに最大4つのコマンドを割り当てることができます。これにより、コマンドメニューを開くことなくアクションを繰り出せます。時間を止めず、アクションゲームのように楽しむこともできるんです」(北瀬氏)。

バトルのカギを握る、もうひとつのシステムが「バースト」だ。敵にはHPとバースト、2種類のゲージが備わっている。バトルが進むとバーストゲージがたまり、MAXになると敵がバースト状態に。このタイミングが攻撃のチャンス。バースト状態になると、敵に与えるダメージが増加し、一気にHPを削ることができる。ただし、一定時間が経過すると元の状態に戻ってしまう。北瀬氏は「制限時間内に、可能な限りたくさんダメージを与えましょう」と、攻略のコツを教えてくれた。

スイーパーがバースト状態に。「160%」という数値が表わすとおり、この状態になると敵へのダメージが160%に増加する。

今回のデモプレイは、クラウドとバレットの2人パーティ。操作キャラは方向キーの上下で切り替えることができ、操作していないほうはAIが動かすことになる。空中の敵はクラウドの近接攻撃が届かないため、バレットに切り替えて戦うなど、状況に応じた臨機応変なプレイも披露された。

CLASSICモードなら、好きな時だけ操作に介入できる!

ここで中ボス・ガードスコーピオンとの戦闘がスタート。だが、その前に北瀬氏が新たな情報を教えてくれた。「オプション画面から難易度を選択できます。難易度はEASY、NORMALのほかにCLASSICも。このCLASSICモードを選ぶとアクションがオートで行なわれるため、プレイヤーはコマンドを選ぶだけでいいんです。原作のコマンドRPGと非常に近いテイストになっているため、CLASSICモードという名前をつけました。原作を知る方には、懐かしさを感じていただけると思います」。

というわけで、ガードスコーピオンとの戦闘はCLASSICモードで行なうことに。スクリーンにはゲーム画面のほかに、コントローラーを操作する手元も映し出されていたが、コントローラーに全く触れることなくバトルが進んでいく。そしてATBゲージがたまった時のみ、ゲームに介入。「ATBゲージがたまったら、好きなタイミングでアビリティや魔法を発動できます。原作もATBゲージがたまるまで何もせず、たまったらコマンドを入力していたと思います。CLASSICモードも、原作と同じようにコマンドRPG感覚で遊ぶことができます」と北瀬氏は説明した。

しかも、敵との距離を詰めたい時、離れたい時、遮蔽物に隠れたい時など、キャラクターを動かしたくなったら、すぐにプレイヤー自身で操作を行なえる。「コントローラーを握りボタンを押せば、即座にアクションできます。またコントローラーを離せば、すぐオート操作に。ゲームに慣れてきたら、直接操作して楽しむのもいいでしょう」と北瀬氏。これには、松嶋さんも「『FINAL FANTASY VII』ファンの中には、しばらくゲームから遠ざかっている人もいると思います。CLASSICモードならアクションをオートにできるうえ、徐々にゲームプレイに戻ってくることもできるんですね」と驚きの表情を浮かべていた。

ひととおりシステムを説明したところで、デモプレイは終了。北瀬氏は、本作のバトルについて次のように総括した。「基本的にはアクションとコマンドを組み合わせたシステムですが、アクションが得意な人はショートカットキーを駆使して戦えますし、原作ファンはCLASSICモードでコマンド選択に集中できます。新しいファンも、原作ファンも楽しめるようになっています」。

ミニゲーム「スクワットチャレンジ」を世界初プレイ!

『FINAL FANTASY VII』と言えば、ミニゲームもファンからの人気が高い。北瀬氏によると、本作では「原作の遊びを新世代のミニゲームとしてリメイクしました」とのこと。原作とリメイク版のミニゲーム比較画像がスクリーンに映し出されると、会場に集まったファンからも大きな拍手が沸き上がった。

その進化を感じてもらうため、今回のステージではミニゲーム「スクワットチャレンジ」を公開! 松嶋さんが、世界初のデモプレイを披露することになった。

「スクワットチャレンジ」は、タイミングよくボタンを押し、ライバルより多くスクワットができれば勝利となるミニゲーム。最初はアシストアイコンが表示されるが、途中から消えてしまうため、リズムを体で覚えてテンポよくボタンを押さねばならない。タイミングがズレるとぎこちない動きになるため、「美しいスクワットをお願いします」と松嶋さんにプレッシャーを与える北瀬氏。なお、原作では3つのボタンを使用したが、『FINAL FANTASY VII REMAKE』では4つに。北瀬氏は「新世代のミニゲームですから」と話し、笑いを誘っていた。

そして、観衆の拍手を受けて「スクワットチャレンジ」がスタート! 真顔でスクワットをこなすクラウドを観客一同が固唾を飲んで見守るというシュールなひと時を経て、松嶋さんが見事ライバルに勝利!! ほとんどミスすることなく、41回という記録を達成した。これには北瀬さんも「開発スタッフでもなかなか40回を越えられません。僕も30回までしかいきませんでした」と賛辞を贈った。

集まったファンは、メインストーリーはもちろんミニゲームにも期待を膨らませた様子。北瀬氏は「原作の優れた部分、ファンが気になっている部分を大事にし、現代に蘇らせています。今日はお見せできなかった要素にも、ご期待ください」と締めくくった。

召喚獣イフリートの初公開映像に観客も大興奮!!

最後に公開されたのは、今回のステージのために特別に用意されたプレイ動画。「『FINAL FANTASY』と言えば召喚獣です。トレーラーにも少しだけ登場していましたが、今回はプレイ動画をお見せします。召喚獣がボス戦でどのように戦うのか、詳細がわかる動画をお持ちしました」と北瀬氏が述べると、会場は一気にヒートアップ!

プレイ動画に登場したのは、クラウド、ティファ、エアリス。アプスという強敵と戦う3人の姿が映し出された。北瀬氏は、ティファとエアリスのバトルスタイルについて次のように説明。「ティファは□ボタンで通常攻撃、△ボタンで強打。□ボタンと△ボタンで強弱をつけて戦います。エアリスの通常攻撃は、離れたところから敵を倒す遠隔攻撃。彼女には『聖なる魔法陣』という特殊なアビリティがあります。このアビリティを実行すると、フィールドに魔法陣が発生。仲間が魔法陣に入って攻撃を放つと、ボーナス効果が得られます。例えばティファがサンダーを放つと、連続魔法になるんです」。さらに、映像ではティファの「サマーソルト」、エアリスの「癒しの風」という技も確認できた。

そして、いよいよ召喚獣イフリートが登場! 召喚の手順について、北瀬氏はこう解説する。「パーティメンバーは、ひとりにつきひとつ召喚マテリアを装備できます。強敵が出現すると召喚マテリアが共鳴し、画面にSUMMONゲージが表示されます。ゲージがMAXになると、召喚獣を呼び出すことができます。今回はクラウドが装備していたイフリートを呼び出しましたが、パーティメンバーがほかの召喚マテリアを装備していれば、状況に応じて呼び出す召喚獣を選ぶことができます」。

『FINAL FANTASY VII』では呼び出した召喚獣はすぐに姿を消したが、本作ではバトルフィールドにそのまま残り、クラウドたちと一緒に戦ってくれる。「ゲージがなくなるまで、一定時間戦い続けます。召喚獣もアビリティを持っており、パーティメンバーのATBゲージを消費することでアビリティを実行できます。また、ゲージがなくなり姿を消す間際には、強力なアビリティを発動して去っていきます」と北瀬氏。その言葉どおり、去り際に「地獄の火炎」を放ち、見事アプスを倒すことに成功した。

最後に、「開発はまさに佳境を迎えています。ファンを大切に思い、期待を裏切らない作品を頑張って作っています。発売まで、楽しみにお待ちください」とファンに向けてメッセージが送った北瀬氏。大きな拍手で送られ、大盛況のままイベントは幕を閉じた。

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FINAL FANTASY VII REMAKE (ファイナルファンタジーVII リメイク)

・発売元:スクウェア・エニックス
・フォーマット:PlayStation 4
・ジャンル:RPG
・発売日:2020年4月10日(金)予定
・価格:パッケージ版 通常版 希望小売価格 8,980円+税
    パッケージ版 パッケージ+フィギュアセット 希望小売価格 33,980円+税
    ダウンロード版 通常版 販売価格 9,698円(税込)(*)
    ダウンロード版 DIGITAL DELUXE EDITION 販売価格 11,291円(税込)(*)
・プレイ人数:1人
・CERO:審査予定

*消費税率8%で計算された価格です。2019年10月1日(火)以降は消費税率10%で計算された価格に変更されます。

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『FINAL FANTASY VII REMAKE』公式サイトはこちら

『FINAL FANTASY VII REMAKE』公式Twitterはこちら

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