『Marvel’s Spider-Man』ゲーム本編に追加ストーリーDLC3部作を加え、お得な価格で入手できるPlayStation®4用ソフトウェア『Marvel’s Spider-Man Game of the Year Edition』が発売となりました。
この発売を記念して、米国PS.Blogが本作のフォトモードで美しい写真を撮影するコツを公開しましたので、紹介します!
フォトモードの魅力にどっぷりハマった米国PS.Blogチームの Justin Massongillによる写真教室を、ぜひご覧ください!
『Marvel’s Spider-Man』が私たちの心をクモの糸で虜にしてから約1年が経とうとしています。この世に生を受けて以来のスパイダーマンファンとして、この傑作がPS4に飛び出してきた瞬間から、街中をスイングしては大小さまざまな犯罪を解決しながら……5分ごとにカメラを取り出しては撮影を繰り返してきました。
プラチナトロフィーを獲得した今も、ときどきゲームを起動してはマーベル世界のニューヨークを軽くスイングして見回るついでに、インソムニアック・ゲームズが『Marvel’s Spider-Man』に組み込んだ素晴らしいフォトモードを使って写真撮影の腕がなまらないようにしています。
どんなゲームのフォトモードでもうまく撮るためには3つのポイントを意識する必要があるというのが私の持論です。本作でももちろん使える、その3つのポイントとは、「ライティング」、「カメラ」、「アクション」です。
ライティング
写真の本質は、「光を捕えようとする芸術」といえるかもしれません。ですから、ライティングとその効果を理解することは、素晴らしい写真を撮影するための重要な要素です。
リサーチステーションでフィールドの時間を変えられるようになっているなら、「夜」に設定してから街の中をすこしスイングしてみてください。光源となるものを見つけたら、近くへ寄ってみて、それぞれがスパイディにどんな影響を及ぼすか調べてみましょう。私のお気に入りの光源はビルの屋上にあるガラス製の窓から漏れる光で、我らが主人公を下からの光でドラマチックにライトアップしてくれます。
この光源を使って……
……こんな写真に
市街の中心部にある巨大な電光掲示板からも面白い効果が得られます。タイミングよくジャンプするか空中での攻撃の瞬間をうまくとらえると、スパイダーマンの姿がカッコいいシルエットとなって浮かび上がるのです。時間を昼に設定しても、素晴らしいシルエットを撮影できますし、温かみのある「ゴールデンアワー」のライティングはとても豊かな表情を与えてくれるはずです。
また、フォトモードのメニューで各種のフィルターを試してみましょう。撮ろうとしている写真によっては「ブレンド」の項目を使ってフィルター強度を落とした方が合うこともあります。「スパイダー・クローム」フィルターは最大限まで上げると写真のディテールを飛ばしてしまいかねませんが、強度を落としてみれば、強烈なコントラストを持ったインパクトのある一枚にできるかもしれません。
カメラ
『Marvel’s Spider-Man』のフォトモードではたくさんの項目をいじることができます。ですが、私が撮るとき最初に設定するのは「視界」です。これは、本物のカメラでの光学ズームと似たような働きをします。つまり、以下の2つの効果を生み出せるのです。
1. 設定を「100」に変更すると超ワイド画角(パノラマ)で撮影できます。これによって、画像の端の部分にゆがみが生じるため、構図によっては非常にドラマチックな作品を生み出すことができます。
2. 反対側の端までスライダーを動かすと、現実のカメラでの超望遠レンズと同じような効果があります。つまり、画像内の要素を凝縮して特定の細部に焦点を当てることができるのです。これは、肖像写真にはピッタリで、特にインソムニアック・ゲームズが情熱を注ぎこんだ多数のスパイディ・スーツのテクスチャーを写すのに向いています。
通常、次に私が調整するのは「絞り値」と「焦点距離」です。これは、実際のカメラでのレンズの絞りと同じ働きをするもので、写真の中で焦点の合う範囲を決めることができます。人物の顔に焦点が当たっていて背景がぼやけている写真を見たことがありますよね。あれは、被写界深度と呼ばれるもので、絞り値と焦点距離をいじることで生み出せる効果の一つです。ついつい、限界MAXまで振り切ってすべての写真の背景を完全にぼかしたくなってしまうのですが、やりすぎは禁物。背景の細部が少し残っているくらいの方が写真全体のストーリーが伝わることもあるのです。
カメラの「傾き」を変えるのも、特定の要素をすべて構図の中に入れたり、写真にダイナミックさ(動きの感覚)を与えたりするときに役立つ方法ですから、思い切ってやってみましょう。さらに、カメラを90度回転させて縦長の構図で撮影すれば、携帯用の壁紙にピッタリな写真を撮ることができますよ!
それから、被写体とカメラの高さを考えてみるのも大切です。一般的に言って、低いアングルで(下から)撮ると被写体の迫力が増します。ですが、これはフォトモードの(そして人生の)すべてに言えることなのですが、「ほどほど」が一番です。同じ写真でカメラの高さを変えてみてください。高さが仕上がりにどう影響するのか理解できるでしょう。
おまけ――これまでに述べたポイントを試しながら、スパイディの目にも注目してみてください。スパイディの目は非常に大きく表情豊かですので、これらの変更の影響を受けやすいのです。自撮りモードのときは、いろんな表情も試してみましょう。
アクション
フォトモードでは時間が止まっているため、タイミングさえ合えば驚くような瞬間をとらえることができます。スパイダーマンの多彩なアクションをすべて試してみてください。スイングやパンチだけではない、豊富なアクションのレパートリーがあるんです。細かいところにこだわる人は、敵に向けて発射するガジェットによる違いにも気づくかもしれません。
さまざまなアクションをやってみて、時間が止まったらどう見えるのかを確認してみましょう。思わぬ写真が撮れて驚くはずです。ウェブ・ジップやポイント・ジャンプ、たくさんの戦闘アクション、ガジェット、ウォール・ランを撮影すると驚くほど劇的な瞬間を撮影できるかもしれません。
このブログ内で「~してみる」という表現がたくさん出てきたことに気づいたかもしれませんが、それには理由があります。すでにいくつかのポイントをご紹介しましたが、スパイダーマンを被写体に素敵な写真を撮るための最善の方法とは、実際にゲームを起動して撮影することなんです。インソムニアックが提供してくれたツールをいじってみることで、ツールがもたらすさまざまな力に親しむことができます――ひょっとしたら、そのうち独自のコツを発見できるかもしれません。
この一枚を撮影するため、ビルの側面をウォール・ランしながら、壁に設置された明かりの上を通過した瞬間にフォトモードを起動しました
最後に、チャーミングなフレームやステッカーもたくさん用意されており、あなたの作品に最後の一筆を加えることができます。失敗を恐れないでください。いずれ、次のコミックの表紙になるような素晴らしい作品を生み出せるかもしれませんよ。
私がフォトモードで撮影した他の写真は、#SpiderManPS4や#PS4shareのハッシュタグをつけてTwitterで公開しています。この記事を読んで、フォトモードで写真を撮ってみたくなった方がいたら、ぜひあなたの作品もハッシュタグを付けてアップしてみてください!
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Marvel's Spider-Man Game of the Year Edition(新しいウィンドウで開く)
オンライン配信版 ¥4,290
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Marvel’s Spider-Man Game of the Year Edition
・発売元:ソニー・インタラクティブエンタテインメント
・フォーマット:PlayStation 4
・ジャンル:オープンワールドアクションアドベンチャー
・発売日:好評発売中
・価格:パッケージ版 希望小売価格 3,900円+税
ダウンロード版 販売価格 4,212円(税込)
・プレイ人数:1人
・CERO:C(15才以上対象)
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『Marvel’s Spider-Man』公式サイトはこちら
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