9月13日(金)の発売が迫るシューティングRPG『ボーダーランズ3』。米国PS.Blogに掲載された本作のプレイレポートを紹介しよう。
※記事中の映像は海外版のものです。
『ボーダーランズ2』の発売からもうすぐ7年、クラップトラップの縄張りに戻る時がやってきた。過去の作品をプレイしてきたなら、ハチャメチャな協力プレイや独特な武器は予想できるはずだ。『ボーダーランズ3』でも、期待どおりにいつものシューティングRPGが楽しめるのだが、実際に体験してみると、新たに加わった痛快な武器、豊富なキャラクタークラス、そしてクオリティーの高いゲームプレイが強く印象に残った。
武器がサイコー
｢ボーダーランズ｣シリーズはストーリーが進むたびにより強い武器を手に入れ、敵をぶっ倒していくゲームだ。武器に使われる銃は、今回、より爽快でインパクトがあるものとなっている。敵の上に表示されるダメージの数値だけでなく、実感としてその手で銃のインパクトと反応も楽しめる。ショットガンにやられた不運なバンディットはマップ上で吹き飛ばされるだろう。クリアでメリハリのある銃声のサウンドデザインが、おなじみの爽快感を盛り立てる。
豊富にそろったクレイジーな銃
銃には、数多くの種類があり、それぞれに特徴がある。リロードすると小さなタレットに代わるサブマシンガン、オーバーヒートすると水で冷やす必要がある武器、トリガーをホールドしてエレメント付き焼夷弾またはコロッシブ属性の爆発をチャージする武器など、こういった遊び心満載の武器にはそれぞれ個性があり、また、種類も豊富である。
個性的で多彩なヴォルト・ハンター
魅力的なキャラクターが多く揃い、｢ボーダーランズ｣シリーズでどのキャラクターをプレイするかをこれほど迷ったのは初めてだ。”モズ”が召喚するアイアン・ベアは、肉厚なアーマー、シールド、そしてあらゆるものを破壊する大砲を肩に装備している。”FL4K(フラック)”はクローキングで透明となり、忠実なペットのスキャッグやラックを敵に放つことができる。”アマーラ”はセイレーンの力でスペクトルエネルギーの腕を召喚する。地面から召喚した腕は罠になり、背中に召喚した拳で敵をボコボコにすることができる。シークレットエージェントとして活躍した過去を持つ”ゼイン”は、ドローンを飛ばしたり、本体と入れ替わることができるクローンを登場させたりと、相手の目を欺く。こういったヴォルト・ハンターたちの切磋琢磨も楽しみだ。
射撃モードの切り替えで銃撃戦の幅が広がる
『ボーダーランズ3』の多くの銃は方向キーの下を押すことで、より熱い戦闘を楽しめる射撃モードの切り替えが可能だ。スコープ付きミニガンがボタンひとつでスナイパーライフルに切り替えられるのだ。エレメンタル属性で凍らせてから切り替えて、敵を焼き尽くしたり、ピストルからロケットに変えて集中砲火を浴びせることだってできてしまう。射撃モードが切り替えられる武器は、言ってみれば2種類の武器を持っているようなものなので、使うたびにワクワクが止まらない。
アイテムスコアで戦利品の整理がシンプルに
武器、グレネード、そしてシールドには膨大な性能が提供されており、比較するとなると時間がかかってしまう。完璧主義者なら細かくチェックしてくれてもかまわないが、そうでなければアイテムスコアを使うといいだろう。この数字を見れば、発見した戦利品がより強いかどうかがひと目でわかる。これで新しい装備が必要かをすばやく判断でき、すぐに戦闘に戻ることができるのはありがたい。パッとしない装備変更とは、もうおさらばだ。
動作がより自然でスムーズに
本作では銃の装備性だけでなく、｢ボーダーランズ｣シリーズの中で最もすぐれたゲーム動作を実装している。崖をよじ登る動作は解放的な気分が味わえる。ゲーム制作会社のGearbox(ギアボックス)は、動作とフィールド環境内の障害をうまく組み合わせている。スライディングは今回が初登場。スライディングで爆発物に近づき、スムーズに敵にぶつけられた時は、ほんとうにスカッとした。
ユーモアはもちろん健在
『ボーダーランズ3』の面白さはゲームプレイだけではない。惑星エデンでは印象的なミッションがある。あの独特な個性を持つ人気ミュージシャンIce-T(アイス・ティー)が声を務める”バレックス”という口の悪い、感情を持ったAIが登場するのだ(＊)。バレックスは手違いで本体へのアクセスを失い、薄汚れたテディベアを媒体としていた。バレックスのミッションでは、｢ラッチ｣という生き物が生息する施設の奥深くに行くこととなるのだが、実は、このぬるぬるした生き物は意思疎通ができることが明らかになる。この施設をコントロールしているAIは、バロックを軽蔑するかつての恋人だったわけだが、この先は自分の目で確かめる方がいいだろう。最後に付け加えるとすれば、このミッションは最高にクレイジーだ。
＊Ice-Tがバレックスの声を担当するのは英語音声のみ。日本語吹き替えでは別の声優がバレックスを担当。
新しい舞台の追加
パンドラを走り回り、銃を撃ちまくるのもいいが、エデン-6のような新しい環境も目覚ましいものがある。例えば、エデン-6の目的地は致死の森から、木の上にある村、遺棄されたハイテク施設まで、とかなり広い。Gearboxは、その他にも、にぎやかな近未来都市や危険な沼など、新しく登場する惑星に関する新情報を発表している。
撃って、拾って、暴れまくるシューティングRPG『ボーダーランズ3』の発売までもうすぐだ。バンディットと宇宙の凶暴な恐竜を撃ち飛ばすのは、やっぱり友達と一緒のほうがたのしい。今から一緒にプレイする友達に声をかけておこう(オンラインでは最大4人まで、オフラインでは分割画面で2人での協力プレイが可能だ)。
PlayStation®4で楽しめるGearboxの新たなアドベンチャーの発売は、9月13日(金)だ。
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ボーダーランズ3
・発売元：テイクツー・インタラクティブ・ジャパン(同)
・フォーマット：PlayStation 4
・ジャンル：シューティングRPG
・発売日：2019年9月13日(金)予定
・価格：通常パッケージ版 希望小売価格 7,400円＋税
パッケージ版 デラックス・エディション 希望小売価格 9,500円＋税
パッケージ版 超デラックス・エディション 希望小売価格 12,800円＋税
通常ダウンロード版 販売価格 7,992円(税込)
ダウンロード版 デラックス・エディション 販売価格 10,260円(税込)
ダウンロード版 超デラックス・エディション 販売価格 16,458円(税込)
・プレイ人数：1～2人(オンライン時:2～4人)
・CERO：Z(18才以上対象)
※ダウンロード版 超デラックス・エディションは9月16日(木)までの期間限定で13,824円(税込)の特別価格で購入できます。
※ダウンロード版ご購入の際のご注意
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