王者Libalent Vertexが"最強"を証明! すべての試合がアツすぎた「CoD:BO4日本最強決定戦」レポート

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王者Libalent Vertexが"最強"を証明! すべての試合がアツすぎた「CoD:BO4日本最強決定戦」レポート

『ブラックオプス 4』シーズンを戦い抜いたプロ4チームが”日本最強”の座を賭けて激突!

ソニー・インタラクティブエンタテインメント(SIE)が主催する、PlayStation®4用ソフトウェア『コール オブ デューティ ブラックオプス 4』(以下『CoD:BO4』)の国内トーナメント「CWL日本代表決定戦」。これまでに第1回から第4回が行なわれ、公式世界大会「Call of Duty World League(CWL)」への出場権をめぐる戦いが繰り広げられてきました。

8月10日(土)に開催した「CoD:BO4日本最強決定戦」は、国内「CoD」シーンを大いに盛り上げた『BO4』シーズンの総決算! 「CWL日本代表決定戦」に出場した、全223チーム(第1回~4回のオンライン予選に参加したチーム数)から選出された上位4チームが”日本最強”の座を賭けて激突する、賞金総額1,000万円のeスポーツ大会です。

本記事では、激戦目白押しとなった大会の模様をレポートします。また、開催当日にライブ配信した映像のアーカイブ視聴も可能です。国内トップチームによる対戦を、ぜひご覧ください。

これぞオフライン大会の醍醐味! ギャラリーの大声援に後押しされて好ゲーム続出!

本大会には、「CWL日本代表決定戦」の過去最高成績を元に選出された4チームが出場。4連覇を果たしたLibalent Vertexを筆頭に、2位3回のCYCLOPS athlete gaming、2位1回のRush Gaming、3位2回のUnsold Stuff Gamingという顔ぶれです。

「CWL日本代表決定戦」過去4大会の結果

「CoD:BO4日本最強決定戦」出場チームおよびメンバー

各チームはWinners Bracket(以下WB)からスタート。一度負けるとLosers Bracket(以下LB)へと移行し、そこで負ければ敗退となるルールです。各試合は「HARDPOINT」「SEARCH & DESTROY」「CONTROL」のゲームモードを使い、WB 1回戦とLB 1回戦は2ゲーム先取制のBO3(Bests of 3)、以降のWinners Final、Losers Final、Grand Finalは3ゲーム先取制のBO5で行なう変則ダブルイリミネーションとなります。

これまでの大会と異なるのは、レギュレーションだけではありません。会場にはたくさんのギャラリーが訪れ、応援するチームカラーのスティックバルーンを手に大声援。国内トップクラスの実力を持つ選手たちがギャラリーの熱気に後押しされ、さらなる好ゲームを引き出すという、オフライン大会ならではの醍醐味が感じられることとなりました。

【WB 1回戦第1試合】 「SEARCH & DESTROY」を落としながらもLibalent VertexがWinners Finalへ

WB 1回戦の第1試合は、Libalent VertexとUnsold Stuff Gamingの対戦。「CWL日本代表決定戦」における直接対決は1度だけあり、Libalent Vertexがマップカウント3対0でストレート勝ちを収めています。

「HARDPOINT」で先制したのはLibalent Vertex。Inaba UR選手とsitimentyo選手のキルが冴え渡り序盤からリードを作ると、Unsold Stuff Gamingの追撃をしのいで幸先の良いスタートを切ります。

しかし、ゲーム2でムードが一変。取っては取り返す攻防が続き、5-5で迎えた最終の11ラウンドには、相手の動きを読み切ったUnsold Stuff Gamingが統制の取れた布陣を展開。「SEARCH & DESTROY」の最終ラウンドで圧倒的な勝負強さを誇るLibalent Vertexから、値千金の勝利をもぎ取りました。

これでマップカウントは1対1。BO3ルールのため、お互いがリーチをかけたことになります。大番狂わせの予感が漂います。そんな中でもLibalent Vertexは「CONTROL」を3-0で制し、王者の貫録をあらためて披露。Winners Final進出を決めた瞬間、立ち上がって喜びを表わすsitimentyo選手の姿が印象的でした。

<WB 1回戦第1試合結果>

【カード】Libalent Vertex VS Unsold Stuff Gaming
【ゲーム】HARDPOINT(ARSENAL):250-193
     SEARCH & DESTROY(FREQUENCY):5-6

     CONTROL(ARSENAL):3-0
【マップカウント】2対1

【勝利】Libalent Vertex

【WB 1回戦第2試合】 止まらない”Rush”コール! CYCLOPS athlete gamingとのライバル対決をRush Gamingが制す

続いてはCYCLOPS athlete gamingとRush Gamingが激突。「CWL日本代表決定戦」での直接対決では、CYCLOPS athlete gamingの3勝2敗という成績です。

どちらも今シーズン最後の大会への意気込みは相当なものですが、とくにRush GamingはLuke選手が「CoD:BO4日本最強決定戦」をもって選手活動の休止を表明。Luke選手自身、そして彼を送り出すチームメイトやファンも、有終の美を飾りたい思いを強く持っていることでしょう。

ゲーム1「HARDPOINT」は、序盤からRush GamingのWinRed選手が大爆発。一気にリードを広げると、スコアリミットが見えてきた終盤には、CYCLOPS athlete gamingの逆転への望みを断つLuke選手のトリプルキル! 終わってみれば250-65の大差でRush Gamingが完勝しました。

ゲーム2「SEARCH & DESTROY」は、先手を取るCYCLOPS athlete gamingにRush Gamingが追いついていく展開に。CYCLOPS athlete gamingはLeisia選手のSRが光りました。しかし、会場を真っ赤に染めるギャラリーの”Rush”コールを受け、Rush Gamingが先にリーチをかけると、そのまま押し切って勝利。マップカウント2-0のストレート勝ちでWinners Finalへと駒を進めました。

<WB 1回戦第2試合結果>

【カード】CYCLOPS athlete gaming VS Rush Gaming
【ゲーム】HARDPOINT(SEASIDE):65-250
     SEARCH & DESTROY(ARSENAL):4-6
【マップカウント】0対2

【勝利】Rush Gaming

【LB 1回戦】 出直しを図るCYCLOPS athlete gamingがUnsold Stuff Gamingを撃破

LB 1回戦は、Unsold Stuff Gaming対CYCLOPS athlete gaming。ここで敗れると『BO4』シーズン終了を意味する試合です。なお、「CWL日本代表決定戦」での直接対決はCYCLOPS athlete gamingの3勝0敗となっています。

この対戦成績が示すかのように、試合は終始CYCLOPS athlete gamingが優勢に進めます。「HARDPOINT」では序盤のリードを保ったまま250-166で制し、続く「SEARCH & DESTROY」は1本落としただけで6-1と完勝。WB 1回戦での敗北からすぐに修正し、再び頂点を目指して走り始めます。

一方のUnsold Stuff Gamingは、これで『BO4』シーズンが終了。しかし、「CWL日本代表決定戦」の後半2大会は振るわなかったものの、本大会では仕上がり良く好ゲームを見せ、国内トップ4に相応しい戦いぶりでした。

<LB 1回戦結果>

【カード】Unsold Stuff Gaming VS CYCLOPS athlete gaming
【ゲーム】HARDPOINT(ARSENAL):250-193
     SEARCH & DESTROY(ARSENAL):5-6
【マップカウント】0対2
【勝利】CYCLOPS athlete gaming

【Winners Final】 フルマップの死闘を制したLibalent VertexがGrand Final進出!

Grand Final進出を賭けた戦いに臨むのは、Libalent VertexとRush Gaming。「CWL日本代表決定戦」での直接対決はLibalent Vertexの3勝0敗です。

ここからは3ゲーム先取制のBO5。フルマップまでもつれ込む死闘となった試合のクライマックスは、ゲーム1でいきなり訪れました。Rush Gamingはこれまで「HARDPOINT」でLibalent Vertexに勝ったことがない鬼門でしたが、逆転に次ぐ逆転で一歩も引きません。先に200ポイントの大台に到達したのはLibalent Vertex。しかし、スコアリミット目前の239ポイントでRush Gamingが食い止め、最終盤でひっくり返します。最後はリーダーのHunt選手が拠点侵入を防ぎ、ついにRush Gamingが「HARDPOINT」でLibalent Vertexに土をつけました!

その後はLibalent VertexとRush Gamingが交互に取り合って、マップカウント2対2で雌雄を決するゲーム5「SEARCH & DESTROY」へ。会場の応援合戦も過熱する中で、底力を見せたLibalent Vertexが6-3で勝利。苦しみながらもGrand Final進出が決定しました。

<Winners Final結果>

【カード】Libalent Vertex VS Rush Gaming
【ゲーム】HARDPOINT(ARSENAL):239-250
     SEARCH & DESTROY(GRIDLOCK):6-2
     CONTROL(SEASIDE):2-3
     HARDPOINT(SEASIDE):250-193
     SEARCH & DESTROY(ARSENAL):6-3
【マップカウント】3対2
【勝利】Libalent Vertex

【Losers Final】 復活のCYCLOPS athlete gamingがGrand Finalへの切符を獲得!

もう負けられないRush GamingとCYCLOPS athlete gamingがこの日2度目の対決。1戦目と同じく、目を離せない接戦が続きました。

ゲーム1「HARDPOINT」は、リードするRush GamingをCYCLOPS athlete gamingがじりじりと追い上げていく展開に。終盤で逆転のシナリオが見えたかに思えたCYCLOPS athlete gamingでしたが、そこに立ちはだかったのはLuke選手のテンペスト。拠点になだれ込もうとする相手に次々と刺さり、リードを許しませんでした。

ゲーム2からはCYCLOPS athlete gamingが優勢。Leisia選手がLuke選手とのSR対決を制した勢いで6-3とものにすると、会場の”CAG”コールに乗って続く「CONTROL」でも連勝します。

ゲーム4「HARDPOINT」も接戦となりますが、終盤の勝負どころでLeisia選手、そしてNami選手・Ngt選手のコンビが見事な働き。Rush Gamingはスコアリミットに到達される目前から、Gorou選手の活躍などで驚異的な粘りを見せたものの決死の強行突入は実らず。CYCLOPS athlete gamingがWB 1回戦の雪辱を晴らすとともに、Grand Finalへの切符をもぎ取りました。

敗れたRush Gamingは、今シーズン最後の大会を3位で終えることとなりました。しかし、闘志をむき出しにして勝利に向かう戦いぶりは、会場に集まった大応援団の心に届いたことでしょう。

<Losers Final結果>

【カード】Rush Gaming VS CYCLOPS athlete gaming
【ゲーム】HARDPOINT(FREQUENCY):250-235
     SEARCH & DESTROY(ARSENAL):3-6
     CONTROL(SEASIDE):1-3
     HARDPOINT(SEASIDE):231-250
【マップカウント】1対3

【勝利】CYCLOPS athlete gaming

【Grand Final】 頂上決戦を制したLibalent Vertexが”日本最強”に!

ついに迎えたGrand Final。「CWL日本代表決定戦」での直接対決はLibalent Vertexが6勝、CYCLOPS athlete gamingは6敗。Libalent Vertexは無敗で4連覇を達成しているため当然の成績ですが、6戦も当たっているのはCYCLOPS athlete gamingが何度となくWinners FinalやGrand Finalまでたどり着いていたからこそ。今シーズン最後の頂上決戦が、いよいよ始まります。

試合は、ゲーム1から期待どおりの大接戦。互いにポイント差を広げられない展開で進むなか、まずはビッグプレイを連発したLibalent Vertexが242ポイントに。しかしCYCLOPS athlete gamingも驚異的な追い込みを見せ、両チームのポイントは242-242でピタリと止まります。会場のボルテージが最高潮となった瞬間、xAxSyが4連続キルを決める離れ業をやってのけ、Libalent Vertexがスコアリミットに到達しました。

ゲーム2はARSENALでの「SEARCH & DESTROY」。Libalent Vertexがもっとも得意とする舞台でしたが、なんとCYCLOPS athlete gamingが開幕から4連取で大きくリードを広げます。Libalent Vertexも追い上げを見せ、先にリーチをかけられながらも5-5に追いつき、勝負の行方は最終11ラウンドへ。Libalent Vertexのメンバーが今大会でもっとも印象に残る場面と口をそろえたこの結末は、0-4からの大逆転勝利となりました。

ゲーム3「CONTROL」は、CYCLOPS athlete gamingがここまでのお返しとばかりにストレート勝ち。試合内容は僅差でしたが、25キルをマークしたLeisia選手の活躍をはじめ、一丸となってLibalent Vertexを上回りました。

そして迎えたゲーム4は、個人のスキルとチームの連携力の高さが凝縮された、日本最強を決めるにふさわしい死闘となりました。序盤はLibalent Vertexがリードを奪いましたが、中盤にかけてCYCLOPS athlete gamingが逆転、そのまま200ポイント台に到達します。1キルの重みが増す最終盤、画面のキルログには両チームの選手名が交互に表示されるかのような大接戦に。220ポイント台で完全に並ぶと、最後の拠点で優位に立ったのはLibalent Vertex! リスポーン不利なCYCLOPS athlete gamingをしっかりと押さえ込み、Grand Final優勝を決めました。

Libalent Vertexは4連覇した「CWL日本代表決定戦」に加え、この「CoD:BO4日本最強決定戦」も無敗で制し、”日本最強”であることをあらためて証明する結果となりました。

なお、今大会のMVPはスコア平均2,735を叩き出した、Libalent Vertexのリーダーsitimentyo選手が獲得しています。

<Grand Final結果>

【カード】Libalent Vertex VS CYCLOPS athlete gaming
【ゲーム】HARDPOINT(FREQUENCY):250-242
     SEARCH & DESTROY(ARSENAL):6-5
     CONTROL(FREQUENCY):0-3
     HARDPOINT(SEASIDE):250-228

【マップカウント】3対1
【勝利】Libalent Vertex

ファイナリスト10選手から「CoD」ファンに向けてメッセージ

大会終了後、Grand Finalを戦ったLibalent VertexとCYCLOPS athlete gamingの選手たちにインタビューを行ないました。シーズンを通して応援してくれたファン、そして「CoD」ファンに向けたメッセージをご紹介します。

【CYCLOPS athlete gaming】

Ngt選手
1年間、応援ありがとうございました。優勝を1回もお見せできなかったのは申し訳なく思います。次回作でも応援してくれるなら、いずれ優勝を見せたいと思います。

Nami選手
応援していただき、本当にありがとうございました。チーム移籍でバタバタした時期があったにも関わらず、それでも応援してくれる人がたくさんいて、心から感謝しています。ひとつ謝りたいのは、動画投稿が1ヵ月空いてしまったりして、申し訳ないです。

Nicochaaaaaaaann選手
まずは、1年間応援ありがとうございました。優勝が目の前にあるのに、そこで負けが何回も続いてしまったことには申し訳ない気持ちでいっぱいです。でも、僕はこれからも「CoD」を続けて、自分の年齢的な限界がくるまで戦っていこうと思います。引き続き、僕やCAGを応援してくれるとうれしいです。

ABERNz選手
応援ありがとうございました。これからもよろしくお願いします!

Leisia選手
今シーズンの応援ありがとうございました。1年間を通して、ファンのみなさんの期待に応える結果が残せなかったので、来シーズンは結果を出したいと思います。動画投稿もがんばります!

【Libalent Vertex】

AliceWonderland選手
シーズンを通して応援してもらい、最後は会場にも足を運んでもらって、本当に幸せな1年間でした。ありがとうございました。

Inaba UR選手
前シーズン『CoD:WWII』のころから応援してくれている方も、今シーズンから応援してくれた方も、本当にありがたかったです。ありがとうございました。

sitimentyo選手
今シーズン、長い間応援していただいて、僕らは結果でしか恩を返すことができないので、ちゃんと全部優勝できてよかったと思います。本当にありがとうございます。

xAxSy選手
今シーズンは長かったですが、海外にも行けました。そこで夜中とかの配信でも応援してくれる人がいて、本当にありがたくて楽しかったです。ありがとうございました。

GenGar AX選手
応援してくれて、ありがとな!(笑)

「CoD:BO4日本最強決定戦」特設サイトはこちら

公式Twitterはこちら
公式ハッシュタグ:#CODBO4日本最強

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コール オブ デューティ ブラックオプス 4

・発売元:ソニー・インタラクティブエンタテインメント
・フォーマット:PlayStation 4
・ジャンル:ファーストパーソンシューティング
・発売日:好評発売中
・価格:パッケージ版 希望小売価格 7,900円+税
    ダウンロード版 忍び寄る幻影版 販売価格 8,532円(税込)
    ダウンロード版 デジタルデラックス 販売価格 12,900円(税込)
    ダウンロード版 デジタルデラックス改 販売価格 16,900円(税込)
・CERO:Z(18才以上のみ対象)

※ダウンロード版ご購入の際のご注意
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※本大会で使用されているゲームモードには、「CERO:Z(18才以上のみ対象)」に該当する表現は含まれません。

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