本日7月24日(水)に発売された、PlayStation®4用ソフトウェア『東京2020オリンピック The Official Video Game™』。来年開催される東京2020オリンピックの公式ゲームタイトルで、実際に行なわれる16種目を楽しめるスポーツアクションです。
特集第1回となる今回は、プレイヤーであるアスリートのアバターエディットやゲームモード、全16種目の内容を一挙に紹介します。
豊富な素材から自分だけのアスリートを作成するアバターエディット
まず、ゲーム開始前にプレイヤーの分身となるアスリートを作成します。エディット方法は、自動で生成される顔から選ぶだけの”おてがるエディット”と、細部まで設定できる”こだわりエディット”があります。自分好みの、または奇抜なアスリートを作りたいなら、こだわりエディットを選択してみましょう。
こだわりエディットでは体格や肌の色を設定できます。なお、太っている体格にしてもパワー型になるわけでもなく、体格の違いで能力が変化することはないので、好きな見た目にすることができます。アバターの設定の後半に、パワー・スピード・テクニックのどれかを重視した能力タイプの選択ができ、「痩せているけどパワー型」なんていう選手も作ることも可能です。
顔パーツの変更は、15カテゴリから細かく選択が可能。大まかな部分としては輪郭や髪型、アクセサリとしてメガネやフェイスペイントなんかもつけることができます。リアルのオリンピックでは、絶対にいなさそうなド派手な見た目にするのもおもしろいかもしれません。
顔や体格以外にも、アスリートのユニフォームであるウェアも、競技ごとに設定することができます。変更できるのは胴体部分の衣装と、頭部につける帽子やマスクといったもの。さらに、東京2020オリンピックのマスコットである”ミライトワ”になることもできます。ゲーム開始時には、いくつかの帽子や衣装がロックされていますが、競技をプレイするほどもらえるポイントを使用すると解除できる仕組みとなっています。
これ以外にも、競技ごとの利き手やボイス、競技の成績によって獲得した称号といったものも変更できます。自由にカスタマイズして、自分だけのアスリートを作成してみましょう。
オリンピック競技を体感できるゲームモード
本作では、オフラインで遊べるモードから、オンラインで世界中のライバルと記録を競い合うモードなど、いくつかのゲームモードが用意されています。コントローラーを2つ用意すれば、2人で遊ぶこともできるので、ぜひ家族や友人と東京2020オリンピックを疑似体験してみましょう!
■オリンピックゲームス
オリンピックのメダルを競うモード。オフラインではCOMとの対戦に最大2人で、オンラインでは最大4人で競い合うことができます。1つの種目で競うこともできますが、複数の種目を通して行なうメドレーも用意されています。
■ランクゲームス
オンラインで最大8人対戦を行ない、競技の上位ランクを目指すモード。競技ごとにランクが設定されており、C-からスタートして、最大A+まで上げることができます。プレイできる競技は、実際のオリンピックのようにスケジュールで管理されており、30分ごとに開催される競技が入れ替わります。世界中のアスリートたちに挑んで、上位ランクを目指しましょう!
■トレーニング
1人プレイ用の練習モード。このモードでは、遊びたい種目のCOMの強さを設定することができます。
■アスリート
プレイヤーとなるアスリートと、チームメンバーの顔や体格を変更することができます。作成したアスリートは、ロッカールームに保存して、いつでも入れ替えることが可能です。
■ウェア
競技ごとに設定できるウェアと、そのカラーリングを変更することができます。
■マイデータ
成績やTipsの閲覧、オプションで各種設定を変更できます。
収録されている全16種目を紹介
ゲーム発売時に収録されている競技は、陸上や水泳、球技などのバリーエーション豊かな16種目(卓球とテニスのシングルス&ダブルスを含む)。なお、今後パッチ配信で新たな競技が追加されていくようです。
オリンピックゲームスモードの「オリンピックイベント」では、複数人で競う競技の場合は予選から準決勝までは一定の順位に入ると勝ち進み、決勝戦で3位以上に入るとメダルをゲット。1対1の競技では、勝ち進むことでメダルゲットに大きく近づきます。ここでは、その16種目の内容や操作方法、実際に開催される競技会場を含めて紹介していきます。
100m(オリンピックスタジアム)
陸上トラックの直線100mを走り、タイムを競う競技。「GO!」の合図で×ボタンを入力してスタートし、×ボタン連打で加速をします。連打速度でスピードが上がり、トップスピードになるとラストスパートへ。ラストスパート時には、指定された方向キーの方向と×ボタンを一緒に連打すると、さらにタイムを縮めることができます。
やり込み要素として、スタート前にL2ボタンでためて、「GO!」の瞬間にスタートを切る”スーパーベストスタート”。ゴール前でL1ボタンを押すと発動する”胸張り”といったテクニックも存在します。ただ連打が速いだけでは、いいタイムは出ないようなので、この2つのテクニックを織り込むことも重要となります。
110mハードル(オリンピックスタジアム)
陸上トラックの直線レーンを使用し、設置された6つのハードルを飛び越えながら走る競技です。操作は100mと同様に、×ボタン連打で加速し、左スティックを倒すことでジャンプをします。この競技で重要なのは、スティックを浅く倒すことで、ハードルの高さギリギリをジャンプできるというポイント。これを6回成功させることで、タイムを大きく縮めることができます。
ただし、ギリギリのジャンプを狙いすぎて、ハードルを倒して大きなタイムロスを招いてしまうことも。何度も練習をしてタイミングを見極めるのがポイント。うまくジャンプを6回成功させたときの爽快感はたまりません! ほかにも100mと同様に、スーパーベストスタートや胸張りといったテクニックもあるので、これらを駆使して好タイムを狙いましょう。
走幅跳(オリンピックスタジアム)
助走をつけて踏切のところでジャンプし、飛んだ距離を競う競技。×ボタン連打で助走し、踏切のポイントで左スティックを傾けてジャンプをします。その後、空中で□ボタンを押すと姿勢が変化し、ベストなタイミングでボタンを押せれば、綺麗に着地して記録を伸ばすことができます。
走幅跳のユニークなポイントとして、手拍子が発生することがあります。手拍子が起こると自分を鼓舞して、大記録を狙えるといったもの。手拍子が起こったときの挑戦は、チャンスであるからこその失敗できないドキドキ感が味わえます。
ハンマー投(オリンピックスタジアム)
ワイヤーの先に砲丸がついたハンマーを投げて、飛んだ距離を競い合う競技。L1+R1を押し続けるとハンマーを握り、右スティックを左回転させることで体を回転させます。その後、投げるタイミングで表示されるエリアに合わせてL1とR1を放すと投てきします。投てき後はスティックを連続入力すると、選手の雄叫びの声量が上がり、ハンマーの距離が伸びるといった、記録を伸ばすテクニックも存在します。
ハンマーを投げる直前、スローモーションに移行。ピンク色のエリアでボタンを離すとベストな記録が出ますが、このタイミングを見極めるのが非常に難しい! ワイヤーが向いている方向と、エリア内を移動するラインは連動しているので、ワイヤーの位置をしっかり見ながらボタンを離すと、タイミングをつかむことができそうでした。
100m自由形(東京アクアティクスセンター)
50mプールを泳いで往復してタイムを競う、水泳100m・自由形。陸上の100mと同様に「GO!」の合図に合わせて×ボタンを押すことで飛び込みます。クロールをしている最中は、手の着水に合わせて左右のスティックを交互に↑方向に倒すことで泳ぎます。50mに到達後のターン時には、壁を蹴るタイミングに合わせて×ボタンを押し、潜水から浮上まで×ボタンを連打すると、浮上加速でスピードをつけることができます。
100m自由形はすべての”タイミング”が重要。クロールのスティック入力と、ターン時の×ボタンを押すタイミング、これらをすべてベストタイミングで入力できたときは、かなりの好タイムを出すことができました。もうひとつポイントとして、L1ボタンで発動するスパートというものがあります。スパートゲージと呼ばれるゲージを泳ぐことで増やしていき、任意のタイミングで発動して、スピードを一気に上げるといったもの。ゴール前のどのタイミングで発動するかが、タイム短縮のコツになるようです。
200m個人メドレー(東京アクアティクスセンター)
50mプールをバタフライ、背泳、平泳ぎ、クロールの4泳法を順に泳いで、2往復で計200mを泳いでタイムを競います。それぞれの泳ぎに対応した操作をすることで、より速く泳ぐことができますが、速く泳ぐほど体力ゲージが減っていきます。ゆっくり動かせば速度は落ちるものの、体力が温存できるというシステムで、体力をコントロールすることが、本競技で好タイムを出すポイントです。
本競技は体力のゲージと、スピードのゲージを両方見ながらペース配分を調整することが重要です。トップスピードを維持していると後半に体力がなくなり、体力を温存しすぎると、ライバルたちを最後に追い抜くことができなくなります。このバランスを見極めつつ、100m自由形と同様の浮上加速をしっかり決めることで、好タイムを出すことができそうです。
野球(横浜スタジアム)
日本でも1、2を争うメジャーな球技である野球。本作では、3イニングの攻防で決着がつきます。ピッチャーは左スティックで球種を選び、9マスのコースから投げる場所を決定。バッターはその9マスから打つ場所を瞬時に決めて、タイミングよく×ボタンを押すことでボールを打ち返すことができます。ピッチャーサイドは、1人のバッターに対して投げられる変化球の数が決まっており、どこで変化球を使うかの駆け引きが熱い種目になっています。野球のルールを知らなくても、守備などの操作はCOMがやってくれる設定もあるので、球を投げることと打つことだけで、気軽に楽しめる内容になっています。
サッカー(オリンピックスタジアム)
世界中で大人気の球技であるサッカー。基本操作は左スティックによる移動と、□ボタンと〇ボタンで行なうパスやシュートを駆使してゴールを狙います。前半と後半の時間はそれぞれ3分(1分30秒のハーフタイムあり)。実際の試合よりもコンパクトに楽しむことができます。
サッカーは、オフェンス時とディフェンス時で〇ボタンと□ボタンで行なう操作が変化します。シュートやパスも豊富な種類が用意されており、短い時間ながら、凝縮されたテクニックを駆使して相手のディフェンスをかき分け、ゴールにボールをたたきこむのが非常におもしろい競技です。さらに、シザーズを使ったフェイントやループシュート、スルーパスなど、多種の上級操作も用意されているため、対戦相手との駆け引きをより楽しむこともできます。
バスケットボール(さいたまスーパーアリーナ)
5人のチームで、手を使って味方にボールをつなぎ、相手コートにあるリングに投げ入れてポイントを競う競技。基本操作はサッカーに近く、パスやドリブルを駆使して相手リングに近づきます。シュート操作は□ボタンで行ないますが、フックシュートや多彩なダンクなど、派手なシュートをお手軽操作で決められるのも魅力です。
バスケットボールは操作できる要素、シュートフェイントなどで相手との駆け引きができるポイントが非常に多い競技です。実際の競技と同様に、要所で相手との読み合いが発生するので、やればやるほどその奥深さにハマるでしょう。
ビーチバレーボール(潮風公園)
砂浜上のコートに、ネットを挟んで2対2のバレーボールを行なう球技。5ポイント先取で勝利となります。操作は左スティックで移動、×ボタンでサーブやトス、スパイクなどが打てます。ボールが落ちるポイントには、予測落下地点が表示されるので、その場所に移動してボタンを押せば球を拾うことができます。
本競技のポイントはスパイクです。スパイクを放つ際、ボールが落下する地点を左スティックで操作することができます。そのときのカーソル移動速度が速く、一気に左方向から右方向へとずらすことができます。このスパイクで相手を翻ろうして、どうやって地面をボールに落とすかが、本競技のやり込み要素になってくるでしょう。
ボクシング(有明アーバンスポーツパーク)
リング上で2人の選手がグローブを装着して、左右の拳で打ち合う競技。基本操作は左スティックを倒して左手でパンチを、右スティックを倒して右手でパンチを放つといったシンプルなもの。倒す方向によって、ジャブやアッパーなど、パンチの種類が変化します。制限時間内に相手よりも多くダウンを取るか、先に相手を3ダウンとれば勝利です。
相手のパンチはステップで避けたり、ガードして弾くこともできます。さらに、ゲージをためて使用できるスペシャルブローを放つことで、相手を一気にダウンまで持っていくといったテクニックも! 直感操作による殴り合いと、爽快感のある必殺パンチで、対戦ゲームのおもしろさを知ることができます。
BMX
自転車競技の一種であるBMX(バイシクルモトクロス)。8人のレーサーが同時にスタートし、段差や坂などで形成されたダートコースを走り、ライバルよりも先に1着を目指します。基本操作は×ボタンを連打で加速し、左スティックで移動。ジャンプ台や段差でタイミングよく□ボタンor○ボタンを押すと大ジャンプをして、一気に加速することができます。
大ジャンプ以外にも、着地ダッシュやウィリーといった上級テクニックもあり、タイムを縮める要素が数多く存在しています。さらに、自分以外にも7人のレーサーが同時に走るので、走りたいルートから押しのけられるなんてハプニングが発生することも。8人同時に走れば、白熱すること間違いなしの競技です。
テニス シングルス、テニス ダブルス(有明テニスの森)
コート上にあるネットを挟み、ラケットでボールを打ち合う競技。左スティックで移動を行ない、×ボタンでボールを打ち返してラリーを行ないます。操作としては、打ち返す際に左スティックで打ち返す方向を選択し、□ボタンor〇ボタンでスライスサーブなどの変化をつけることも可能です。ダブルスで2人プレイによる協力プレイもできるようになっています。
卓球 シングルス、卓球 ダブルス(東京体育館)
ラバーの貼られたラケットでボールを打ち合う競技。7ポイント先取すると勝利になります。操作性は球技のなかでも1番シンプルな操作性で、左スティックで移動、右スティックを倒すことで、打つ操作と狙う方向を指定する操作を同時に行ないます。テニスと同様に、2人プレイによる対戦も、ダブルスでの協力プレイも可能です。
基本的には弾の飛ぶ方向に移動して、右スティックを倒すだけで打ち返す、簡単操作で楽しめる競技です。テクニックとして、R1・L1・R2・L2のどれかのボタンと右スティックを同時に入力することで、各種スピンをかけることができます。打つ方向やスピンの種類を選択して、相手が打ち返しにくい弾を見極めるのがポイントとなりそうです。
『東京2020オリンピック The Official Video Game』が遊べる体験会が開催決定!
7月28日(日)より全国5か所で本作の体験会が実施されることが決定しました。体験会では、今回紹介した全16種目から好きな種目を選択してプレイできるほか、アバターを自由にカスタマイズすることが可能です。1人プレイだけでなく、友人や家族と2人での協力・対戦も楽しめます。当日、体験会に来場した人にはオリジナルうちわを、体験会で本作を体験した人にはオリジナルA4クリアファイルがプレゼントされるので、近隣店舗にぜひ足を運んで遊んでみてください。
体験会 開催日程
ビックカメラ ラゾーナ川崎店
2F 店頭 特設会場
7月28日(日) 10:00 ~ 18:00
神奈川県川崎市幸区堀川町72-1
ラゾーナ川崎プラザ 2F
イオン北海道札幌発寒店
1F ゲーム売場
8月3日(土) 11:00 ~ 18:00
北海道札幌市発寒8条12-1-1
フタバ図書TERAイオンモール福岡店
ゲーム売場
8月3日(土) 11:00 ~ 18:00
福岡県糟屋郡粕屋町大字酒殿字老ノ木192-1-2001 イオンモール福岡
第3回全国エンタメまつり
全国エンタメまつり会場
8月3日(土) 11:00 ~ 18:00
8月4日(日) 10:00 ~ 17:00
岐阜県岐阜市柳ヶ瀬商店街
ビックカメラ あべのキューズモール店
8月24日(土) 12:00 ~ 21:00
大阪府大阪市阿倍野区阿倍野筋1-6-1
あべのキューズモール内3階
※各開催場所への直接のお問い合わせはご遠慮ください。
※来場者多数の場合は整理券の配布や入場を制限させていただく可能性があります。
※開催時間前からの座り込みや場所取りはご遠慮ください。
体験会 配布物
<体験会に来場した方向け>
オリジナルうちわ
<体験会で体験した方向け>
オリジナルA4クリアファイル
※イベントの内容、開催時間、配布物、配布方法は予告なく変更になる場合があります。
※配布物は数に限りがございます。なくなり次第終了となります。
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東京2020オリンピック The Official Video Game™(新しいウィンドウで開く)
オンライン配信版 ¥5,489
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東京2020オリンピック The Official Video Game
・発売元:セガゲームス
・フォーマット:PlayStation 4
・ジャンル:オリンピック公式スポーツゲーム
・発売日:好評発売中
・価格:パッケージ版 希望小売価格 4,990円+税
ダウンロード版 販売価格 5,389円(税込)
・プレイ人数:1~2人(オンライン時:最大8人)
・CERO:B(12才以上対象)
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