架空の巨大歓楽街を舞台に、愛・人情・裏切りなど、さまざまな人間ドラマを描いた「龍が如く」シリーズ。PlayStation®3でしかプレイできなかったシリーズ人気作をPlayStation®4でも体験したいというユーザーの声に応え、『龍が如く3』『龍が如く4 伝説を継ぐもの』『龍が如く5 夢、叶えし者』がリマスターで復活!
好評発売中の『龍が如く3』『龍が如く4 伝説を継ぐもの』に続き、6月20日(木)に『龍が如く5 夢、叶えし者』が発売されることとなった。
PS4版は、PS3版と比べ解像度が720pから1080pへ、フレームレートが30fpsから60fpsへと向上し、より精細でなめらかなゲーム体験を楽しむことができる。価格も3,990円+税と、お買い得。
『龍が如く5 夢、叶えし者』で描かれるのは、前作『龍が如く4 伝説を継ぐもの』から2年後の世界。4人の男と1人の少女が主人公となり、日本の5大都市を舞台に”夢”をテーマとした重厚な人間ドラマを展開する。
「龍が如く」シリーズの特徴である豪華キャストの起用はもちろん、ストーリー、バトル、プレイスポットなど、すべての面においてシリーズ史上最高スケールで贈る極上のエンタテインメント作品だ。
出演は、黒田崇矢、山寺宏一、釘宮理恵、小山力也、森川智之、哀川翔、大東駿介、片瀬那奈、徳重聡、吹越満、奥田瑛二。テーマソングは、氷室京介が結成したユニット「GOSPELS OF JUDAS」が楽曲提供している。
※本作はPlayStation®3で発売された『龍が如く5 夢、叶えし者』をPlayStation®4用に高解像度&高フレームレート化したリマスター版です。内容はオリジナル版と基本的に同一ですが、一部仕様変更があります。
5人の主人公たちが織りなすストーリー、舞台となる全国5大都市、主人公をより深く描くアナザードラマを紹介しよう。
それは、4人の男と1人の少女の”夢”をめぐる物語
2010年、極道組織「東城会」と「上野誠和会」との抗争に端を発する一連の事件は、警察上層部による長年にわたっての陰謀が暴かれるという意外な結末により終結した。以来、東城会は六代目堂島大吾の号令のもと、組織改革を行ない、宿敵でもある関西最大の組織「近江連合」との五分盃を交わすことで、盤石な体制を取り戻しつつあった。しかし……。
時は流れ2012年12月。七代目近江連合会長、危篤。
近江七代目の死。それは東城会と近江連合との間の平和が終わり、”東西全面戦争”が始まることを意味していた。日本の極道社会全体を揺るがす有事に備え、急ぎ組織の強化を迫られた東城会は、禁断の決断を下す。それは、北海道・名古屋・福岡といった地方の巨大都市に根を張る古豪組織と手を組み、”対近江連合”としての組織体を作るという、これまで誰もが成し遂げられなかった壮大な絵図だった。
「縄張り」という壁を越えての命がけの盃交渉。しかし堂島大吾は一大戦争回避のため、東城会のプライドをかなぐり捨て、一路福岡へと向かうのだった。
だがその時、すでに仕掛けは動いていた。全国の極道組織を巻き込んだ一大戦争計画。その幕が今静かに開く。”1人の男の死”をきっかけとして……。
東城会という巨大な”山”が動くことで、徐々に目を覚ます”眠れる男”たち。福岡、札幌、大阪、名古屋。それぞれの道のため、方々に散った男たちは、自らの信念、そして1人の少女の”夢”のために、再び”戦いの渦”へと飛び込んでいく。あるものは”夢”を諦めるため。あるものは”夢”を実現するため。そしてあるものは”夢”を再び取り戻すため……。4人の男と1人の少女の”夢”の行く先が交わる瞬間、全国5大都市を舞台に繰り広げられた壮大な事件の裏が明らかになる!
熱きドラマを織りなす5人の主人公たち
本作には、シリーズ最多となる5人の主人公が登場。シリーズを通しての主役である桐生一馬のほか、桐生と縁の深い澤村遥、『龍が如く4 伝説を継ぐもの』に登場した冴島大河と秋山駿、そして初登場の品田辰雄が主人公を務める。
今回は5人の主人公それぞれのストーリーを紹介しよう。なお、澤村遥と秋山駿は「遥・秋山編」というひと続きのストーリーになっている。
桐生一馬
CV:黒田 崇矢
元東城会四代目。かつて”堂島の龍”と呼ばれた伝説の極道。
極道の世界から足を洗った桐生は、最愛の女性・澤村由美の遺児である遥とともに、沖縄で養護施設アサガオを営み、子供たちとともに穏やかに暮らしていた。そんなある日、桐生の下を”1人の女”が訪れたことがきっかけで、彼はアサガオを去ることになる……。
そして時は流れ、2012年12月。福岡・永洲街。九州最大の繁華街の片隅に、彼の姿はあった。しかしその姿は、かつての彼を知る者からすれば信じがたいものだった。法を犯さぬよう注意を払って車を走らせ、不逞な客にも頭を下げ、金をもらう。どこにでもいる街のタクシー運転手。それが今の彼の姿だった。すべては、過去を捨てるため……偽名を名乗り、素性を隠して生きる桐生。しかし街で起こったある出来事が、眠っていた彼の心を再び揺り動かす。
「東城会六代目、突然の失踪」──愛した人間の夢のため、夢を諦め、夢を捨てた男・桐生一馬。孤独という現実の中、直面する”友”の危機。本当の自分とはなんなのか……? 耐えることでしか夢を語れなかった男が自らの本性を知った時、再び伝説の龍となって立ち上がる。
冴島大河
CV:小山 力也
東城会直系冴島組組長。かつて”極道18人殺し”の汚名を着せられた男。
敵対する組織の組員を18人殺した罪で、25年もの歳月を獄中で過ごした伝説の極道・冴島。現在は直系冴島組組長として東城会に復帰したものの、彼は再び自らを”焼く”決心を固めていた。「ゴミは焼かれて焦げて真っ黒になって……それで初めて意味がある」。冴島は、自らを受け入れてくれた東城会という組織のため、再び身を洗う道を選ぶ。傷害罪により懲役3年。収監前の最後の夜。親友との誓いを立てた冴島は、東城会という”家族”の未来を信じ、最北の地・網走へと向かう。
それから2年が過ぎた2012年12月某日。東城会の大幹部という勲章が災いし、不必要に敵視し危害を加えてくる囚人たちに囲まれる中、それでも冴島は決して手を出さず、耐える日々を続けていた。すべては親友との約束のため。それゆえに冴島は、一刻も早くこの極寒の地で自らの身をまっさらにする必要があった。
何があっても手は出さない。どんなに苦しくても意志を貫く。数少ない仲間に支えられ、仮釈放が現実味を帯びてきたその時、冴島のこれまでの苦行を嘲笑うかのように、最悪の報せが届く。それは、身動きの取れない冴島から、大切な”家族”を奪い取るというものだった……。
自分から”家族”を奪い、親友との”夢”を壊した人物を追うため、再び野へと飛び出す冴島。目指すは北海道一の繁華街・月見野。その地で彼を待ち受けるのは、驚愕の真実だった。
澤村遥
CV:釘宮 理恵
かつて”100億の少女”と呼ばれた奇跡の少女。
東城会を巡る「消えた100億事件」によって、桐生一馬と出会ってから6年。澤村遥は沖縄で、桐生一馬や施設の子供たちとともに、慎ましくも幸せな生活を送っていた。しかし、そんな彼女にもささやかな憧れがあった。「TVの向こう側で輝いてみたい」──年頃の少女なら誰しもが思う憧れ。しかし、それが現実のものになろうとしていた。
大阪・蒼天堀に居を構える芸能事務所ダイナチェア。関西の芸能界に広い人脈を持つ敏腕女社長・朴美麗は、遥の存在に目をつけていた。「私なら彼女を、ギラギラに光る宝石の中でも、特別な存在にすることができる」。朴は遥に接触する。そして彼女を”心の檻”から出すべく、夢を語るのだった……。
それから1年。遥はダイナチェアのスタジオで、歌やダンスの猛特訓に明け暮れる日々を過ごしていた。沖縄を飛び出し、単身大阪へと渡った遥。孤独な高校生活に戸惑いながらも、大切な人たちの愛情を胸に刻み、夢に向かって前進していた。しかしそんなある日、事件は起こる。自分を支えてくれた事務所の関係者たちに襲いかかる魔の手……。16歳の少女は、恩人の”夢”を引き継ぐため、芸能界という深い”闇”に、闘いを挑んでいく。
秋山駿
CV:山寺 宏一
金に裏切られ、金に救われ、金で他人の人生を変えようとする街金融。
神室町の街金融・スカイファイナンスの社長である秋山は、新規事業のため大阪を訪れていた。そんな彼のもとに、悲報が飛び込んでくる。秋山は事件の背後にある、大きな権力の存在を感じるのだった。
かつて心通わせた人間の死の謎を追い始める秋山。だがその先には、澤村遥の姿があった。交わるふたつの点。遥と秋山、運命の再会を果たした2人は、欲望渦巻く芸能界の暗部へと迫っていく。
品田辰雄
CV:森川 智之
名古屋の貧乏風俗ライター。非業の天才バッターだったが、その過去を知る者はいない。
不潔、無頓着、無神経。おまけに金にだらしない。名古屋の繁華街・錦栄町の中心にある雑居ビルのペントハウスで、極貧生活を送る貧乏風俗ライター。それが彼の今の姿だ。この街に、品田の輝かしい過去を知る者はほとんどいない。
時を遡ること15年前、プロ野球「名古屋ワイバーンズ」×「東京ギガンツ」。0対0で迎えた9回裏。4年間のファーム生活を経て、この日一軍に昇格したばかりの品田に、代打出場のチャンスが訪れる。そして放ったサヨナラホームラン。しかしその直後、衝撃のニュースが品田を襲う。「品田辰雄、野球賭博関与」──協会が下した裁定は、品田の球界永久追放だった。そして彼の人生の”夢”だったプロ野球選手としての人生は、わずか一打席で終わりを迎えた……。
それから15年の月日が流れた、2012年12月のある日。その日も借金取りの男に脅され、二束三文にしかならない仕事のため家を出た品田。いつも通り風俗店に行き、トラブルに巻き込まれながらもどうにか仕事を終え帰宅した彼を待っていたのは、謎の”マスク姿の男”だった。男の容姿を見て怖がる品田。だが次の瞬間、男の意外なひと言に足を止める。「お前が15年前にすべてを失うことになった、9回裏のサヨナラホームラン……その真相を調べて欲しい」。
かつて天才と呼ばれた男・品田辰雄。”夢”を失った男が、隠された自らの”夢舞台の裏側”を暴くべく、再びその手にバットを握りしめる。すべては、15年前のあの一球を取り戻すため……。
それぞれの街にドラマがある。舞台となる全国5大都市を紹介!
本作の舞台は、初登場の福岡・札幌・名古屋を含む全国5大都市。各地の歓楽街を自由に探索し、スケールの大きな物語を楽しむことができる。
主人公ひとりひとりをより深く描く「アナザードラマ」
全く異なる土地で全く異なる生活を営む主人公ひとりひとりを、メインストーリーとは違った切り口でクローズアップする「アナザードラマ」。主人公ごとに変化する新しい遊びを軸に、慣れない環境の中でもがきながら、毎日を必死に生きている彼らの”今”を濃密に描き出している。
桐生一馬 編
かつて”堂島の龍”と呼ばれた伝説の極道・桐生一馬も、今は福岡・永洲街にある「永洲タクシー」の一社員。客を送迎するという堅気の仕事を、素性を隠してこなす日々だ。そんな中、桐生はある勢力と接触することになってしまう。「デビルキラー」──永洲街で畏怖されている最強の走り屋集団である。法を犯さぬよう目立たぬよう注意深く過ごしていた桐生だが、この接触から徐々にデビルキラーとの揉め事に巻き込まれていく。
桐生のアナザードラマは、タクシーに関係したもの。桐生はタクシーの運転手としてさまざまなタイプの客との送迎ミッションをこなしながら永洲街を走り回ることになる。
デビルキラーとは都市高速を使用した本格「レースバトル」で勝負! レースバトルは、送迎ミッション中に発生することもある。他の車両や工事中の車線といった高速道路にある障害物をかわしながら、タクシーを操って相手より先にゴールを目指せ!
冴島大河 編
伝説の巨大熊が巣くうと言われる極寒の雪山で遭難し、意識を失ってしまった冴島。凍死寸前の彼を救ったのは、その地で猟師として生計を立てている奥寺という孤独な老人だった。周囲を山に囲まれた小さな集落で目覚めた冴島は、奥寺が伝説の巨大熊・ヤマオロシを追い続けていることを知る。ヤマオロシに固執する奥寺の心の闇、そして山間の小さな集落が隠し続けてきた秘密をめぐる物語に、冴島は巻き込まれていく。
猟銃を使った狩り、凶暴な熊との遭遇、リアルタイムに変化する天候、突如襲い来る猛吹雪。極寒の雪山サバイバルが待っている!
奥寺は、雪深い山間の集落で猟師として生計を立てているが、偏屈なよそ者として住人から疎まれている。集落をめぐる秘密と9年前のある事件に深く関わっており、住人の安全を脅かす巨大熊ヤマオロシへの復讐に固執している。
雪山最強の武器、猟銃を使いこなして獲物を狩ろう。コツを掴めばどんな獲物でも倒せるようになる。ただし、猟銃には弾を2発しか装填できない。野生動物は、視線はもちろん物音や臭いも敏感に察知するので、気づかれないよう接近し、狙いを定める必要がある。銃を構えた状態を継続すれば手ブレが少なくなるので、息を殺してチャンスを待ち、一撃必殺を狙え!
澤村遥 編
大阪ナンバーワンアイドルを決める登竜門番組「プリンセスリーグ」。年間を通じて行なわれるアイドル同士の夢をかけた争いであり、優勝者には大手レコード会社からのメジャーデビューが約束される夢舞台だ。大阪・蒼天堀の芸能事務所ダイナチェアの女社長・朴美麗に見出された遥は、必死の猛特訓を重ね、その決勝戦まで勝ち進んでいた。プリンセスリーグに知名度や事務所の力は関係ない。勝負を決めるのはライブパフォーマンスのみ。愛する沖縄を離れ、プライベートのすべてを犠牲にして夢を手に入れようとする遥。しかし、優勝目前の彼女の前に最強のライバルが立ちはだかるのだった。
プレイヤーは遥を操作し、雑誌インタビューやテレビ番組への出演などさまざまな芸能活動を体験。レッスンで歌唱力を鍛えたり、営業活動やメディアへの露出によって表現力や魅力を伸ばしたりしながらプリンセスリーグ優勝を目指していく。仕事を達成すると、事務所への報酬やファンを獲得できる。報酬を得れば、より質の高いレッスンや新たな仕事を行なうことも可能になる。
アイドル・遥の魅力を最大限に活かした新機軸のリズムゲームでは、ライバルと互いのパフォーマンスを競い合い、観客の支持によって勝敗を決する独自のシステムを採用。ライバルよりも優れたパフォーマンスを見せ、プリンセスの座をつかみ取ろう。
品田辰雄 編
かつてプロ野球選手として、「名古屋ワイバーンズ」に所属した品田。その素性を隠し錦栄町で暮らしているが、困窮した生活のためにコソコソとバッティングセンターで景品狙いをすることも……。そんなある日、高校時代の元チームメイトとの”偶然の”再会を果たす品田。それを機に、奇妙なバッティング勝負を次々と挑まれることに。
一度捨てたはずの野球への夢。品田は輝いていた頃の自分を取り戻すことができるのか? 過去の自分、過去の栄光との孤独な闘いが始まる。
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龍が如く5 夢、叶えし者
・発売元:セガゲームス
・フォーマット:PlayStation 4
・ジャンル:アクションアドベンチャー
・発売日:2019年6月20日(木)予定
・価格:パッケージ版 希望小売価格 3,990円+税
ダウンロード版 販売価格 4,309円(税込)
・プレイ人数:1人
・CERO:D(17才以上対象)
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©SEGA
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