幻覚か妄想か? 自分にしか見えない「相棒」が鍵を握る謎めいた事件簿
4月25日(木)に発売を予定しているPlayStation®4用ソフトウェア『殺人探偵ジャック・ザ・リッパー』。医療技術が発達した架空のロンドンを舞台に繰り広げられる本作は、私立探偵のアーサー・ヒューイットを主人公としたサスペンスタッチのアドベンチャーゲームだ。
連続殺人事件の調査中……死体を発見したショックからなのか、アーサーは自分の中にいる「もうひとり」の存在を認識する。その「ジャック・ザ・リッパー」を自称する幻影と過ごす奇妙な日々の中、彼はロンドン中を巻き込む大事件に関わっていくことになる……。
ストーリー中の選択肢ではカットイン演出が発生。理知的に行動するか、それとも衝動に身を任せるか……。その結果で、物語が大きく変化することに!?
目覚めてしまったアーサーの中の別存在……その名は「切り裂きジャック(ジャック・ザ・リッパー)」
死体発見のショックから、アーサーだけに見えるようになった幻影「ジャック・ザ・リッパー」。それは2年前にロンドンを震撼させた連続殺人犯に付けられた名前だった。自分の犯行を見せつけるように被害者をバラバラに解体し、現場には必ず「From Hell(地獄より)」というメッセージを残す「劇場型犯罪」犯。彼は長年に渡り、夜間に刃物を用いて対象を殺害しているが、現場に一切の証拠を残さない手口が恐れられていた。彼は逮捕後、公開処刑されたはずだが……?
アーサー・ヒューイット
CV:ヒロオカユースケ
「僕は誰かを助けるために探偵になったんだ!」
2年ほど前から探偵として、ロンドン市街地の一角に「ヒューイット探偵事務所」を構えている青年。人の役に立つことに喜びを感じ、探偵業を営みながら市民の助けとなっている。失せ物探しやペットの捜索といった細かい仕事も受けるため、市民からの評判は上々である。
“自称”ジャック・ザ・リッパー
CV:山口キヨヒロ
「おいおい、幻覚とはひどい言い草だな、相棒?」
突如としてアーサーの視界に現れた謎の存在。亡霊か、それともアーサーの生み出した妄想か? その姿や声はアーサーにしか認識できない。自らを殺人鬼と称し、享楽的に笑い、アーサーをからかっては遊んでいる。
シャーロット・ピースレイ
CV:山咲あいこ
「おとなしくしなさい! あなたを殺人の現行犯で逮捕します!」
ロンドン市警に勤める女性警察官。真っ直ぐな性根の持ち主であり、常に正々堂々。全力で警察官としての責務をまっとうしようとする。悪事を働く輩を見過ごせない性格で、犯罪者や悪人には一切の容赦をしない。
ハリー・ブラウン
CV:藤野裕規
「たとえ汚ねぇ手を使おうと、捜査が進めばいいだろ」
刑事事件を主に担当する、ロンドン市警の警察官。シャーロットの先輩としてコンビを組んで仕事にあたることが多い……が、不真面目で適当な素振りが目立つハリーと、生真面目で几帳面なシャーロットとの相性はあまり良くない。
ローリィ・ゴッドスピード
CV:夏川みつき
「うんうん。勤労で結構。君の面倒を見ている僕の面目も立つというものだよ」
ロンドンに拠点を置くマフィア「ゴッドスピード・ユニオン・ファミリー」の副首領。アーサーの探偵事務所がある市街の顔役でもあり、何かとアーサーの世話を焼いてくれる。
ウォルター・ライヒェル
CV:御子神 孝次
「他ならぬアーサー君のことでもあるしね」
ロンドンに診療所を構えるアーサーの主治医。外科、内科のみならず独自の研究により精神科にも精通。高い医療技術を持つ人物。ロンドン市警やロンドン警視庁より、検死の依頼を受ける検死医としても活動している。
ソフィー・ライヒェル
CV:川上ゆき
「おはよう、アーサー。予約の時間ぴったりね!」
ウォルターの一人娘で、幼いながらも聡明で快活な少女。基本的な家事・掃除のほか、診療所の受付や施術時の簡単な助手など、力仕事以外はそつなくこなす。
理知的に生きるか/衝動に身を任せるか……「探偵ルート」「殺人鬼ルート」に大きく分かれるストーリー!
作中の選択肢によって、その後の物語が大きく変わる本作の物語。「探偵ルート」、「殺人鬼ルート」と呼ばれるそれぞれのルートの見どころを、簡単にだが紹介していこう。
殺人は絶対的な悪なのか? 残虐非道な殺人鬼に襲われたとき、たとえば正当防衛で相手を殺した場合はどうなのか……。こうした物語上の選択が、物語のルートを左右することになるだろう。
シナリオツリーを搭載した本作では、各章の好きなシーンからシナリオを読み直すことが可能。別の選択肢を選びたい際に、重宝する。
<探偵ルート>
資料を読みふけるアーサー。冷静に思考を巡らせて、事件解決の糸口を見出していく。
殺人は悪かという問いについて、理知的に考える探偵ルートの彼。いかなる理由であれ、他人の命を奪う行為は許されないと考える。
<殺人鬼ルート>
殺人鬼ルートに入ると、アーサーの行動は直情的なものとなる。嬉々としてナイフを持つその姿は、彼が幻覚と言う「殺人鬼」を彷彿とさせる。
殺人は悪かという問いに対し、正当防衛なら……と考える殺人鬼ルートのアーサー。自らが殺されそうな状況において、黙って殺されるわけにはいかない。ならば……と殺人行為をも容認する。
物語の序章「惨劇の孵化(インキュベーション)」のあらすじは……
主人公のアーサーは「ジャック・ザ・リッパー」の公開処刑時に起きた暴動で、心臓に大怪我を負ってしまう。だが、最先端医療である心臓移植手術により、彼はなんとか一命を取り留めた。
その後、ロンドン市内で探偵業を営むようになった彼は、ゴッドスピード・ユニオン・ファミリーの副首領・ローリィから「連続殺人事件」の調査を依頼される。事件の調査中、凄惨な殺人現場に遭遇。ショックを受けつつも、調査を続行するアーサーだったが、脳内に聞きなれない声が響いてきて……。
路地裏に転がる死体に、強いショックを受けるアーサー。それが引き金となり、内なる「もうひとり」の存在が形を成していく。
脳内の声を「気のせい」と考えるアーサーに、今度はロンドン市警のシャーロットが声をかける。彼女は「どうして(殺人現場で)嗤っているのか」と不審がる。が、アーサー自身も「なぜ自分が嗤っているのか」わからず、逃げるように現場を去るのだった。
探偵と殺人鬼……。同一人物でありながら、ルートによって異なるスタンスで事件を追う、ハードな雰囲気のアドベンチャーゲーム『殺人探偵ジャック・ザ・リッパー』。2つのルートから、物語と事件の真相に迫れ!
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殺人探偵ジャック・ザ・リッパー
・発売元:日本一ソフトウェア
・フォーマット:PlayStation 4
・ジャンル:アドベンチャー
・発売日:2019年4月25日(木)予定
・価格:パッケージ版 希望小売価格 6,980円+税
ダウンロード版 販売価格 7,538円(税込)
・プレイ人数:1人
・CERO:C(15才以上対象)
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©2019 Nippon Ichi Software, Inc.
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