『ACE COMBAT™ 7: SKIES UNKNOWN』のマルチプレイの魅力を知り、大空の覇者を目指せ【特集第3回/電撃PS】

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『ACE COMBAT™ 7: SKIES UNKNOWN』のマルチプレイの魅力を知り、大空の覇者を目指せ【特集第3回/電撃PS】

戦闘機パイロットとなってさまざまな任務に挑み、敵機と熾烈な空中戦を繰り広げる「エースコンバット」シリーズ。その最新作が1月17日(木)に発売されたPlayStation®4用ソフトウェア『ACE COMBAT™ 7: SKIES UNKNOWN』(以下『ACE7』)です。

これまでの特集では本作の概要や、片渕須直監督が手掛ける重厚なストーリーが魅力の「キャンペーン」モードの魅力について紹介してきました。第3回では、本作のもうひとつの魅力である「マルチプレイ」モードに注目! 発売後に実際に「マルチプレイ」を体験し、そこで得た教訓をもとに、そのおもしろさと戦うコツを電撃PlayStation編集部が解説していきます。

人間相手だからこそおもしろい! リアルな駆け引きが楽しめる「マルチプレイ」の魅力

「マルチプレイ」モードでは、その名の通り、相手となるのはすべてほかのプレイヤー。全員が考えながら行動しているため、対COM戦のようにいかないのがおもしろいところです。

例えば、ロックオンに成功してミサイルを撃った場合。「キャンペーン」モードであれば確実に当たるだろうというタイミングでも、相手がプレイヤーともなれば、チャフ/フレアを使用したり、雲に進入してミサイルの誘導を振り切ったりと、さまざまな手段で回避を試みます。プレイした印象としては雲をうまく利用するプレイヤーが多く、本作から新たに追加された要素を早くも使いこなしていると感じました。

「キャンペーン」モードではエースとして扱われるプレイヤーが集結して戦うわけですから、「マルチプレイ」の戦場の緊張感といったら尋常ではありません。まさに”エースパイロット同士の戦い”というイメージ通りの、背後の取り合いが非常に熱い! とはいえ、撃墜されてしまっても再出撃は可能なので、ライトに遊べる面もあるのがうれしいところ。撃墜できたときは気持ちよく、撃墜されてしまったときは悔しさもあるものの戦線復帰が可能という、対戦ゲームとして非常に楽しい作品となっています。

ちなみに「マルチプレイ」モードは希望のルームを探して入室し、一定人数が揃ったらゲーム開始という形式で行なわれます。ルーム設定では対戦モードに加え、参加人数やマップの種類、特殊兵装の有無、機体のコスト制限など、さまざまな要素を設定できます。

特徴的なのは機体のコスト。基本的に”AIRCRAFT TREE”の後半のような性能が高い機体ほどコストが高いため、ルームを探す際に自分のセットした機体に応じた最大コストを検索条件に設定しておくと、機体性能差の少ない相手同士での対戦が可能です。なお、機体コストは撃墜スコアとリンクしているため、コストが高い機体は撃墜されたときのリスクが高いというデメリットを持つのもおもしろいところ。とはいえ、多くのプレイヤーは機体の性能よりも、自分の好きな機体を使って対戦を楽しんでいる印象を受けました。

自分の愛機にはスキン(カラーリング)やエンブレム、通り名といったものを設定できます。ゲーム開始時にはすべてのプレイヤーの機体がクローズアップされるのもニクイ演出です。自慢の愛機が画面に大きく映し出されると、それだけでニヤニヤしてしまいます。さらに、ゲーム後にスコアが一番高かったプレイヤーはMVPとして紹介され、さらに注目を浴びことができるのもポイント。名実ともにエースパイロットになれた感覚を味わえます!

乱戦を生き延び、勝利を得るためのコツは? 押さえておくべきテクニック

相手がプレイヤーになったとはいえ、戦闘の基本は対COM戦と大きくは変わりません。必要なのはミサイルの回避方法と、ミサイルの当てかたの2つです。これに加え、ルールごとの仕組みを把握した立ち回りを合わせることで、有利に戦っていくことがコツとなります。

ミサイルを当てるには撃つタイミングが重要!

敵機に狙われていないときは、敵機を撃墜してスコアを伸ばすチャンスです。ミサイルの当て方は、ミサイルの回避方法と逆。できるだけ敵機と一直線上になるように移動して撃つことが重要です。基本的にプレイヤーはまっすぐ飛んでいることが少ないため、しっかりとミサイルを当てるポジションを位置取るには、空間把握と細かいテクニックが必要になるので、どうやって敵の背後を取るかを意識してプレイするといいでしょう。

初心者にオススメの方法は、”別の機体を追っている敵を狙う”こと。注意が別の相手に向いていることで、背後を取りやすくなります。また、乱戦中は”現在ロックしている相手とは別の敵”を狙うのもポイント。つまり、敵の背後を取ろうと移動している最中に、不意に視界に入ってきた敵にロックを切り替え、即座にミサイルを撃つことです。こうすることで、ミサイルを撃たれた敵はロック警報で身構える余裕もなく、突然撃たれたミサイルへの対処を迫られます。

「マルチプレイ」で役立つ回避テクニックを習得しよう

「マルチプレイ」モードにおいては、”撃墜より回避を重視する”ことが大切です。多くの場合、敵機を狙っているときは注意がそちらに向くため、回避行動がおろそかになってしまいます。上手い人はそういったスキを突くことで撃墜数を稼いでいます。

したがって、最初は敵機を追うことに集中するよりも、レーダーをよく見て自分が追われているかどうかを確かめつつ戦闘を行なうのがオススメ。この時、レーダーをもっとも至近距離を見られる倍率にしておき、ミサイルの接近をしっかり確認することが大切です。

ミサイルの回避方法は、追ってくるミサイルに対し一直線上に飛ばないこと。要はミサイルと直角に交わるように動いていれば、当たる確率はかなり低くなります。ミサイル発射のアラートが鳴ったらレーダーで方向を確認し、そのミサイルの軌道を見て交差するように機体を動かしましょう。

別の手段として、雲の中に飛び込むという方法もあります。雲の中ではミサイルの探知距離が大きく低下するため、被弾率をかなり低く抑えることが可能です。「キャンペーン」モードでも同じですが、雲の中を飛んでいると着氷して機体性能の低下を招くので、折を見て雲から脱出することも忘れないように!

どうしても回避できそうにない、もしくは別の敵機を追っている最中でどうしても回避したくないという場合はチャフ/フレアを使ってミサイルのロックオンをそちらに引きつけるのもアリ。チャフ/フレアの注意点はあまり早い段階で投下すると、しっかりミサイルを引きつけてくれないので、ミサイルをある程度接近してから使うのがベターです。具体的にはミサイルアラートの警告音が「ピピピピピッ」とせわしなくなったタイミングで投下すればOKです。

敵に背後に付かれた場合、どう振り切るかも重要なポイント。基本は上下左右に揺さぶりつつ、急制動をかけた旋回などで対応します。それでも振り切れない場合は、地面付近で地形を生かして飛び、敵の墜落を誘発するといった手もあるので、うまく利用しましょう。

それぞれのルールのポイントを覚え、的確に行動しよう

ここでは、2つある対戦ルールごとに、ちょっとしたポイントを紹介。ルールをしっかりと把握すると立ち回りに役立ち、スコアを伸ばすことにもつながります。なお、どちらにも共通するルールとして、現在のスコア獲得量に応じて、パイロットネームの横に★マークが付くことがあげられます。星の数は1~3まであり、多い方がより多くのスコアを所持していることを表すので、可能であれば★を多く持つプレイヤーを狙うのがオススメです。

バトルロイヤル

自分以外の全員が敵となる「バトルロイヤル」。このモードは、とにかく複数の敵機から同時に追いかけられる機会が多いため、回避重視で立ち回ることが大切です。狙われているあいだは回避を徹底することで、撃墜される危険を最小限に抑えましょう。

敵機に追われている場合の逃げかたのポイントは、わざとほかの敵に接近すること。とくに★が付いているプレイヤーの近くを移動していれば、撃墜スコアをより稼げそうな標的にターゲットを変更してくれるかもしれません。自分以外は全員敵という「バトルロイヤル」のルールを生かした立ち回りをするのがカギです。

チームデスマッチ

最大4対4で戦うことになる「チームデスマッチ」は、仲間がいるということを念頭において行動しましょう。自分が敵機に追われているときは、フリーの味方機に近づくと援護してもらえることが多いですし、逆に自分は襲われている仲間を助けるように動くといいでしょう。

とくに味方機を追っている敵への攻撃は、撃墜できればスコアを得られますし、追撃を諦めさせられれば味方を助けられると、どちらに転んでも得になります。つねにレーダーを見て、戦況を見極めて動くことが大切です。

初心者必見! 「マルチプレイ」オススメの機体とパーツを見定める

「どうしてもこの戦闘機で遊びたい!」という機体はないけど「マルチプレイ」を楽しみたい。しかし「エースコンバット」シリーズは初めてでどの機体を選べばいいかわからない、といった方に向けて、比較的扱いやすい機体と特殊兵装の組み合わせを複数紹介します。

MiG-29A Fulcrum”ラスターチカ”/コスト:1650
オススメ特殊兵装:4AAM/コスト:100

序盤に解放できる機体のなかでは旋回性能が高めで、ドッグファイトに向く機体。特殊兵装の4AAMは、同時に4機の敵機をロックできるミサイル。敵が無数にいる”バトルロイヤル”ではかなり役立ちます。 

F-15C Eagle”イーグル”/コスト:1850
オススメ特殊兵装:4AAM or SASM/コスト:両方とも100

特殊兵装の4AAMはSASMはいずれも強力です。敵にダメージを確実に与えたいなら敵機付近で爆発するSASMがオススメです。まだここまで”AIRCRAFT TREE”が進んでいなければ、性能は低めですがほぼ同じスタイルで戦える初期機体のF-16Cでいくのもひとつの手です。

Su-47 Berkut”ベルクート”/コスト:2050
オススメ特殊兵装:QAAM/コスト:100

“AIRCRAFT TREE”の後半の機体だけに基本性能は高め。かつ特殊兵装のQAAMは誘導性能が高く、空戦機動に慣れるまでのプレイヤーでも比較的命中させやすい武器です。その分コストは高いので、ここまで”AIRCRAFT TREE”を進めるまでに回避技術を磨いておきたいところ。

ドッグファイトを勝ち抜くためのパーツを選び抜こう

ルームによっては、カスタムパーツの使用が解禁されていることもあります。カスタムパーツは基本的にデメリットはなく、機体性能を底上げしてくれるもののため、可能な限りセットしておきましょう。各パーツにもコストが設定されており、機体&特殊兵装&装備パーツの合計がゲーム時のコストとなります。

オススメのパーツは選ぶ機体やプレイヤーのテクニックによって多少違いは出ますが、基本的にはミサイルの性能アップ系や耐久力の向上系が無難。性能がやや低い機体を使う場合や、回避テクニックに自信があるという場合は、耐久力向上パーツの代わりに、機動性を上げるパーツを選ぶのも選択のひとつです。

なお”AIRCRAFT TREE”には「マルチプレイ」モード専用パーツのツリーが存在します。ここには「マルチプレイ」でとくに有用なパーツの数々を入手できます。

「キャンペーン」モードとはひと味違った魅力が満載の「マルチプレイ」モード。地形や天候を生かした立ち回りや、操縦テクニックがバッチリ決まって敵機を撃墜できたときの駆け引きのおもしろさは、対プレイヤー戦だからこその楽しさがあります。

素直な感想としては、制限時間いっぱい再出撃できるぶん、想像以上に気軽に楽しめたのが印象的でした。かといって深みがないわけではなく、自分のテクニックが撃墜数に直結するため、やり込みがいもあります。対戦ゲームに不慣れな方は「プレイヤー相手は怖いな」と思うかもしれませんが、感覚的には「キャンペーン」でエースの集団と戦っているような気分で楽しめるので、ぜひ挑戦してみてはいかがでしょうか。

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ACE COMBAT™ 7: SKIES UNKNOWN (エースコンバット7 スカイズ・アンノウン)

・発売元:バンダイナムコエンターテインメント
・フォーマット:PlayStation 4
・ジャンル:フライトシューティング
・発売日:好評発売中
・価格:パッケージ版 通常版 希望小売価格 7,600円+税
    パッケージ版 コレクターズエディション 希望小売価格 12,400円+税
    ダウンロード版 通常版 販売価格 8,208円(税込)
    ダウンロード版 デラックスエディション 販売価格 10,908円(税込)
・プレイ人数:1人(オンライン時:2~8人)
・CERO:A(全年齢対象)

※PlayStation®VR(別売)対応の「VRモード」ではVR専用の新規ミッションがプレイできます。その他のモードはPlayStation VRに対応しておりません。

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『ACE COMBAT™ 7: SKIES UNKNOWN』公式サイトはこちら

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