剣戟、ステルス、忍義手。『SEKIRO: SHADOWS DIE TWICE』のプレイ体験を高める多彩なアクション!
2019年3月22日(金)に発売を迎えるPlayStation®4用ソフトウェア『SEKIRO: SHADOWS DIE TWICE』は、フロム・ソフトウェアとActivisionのタッグによる、戦国を舞台とする忍びの戦いを描いた完全新作アクション・アドベンチャーだ。
千葉・幕張メッセで開催中の「東京ゲームショウ2018」の会期三日目となる9月22日(土)、プレイステーション®ブースにて本作のスペシャルステージイベントが行なわれ、フロム・ソフトウェアのプロモーターである北尾泰大氏と、Activisionでプロデューサーを務めるロバート・コンキー氏が登壇した。
北尾氏はActivisionとの共同開発である本作について、「非常に新鮮なコラボレーションで、これまでと違った感覚で楽しんでもらえると思います」とコメント。また、ロバート氏は今回のプレイステーション®ブースに試遊出展していることに触れ、「何年間も作ってきて、ようやく日本のユーザーさんにプレイしてもらうことができてうれしいです」と感慨深そうに語った。
フロム・ソフトウェア プロモーター
北尾泰大氏
Activision プロデューサー
ロバート・コンキー氏
続いて、北尾氏からゲームの特徴が紹介された。本作は日本の戦国時代末期を舞台としているが、実在した人物や場所は登場しない。巨大な城や日本古来の美しい風景を描きつつ、史上最も血なまぐさい時代といわれる戦国末期をモチーフに、フロム・ソフトウェアが再解釈したオリジナルの世界を舞台としている。
また、アクションの大きな特徴として、剣戟、ステルス、忍義手の3つが挙げられた。
本作では、刀と刀がぶつかり合う本格的な剣戟アクションに挑戦しており、ここでのキーポイントは体幹。敵の体幹にダメージを与え続けることにより体勢を崩し、必殺の一撃につなげる戦い方が有効になる。これまでのように体力を削り合うだけでなく、体幹の要素が加わったことで、より手に汗握る戦いを楽しめるようになるという。
主人公は忍びであり、いわゆるステルスアクションを駆使した攻略も可能。敵と戦うことが好きなアクションゲーマーは、正面から体幹を崩し合う戦いが楽しめる一方、アクションが苦手なプレイヤーは、敵に見つからないように進みつつ、気づかれないように背後から暗殺するなど、戦い方は非常に多彩だ。
主人公の左腕は物語の序盤で斬り落とされてしまうが、その代わりに着けた忍義手もアクションの大きな特徴となる。この忍義手から鉤縄を飛ばし、立体的に作られたフィールドをダイナミックに移動・探索することが可能。また、敵を串刺しにする槍や、敵の目を眩ませる爆竹など、さまざまな義手忍具を戦闘に利用することもできる。
これらの要素を駆使し、必殺の一撃である「忍殺」でとどめを刺すのが本作の戦闘であり、1戦ごとに高い達成感を味わうことができるという。
開催3日間でクリアできたのはたった1名! 強敵・破戒僧にロバート氏が挑む!
ここからは、ロバート氏がデモプレイを披露するスペシャルプログラム。「東京ゲームショウ」のプレイステーション®ブースで、フロム・ソフトウェア作品のステージといえば、ゲームのプロデューサー自らがボスを倒すところまで見せるというのが定番だ。
今回は試遊出展しているバージョンと同じシーンをプレイし、ボスとして登場する破戒僧の撃破に挑む。しかし、その難度は想像以上。この時点で「東京ゲームショウ2018」は会期三日目を終えようとしているが、試遊に挑戦したプレイヤーで破戒僧を倒し、クリアできたのはたったの1人! 前半のビジネスデイ2日間でゼロ、この日のユーザーデイで初のクリア達成者が現れたのだという。さすがはフロム・ソフトウェアの高難度アクションゲームといったところか。
北尾氏は「ようやく1人クリアできたということでホッとしています」というが、ロバート氏にかかるプレッシャーは相当なもの。「自信はあります。絶対に勝ってみせます!」と力強く宣言して決戦に向かった結果はいかに?
ミッションは城門前からのスタート。鉤縄を使ったダイナミックな移動、ステルスからの「忍殺」など、まさにお手本のプレイで軽快に進んでいく。体力ゲージが2本ある強敵の侍大将との戦いも、タイミングよく刀をぶつけて体幹ゲージを削り、「忍殺」で完勝!
その後は盾を持った敵と遭遇。通常の攻撃は防がれてしまうが、忍義手の仕込み斧で盾を破壊したところを「忍殺」で一蹴する。弓矢を放ってくるやっかいな敵は、手裏剣を当てながら一気に距離を詰めて撃破。鮮やかなプレイに会場から歓声が上がる。
先へ進むと、今度は巨体の赤鬼が登場。周囲には落ち武者もいるが、絶好調のロバートさんはかまわず突撃し、次々と攻撃をヒットさせていく。が、赤鬼に捕まり、パワーボムから放り投げられ、瀕死のダメージを受けてしまう。さらにドロップキック、エルボードロップといった激しい肉弾攻撃にさらされ、ついに画面には「死」の一文字が。
ただ、本作は死亡した後に「回生」を使って復活することが可能だ。油断した敵の背後に立ち、2体の落ち武者を「忍殺」で葬り去る。続けざまに赤鬼も打ち倒す……かと思われたが、またも捕まって死亡! 「予定では、回生を見せるのは1回のはずでしたが」(北尾氏)というアクシデントもありつつ、再び立ち上がった忍びは炎を刀にエンチャントさせ、怒涛の攻撃を仕掛けて赤鬼の撃破に成功した。
大蛇が棲む谷を抜け、カラクリ扉の先へと進むと、それまでの雪がちらつく荒廃した世界観から一転、紅葉の美しい景色が広がる。そして、ボスの破戒僧が姿を現した!
序盤はロバートさんのペース。巨体のうえに、5メートルはあろうかという薙刀を振るう破戒僧のリーチは驚異的だが、的確に弾いて体幹ゲージを増やしていく。「攻撃を弾くことが難しいのでヒットアンドアウェイになりがちですが、それでは体幹にダメージを与えられません。攻撃を見極めて弾いたり、義手忍具を使ったりすることが重要です」という北尾氏の解説どおりに体幹を崩し、早くも1回目の「忍殺」を決める!
だが、破戒僧の体力ゲージはもう1本あり、ヒートアップにより幻影を出現させた。霧に包まれるなか、どこから攻撃されるかわからない危険な状況だ。鉤縄を使った回避も交えて応戦するが、すべてを防ぐことはできず、最初に持ち込んだ5個の回復薬は残り1個になっている。
幻影状態が終わったところで、最後の1個の回復薬をゴクリと飲み干して反撃に。しかし、弾くタイミングが少しずつズレてきて、体幹ゲージが増えていかない。崩れたリズムを立て直すのが難しいのは、アクションゲーマーならわかるだろう。ついに押し切られ、1回目の死亡となってしまった。
「回生」で復活するも、早々にダメージを受けて大ピンチ。「これは護り飴(防御力を上げるアイテム)を舐めたほうがいいかもしれない。……ヤバい!」と北尾氏が思わず唸り、会場からは「ああ~」という悲鳴にも似た声が上がる。
ここでロバート氏が選択したのは攻めの一手。弾くことに専念するよりも、攻撃を当てて体幹を崩そうという作戦だ。そして決死の猛攻を続けた結果、ついに破戒僧の体幹ゲージがマックスに。膝をついたところに渾身の「忍殺」を叩き込み、劇的な勝利を飾った。
会場が大きな拍手に包まれるなか凱旋したロバートさんは、「本当に危ないところでしたが、勝ててよかったです」と安堵の表情を見せていた。
こうして大いに盛り上がったステージはエンディングに。改めてコメントを求められたロバートさんは、「負けてしまうかもと思って、まだ緊張していますが、見ていただいてありがとうございました。3月の発売をぜひ楽しみにしていてください」とメッセージを送った。
最後は北尾氏が「フロム・ソフトウェアのタイトルなので、難しいと思われているかもしれません。というか、難しいのは難しいです。今回も達成感を味わえる難しさはたしかにありますが、ロバートさんが見せてくれたように、いろいろな攻略法で楽しむことができます。また、日本を舞台にしたアクション・アドベンチャーは、僕たちにとって新鮮な体験ですので、ユーザーのみなさんにも新しい体験になればと思っています」と締めくくった。
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SEKIRO: SHADOWS DIE TWICE
・発売元:フロム・ソフトウェア
・フォーマット:PlayStation 4
・ジャンル:アクション・アドベンチャー
・発売日:2019年3月22日(金)予定
・価格:パッケージ版 希望小売価格 7,600円+税
ダウンロード版 販売価格 8,208円(税込)
・プレイ人数:1人
・CERO:審査予定
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