エリート特殊部隊員になりきってド派手なアクションを体験できる『ライアン・マークス リベンジミッション』
PlayStation®VR専用ソフトウェア『ライアン・マークス リベンジミッション』は、『PlayStation®VR WORLDS』を手がけたSIE ロンドンスタジオが贈る、新たなVRシューティングアクションだ。犯罪組織に家族を連れ去られたエリート特殊部隊員のライアン・マークスが、ロンドンの裏社会にはびこる悪玉たちを銃と火薬で追い詰めていく姿を描く本作は、シリアスなストーリーと爽快なアクションが魅力。PS VRが生み出す圧倒的な臨場感を活かし、アクション映画の主人公になり切ったゲームプレイがたっぷり楽しめる。
ドラマチックなストーリーは、ハリウッドのストーリー/ドラマコンサルタントが制作に協力しており、主人公のライアンを始め個性的な人物が織り成す厚みのある物語が展開。廃ビルやカジノなどステージもさまざまな種類が用意され、拳銃やマシンガンなどの武器を撃ちまくるド派手な銃撃シーンから、敵に見つからないよう注意しながら進む潜入シーンまで、多彩なシチュエーションを体験できる。
2本のPlayStation®Move モーションコントローラーを使った直感的な操作に対応している点にも注目。銃撃戦はもちろん、建物をよじ登ったり、鍵を開けたり……プレイヤーの手の動きがそのままゲーム内に反映され、驚くべき臨場感を味わうことができる。
『ライアン・マークス リベンジミッション』 日本版アナウンストレーラー
自分の手の動きがそのまま画面内に! モーションコントローラーを使ったプレイ時の臨場感がたまらない!
今回プレイできたのは、マークスの母がとらわれた廃ビルでの戦いを描いたシーン。悪党どもの巣に単身乗り込んでの大暴れが堪能できるステージだった。
モーションコントローラーでのアクションが楽しすぎる!
モーションコントローラーを使ったガンアクションといえば、単に銃口を動かして狙いをつけ、撃つだけの操作を想像する人もいるだろう。だが本作は、撃つ、つかむ、引っ張る、ひねるといった両手を使うさまざまなアクションもモーションコントローラーが可能にしてくれる。銃の扱いに関しても、ただ撃つだけでなく、左右の手で銃を持ち換えたり、弾丸をリロードしたり、ホルスターに収めたりといった細かな動作まで、すべてモーションコントローラーで行なうのだ。
例えばリロードは、胸のベルトから左手でマガジンを取り出し、右手に持った銃に差し込むという一連の動きを実際に自分の手を動かして実行。背中に背負ったマシンガンなどの大型の銃を使いたい場合も、まず拳銃をホルスターにしまって片手を開け、背中に手を回してつかむ操作を行なうことで銃を取り出すといった具合だ。
左手にサブマシンガン、右手に拳銃と、異なる銃種を構える2丁拳銃スタイルを取ることもでき、大量の敵がいる場所では重宝しそう。ただし、それぞれのリロードの際にはマガジンを持つため片手を開ける必要があるので、使いこなすには、素早く銃をしまうアクションを練習しておくといいだろう。
最初は「ちょっと面倒では?」とも思ったが、実際にプレイしてみるとまるで違和感がなく、ごく自然な動きでさまざまな動作を行なえるため、面倒さよりも楽しさを感じるようになる。最初こそ、リロード時にポロっとマガジンを落としたりもしてしまうのだが、慣れてくると「カシャッ!」という音とともに銃にマガジンを押し込む感覚が次第に癖になってくる。
敵が出現したら、空いた手ですばやくもう1丁の拳銃を抜き放ち、2丁拳銃で銃弾を叩き込むなどアクション映画さながらの動きもできるので、イメージ通りに動けたときは「今の俺、かっこよくなかった?」と、自己陶酔してしまうほどだ。
お遊び的な要素として、マガジンを空中に放り上げ、その落下地点に拳銃のグリップ部分を上にして構えると、けん玉のようにスポッとマガジンが収まってリロードするという、面白いアクションもできるとのこと。今回のプレイ時にも挑戦してみたのだが、これがなかなか難しくて、結局成功させることができなかった。こうした隠しアクションを探すのも、本作の楽しみのひとつになりそうだ。
ほかにもモーションコントローラーを使った特殊な操作は、あらゆる場面に登場する。ハシゴを登りたい場合はハシゴを右・左・右・左と交互につかんで体を引き上げる動作を繰り返し、鍵のかかったドアを開ける場合は両手に持った2種類のピッキングツールをひねったり持ち上げたりと、とにかく多彩な動作が存在。こうした操作が各所に演出として用意され、ド派手な銃撃シーンの間のアクセントとなっており、プレイヤーを飽きさせることがない。ステージはさまざまな種類があるそうなので、今回体験できたもの以外にも多彩なアクションが楽しめそうだ。
自分好みの位置取りやルート選択など、戦略的な攻略も楽しめる
さらに本作では、進行ルートをある程度自由に変更できる要素もある。移動できそうなところにVRヘッドセットを向けると、移動できる場所にはマーカーが表示され、ボタンを押すとそこにすぐさま移動できるのだ。
今回プレイできた廃ビルのステージも、建物の構造がかなり入り組んでおり、盾にできる障害物や壁がビルのあらゆる場所に存在する。周囲の敵の位置を把握して攻撃しやすい位置にすばやく移動し、壁越しに銃だけを出して敵を攻撃するといったアクションも自由自在だった。また、ビルの外壁に取り付けられたパイプを懸垂の要領で渡り、上階に一気に移動できるなどの意外なルートも。戦いの中でそうした場所を見つけ出す探索要素も、各所に用意されているようだ。
またアクションゲームらしく、ピンチの時はいわゆる「バレットタイム」とも呼ばれる、周囲の時間をスローモーションにできるシステムも搭載している。大量の敵が待ち受ける場所に、このモードを発動して飛び込み、すかさずヘッドショットで一掃するといった爽快なシチュエーションも楽しむことができる。使える銃器も、拳銃、サブマシンガン、アサルトライフルなど複数が確認できたので、場面に応じて使い分けることで、さらなる爽快感が味わえるはずだ。
今回の試遊はゲームプレイの感触がわかるシーンが中心で、シナリオ面についてチェックすることはできなかったが、プレイ中に発せられるライアンのつぶやきの端々からは、ハードでスタイリッシュな演出が楽しめるアクション巨編の雰囲気も感じられた。
アクション映画の主人公気分をたっぷりと味わえる演出に加え、やり込みがいのあるステージデザインも見逃せない本作。PS VRの注目タイトルとして、ぜひチェックしておこう。
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ライアン・マークス リベンジミッション
・発売元:ソニー・インタラクティブエンタテインメント
・フォーマット:PlayStation 4
・ジャンル:VRシューティングアクション
・発売日:未定
・価格:未定
・プレイ人数:1人
・CERO:審査予定
※PlayStation VR専用
※PlayStation Move モーションコントローラー対応(2本必要)
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『ライアン・マークス リベンジミッション』公式サイトはこちら
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※この記事は「TGS2018」のプレイステーション®ブースでの試遊出展内容をもとにしたものです。
※試遊写真は原稿執筆者本人ではありません。
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