◆2019年2月26日(火) 発売日情報を更新しました。
両手の剣で音を斬り刻むVRリズムアクション『Beat Saber』
PC版で大きな話題となっているVRリズムゲーム『Beat Saber』(ビートセイバー)が、PlayStation®VR専用タイトルとして登場。VR空間で楽曲のリズムに乗ってプレイする、いわゆる体感型のリズムアクションだが、両手に持ったPlayStation®Move モーションコントローラーを光る剣に見立て、前方から迫りくるノーツ(キューブ型のリズムアイコン)を斬り落とすというSF的なアクションが特徴だ。
誰でもシンプルに楽しめるリズムアクションと、VR空間で実際に体を動かす斬撃アクションが融合し、最高の没入感を味わえる本作。PS VRでもマストバイな1本となる可能性を秘めている。
『Beat Saber』E3 2018 アナウンストレーラー
高難度の楽曲に挑戦したくなる極上のトランス感覚!
今回の試遊では、PS Move モーションコントローラーを駆使する、想像していた以上にハードかつ楽しいアクションを体験することができた。
シンプルなルールですぐに夢中になれるリズムアクション!
まず、両手に持った光る剣が単純にカッコイイ。ライトセイバーでもビームサーベルでも呼び方は人それぞれだが、このファーストコンタクトだけで多くの男子はハートを鷲掴みにされるはず。ブンブンと、ときにユラユラと、リズムに関係なさそうな動きをしている人がいたら、まず間違いなく光る剣で悦に入っている最中だ。
ゲームはというと、音楽に合わせてノーツを斬る、リズムアクションらしいシンプルなルール。ノーツには色と向きが指定されており、左右どちらの剣で、どの方向に斬るかが決まっている。両手同時に振り下ろし、両側へ薙ぎ払うように振り、あるいは腕をクロスさせて振ったり、ドラムを叩くように両手を交互に上下させたりと、斬る動きのパターンはさまざまだ。また、向きの指定がない代わりに強く振らないと斬れない硬いノーツや、触れるとミスになる爆弾タイプのノーツもある。
最初のうちは複雑そうに見えるノーツの指定を追うのに精一杯だったが、しだいに慣れてくると、ノーツの指定に正しく対応することで、より自然で気持ち良い動きができることに気づく。
硬いノーツを斬る強い振りは動きのアクセントになり、爆弾ノーツを避けるために腕を大きく開くのも、結果としてキメのポージングに。また、斬るタイミングがビートとシンクロするようになっており、タイミングが正確なほどスコアも高くなる。ミスなく続けるとコンボボーナスが発生し、さらにスコアがアップ。音楽のリズムに乗り、カッコイイ斬撃のアクションはビートにシンクロ。これらは直感的に理解できるので、誰でもすぐにゲームに入り込めるだろう。
ゲームの難易度は「Easy」「Normal」「Hard」「Expert」の4段階。高難度ほど早く複雑な反応を要求されるのは当然だが、上手くプレイできたときはアドレナリンが出まくりトランス状態に! 繰り返し練習することで譜面(ノーツの順序とタイミング)を覚え、超絶テクニックを披露できるようになるのはリズムアクションの醍醐味だ。やり込むほどに高難度に挑戦したくなる、そんな長い付き合いができそうなタイトルだ。
左右のステップとスクワットでエクササイズにも最適!?
本作は腕を振ってノーツを斬る動きが基本だが、赤い壁や天井といった障害を全身で避けるというVRならではの演出もある。障害に触れると、曲が聴こえずノーツも見えなくなるため、壁は左右に移動、天井はしゃがんで回避する。壁回避の横移動は、1歩踏み出すだけでも大丈夫だった。しかし、天井回避は首をすぼめる程度だとぶつかってしまうので、しっかりと腰を落とし、しゃがんで回避する必要がある。まるでスクワットのように。
ノーツを斬るために腕は振りっぱなし。そこへ左右のステップとスクワットの動作が加わり、意外と体力を使う。夢中でプレイしている間は気づかなかったが、終わったときにじんわりとした疲労感が……。わずかなスペースで楽しく体を動かせる本作は、エクササイズにもピッタリかもしれない。
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Beat Saber (ビートセイバー)
・発売元:Beat Games
・フォーマット:PlayStation 4
・ジャンル:リズムアクション
・発売日:2019年3月7日(木)予定
・価格:未定
・プレイ人数:1人
・CERO:審査予定
※PlayStation VR専用タイトル
※PS Move モーションコントローラー必須(2本必要)
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※この記事は「TGS2018」のプレイステーション®ブースでの試遊出展内容をもとにしたものです。
※試遊写真は原稿執筆者本人ではありません。
© 2018 Beat Games
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