ユニークな発想が生んだ『Bridge Constructor Portal』の魅力を開発チーム自らが語る!

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ユニークな発想が生んだ『Bridge Constructor Portal』の魅力を開発チーム自らが語る!

物理パズル『Portal(ポータル)』の公式ライセンスを得た『Bridge Constructor』最新作!

PlayStation®4で9月27日(木)に発売となる『Bridge Constructor Portal(ブリッジコンストラクター ポータル)』。橋建設ゲームとして人気のコンストラクションゲーム『Bridge Constructor』と物理アクションパズルとして高い評価を受ける『Portal』を融合させた新たなパズルゲームだ。

使う素材や予算を考えながら橋を架けていく『Bridge Constructor』と、ワープギミックを使ったパズルアクション『Portal』、この両者が出会った経緯やゲームとしての面白さを、今回は開発チームインタビューという形で紹介していこう。

橋を架けるコンストラクションゲームとしての楽しさと、『Portal』のパズル性がミックス! プレイヤーはAperture Scienceテスト研究所の新入社員となり、60のステージで橋や斜道、スライドなどの建造物を作り、「ベンディー」たちを車両に乗せてゴールを目指すことになる。より詳しいゲーム内容が知りたい人は、トレーラーが公開されているのでこちらをチェック!

『Bridge Constructor Portal』トレーラー

黒いシルエットのキャラクター「ベンディー」たちをうまくゴールに導けるか……? 「Portal」シリーズのワープギミックはもちろん、本作でも健在!

開発チームが語る『Bridge Constructor Portal』制作の経緯と攻略のコツ!

「Portal」シリーズのライセンス取得により誕生した、今回の『Bridge Constructor Portal』。その魅力やプレイ時に役立つヒントなどを、開発チームに聞く!

Q. 本作の「アイデア」はどのようなところから生まれたのですか?

A. それをお答えするにあたっては、シリーズの原点に立ち返らねばなりません。ClockStone Softwareの開発者と我々Headup Gamesは「Bridge Constructor」シリーズをよい良いものにすることはできないかと常々考えていました。我々は子ども向けのシンプルな一作目『Bridge Constructor Playground』をまず制作し、「特定の材料と限られた予算で車両が通過できるくらいの頑丈な橋を架ける」という課題をプレイヤーに課しました。次に作った『Bridge Constructor Medieval』はその名の通り(ヨーロッパの)中世が舞台のゲームで、敵の火炎から身を守るといった新要素や、作品の世界観に合わせたストーリーを作っていきました。

画像は『Bridge Constructor』

その後、第一作目の『Bridge Constructor』向けに「Slopemania」というDLCを開発し、平坦な橋だけでなく、プレイヤーよりに楽しんでもらえるよう傾斜をつけたりジャンプができるようなゲーム性を付け加えました。これについては、飛び跳ねるトラックや楽しいチャレンジを撮影した、多くの素晴らしいファン動画も作られていますね。

そのような動画を拝見するうち、『Bridge Constructor Portal』のひとつ前となるアイデアが生まれました。それが『Bridge Constructor Stunts』です。もっとアクションを増やしたいと思い、ジャンプや宙返り、バレルの爆破といった要素を盛り込み、普通の橋だけでない高難度のコースを作成しました。さらにシリーズ初の試みとして、プレイヤーが車両を操縦できるようにしました。そうするうちに、Headup Gamesのボスが「Bridge Constructor」シリーズと『Portal』の世界を組み合わせるアイデアを思いつきました。

『Portal』は優れた物理パズルであり、それは「Bridge Constructor」シリーズも同様です。我々もみな熱心な『Portal』ファンでしたので、そのアイデアは熱烈に歓迎されました。あとは彼ら(『Portal』制作元である)Valveに参加してもらう「だけ」でした。

画像は『Portal 2』

Q. 本作のストーリーや世界観について教えてください。

A. プレイヤーはAperture Scienceテスト研究所の新入社員として車に乗ったベンディーたちを無事にゴールラインまで導くことになります。簡単な話に聞こえるかもしれませんが……実際はそう簡単ではありません。

Q. これまでの「Bridge Constructor」シリーズとくらべて、今回のゲームはどんな違いがありますか?

A. これまではシミュレーション要素や戦略的リソース管理という面も大きかったのですが、本作では利用できるリソースの細かい管理に主眼を置きたくはありませんでした。建設の上限をなくし、「Portal」シリーズにあるようなパズル要素を新たに加えたことで、『Bridge Constructor』はさらにパズルゲームらしくなったと思います。

さらに、後のステージではさまざまなギミックを組み合わせ、複雑なステージ構成の面も用意されています。エリアルフェイスプレート、プロパルジョンゲル、レパルジョンゲル……さらにさまざまなアイテムを自由に使うことが本作では可能です。

Q.『Portal』のライセンスは、このゲームでどのように使われているのでしょう?

A. このゲームは「Portal」シリーズの一部ではありますが、『Portal 1』または『2』のストーリーと直接的な接点はありません。それとは別に、グラフィックやプレイ感、とりわけ音声は、Aperture Science研究所のゲームに期待されるものを盛り込んでいます。

Q. プレイヤーが制作する橋には、どのような種類がありますか?

A. この点については、プレイヤーに対して特に限度を設けていません。橋を土台で支えるのが好きな人もいれば、吊り橋が好きな人もいるはずです。ジャンプ用ランプ、バウンドの動き、そのほかギミックのあらゆる特性を生かせば、プレイヤーはどんな橋でも作ることができるでしょう。デザインの自由度は、本シリーズの大切な要素のひとつです。

Q. ステージをクリアする方法は複数ありますか?

A. ええ。もちろん、どのレベルにも模範解答(最小限のパーツしか使わない方法)がありますが、あとはプレイヤーの考え方次第で自由にクリアすることができます。

Q. 作中で使用できるギミックやアイテムについて教えてください。

A. 本作では『Portal』の世界観にあるアイテムを『Bridge Constructor Portal』にそのまま持ってきています。それらをうまく使って、ゲームをクリアしてみてください。

◆ポータル
ポータルの一方に入った車両はすぐに他方のポータルから同じ速度で出てきます。

◆プロパルジョン(滑走)ゲル
試験車両の速度を3倍にすることができます。副作用として、ドライバーが少し楽しい気分になります。

◆リパルジョン(反発)ゲル
この上に落ちた、あらゆる物体が跳ね返ります。高い位置から落ちるほど、反発力で高く跳ね上がります。

◆エアリアルフェイスプレート
試験車両を空中に発射します。

◆キューブ
ドアを開けたり、ボタンを押したり、タレットを停止させる手段としても使用できるアイテムです。

Q. 最後にゲームをプレイするみなさんに、ヒントをお願いします。

A. そうですね……「橋は嘘つき」ということです!

『Portal』のギミックを利用して、橋を架けながらゴールを目指す! ユニークな発想から生まれた『Bridge Constructor Portal』は、チュートリアルのガイド役を『Portal』のGLaDOS(グラドス)が務める(声を演じているのもGLaDOS役でおなじみのエレン・マクレインさん!)など、シリーズファンには嬉しいサービス要素もあり。2作品のシリーズ作品のファンは当然として、まだ遊んだことがないというパズル好きな人にオススメの一作だ。

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Bridge Constructor Portal

・発売元:レイニーフロッグ
・フォーマット:PlayStation 4
・ジャンル:コンストラクション
・発売日:2018年9月27日(木)予定
・価格:ダウンロード版 販売価格 1,500円(税込)
・プレイ人数:1人
・CERO:A(全年齢対象)

※ダウンロード専用タイトル

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『Bridge Constructor Portal』公式サイトはこちら

Portal © 2007 Valve Corporation.
Bridge Constructor is a registered Trademark of Headup Games GmbH & Co. KG.
All rights reserved. Licensed to and published by Rainy Frog LLC.

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