すべてのプレイステーションユーザーのみなさんへ──世界累計実売台数5億台突破に心からの感謝をこめて

0 0
すべてのプレイステーションユーザーのみなさんへ──世界累計実売台数5億台突破に心からの感謝をこめて

本日8月24日(金)、歴代プレイステーション®ハードウェア世界累計実売台数5億2,530万台突破(*)に際して、PlayStation®4 Pro特別デザインモデル「PlayStation®4 Pro 500 Million Limited Edition」(HDD 2TB)を数量限定・希望小売価格49,980円+税で発売しました。本商品は、これまで多くのみなさんにプレイステーションプラットフォームのエンタテインメント体験をお楽しみいただいたことへの感謝の気持ちを込めて、PS4で初となる濃紺色のスケルトンデザインを採用した、全世界合計5万台限定の特別デザインモデルです。

* 2018年7月22日時点。「プレイステーション」、「プレイステーション 2」、「PS one」、PSP®「プレイステーション・ポータブル」、PSP®「プレイステーション・ポータブル」go、「プレイステーション 3」、「プレイステーション ヴィータ」、「プレイステーション ヴィータ TV」、「プレイステーション 4」、「プレイステーション 4 Pro」の世界累計実売台数。実売数量は、当社調査による推計値です。

「PlayStation®4 Pro 500 Million Limited Edition」について詳しくはこちらをご覧ください。

1994年以来、24年の長きにわたってプレイステーションを応援していただいているユーザーのみなさんに、ソニー・インタラクティブエンタテインメント(ソニー・コンピュータエンタテインメント)歴代社長を代表して、久夛良木 健、平井 一夫、小寺 剛からのメッセージをお届けします。

プレイステーション累計5億台達成に寄せて

1994年12月3日の朝がまだ明けやらぬ夜、初代プレイステーションの発売を今か今かと待ち望む数多くのゲームファンの長蛇の列を見守りながら、湧き上がる感動と同時にこれから始まるであろう遥かなる未来に胸を膨らませたあの日から24年。全世界での累計出荷数が何と5億台を超えた! との報に、これまで大きな愛をこめて育て上げてくれた全てのプレイステーションファンとゲームクリエーターのみなさんに、プレイステーションの産みの親として心からの感謝と敬愛の念を表させていただきます。今後のコンピュータ・エンタテインメントのさらなる発展を楽しみにしています。どうもありがとう。

サイバーアイ・エンタテインメント株式会社 代表取締役社長
(元ソニー・コンピュータエンタテインメント 名誉会長)
久夛良木 健

世界中のプレイステーションファンのみなさんへ

歴代プレイステーションハードウェア累計実売5億台突破の記念に際して、初代プレイステーションを発売した1994年12月から、もうまもなく25周年を迎えようとしていることに気づかされました。

「光陰矢の如し」ということわざがありますが、まさにこのたびの5億台突破とそして25周年という節目は、瞬く間の出来事のように感じています。それは、私たちがハードウェアやゲームタイトル、そしてそのほかさまざまなコンテンツを、ユーザーのみなさんにお届けすることに喜びを感じていたからにほかなりません。ユーザーのみなさんにも同様に、プレイステーションの体験を通して喜びを感じていただけたならこれほど嬉しいことはありません。

私たちは世界中のユーザーのみなさんに、常に最高のインタラクティブ・エンタテインメント体験を提供し続けることに尽力し、そしてこの姿勢は将来にわたって変わることはないでしょう。

長きにわたるユーザーのみなさんのご支持に改めて感謝するとともに、今後もよりエキサイティングなハードウェアやゲームタイトル、そしてネットワークサービスをお届けできることを私自身も非常に楽しみにしています。
多大なる感謝の気持ちを込めて!

ソニー株式会社 取締役 会長
(元ソニー・コンピュータエンタテインメント 代表取締役 会長)
平井 一夫

私のプレイステーションとの関わりは、PlayStation™NetworkやPlayStation®Plusをはじめとした各種ネットワークサービスの立ち上げから始まり、その後PlayStation®4の導入準備を皮切りに、より広範な活動に関わるようになりました。今でも各地域のPS4の発売日に、何千何万そして何十万ものPS4がネットワークにつながるのを、同僚とともに興奮しつつ確認しながらも、対応に追われていた当時のことを鮮明に覚えています。

初代プレイステーションで革新的な3DCGのゲーム体験を提供し、PlayStation®2で最先端技術により家庭用ゲーム機を新たな次元へと飛躍させながら、さらに多くのお客様にバラエティ豊かな数多くのゲームをお届けし、PlayStation®3でネットワークを融合させた体験の進化と深化を図り、PS4ではお客様とプレイステーション、お客様とゲーム、そしてお客様同士の繋がりをより豊かなものにすることでコミュニティーの輪を広げることができました。

ここまでプレイステーションが来られたのは、ひとえにユーザーのみなさんが常により高い期待をプレイステーションに抱いてくださっていたからだと思います。これからも是非「良いプレッシャー」を私たちに与え続けてください!

ソニー・インタラクティブエンタテインメント 社長 兼 CEO
小寺 剛

プレイステーションの24年の歴史を振り返る

1994年の誕生以来、つねにゲームを進化させ、新しい遊びを提供してきたプレイステーション。ここではその24年の歴史を改めて振り返ってみよう。(文/PS.Blogスタッフ)

ゲームの新時代は、ここから始まった──PlayStation®

「Do it!」―― 1980年代から水面下で進められていたPlayStation開発プロジェクトは、当時のソニー大賀典雄社長のひと声で本格的なスタートを切った。ソニーの技術者がハードの基礎研究を行ない、ソニー・ミュージックエンタテインメント(SME)から集まったスタッフがサードパーティーとの交渉、流通などのソフトウェア事業を担当。1993年11月16日、ソニーとSMEとの共同出資によってソニー・コンピュータエンタテインメント(SCE/現・ソニー・インタラクティブエンタテインメント(SIE))を設立する。そして1994年12月3日、PlayStationは発売日を迎えた。

PlayStationが目指したのは、3DCGをリアルタイムで描画する過去に例のないマシンだった。1993年以降アーケード業界に3Dポリゴンゲームの波が押し寄せたが、その先を見越して3DCGの性能を強化したのである。高性能ワークステーションに匹敵するスペックを誇る同機は、記録メディアに大容量かつ低コストのCD-ROMを採用。すべてが新しい、まさに革命的なハードだった。

サードパーティーへ門戸を大きく開いたことも、PlayStationの成功につながった。大手メーカーの協力を続々と取りつけただけでなく、手厚い開発サポートにより小規模なソフトメーカーも続々と参入。SCEからも『パラッパラッパー』、『グランツーリスモ』など、新しい提案に満ちたソフトを生み出していった。1996年には「ファイナルファンタジー」、翌年には「ドラゴンクエスト」(ともに現・スクウェア・エニックス)シリーズの参入も決定。これが決定打となり、1997年末には国内出荷台数は1,000万台を突破した。1999年1月には、PlayStationと連動させて遊ぶ小型携帯端末「ポケットステーション」を発売。現在の携帯ゲーム機につながる、コミュニケーションツールの萌芽として注目を集めた。

感情を揺さぶる映像表現──PlayStation®2

2000年3月4日、PlayStationの後継機としてPlayStation 2(PS2)が誕生した。同機が目指したのは、人の感情に強く訴えかける表現。世界初の128ビットRISC型CPU「Emotion Engine」と毎秒7,500万ポリゴンを描画するGPU「Graphics Synthesizer」との相乗効果により、キャラクターの動きや表情、半透明処理、水面の流体描写など、リアリティあふれる画期的な映像表現が可能になった。ドルビーデジタル5.1chサラウンド出力にも対応し、サウンドに関しても突出した仕様であった。

ゲームデータの大容量化に伴い、記録媒体にはDVD-ROMを採用。DVD再生機能に対応し、DVDプレイヤーとしても絶大な支持を集めた。発売から約1年で出荷台数は世界で1,000万台を超え、2011年には1億5,000万台を突破。当時、「世界一売れたゲーム機」のギネス記録を樹立した。

PS2は拡張性も高く、本体発売後も周辺機器などで幅広い機能に対応した。中でも先進的だったのは、ネットワーク展開である。PlayStation®BBのスタートによりオンラインゲームに対応し、のちのPlayStation™Networkにつながる流れを作り上げた。

ソフトウェアでは、2004年11月発売の『ドラゴンクエストVIII 空と海と大地と呪われし姫君』(スクウェア・エニックス)が、国内累計370万本以上(※『2013 CESAゲーム白書』調べ)を出荷するなど記録的なヒットを達成。ハードの爆発的な普及により、その後もミリオンセラーが続々と誕生することとなる。

最高のエンタテインメントをいつでもどこでも──PSP®「プレイステーション・ポータブル」

2004年12月12日には、PSP「プレイステーション・ポータブル」(PSP)で携帯ゲーム市場にも参入を果たした。コンセプトは、室内のエンタテインメント体験を屋外に持ち出し、いつでもどこでも楽しめること。そこで重視したのが、屋外でも時間を忘れて集中してしまうような没入感の演出である。PS2にひけを取らないグラフィック性能を実現し、4.3インチのワイド液晶ディスプレイを搭載したのも、すべては没入感を高めるためだった。メディアには新規格のUMD®を採用したほか、メモリースティック デュオやPROデュオを介して、音楽や動画、画像を楽しむこともできた。

無線LAN機能を搭載し、マルチプレイの楽しさを提供したのもPSPが人気を集めた一因だった。インターネットに接続するインフラストラクチャー通信のほか、PSP同士が手軽に通信できるアドホック機能にも対応。この機能を活用し、「複数のプレイヤーが集まって遊ぶ」というプレイスタイルを確立したのが、「モンスターハンター ポータブル」シリーズ(カプコン)だった。一大ブームを巻き起こした同シリーズは、「共闘ゲーム」というこれまでになかったゲームジャンルを確立した。

PSPは、”進化するハードウェア”である点も革新的だった。システムソフトウェアのアップデートでインターネットブラウザが搭載されたり、PlayStation®3や地デジレコーダーキットtorne(トルネ)™と連携したりと、新しい機能が次々と追加されていった。薄型軽量化とテレビ出力を実現した新モデルも登場したほか、2009年には、ネットワークに特化したPSP®「プレイステーション・ポータブル」goも誕生。音楽データのようにゲームソフトをダウンロード購入する、新たなスタイルを提案することとなった。

ネットワーク時代の幕開け──PlayStation®3

2006年11月11日に誕生したPlayStation 3(PS3)は、ハイパワーなマルチコアプロセッサCell Broadband Engine™とGPUのRSX®により、グラフィックス性能を飛躍的に向上させたハードだった。リアリティを極めた映像表現が可能になり、「アンチャーテッド」シリーズなど映画さながらのゲームも多数登場した。ゲームデータの大容量化に伴い、記録メディアにはBlu-ray™ディスクを採用。Blu-ray™、DVDの再生機能により、AV機器としても高く評価された。

ネットワーク時代を切り拓いたのも、PS3の大きな功績だった。本体発売と同時にネットワークサービスPlayStation™Networkを提供し、オンラインゲームがより手軽に楽しめるようになった。ゲームやビデオなどをダウンロード購入できるPlayStation™Storeもスタートし、ゲーム販売のビジネスモデルも大きく変化した。さらに、映画やアニメ、音楽などの配信サービスもスタート。2010年6月からは定額制メンバーシップサービスPlayStation®Plusの提供も始まった。

PS3のユーティリティを高める周辺機器も続々と登場。2010年3月に誕生した「torne(トルネ)™」と、2012年8月に発売したネットワークレコーダー&メディアストレージ「nasne(ナスネ)™」は、ゲーム機によるテレビ番組の録画を可能にした画期的な商品となった。2010年10月には、PS3用USBカメラPlayStation®Eyeとモーションコントローラの組み合わせで、プレイヤーの手の動きを高精細に検出するPlayStation®Moveを発売、体感ゲームの新たな可能性を拡げることとなった。

究極のポータブルエンタテインメントシステムを目指して──PlayStation®Vita

PlayStation Vita(PS Vita)が目指したのは、”究極のポータブルエンタテインメントシステム”。「PSPとは別次元の携帯ゲーム機を作りたい」「ネットワーク時代に即した新しい遊びを創出したい」──そんな志を抱き、全社を挙げて開発に臨んだ。「PSP2」ではなく、「PS Vita」という名を冠したのもこうした思いから。「Vita」とは「Life」を指すラテン語で、「生活に溶け込み、毎日使ってもらえる携帯ゲーム機でありたい」という願いを込めて名付けられた。

2011年12月17日に発売を迎えたPS Vitaは、携帯ゲーム機初の3Gネットワーク対応となる3G/Wi-Fiモデル、Wi-Fiモデルの2機種をラインナップ。前面のマルチタッチスクリーン、背面のマルチタッチパッド、ジャイロセンサー、カメラといった多彩な入力デバイスにより、これまでにない操作感を実現した。2013年10月には薄型・軽量化した新モデルも登場。同年11月には、PS Vitaのゲームや対応アプリを大画面で楽しめるPlayStation®Vita TVも誕生した。

世界とつながる楽しさを──PlayStation®4

2014年2月22日、国内で発売されたPS4は、据置型ゲーム機としては実に7年ぶりの新ハードであった。ハイパワーのマシンスペックで時代を先導してきたPS3とはコンセプトを異にし、先端技術を導入しつつも、ユーザー体験を向上させるサービス、機能性を強く意識したプラットフォームとなっている。

PS4は、「Simple(使いやすさ)」「Immediate(サクサク)」「Social(ソーシャルとの融合)」「Integrated(様々な機器・サービスとの連携)」「Personalized(ユーザー体験の最適化)」という5つのコンセプトを掲げて開発された。中でも先進的だったのが、「Social」を体現する「シェア」機能だった。SHAREボタンを押すだけで動画や静止画をTwitterやFacebookなどのソーシャルネットワークに投稿できるほか、ゲームプレイのブロードキャストや、スクリーンショットの共有も可能にしたことで、オンラインマルチプレイにとどまらない、”つながる”楽しさを提案することとなった。

ネットワークサービスもさらに強化、2015年にはPS3のゲームをPS4でプレイできるストリーミングゲームサービスPlayStation™Nowを導入。また、2016年10月13日にはバーチャルリアリティシステムPlayStation®VRも登場し、ゲームの世界に入り込んでいるかのようなまったく新しい体験をもたらした。

2016年11月10日、4KやHDRにも対応したハイエンドモデルPlayStation 4 Proが登場。より高画質、かつ快適な映像表現を可能にし、ワンランク上のゲーム体験を提供している。

2018年7月22日時点で、PS4の全世界累計実売台数は8,120万台を達成。歴代プレイステーション®ハードウェア世界累計実売台数は5億2,530万台を突破している。時代をリードし、常に革新的かつ多様なエンタテインメントの世界をゲームユーザーに届けてきたプレイステーション。その進化は歩みを止めることなく、これからも続いていく。


プレイステーション25周年に向けて、これからも最高のエンタテインメントをご提供していきます。今後とも応援をよろしくお願いいたします。

コメントの受付は終了しました。

お客様の生年月日を入力してください。

Date of birth fields