新たな味方と行く手を阻む「敵」……手強いボスを打ち倒せ!
PlayStation®4で10月18日(木)に発売を予定している『CRYSTAR -クライスタ-』。妹のヨミガエリを果たすため、辺獄の悪魔と契約した少女・幡田 零(はただ れい)を主人公として描かれる、死後の世界が舞台のアクションRPGだ。
『CRYSTAR -クライスタ-』プロモーションムービー
悪魔たちの代行者として「幽者」「幽鬼」という異形を刈り、その苦しみの末に理念(イデア)と呼ばれる涙の結晶体を捧げることになる零。「泣くことで強くなる」独自のゲームシステムや、業を背負って戦う罪悪感などダークな世界観が魅力の本作を、今回は敵味方を含めた登場キャラクターを中心に紹介していこう。
最初に仲間になる女性、不動寺 小衣(ふどうじ こころ)。零にも因縁のある悪鬼・アナムネシスに襲われ、当時付き合っていた男性と身ごもった子供の魂を奪われている。零にとっては、代行者としての先輩にあたる。
2人目の仲間は「正義」という言葉に執着する少女・恵羽 千(めぐみば せん)。ある大事故の唯一生存者で、その事故で最愛の母親を亡くしている。
3人目の仲間は幽鬼でありながら代行者となるキャラクター!
物語の4章で零たちと対決し、零とともにいたい、という彼女の願いを受け入れることで仲間になる777(ななな)。幽鬼でありながら代行者となる彼女は、はたして本作でどのような役割を担うキャラクターなのだろう……?
一時は異形化して襲いかかってきた777。彼女を打倒し、願いを受け入れることで……彼女は幽鬼でありながら代行者という稀有な存在となる。
彼女の戦闘スタイルは「ものさし」などの文房具などを飛ばす、遠距離攻撃が主体。スキルも遠距離系の攻撃が充実しており、守護者は彼女が死者であるため存在しない。必殺技は、彼女自身が「異形化」することで発動する。
エピクロスとなった彼女の武器は、手にした巨大な鎌!
フルボイスで描かれる章立ての物語……敵にもさまざまな事情や立場がある
本作の物語は章ごとに区切られた構成となっており、各章ごとにビジュアルが異なる辺獄が用意されている。また、各章にはボスとなる敵のキャラクター(幽鬼)が存在し、それぞれの事情で零たちの行く手を阻むことになる。ここでは、彼らボスキャラクターのパーソナリティと、彼らとのエピソードを紹介していこう。
「お、俺は悪くない……ッ!! 子供のことも……アナムネシスに襲われたのも全部……! 俺はただの被害者じゃねぇか!」
アナムネシスによって殺された、小衣の元恋人。生前、小衣とともにアナムネシスに襲われた際に、吸魂されてしまっている。死後は、アナムネシスに従っている。
小衣たちがかつてアナムネシスによってかつて引きずり込まれた辺獄に現れ、小衣たちを惑わせる新志。生者だった頃の名を捨て、幽鬼としての新しい名「カルネアデス」を名乗り、襲いかかってくる。
「無実の罪人? そうです! 僕の名前は、戸増 恐介。無実だったのに、あなたの父親に裁かれた男です!」
検事だった千の父親によって、死刑となった罪人。千に自分が無実であり、父親が無能だったと告げるため、彼女を辺獄へと引き込む。生前収容されていたときの食事が合わなかったゆえか、死後に際限のない「食欲」に目覚める。
零たちが新たな「シレン」で訪れた場所は、檻に囲われた不気味な辺獄。蝶の姿をした魂たちを追って進んだ先にいたのは、千を辺獄へ引き込んだ幽鬼……戸増恐介こと「ホッブズ」だった。巨大な花の姿をした彼は、食欲を満たすべく一行に牙をむく。
「「「……我々は複数にしてひとつ……」」」
集団として意志を持ち、他の幽鬼につき従うことを目的に、存在している幽鬼の群れ。
辺獄の深層エリアでアナムネシスと遭遇を果たした零たちだが、アナムネシスは零たちと会った途端、様子がおかしくなり姿をくらます。そんな彼女を守り、零たちを足止めするために現れたのが無数の幽鬼たち……ブルバキだった。
「零、憶えてる? 私は水無乃 有理。あなたの友達……だった、女の子」
零の中学生のときの友人で、千と同じ事故に巻き込まれ、命を落とした少女。零が代行者として辺獄を進むなかで、魂となった彼女と再会する。
薄暗い森の外観をした辺獄で零たちが見たものは、千や零の友達が巻き込まれた事故の記憶の残滓(ざんし)。探索を進めるうち、その事故は「幽鬼の姫」と呼ばれる者が起こしたものと判明する。辺獄の最奥で一行は事故死した有理の魂と再会するが……。
「断末魔の思念」を集めて強力な「思装」を入手せよ
舞台となる死後の世界、辺獄には「幽者」「幽鬼」という2種類の敵が存在する。うち、赤く発光して頭上にわっかを持つ敵……幽鬼にはそれぞれ名前があり、違う名前の個体ごとに異なる「断末魔の思念」をドロップする。
左の赤く光る頭上にわっかを持つ敵が幽鬼で、右が幽者。
倒した際に出るわっかを得ることで、画面に文字=「断末魔の思念」が浮かび上がる。断末魔の思念は、同じ名前の敵ごとに3種存在する。
断末魔の思念は自室で零が涙を流し精神的に成長することで「断末魔浄化」され、「思装」と呼ばれる装備品へと変化する。辺獄での過酷な戦いを生き抜くには、強力な思装を得ることも重要となってくる。
零の泣き方によって、得られる思装のレアリティが変化する。
「死者回想録」で幽鬼の記憶を垣間見る
幽鬼から断末魔の思念を得ると、彼らの記憶の一部を垣間見ることができる。これらは自室の「死者回想録」という機能で閲覧可能だ。
死者の記憶は全部で99種あり、対峙した際は深く語られなかった敵の物語や、彼ら同士の意外なつながりなどを知ることができる。
死者回想録は同名の敵の「断末魔の思念」を得ることでじょじょに開放されていく。繰り返しプレイすることで、彼らの物語を知るお楽しみ要素となっているので、やりこみ派はエピソードのコンプリートを目指してみよう。
装備の強化や愛犬とのふれあいなど……現世にある零の自室でできること
辺獄で戦う準備や収集物の確認ができる彼女の部屋では「思装」のカスタマイズのほか、さまざまなことが可能。戦いの合間のひとときをここで過ごし、次なる「シレン」に挑もう。
辺獄では見ることができない、零のなにげない日常を見ることもできる彼女の部屋。零のポーズやモーションは、時間によって変化する。
思装を強化したり、変容といったカスタマイズが可能な「思装整理」。
物語が進行するごとに更新される「日記」は、これまでに起こったイベントを零の一人称視点で振り返ることができる。
零の愛犬・セレマとふれあうことができるコマンドも。セレマは零と同い年の15歳という老犬である。
「通話」や「音楽鑑賞」では彼女愛用のスマートフォンやヘッドセットなども登場
仲間である代行者たちとの連絡(通話)には、彼女のスマートフォン「Xperia™ XZ2」が端末として登場。通話シーンでは他の代行者たちの私服姿を見ることもできるので、こちらも楽しみ。
協力:ソニーモバイルコミュケションズ株式会社
削除氏が手がける作中のBGMを視聴できる「音楽鑑賞」コマンドでは、「ウォークマン®A40 シリーズ」とワイヤレスヘッドセット「h.ear on™ 2 Mini Wireless『WH-H800』」が作中に登場。収録をしたすべてのBGMを楽しむ零の姿も見ることができる。
協力:ソニービデオ&サウンドプロダクツ株式会社
死後の世界・辺獄での戦いと対照的な、零の日常を眺める楽しみもある『CRYSTAR -クライスタ-』。さまざまな事情を抱えた女の子が活躍するアクションRPGということで、精神的な内面が描かれる物語にも注目したい。
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CRYSTAR -クライスタ-
・発売元:フリュー
・フォーマット:PlayStation 4
・ジャンル:泣いて戦うアクションRPG
・発売日:2018年10月18日(木)
・価格:パッケージ版 希望小売価格 7,980円+税
ダウンロード版 販売価格 8,618円(税込)
・プレイ人数:ひとり
・CERO:C(15才以上対象)
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※画面は開発中のものです。
© FURYU Corporation.
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