PS4®『ルミネス リマスター』本日発売! より深い没入感を味わうには? 水口哲也氏が楽しみ方をレクチャー!

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PS4®『ルミネス リマスター』本日発売! より深い没入感を味わうには? 水口哲也氏が楽しみ方をレクチャー!

音と光のアクションパズルにHDリマスター版が登場! ふたつの振動により、かつてない音体験を!

2004年にPSP®「プレイステーション・ポータブル」で発売された、音と光のパズルアクション『ルミネス』。「Rez」シリーズのクリエイターとしても知られる水口哲也氏がプロデュースした同作は、瞬く間に全世界で大ヒットし、シリーズ累計250万本を超える販売本数を記録した。そんな名作のHDリマスター版が本日6月26日(火)、PlayStation®4に登場!
ハウス、トランス、テクノのグルーヴを感じながら、パズルアクションと音楽とビジュアルがシンクロする気持ちよさを体感しよう。

PS4®版は、高解像度化・高音質化により没入感がさらにアップ。PS4®Proでの4K解像度にも対応しているため、4Kで表示される美しいスキンが堪能できる。さらに、ワイヤレスコントローラー(DUALSHOCK®4)の振動機能、振動するコントローラーを体に密着させて低音を体感する「Trance Vibration」機能、オンラインランキングを追加するなど、新たな楽しみも加わっている。

『ルミネス リマスター』アナウンストレーラーはこちら

7月9日までに購入すると「デジタルデラックス DLC」が付属!

本日6月26日(火)~7月9日(月)、PlayStation™Storeで『ルミネス リマスター』を購入するとダウンロードコンテンツ(DLC)セット「デジタルデラックス DLC」が付属。20曲のサウンドトラック、5種類のアバター、1種類のダイナミックテーマが無料でついてくる。7月10日(火)以降は、DLCとしても、それぞれ単品でも販売されるものなので、7月9日(月)までに購入したほうが絶対にお得!

【「デジタルデラックスDLC」セット内容】

・オリジナルサウンドトラック(20曲)(*)

・アバター(5種類)
・ダイナミックテーマ(1種類)

*ゲーム中に使われているBGMから20曲をセレクトして収録したものです。

上達するほど音楽が聴こえるようになり、新しい発見がある──水口哲也氏インタビュー

PS4®版の発売を記念し、シリーズの生みの親である水口哲也氏にインタビューを実施。初代『ルミネス』が誕生した経緯、PS4®版の楽しみ方について語っていただいた。

水口哲也氏
エンハンス(Enhance) CEO / レゾネア(Resonair) 代表

音楽やビジュアルがゲームプレイに呼応する、共感覚的な体験を提供したい

──「ルミネス」シリーズは、2004年にPSP®で誕生しました。そもそもこのゲームは、どのような発想から生まれたのでしょうか。

2001年に、効果音がどんどん音楽化していく気持ちよさをゲームに取り入れようと思い、共感覚シューティング『Rez』を制作しました。その後も、ゲームプレイに音楽やビジュアルが反応する共感覚的な体験をほかのジャンルで表現したいとずっと思っていたんです。そんな中、発表されたのがPSP®です。SCE(現ソニー・インタラクティブエンタテインメント)は、PSP®を指して「これはインタラクティブ・ウォークマンである」と言いました。その言葉に僕はとても喜びましたし、大きな可能性を感じました。

今ではスマートフォンによって当たり前になりましたが、当時はゲームを持ち出していつでもどこでもウォークマンのように楽しめるというのは非常に画期的でした。しかも、ヘッドホンを使ってクオリティの高い音も楽しめます。まさに僕が求めていたものでしたから、「俺の時代がやってきた!」と思いましたね(笑)。そこから、「みんながヘッドホンをしながら電車の中で気楽に遊べて、音楽とゲームが融合したような楽しさを味わえるのはどういうものだろう」と妄想が膨らませていきました。『Rez』は没入感を深く設定していたので、いったん集中すると深いところへ持っていかれてしまいます。もう少し気楽に遊べるものにしたいと思い、イメージしたのがパズルと演奏の融合でした。それが『ルミネス』の始まりです。

──結果的に『ルミネス』は大ヒットし、国内外で高く評価されました。その反響をどう受け止めましたか?

発売後はあまり期待を抱きすぎないようにしていますが、アメリカでヒットし、ミリオンセラーを達成したのはとてもうれしかったですね。しかもユーザーは、男性と女性が半々。気楽にプレイでき、男女問わず「一家に1本あると楽しいよね」というポジションを取れたのは喜ばしいことでした。

──ご自身では、どのような点が評価されたのだと思いますか?

誰でも気楽に遊べるところでしょうか。ルールもそれほど難しくありませんし、毎日遊んでいるうちに少しずつうまくなっていきます。それにともない、聴こえなかった音楽がだんだん聴こえるようにもなります。最初はゲームに一生懸命になり、音楽がシンクロしていることにも気づかない方がいると思います。ところが慣れてくるにつれ、音楽が聴こえてくるようになり、楽しみ方も変わっていくんです。それこそが僕らが目指すゲームの形でもありました。

片方のコントローラーを足裏に置けば、振動がより立体的に!?

──今回、PS4®というプラットフォームで発売することになったのはなぜでしょう。

「ルミネス」はPlayStation®から始まったシリーズです。PSP®で遊んでくれた方も、たくさんいるでしょう。発売から時間も経ちましたから、そういった方々から「もう一度初代『ルミネス』を遊びたい」という声も届いています。そこで、今のテクノロジーに合わせてHDリマスター版として発売することにしました。ようやく4Kテレビも浸透しはじめましたし、デジタルでダウンロードできる環境も整いましたから、今がベストなタイミングでした。

──今回は、初代『ルミネス』をベースにしているんですよね。

そうです。やっぱり初代『ルミネス』をもう一度遊びたいという声がとても多いんですよね。大沢伸一さんのソロプロジェクトであるMondo Grossoの「SHININ’」という曲が特に人気で。もちろんPS4®版にも収録しています。グラフィックの高解像度化、サウンドの高音質化のほか、いくつか新しい機能を追加して初代『ルミネス』をリマスターしました。

──追加機能として、コントローラーの振動を採り入れています。

コントローラーの振動とリーダーボード(オンラインランキング)、シャッフルモードが、PS4®版で追加した新要素です。振動機能は、僕らのお家芸です(笑)。PSP®版よりも、さらに共感覚的な体験を味わっていただけると思います。

──しかも、コントローラーをふたつ使った「Trance Vibration」も搭載されています。こちらはどういった機能でしょうか。

ふたつのコントローラーで、振動のパターンが違うんです。ひとつは手に持って操作し、もうひとつは例えば腰に当てたり、足に挟んだりして使用します。そうすると、音楽に合わせて交互にバイブレーションがきて、音楽をより立体的に感じられるんです。体感ゲームのような面白さを味わえるので、ぜひふたつ使用してほしいですね。

──水口さんはどのように使っていますか?

本来のコントローラーの正しい使い方ではありませんが、足の裏で押さえつけてプレイするのが楽しいですね。さらに、大音量で音楽を流し、部屋を暗くして遊ぶと没入感がまったく違います。

──足の裏に置くというのは思いつきませんでした。

音楽で足裏マッサージをされているようで、気持ちいいんです(笑)。手のひらや足の裏には触覚のポイントが集中しているので、とても敏感ですよね。そこに交互に振動が来るので、独特の感覚を味わえます。しかも、体の中で距離が離れているほど気持ちよさが増すんです。

──それはどういうことでしょう。

振動をより立体的に感じられるんです。音楽をステレオで聴くにように、振動もステレオのように感じられます。

──いろいろ試してみると楽しそうですね。

自分はコントローラーを使ってプレイし、もうひとつのコントローラーを友達に渡して同じ画面で音と映像を楽しむのもいいですよ。ほかにも、クッションの下に入れてボーッと音楽と映像を楽しむなどいろいろな使い方ができます。

個人的には、ソニーのウェアラブルネックスピーカーもおすすめです。肩掛け式のスピーカーですが、内部に振動装置が入っているので肩全体で振動を感じることができます。コントローラー2台+スピーカーで、振動ポイントを3つに増やせます。松竹梅で言うとこの3点セットが「松」、コントローラーをふたつ使うのが「竹」、コントローラーひとつが「梅」です(笑)。とはいえ、コントローラーひとつでも振動がもたらす気持ちよさは十分に味わえます。

深い没入感を味わうと、頭がスッキリし心地よい満足感、疲労感が得られる

──パズルにおいて「こういうテクニックを駆使すると、より気持ちよく遊べる」というアドバイスはありますか?

うまくなると、いかに連続してブロックを消すかというコンボの快感を求めるようになりますよね。でも僕の場合、コンボよりも盤面から全部ブロックを消すのが好きなんです。盤面にブロックがない状態をいかにキープするか、そのチャレンジをいつも楽しんでいます。それによってポイントも加算されますしね。

──プレイスタイルに性格が出ますよね。

その時の気分によっても遊び方が変わります。ついさっきまで余裕だったのに、何かの拍子にブロックが積みあがっていく緊張感もたまりません。ほかには、最高得点を目指すというチャレンジも楽しいですよ。今回は新たにオンラインランキングも用意しているので、世界中のユーザーとスコアアタックに挑戦してください。

──PS4®版で新たに「ルミネス」に触れる人もいると思います。改めて、「ルミネス」の魅力を教えていただけますか?

ブロックを回転させたり落としたりしながら、四角形を作っていく単純なルールです。最初は音楽に合わせてプレイしようとは一切考えず、パズルゲームとして普通に遊んでもらえばいいと思います。だんだん慣れてくると、「効果音が音楽とシンクロしているんだな」「回転させる効果音が音楽とシンクロして気持ちいいな」などと、少しずつ発見があるでしょう。また、毎日プレイしていると「今日はここまで行けた」とジョギングのように、少しずつ遠くまで行けるようになります。そうやって音楽とビジュアルとパズルに没入していくと、その時間は頭がすごくスッキリします。深い満足感、心地よい疲労感をぜひ味わってほしいですね。

──確かに、アルバムを1枚聴くような感覚でありながら頭がスッキリします。

まさにそういうものを目指して制作しました。好きな音楽は繰り返し聴きますが、やはり何十回も聴いていると飽きてしまいます。でも「ルミネス」は何回プレイしても飽きないものにしたかったんです。音楽はだんだん変化していきますし、うまくなればさらに音が聴こえるようになり、より深く音楽を楽しめます。

PSP®版はどこでも遊べたので「電車の中でプレイしていたら乗り過ごしてしまった」という方も少なくありませんでした。アメリカでも「時間泥棒」というあだ名がついてしまったほどです。でも、PS4®版ならもう電車を乗り過ごす心配はありません(笑)。思う存分楽しんでください。

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ルミネス リマスター

・発売元:エンハンス (Enhance)
・フォーマット:PlayStation®4
・ジャンル:パズル
・配信日:好評配信中
・価格:ダウンロード版 販売価格 1,944円(税込)
・プレイ人数:1~2人
・CERO:A(全年齢対象)

※ダウンロード専用タイトル

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