音楽やセリフによる状況説明はなし。プレイヤーに解釈をゆだねる約3時間の濃密なゲーム体験
スクウェア・エニックスが「E3 2018」で意欲的な新作を発表した。PlayStation®4オンライン配信専用タイトル『THE QUIET MAN』(ザ クワイエットマン)は、実写のストーリーパートとCGのアクションパートで構成されたシネマティックアクション。本作は一部を除き、基本的に音楽・セリフ・字幕による情報伝達はない。起こっている出来事からストーリーを考察し、紡いでいく作品性となっている。約3時間の濃密なゲーム体験をドラマティックに描くため、究極のCGクオリティを目指して現在制作中だ。
今回は、アナウンストレーラーとスクリーンショット、そしてプロデューサーからのメッセージとともにゲームの世界観を紹介する。発売日や主人公の人物像など詳細は不明だが、8月には続報が発表される予定なので楽しみに待とう。
実写のストーリーパートとCGのアクションパートが融合
鋭い眼光。視線の先にあるものは──。
これまでは実写パートだったが、ここからはCGパートのアクションシーンに。巧みなカット割で、シームレスにCGパートへ移行する。
「言葉を超えた、魂と魂が共鳴する輝きを伝えたい」──プロデューサーからのメッセージ
タイトル発表にあたり、本作のプロデューサーである藤永健生氏からメッセージが届いている。その全文を紹介しよう。
プロデューサーの想い
「言葉」というものは本当に偉大で、世界を変える力すら持っています。それは否定のしようがありません。私自身も言葉を愛し、大切にしています。一方で、人と人との間には、言葉をこえた繋がりもあるはずです──赤ん坊が母親の目を見るだけで、安全であること、愛されていることを感じるように。そして当たり前のように言葉に溢れた私たちの世界では、そのような絆に気づくことがとても難しいように感じてなりません。
言語が私たちの意識を形作り、「言葉は命」とも形容されます。その命を投げ捨てたなら、あるいは私たちは、心と心、魂と魂が言葉をこえて共鳴するような、そんな純粋な輝きを目にすることが出来るのかもしれない──これが本作『THE QUIET MAN』の根幹にある想いです。言葉を捨てて、それでも残る、そして伝わる想いだけが、本当に大切なことのはずなのです。
株式会社スクウェア・エニックス 第6ビジネス・ディビジョン
『THE QUIET MAN』プロデューサー 藤永 健生
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THE QUIET MAN (ザ クワイエットマン)
・発売元:スクウェア・エニックス
・フォーマット:PlayStation®4
・ジャンル:シネマティックアクション
・発売日:未定
・価格:ダウンロード版 販売価格 1,944円(税込)
・プレイ人数:1人
・CERO:審査予定
※ダウンロード専用タイトル
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