第一次世界大戦直後の南イタリアが舞台のピカレスク恋愛アドベンチャー!
PlayStation®Vitaで8月30日(木)に発売予定の『ピオフィオーレの晩鐘』。第一次世界大戦直後の南イタリアというレトロアンティークな雰囲気のただよう街を舞台に、3つのマフィアが繰り広げるスリリングな物語が魅力の女性向け恋愛アドベンチャーだ。
ストーリーはプレイヤーの選択によりさまざまな形に分岐し、結末も複数の形が用意されたマルチエンディング制。クイックセーブ&ロードやバックログ、既読・未読メッセージのスキップといった各種便利機能も搭載し、快適なプレイが楽しめる。
主人公のリリアーナが何者かに狙われる理由とは? そして、非日常的な事件に巻き込まれていく中で、彼女はどんな恋愛を経験していくのだろうか……。
事件の渦中にある主人公と……彼女を取り巻くキャラクターたち
第一次世界大戦直後の南イタリアの街「ブルローネ」を支配する、ブルローネ・マフィアと呼ばれる3つの組織……。主人公のリリアーナは、とある事件をきっかけに、3つの組織のいずれかに身を寄せることになる。なぜ自分が狙われるのか……? 真実を知ろうとする中で、彼女は非日常の世界へと巻き込まれていく。
期せずして事件の鍵を握る存在となったリリアーナ。名前は変更可能で、デフォルトのままプレイするとキャラクターたちがボイスありで名前を呼んでくれる。
物心ついた頃から教会で暮らしている女性で、とある事件をきっかけにマフィアたちと関わることになる。自身の家族のことや、生い立ちについては何も知らない。
ファルツォーネファミリーの若きカポ(首領)。幼少より英才教育を施された正統な後継者で、5年前に父を亡くしたことでカポを引き継ぐ。冷徹に見られることが多いが、一度懐に入れた人間に対しては情が深く、面倒見もいい。血筋と伝統を何より重んじる。
水曜の早朝。美しい白百合の花束を手に、墓前にたたずむ男を目にしたリリアーナ。彼のことはファルツォーネファミリーの頂点に立つ、恐ろしい人物と聞いていたのだが……。
リリアーナ 「(……とても、綺麗な人)」
彼を取り巻く空気はきらきらと輝いて、目を奪われるほど美しかった。
ファルツォーネとは考え方の違いから対立する、ヴィスコンティ一家のボス。いわゆる「俺様」系で派手好き、自信家という面もあるが、人当たりはよく、誰に対しても気さくな対応をする。慣習に縛られない革新的な思考を持ち、自由を愛する青年である。
アントニオ 「よう、ギル! 寄ってかないか? 上等のアマレットが手に入ったんだ」
オリヴァー 「ギルバート。まさか忘れてはいないと思うが、今日はすべきことが山積みだ。寄り道をする余裕はない」
ギルバート 「……だ、そうだ。また誘ってくれよ。次は必ず空けておくぜ」
組織のボスという立場ある人間にも関わらず……権力を振りかざすこともなく、気さくな対応を見せるギルバート。街の人から声をかけられる彼の姿に、つい見惚れてしまうリリアーナだった。
老鼠(ラオシュー)を名乗り、組織化している中国人集団の首領。常に薄ら笑いを浮かべている感情の読めない謎の多い男で、相手の感情を逆なでするのが趣味である。気分屋で刹那主義、自身の享楽のためなら他の誰の犠牲もいとわない。なお、「楊」は通り名であり、誰も彼の本当の名を知らない。
しなやかな腕がするりと伸びてきて……気がつけば、唇を塞がれていたリリアーナ。なぜだか少し甘い花の香りがして、唇に濡れた感触が伝わってくる。
リリアーナ 「(な……、な……)」
楊 「…………」
リリアーナ 「(――なんなの、これ!?)」
振り払おうとしても、甘い毒をゆっくり流し込まれたみたいに、リリアーナの思考は次第に奪われていってしまう……。
ファルツォーネファミリーのナンバー2。おおよそマフィアらしく見えない、人の良さそうな風貌の優男。典型的なイタリア男で女性慣れしており、息をするように嘘をつく。ダンテとは従兄弟同士。
ブルローネの少女の歓声に釣られ、向けた視線の先にいた青年。ファルツォーネの人と何度か礼拝に来たことを見かけたことがあるその人物は、視線が合うと……イタズラっぽいウインクをリリアーナに送るのだった。
リリアーナ 「(え? あの人、私を見て……?)」
あまりに自然で手慣れた行為に驚きを隠せないリリアーナだった。
それぞれの組織に出入りしている情報屋。口数が少なく、素性は誰も知らないという。仕事から離れたところでは、やや一般常識に欠ける一面もある。
聖堂に戻ろうと身をひるがえしたとき。リリアーナはフード姿の青年とぶつかってしまう。
オルロック 「……怪我はない?」
リリアーナ 「ええ、あなたが支えてくれたから……」
オルロック 「……今のは、おれのせい、だから。ごめんなさい」
接触時に見た、左右で色が異なる瞳を隠すように……フードを目深に被り直すオルロック。会釈するようにうつむくと、そのまま背を向けてしまう。
予約特典はコミカルな雰囲気のドラマCD! 数量限定の限定版には特製のドラマCD&小冊子も付属する!
本作の予約特典は「酒は呑んでも呑まれるな」と題された、コミカルタッチなドラマCD! 限定版には「恋は思案の外」と題された本編事件の後日談を描くドラマCDと、設定資料や各キャラクターとの個別エンディング後の物語ほかが描かれた7編のショートストーリーなどが掲載された特製小冊子が同梱される。忘れずに予約して両方とも入手しよう!
【予約特典】
■予約特典ドラマCD「酒は呑んでも呑まれるな」
<登場人物>
ダンテ・ファルツォーネ(CV:石川界人)
ギルバート・レッドフォード(CV:森久保祥太郎)
楊(CV:岡本信彦)
ニコラ・フランチェスカ(CV:木村良平)
オルロック(CV:豊永利行)
とある理由からギルバートの私邸で行なわれることになったパーティー。楊の持ち込んだ酒によりマフィアたちの酒宴はとんでもない展開に……?
■限定版特典ドラマCD「恋は思案の外」
<登場人物>
ダンテ・ファルツォーネ(CV:石川界人)
ギルバート・レッドフォード(CV:森久保祥太郎)
楊(CV:岡本信彦)
ニコラ・フランチェスカ(CV:木村良平)
オルロック(CV:豊永利行)
事件が幕を下ろし、ブルローネ・マフィアたちはひとときの安息を手に入れた。しかし平和すぎる街で……退屈を持て余した楊が言い出した「遊び」は。とんでもないものだった……!?
■限定版小冊子
登場人物や世界観、背景などを掲載+メインライターであるかずら林檎氏書き下ろしSSを7本掲載。
アウトローなマフィアの世界に生きる男性たちと、ちょっと危険なラブロマンス! そんなシチュエーションが魅力の『ピオフィオーレの晩鐘』。作品世界が気になる人は、公式サイトのPVをチェックしてみよう!
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ピオフィオーレの晩鐘
・発売元:IDEA FACTORY/DESIGN FACTORY
・フォーマット:PlayStation®Vita(PlayStation®Vita TV対応)
・ジャンル:女性向け恋愛ADV
・発売日:2018年8月30日(木)予定
・価格:パッケージ版 希望小売価格 6,300円+税
限定版 希望小売価格 8,300円+税
ダウンロード版 販売価格 6,264円(税込)
・プレイ人数:1人
・CERO:D(17才以上対象)
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©2018 IDEA FACTORY/DESIGN FACTORY
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