本日12月7日(木)に、めでたく発売されたPlayStation®4用ソフトウェア『地球防衛軍5』。本作は、異星人が送り込む巨大生物や戦闘兵器の大群と戦う「地球防衛軍」シリーズの最新作です。特集第3弾となる今回は本作のおさらいに加えて、電撃PlayStation編集部独自の目線から各兵科のプレイインプレッションをお届けしていきます!
シリーズおなじみの基本システムをおさらい!
本作の基本システムは、今までのシリーズとほぼ同じ。プレイヤーは4つの兵科のなかからひとつを選択して、ミッションに挑みます。そして、ミッションをクリアすることで新しいミッションが解放され、物語が進んでいきます。なお、兵科は出撃する前ならば何度でも変更可能です。また、ミッションは1度クリアしたものは何度でも挑めるようになっています。
3Dアクションシューティングである本作のバトルは、基本的に出現する敵をすべて撃破すればクリアとなります。ただし、自身のアーマー値(=体力)が0になるとミッション失敗となる仕組みです。ミッション中は敵を倒すことでアイテムを落とすことがあり、そのなかには体力を回復するものもあります。ほかにも、体力の最大値が増える”アーマー”と、武器が手に入る”武器”を落とすことがあります。ただし、この2つのアイテムは基本的にミッションをクリアしなければ、すべてを入手できません。また、しっかり拾わないと入手できないなど、今までのシリーズをプレイした人にはおなじみのシステムになっています。
なお、今回は武器にグレードとカスタム値が設定されており、同じ武器でも弾数や射程距離などのステータスが異なったものが入手できます。そして同じ武器を入手した場合、元の武器よりステータスの高い部分のみ引き継がれるので、武器は拾えば拾うほどに強くなっていきます。
3つのゲームモードで自由にプレイ!
『地球防衛軍5』には、全部で3つのモードがあります。1つ目は「オフライン ミッションモード」。オフラインで1人プレイが楽しめるモードで、アイテムを集めて主人公を成長させ、すべてのミッションをクリアすることが目標です。
2つ目は「オンライン ミッションモード」。最大4人のプレイヤーが力を合わせて、オンラインで同時にプレイするモードです。
そして3つ目は、「画面分割2人プレイ」。画面を2つに分割して、オフラインで2人で協力してプレイするモードです。これらのモードについては、前回の記事でより詳しく解説していますので、そちらを参照してください。
パワーアップした4兵科の実力をインプレッション。
全地球防衛機構軍、通称”EDF”には4種類の兵科があることは前述のとおり。この4つの兵科はシリーズではおなじみのものですが、1回目の記事で紹介したとおり、新たなシステムが追加されてパワーアップしています。ここからは各兵科の解説とともに、4つの兵科を実際にプレイしてのインプレッションをお届けしていきます。
特戦歩兵 レンジャー
レンジャーはEDFの主力となる陸戦歩兵部隊であり、さまざまな銃火器の扱いが得意な兵科だ。ほかにも、戦車や戦闘ヘリなどのビークルの投下要請ができ、総じて多種多様の兵器を扱えるのが特徴。地形や出現してくるプライマーに応じた武器選択をすることで、あらゆるミッションにも対応できる能力を持つ。
<プレイインプレッション>
とにかく使える武器や搭乗兵器の種類が多いレンジャー。そのなかから武器を2種類、補助兵器かビークル(投下要請)を1種類選択して装備が可能です。近距離や遠距離に特化したもの、味方の兵士の体力を回復する銃や、時限爆弾といったものまで扱えます。さらに、戦車や戦闘ヘリなどのビークルを使ったダイナミックな戦闘が楽しめるのも本兵科の魅力のひとつでしょう。ほかにも、本作からダッシュが追加されており、歴代の「地球防衛軍」シリーズにおいてレンジャーの弱点であった機動力を獲得! アイテムを回収できる範囲が広がる効果もあるので非常に便利そう。ダッシュをしながらの攻撃は不可能なので、アイテム回収以外ではプライマーとの距離をとりたいときや、武器のリロード時間を稼ぐのに使えそうです。
ビークルの注目は「フリージャー1」と呼ばれるバイク。機関銃を搭載しており、正面から襲ってくるプライマーを蹴散らしながら走り抜ける瞬間は爽快です!
武器の注目はロケットランチャー系。種類を問わず射程距離が長く、着弾地点に爆風を起こして一帯を吹き飛ばします。密集しているプライマーを一掃するのによさそうです。
降下翼兵 ウイングダイバー
唯一の女性隊員。エネルギーを消費することで、飛行とプラズマ兵器の運用が可能となる。滑空しながらプラズマ兵器を浴びせたり、建物などの高所に登って安全に攻撃したりと、上空からの攻撃手段が豊富。また、新アクションの「ブースト」を使えば素早い移動と回避が可能になり、アクロバティックな攻めも展開できる。
エネルギーは、飛行用と武器用で共有。エネルギーがなくなると飛行&攻撃ができないので、残量には常に気を配る必要がある。
アーマーと防御力は、兵科のなかで最も低い。ただし、機動力と攻撃力が非常に高いため、弱点は十分にカバーできる
<インプレッション>
圧倒的な機動力は健在といったイメージ。近~遠距離用の武器を上空から浴びせるだけでもかなり強く、高速で敵の頭上を滑空して撃破していくのは快感です。また、本作から新アクションの「ブースト」が加わり、敵との距離の調節をしやすくなっているのも強み。二足歩行の敵が銃を用いて攻めてくる本作において、瞬時に接近して反撃させずに倒したときなどは、喜びもひとしおです。ウイングダイバーの基本の性能を向上させるプラズマコアも忘れてはいけない装備のひとつで、最大のメリットはエネルギーの最大量を増やせること。これにより長時間の滞空や、武器の使用量が増えて継戦能力が上がっているのもうれしいです!
プラズマコアの性能は、エネルギーの最大値を増やせる以外にも、前方へのブースト速度上昇など、移動やチャージ速度といった恩恵も得られる。
空爆誘導兵 エアレイダー
エアレイダーは”空爆誘導兵”の二つ名のとおり、後方で待機している砲兵や、空で待機している爆撃機に攻撃を要請して、強力な範囲攻撃を行なえる兵科。その代わり本体の戦闘能力は、ほかの兵科に比べてやや低いため、中級者から上級者向けの兵科だ。ほかにも数々の強力なビークルの投下要請を行なえるうえ、呼び出したビークルに搭乗して戦える。
<インプレッション>
そんなエアレイダーですが、本作での最大の変更点が、空爆の範囲の場所と向きを自由に指定できるようになったことです。攻撃ボタンを押しているあいだ、左右のスティックを操作することで空爆エリアを動かし、攻撃ボタンを離すことで空爆エリアが決定され、攻撃が行なわれます。この変更のおかげで、敵の集団をうまく範囲に巻き込みやすくなり、多数の敵を同時に撃破することで、さらに再要請に必要な”功績”も稼ぎやすくなりました。
ほかの変更点として、同時に装備可能な武器数が3種類+ビークル1種類の、計4種に増えました。この変更が思ったよりも便利です。エアレイダーの武器は強力なかわりに、リロード時間の長いものが多いのです。そこで武器が3種類持てるおかげで、メインの射撃武器+サブ武器の2種を装備し、サブ武器のひとつがリロード中に、もうひとつのサブ武器で身を守るといった作戦がとれるようになりました。
空爆エリアのカーソル移動速度は速めなので、短時間で狙いをつけやすい。
二刀装甲兵 フェンサー
敵を貫通する槍や超長距離から攻撃できる大経口の重火砲など、一発の威力が高い銃火器が多く、歩兵ながら重戦車のような感覚を味わえるのが特徴。また、直線移動に優れたスラスターダッシュを使って戦場を駆けめぐったり、上空へ大きく跳躍可能なブーストジャンプで高所に上ったりと、特殊アクションも扱える。
自身を守るためのシールドも装備可能。タイミングを合わせると敵の攻撃を反射できる「ディフレクター」機能も組み込まれている。
戦場でのリロードは不可能だが、壮絶な威力を誇る高出力ビーム砲「パワーダイン」。
<インプレッション>
まず、前作と比較して驚いたのは、ジャベリンカタパルトがないこと。「これではスラスターダッシュの硬直をキャンセルして高速で移動できないのでは?」と思いました。しかし、武器とは別に装備可能な”補助装備”が加わり、そのなかのダッシュセルをセットすることで”スラスターダッシュ”を連続で使用可能になりました。固定されていた枠に別の武器を装備できるので戦略の幅が広がりました。そして、もうひとつアドブースターと呼ばれる補助装備にも注目です。効果はブーストジャンプを連続で使用できるというもの。今まではスラスターダッシュ以外に逃げる手段がなかったので、フェンサーにとってはウレシイ要素です!
フェンサーでも、建物を破壊せずに遠くの景色を眺められるということに感動しました!
地球を襲う”異星文明プライマー”たち
本作で地球を襲ってくる敵は”異星文明プライマー”。第1回の記事でも解説したとおり、シリーズ初となるヒューマノイド型エイリアンが登場し、今までにない激しい攻撃で攻めてきます。ここではそんなプライマーの全兵力を紹介していきます。
【侵略生物】
侵略性外来生物α
体長11メートルほどの、アリに似た巨大な生物。遠距離からは酸を飛ばし、近くでは巨大な牙による攻撃で襲ってくる。
侵略性外来生物α 赤色種
侵略生物αの亜種と考えられる個体。酸を射出する能力はないが、甲殻が固いために近寄られて牙で食いつかれてしまうことも。
侵略性外来生物β
クモに似た巨大な生物。俊敏さはないが、糸を射出する能力を持っている。この糸に触れると、少しずつ体力を奪われてしまうやっかいな敵だ。
侵略性外来生物γ
ダンゴムシに似た巨大な生物。通常時の動きは遅いが、体を丸めて転がってくる攻撃は素早いうえに、ダメージも大きく脅威的である。
飛行型侵略生物
ハチに似た侵略生物で、お尻の部分から針状の物質を射出する。この針の攻撃力は高く、まともにくらうと大ダメージを受けてしまう。
有翼型侵略生物
カエルのような外観を持った空を飛ぶ侵略生物で、一説にはエイリアンの幼生体ではないかと考えられている。大きな口で人間を襲ってくる。
マザーモンスター
侵略生物αの巨大な個体で、その大きさは50メートル。侵略生物αとは比べ物にならないほど大量の酸を放出してくる。
キング
侵略生物βの巨大な個体で、やはり50メートルほどの大きさ。放出する糸の射程距離が非常に長く、こちらの視界外から襲ってくることも。
クイーン
飛行型侵略生物の女王的存在。体長も80メートルほどとかなり大きく、射出する針も非常に大型。そのため、なみの体力では耐えることはできない。
ハイブ
飛行型侵略生物の巣と思われる巨塔で、無数の飛行型やクイーンが周囲を守っている。飛行型の体液と土砂でできているが、かなりの強度を誇っている。
アラネア
侵略生物βに似た外見だが、群れを作って行動するβ型と異なり単体で行動する。巨大なネット状の巣を作り、獲物を捕まえる罠としている。
【侵略兵器】
テレポーション・アンカー
物質転送装置と推測される巨大な柱状の兵器で、周囲にα型とβ型を無数に出現させてくる。上部のコアとなるパーツを破壊することで完全停止できる。
バトル・ドローン
飛行能力を持った、無人戦闘兵器。編隊を組んで空中から攻撃してくる。
テレポーション・シップ
大型の宇宙船で、無数の侵略生物を投下してくる。表面を特殊なバリアで覆っているため、こちらの攻撃は通用しない。侵略生物投下時に開くハッチの内側への攻撃でのみ撃破可能だ。
ランディング・シップ
装甲飛行船で、ヒューマノイド型エイリアンを投下してくる。この船そのものには武装はついていないが、強固なバリアで守られているため撃破はできない。
レッドカラー・ドローン
バトル・ドローンの高性能型。装甲も厚く飛行速度も速いため、撃墜は難しい。また、高出力のビーム砲を搭載しているため、攻撃力も非常に高い。
タイプ2ドローン
敵の大型母船から発艦した無人戦闘機。今までのバトル・ドローンをはるかに上回る防御力を持っている。
シールドベアラー
多脚型の歩行ロボット。この兵器そのものに武装はないが、光の壁を発生させる能力を持つ。この光の壁はこちらの攻撃を遮断するが、プライマーの攻撃は貫通する。
ディロイ
非常に長い足を複数持った、巨大な無人戦闘ロボット。脚部には無数の砲台がついているため、近づくと射撃の雨にさらされることになる。
巨大前哨基地
全長650メートル、高さ320メートルの巨大な基地。脚部を展開することで、移動することも可能だ。全身に大量の砲台が配置されているため、接近することすら非常に困難だ。
マザーシップ
地球全土に降下した、巨大な円盤型宇宙船。プライマーの地球侵略のための拠点と思われる。撃墜例はなく、傷をつけることすらできていない。
【超巨大怪獣】
怪生物エルギヌス
古代の恐竜のような外見の、巨大な生物。耐久力が非常に高く、EDFの兵器をもってしても撤退させるだけでかなりの火力が必要となる。走るだけでも、地上にかなりの損害を与える。
怪生物アーケルス
エルギヌスに次いで現れた、巨大な怪生物。巨体を丸めて転がったり、背中から燃えた岩石のようなものを射出するなど、攻撃力はエルギヌスよりも高い。
【エイリアン】
コロニスト
カエルのような外見を持った、ヒューマノイド型エイリアン。驚異的な回復能力を持ち、手足を失っても再生する能力を持っている。さまざまな武器を持っており、なかでもショットガンのような武器を持った赤いコロニストは、すばやく倒さなければ部隊が全滅しかねない。
コスモノーツ
宇宙服のようなものに身を包んだ、ヒューマノイド型エイリアン。コロニスト同様にさまざまな武器を持っているうえ、その武器はコロニストのものよりも攻撃力が高い。
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地球防衛軍5
・発売元:ディースリー・パブリッシャー
・フォーマット:PlayStation®4
・ジャンル:3Dアクションシューティング
・発売日:好評発売中
・価格:パッケージ版 希望小売価格 7,800円+税
ダウンロード版 通常版 販売価格 7,800円(税込)
DLCシーズンパス 販売価格 4,900円(税込)
・プレイ人数:1~2人(オンライン時:1~4人)
・CERO:D(17才以上対象)
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