『アンチャーテッド 海賊王の秘宝』でネイト最後の冒険を見届けよう【ネタバレなしレビュー】

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『アンチャーテッド 海賊王の秘宝』でネイト最後の冒険を見届けよう【ネタバレなしレビュー】

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この年末年始のお休みに、ぜひプレイしたいPS4®の名作を、電撃PS編集部がネタバレなしで徹底レビュー!「やるなら今だ!あのゲーム」全14タイトル一挙公開中!

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シリーズ最高峰のグラフィックで体験するトレジャーハンティング!

トレジャーハンターのネイサン・ドレイク(ネイト)の最後の冒険を描く本作は、前作にあたる『砂漠に眠るアトランティス』から3年後が舞台。ネイトは1作目『エル・ドラドの秘宝』から生死を潜り抜けてきた女性・エレナと結ばれ、トレジャーハンター稼業を引退。そして、生活のためにサルベージ稼業に就き、幸せな生活を送っていた。だが、そんな刺激のない日々を送る彼の前に、死んだと思われていた兄、サミュエル・ドレイク(サム)が現れた。サムはネイトに18世紀に存在した海賊、ヘンリー・エイブリーの財宝を探す旅への協力を求める。突然の申し出に悩むネイトだったが、トレジャーハンターとしての血が沸き立つのを抑えきれず、財宝を求めてリバタニアがあるとされるマダガスカルの地に向かうのだった……。

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『海賊王と最後の秘宝』では従来の壁に飛びつく、登るといったアクションに加え、グラップリングフックと呼ばれる鉤爪付きのロープを使う、ワイヤーアクションが初登場。ロープを投げて引っ掛けることで、振り子のように空中を移動することが可能で、崖を飛び越えるようにして離れた場所に移動したり、そのままジャンプして敵の頭上からパンチをお見舞いしたりと、移動や戦闘で大活躍してくれる。

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ネイトの財宝探しの冒険はけっして平坦でなく、毎回障害となる敵が登場してきた。どうしても戦わざるを得ない場面もあるが、基本的に見つからないように進むステルスアクションがセオリーだ。『海賊王と最後の秘宝』では、そのステルス要素がより強化されている。敵の頭上にはこちらの存在を感知したことを示す「察知ゲージ」が表示され、このゲージが赤くなる前に敵を倒せば、見つからない状態をキープできる。

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「アンチャーテッド」シリーズで人気のコンテンツといえば、世界中のプレイヤーと対戦が可能な「オンラインマルチプレイ」。『海賊王と最後の秘宝』のオンラインマルチプレイは、どのルールもヒーローとアウトローにチーム分けされて戦うことになる。使用キャラクターによる性能差はなく、たとえキャラクターがかぶっても問題はない。使用可能なキャラクターは、アンロックが必要なものを含めれば総勢20名とボリュームもバッチリだ。

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極上の長編アクション映画をハシゴした満足感を得られる超大作!

これぞPS4®と唸らせられる極上のグラフィック

「アンチャーテッド」シリーズのだいご味といえば、発売されるハードの性能を最大限に引き出して再現される、世界各地の大自然や遺跡群。そんな映像は今回PS4 ®にハードが移ったことでさらに進化を見せ、極上のグラフィックでプレイするものを”アンチャーワールド”へと引き込んでいる。なかでも特筆すべきは水に濡れた表現で、探索中はよく水に潜ったり流されたりするのだが、プレイヤー自身もネイト同様にその冷たさを錯覚してしまうほど。また、登場する風景はどこを切り取っても美しく、思わず足を止めてスクリーンショットに収めたくなるはずだ。

日本語吹き替えによるキャラクター像の確立が素晴らしい!

こちらは『海賊王と最後の秘宝』だからこその要素ではないが、シリーズを通して人気なのがネイトたちキャラクターに命を吹き込む、日本語吹き替えの声優陣の演技の素晴らしさ。最近の海外ゲームは日本語吹き替えも多くなってきたが、このシリーズほどこの吹き替えに力を入れてきた作品はないといえる。なかでもやはり人気なのは、東地宏樹氏が演じるネイトと、千葉繁氏が演じるヴィクター・サリバン(サリー)の会話は、芸術の域に達していると言えるだろう。また、井上和彦氏が演じるサムは、今回初登場のはずなのにずっとシリーズにいたような錯覚を覚えさせるほど、プレイヤーをグイグイ引き込んでくれる。通常のセリフはもとより、移動中のちょっとした掛け合いにも耳を傾けてほしい。

ムービーからアクションにそのままつなぐスキのない演出

よく「映画的な~」という表現は使われるが、この『海賊王と最後の秘宝』はそんな言葉を越えた映像体験を提供してくれる。プレイヤーが操作しない、いわゆるムービーの演出と、ハプニングが起きてプレイヤーが操作を行なうアクションシーンが、まったく切れ目がなく続く形になっているのだ。たとえば、ネイトがトラックにワイヤーをひっかけて引きずられるシーンはムービーで流れ、その後立ち上がって銃撃をしながらトラックに乗り込むのは操作して行うというように、見てハラハラ、動かしてドキドキという、ダブルの興奮を味わうことができる。

『海賊王と最後の秘宝』のクリア後はスピンオフ作品『古代神の秘宝』もぜひ!

『海賊王と最後の秘宝』をクリアして「もっともっと冒険をしたい!」と思った人には、続編にあたる『古代神の秘宝』をぜひプッシュしたい。本作で主役を務めるのは、シリーズ2作目の『黄金刀と消えた船団』に登場したトレジャーハンターのクロエと、『海賊王と最後の秘宝』でネイトたちと対峙した女傭兵・ナディーンという異色の女性コンビ。主人公こそネイトから変更されているが、「アンチャーテッド」シリーズでファンを魅了した要素は、本作にもすべて盛り込まれており、間違いなく興奮と感動を得られるはずだ。また、『海賊王と最後の秘宝』の続編というだけあり、とあるサプライズもあるので期待してほしい!

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アンチャーテッド 海賊王と最後の秘宝

・発売元:ソニー・インタラクティブエンタテインメント
・フォーマット:PlayStation®4
・ジャンル:アクションアドベンチャー
・発売日:好評発売中
・価格:通常版 パッケージ版 希望小売価格 7,900円+税
    通常版 ダウンロード版 販売価格 8,532円(税込)
・プレイ人数:1人(オンライン時:1~10人)
・CERO:C(15才以上対象)

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この年末年始のお休みに、ぜひプレイしたいPS4®の名作を、電撃PS編集部がネタバレなしで徹底レビュー!「やるなら今だ!あのゲーム」全14タイトル一挙公開中!

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©2016 Sony Interactive Entertainment America LLC. Created and developed by Naughty Dog LLC
©2017 Sony Interactive Entertainment LLC. Created and developed by Naughty Dog LLC

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