究極のクオリティを実現させたシリーズ最新作『グランツーリスモSPORT』【ネタバレなしレビュー】

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究極のクオリティを実現させたシリーズ最新作『グランツーリスモSPORT』【ネタバレなしレビュー】

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この年末年始のお休みに、ぜひプレイしたいPS4®の名作を、電撃PS編集部がネタバレなしで徹底レビュー!「やるなら今だ!あのゲーム」全14タイトル一挙公開中!

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最高峰のグラフィックで生み出される臨場感はまさにホンモノ

現在の技術では最先端の映像表現となる4K、60fps、HDR、ワイドカラープロセスに対応し、実写の映像と区別するのが困難なほどのクオリティを実現し、発売された『グランツーリスモSPORT』。

今作ではクルマのグラフィックや挙動などはもちろん、”光”の表現にもこだわっている。太陽の高度や空模様などによって変化する自然界のさまざまな明るさをキャプチャーし、ヘッドランプやブレーキランプといった光源の色や輝度も高精度に再現。朝方から夜まで時間帯による明るさの違いを忠実に描き出している。

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実写さながらの映像で表現される最高峰のレースを1人でも多くの方に体験してもらうべく、本作では7歳から77歳まで幅広いプレイヤーをフォローするドライビングアシスト機能を搭載。プレイヤーの技量に合わせて「初心者向け/中級者向け/上級者向け」の3つのアシストプリセットから選んで設定できる。

アシストプリセットには、オートドライブの内容、ドライビングマーカーのオン・オフ、ブレーキングインジケーターのオン・オフ、ABS(アンチロック・ブレーキ・システム)、カウンターステアアシスト、ASM(アクティブ・ステアリング・マネジメント)の項目があり、レースゲーム初心者の方でもカジュアルに走ることができる。また、それぞれの設定は個別に変更することも可能で、技量の向上にあわせて調整もできる。

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レース関連のプレイモードとしては、ドライビングスクールやミッションチャレンジなどでクルマの動かし方やレースに必要なテクニックが学べる「キャンペーン」。AI車を相手にしたレース、ドリフトトライアルやタイムトライアル、さらにPlayStation®VRを利用してコースを走ることができる「アーケード」。公式のレギュレーションに従ってオンラインでほかのプレイヤーと競う「スポーツ」が用意されていて、好みのクルマを操作して多彩な走りを満喫できる。

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あらゆる部分において妥協を許さない渾身の完成度!

スポーツモードで、オンライン・レースゲームの未来を体感

過去にも幾多のチャレンジを成し遂げ、リアルを追求したドライビングシミュレーターとして常に最先端を走り続けている「グランツーリスモ」シリーズ。本作ではモータースポーツの今後100年のため、FIA( 国際自動車連盟)公認のスポーツモードを搭載。

デイリーレースでは、参加するマシンの性能がBoP(性能調整)によって統一され、さらにレース内容がドライバーレーティング(DR:ドライバーの速さ)とスポーツマンシップレーティング(SR:レースマナーのよさ)で評価される仕組みを導入。他車への接触や、蛇行や幅寄せなどをするとレーティングは下がり、クリーンなレースをすればレーティングが上がるようになっている。このレーティングによって自分とレベルの近いドライバーとマッチングされるようになっており、よりフェアなレースが楽しめるようになっている。

実際に参加してみたところ、最初のうちは乱暴な運転をするプレイヤーも見かけたが、みなさんかなり気を使って走っているのがわかり、ほとんどストレスを感じることなく自分の走りに集中することができた。クリーンな走りをするとSRがアップしたことが画面で告知されるので、たとえ最下位だったとしてもドライバーとしてのレベルを上がっていく実感があってうれしいところだ。

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細部のディテールからクルマの挙動までこだわりまくり!

本作に収録されているクルマは、市販車やレーシングカーに加え、クルマの未来を感じさせてくれるコンセプトカーまでその数150台以上。それぞれボディの曲面、エッジ、ウィンカー、ヘッドランプ。またインテリアではシボ加工、レザーシートのステッチの数、レザーとステッチの素材の差まで実物のクルマを正確に再現しており、自動車メーカーが製造に使用するCADデータを除けば、世界で最も高品質・高精度なモデリングに仕上げられている。PS VRでは「VR ショールーム」というモードが利用でき、クルマをじっくり観賞することが可能。それはまるで実際にカーディーラーを訪れ、クルマを見回しているような感覚だ。

また、「リアルだから難しい」ではなく、「リアルだからこそ運転しやすい」と感じられる作品を目指し、車両挙動シミュレーションの開発時には、並行してニュルブルクリンク24時間レース参戦やル・マン24時間レースの技術サポートを行ないながら知見を蓄積。バーチャルとリアル両方の知見を反映させた最新の車両挙動シミュレーションを搭載している。加速やブレーキング時、そしてコーナリングによって車体が傾いたりする自然な挙動は、俯瞰カメラでプレイしたり、リプレイ映像を見るとよりハッキリと確認できる。

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走ること以外にも楽しみが盛りだくさん!

これまでのシリーズ作品でもクルマの写真を撮影するモードは用意されていたが、本作ではよりクオリティの高い写真が撮れる「スケープス」を搭載。スケープスで使用される撮影スポットは精密なライティング情報を保持しており、まるで「クルマを写真の中に配置する」感覚で撮影が楽しめる。スケープスで撮影した写真は、もはや実写というクオリティで発売後SNSで大きな注目を集めていたのも記憶に新しい。

そのほかにも「リバリー」によって、クルマのデカールをカスタマイズしたり、ヘルメットやレーシングスーツのカラーを変更したりすることができる。こちらも凝り始めると、アッという間に時間が過ぎてしまうほどだ。ほかのプレイヤーがアップロードしたデザインやリプレイ映像などは、「ディスカバー」でチェックすることが可能。いずれも力作揃いなので、自分でデザインするうえで参考にするもよし、好みの作品を探すのもまた楽しい。

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クルマやモード追加などの継続的なアップデートにも注目!

ここまで紹介してきたようにさまざまな楽しみが用意されている本作だが、アップデートでの進化も忘れてはいけない。直近のアップデートでは、挙動やバランスの調整はもちろん、新たなクルマも追加された。

さらに大型のトピックとして12月に予定されているアップデートでは、「サンデーカップ」や「FFチャレンジ」など、おなじみのチャレンジが楽しめるシングルプレイヤーモード「GTリーグ」が公開予定となっている。2018年3月までに約50台ものクルマやコースも追加されるとのことなので、今後のアップデートも目が離せない。

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シリーズ20周年を迎え、「グランツーリスモ」の進化は止まらない!

1997年12月にPlayStation®で1作目が発売されて以来、ハイクオリティのドライビングシミュレーターとして世界中で愛され続けている「グランツーリスモ」シリーズ。20年という節目を迎えた2017年10月、最新作『グランツーリスモSPORT』が発売されたが、こちらもひとつの通過点に過ぎないのだろう。今後もハードの進化や開発技術の向上にともない、ナンバリングタイトルでは王道的に、何らかの要素に特化した作品ならクルマとの新しい付き合い方をユーザーに提案してくれるはず。未来に目を向けながら『グランツーリスモSPORT』に詰め込まれた遊びの数々をじっくり堪能してほしい!

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グランツーリスモSPORT (「グランツーリスモスポーツ」)

・発売元:ソニー・インタラクティブエンタテインメント
・開発元:ポリフォニー・デジタル
・フォーマット:PlayStation®4
・ジャンル:リアルドライビングシミュレーター
・発売日:好評発売中
・価格:パッケージ版 通常版 6,900円+税
    ダウンロード版 通常版 7,452円(税込)
・プレイ人数:1~2人(オンライン時:1~24人)
・CERO:A(全年齢対象)

※PlayStation®VR対応

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「グランツーリスモ」オフィシャルサイトはこちら

この年末年始のお休みに、ぜひプレイしたいPS4®の名作を、電撃PS編集部がネタバレなしで徹底レビュー!「やるなら今だ!あのゲーム」全14タイトル一挙公開中!

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