この年末年始のお休みに、ぜひプレイしたいPS4®の名作を、電撃PS編集部がネタバレなしで徹底レビュー!「やるなら今だ!あのゲーム」全14タイトル一挙公開中!
「RE ENGINE」「アイソレートビュー」の導入により、シリーズ最高レベルの臨場感と恐怖を実現
ホラーを追求した1~3作目、アクションを重視した4~6作目を経て、シリーズの変革を強く意識して生み出された『バイオハザード7 レジデント イービル』。まず注目すべきは、その実写さながらのフォトリアルな映像表現だ。サバイバルホラーとしての面白味や奥深さを研ぎ澄ましつつも、その根幹である”恐怖”をより際立たせるため、新たなゲームエンジン「RE ENGINE」を導入。建物の古びた外観や内装はもちろん、熱気すらも感じられそうな炎や舞い上がる塵といった細かなエフェクトにも徹底的にこだわり、過去の作品とは一線を画するリアリティと臨場感あふれる映像表現を実現させた。
プレイ方式として主観視点「アイソレートビュー」を採用した点も本作ならではの特徴。これによってプレイヤーの孤独感や不安感が増し、”主人公=プレイヤー”という感覚で、かつてないスリルと緊張感が味わえるようになっている。探索、戦闘、アイテム管理を軸として展開するゲーム性は紛れもなく「バイオハザード」であるが、この「アイソレートビュー」によって過去の作品とはひと味もふた味も違う体験ができる。また本作はオープニングからエンディングまで、全編PlayStation®VR対応で、その没入感をより濃密に楽しむことができる。
物語の主人公は、世界を救うために立ち上がるヒーローではないところも見どころのひとつになっている。主人公は3年前から行方不明になっている妻、ミアを捜し、古びた邸に足を踏み入れるイーサンという男性。だが、邸から出られなくなり、そこで暮らすベイカー一家に”家族”として迎えられる。それがどういうことなのか? ミアはどこにいるのか? 邸から脱出することはできるのか? ごく普通の暮らしをしていた1人の男性が、謎に満ちた邸の深淵を目指して突き進んでいく。
新世代の『バイオハザード』として押さえておくべき1本!
これまでの作品とは違うが、中身は確かに「バイオハザード」
1996年3月22日に1作目が発売され、2016年で20周年を迎えた「バイオハザード」シリーズ。そのナンバリングタイトルは時代の流れやマシンの進歩、開発技術の向上、ユーザーの声などによってさまざまな形に進化を遂げ、世界中で絶大な支持を得てきた。
そして第7弾では「すべては”恐怖”のために。」というキャッチコピーのもと”恐怖”に焦点を絞りきり、リアル路線の映像表現や主観視点を採用。直接的、間接的、心理的など多種多彩な恐怖のエッセンスをブレンドして制作されている。そのため、当然ながら怖い! アイソレートビューの効果もあり、まるで自分自身が邸内に迷い込んでしまったかのような没入感と臨場感が味わえる。
ただ、怖いだけではない! 仕掛けを解除したり、鍵を手に入れて扉を開けたり、アイテムボックスを利用して所持品を管理したり。また、怖い思いをして一度プレイを中断しても、先が気になってまた遊びたくなったりと、ゲームの根幹はしっかりシリーズ作品を継承したものになっている。外見はこれまでと違うが、プレイしてみると「バイオハザード」ということがわかってもらえるだろう。
アイソレートビューによって生み出される主人公との一体感
視点(カメラ)を操作して周囲を見回したり、気になる場所などを確認するといったアクションは過去の作品でも行なうことだが、アイソレートビューが採用されている本作では、より主人公との一体感が生まれた印象。また戦闘時には目の前に敵が迫ってきたり、逃げている最中に肩を掴まれ、強引に向きを変えられたときには、思わず実際に体や頭が動いてしまうほど。ここまで没入してプレイしたのは、シリーズのなかでも初めてだ。
そんななかで個人的に一番イヤだったのが、ウジャウジャと群がる虫たち。目の前に飛び掛ってきたり、ドアに群がって通行を妨害したり、「こんな場所を通りたくない!」と思いつつ、画面から目をそらして進んだ通路も。思い出しただけでも背筋がゾクッとするほどだ。
効率よく進める方法を模索しながらプレイするのが楽しい!
ゲームを進めるための道筋は存在するが、そこにたどり着くまでのルートや持ち歩く武器などはプレイヤー次第! それに、弾薬や回復アイテムを節約しながら決死の覚悟で探索活動を行なっていくところもシリーズを継承している。アイテムスロットがいっぱいで、もうほかのアイテムが持てない……というタイミングで、スロットの所持最大数が増えるリュックサックが手に入るところも絶妙で、その辺のバランスはテストプレイを重ねてしっかり練り込まれている印象だ。
戦闘に関しても、モールデッドと呼ばれる敵は足を攻撃して破壊すると移動スピードを遅くできたり、腕を破壊すると攻撃能力を下げられたりと、対処方法はさまざま。さらに、強敵との戦いにもいくつかの倒し方が用意されていて、奥深く楽しめるようになっている。あと、フィールドの大部分がオープンワールド的になっていて、過去のシリーズ作品のような”ドアを開けると読み込みが入る”というシーンが減り、ストレスを感じることなくプレイできた。それでもドアを開けること自体が怖かったり、半ドアにして奥の様子を見たり、ドアの開閉を利用して敵の視界をさえぎることができたりもして、ドアをめぐる新しい遊びも考えられていて楽しめた。
すべてを盛り込んだ『ゴールド エディション』で遊びつくそう!!
『バイオハザード7 レジデント イービル』の発売後、有料DLCとして本編の裏側で起きていたエピソードや、残されていた可能性を開花させたような遊びを収録した『発禁フッテージ Vol.1(BANNED FOOTAGE Vol.1)』『発禁フッテージ Vol.2(BANNED FOOTAGE Vol.2)』が登場。さらに、12月14日(木)には、クリス・レッドフィールドを主人公として本編終了後から始まる無料DLC「NOT A HERO」と、本編の時間軸で最後に位置するエピソードが展開する有料DLC「End of Zoe」が配信される。
本作を楽しみつくすならすべてを網羅したいところだが、これからプレイしようと思っている方に朗報! なんと、本編を含め、全DLCがプレイできる『バイオハザード7 レジデント イービル ゴールド エディション』が12月14日(木)に発売される。ホラーは夏という考えはもう古い! 冬もクリスマスもお正月もホラーで盛り上がろう。
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バイオハザード7 レジデント イービル ゴールド エディション
・発売元:カプコン
・フォーマット:PlayStation®4/PlayStation®VR
・ジャンル:サバイバルホラー
・発売日:2017年12月14日(木)
・価格:
通常Ver. ダウンロード版 販売価格 4,990円(税込)
グロテスクVer. パッケージ版 希望小売価格 4,990円+税
グロテスクVer. ダウンロード版 販売価格 4,990円(税込)
・プレイ人数:1人
・CERO
通常Ver.:D(17才以上対象)
グロテスクVer.:Z(18才以上のみ対象)
※PlayStation®VR対応
※「通常Ver.」は、ダウンロード版のみの販売となります。
※「グロテスクVer.」ご購入の際のご注意
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