歌劇団のトップスタアにはある秘密が？ 猟奇事件の謎を追う『蝶々事件ラブソディック』が11月30日発売！

オトメイト×RED×ARIA(講談社)が贈る乙女ゲームが11月30日発売！

PlayStation®Vitaで11月30日(木)に発売となる本作『蝶々事件ラブソディック』は、オトメイト×RED×ARIA(講談社)の3社の豪華なコラボレーションで贈る、妖しくも耽美な雰囲気漂う乙女ゲーム。キャラクターデザインは硝音あや氏が担当し、本作の魅力的な世界観をあでやかに彩る。

舞台となるのは昭和五年の横濱。大戦後、軍国主義の風潮が陰鬱な影を落とすこの国で、異国情緒あふれる華々しい発展を遂げた町……。

そんな横濱である夜、女学生の死体が見つかるという事件が発生する。｢名門女学校の子女惨殺｣というセンセーショナルな事件に世間は湧くのだが、それは最近横濱で起っていた扇情的で猟奇的な｢怪奇事件｣のひとつにすぎなかった……。

『蝶々事件ラブソディック』と題されたこの物語のゆくえを、プレイヤーは主人公の香月(こうづき)えれなとなって解き明かしていくことになる。

主人公に秘められた秘密……それは――？

事件からさかのぼること一ヵ月。横濱駅にひとりの少女が降り立つ。

少女のもとに、名門校｢イエーヴァ女学校｣から編入案内が届いたのは数ヵ月前のこと。身寄りのなかった少女は希望を胸に、横濱へと向かった。

それが《少女の秘密》を欲する者たちが用意した、誑惑(きょうわく)の招待状とも知らずに――。

｢どれだけの数が”彼女”に惹きつけられるか……愉しみだ｣

《少女の秘密》――それは自身も知らぬ密やかなる《香り》。その《香り》は”彼ら”を魅了し｢狂惑｣させる……。

主人公のえれなをとりまく主要な人物たち

本作の主人公は天涯孤独の身である少女・えれな。名門と名高いイエーヴァ女学校にやってきた彼女は、そこでさまざまな人物との出会いを果たす。それが、彼女にどんな変化をもたらすのだろう……？

イエーヴァ女学校に転入してきた4年生。物事の明るい面をとらえ、相手に合わせて行動できる少女だが……芯が強い性格のため、意外に頑固な一面もある。

外国の血が入っているためか、瞳や髪の色を他者から否定されることが多々あるえれな。

イエーヴァ女学校の最高学年である5年生で、女学校寮にて主人公と同室になる先輩。華やかさと大和美人さを兼ね備えた学園のマドンナ的存在であり、横濱歌劇団のトップスタアでもある。同室になった主人公と｢エス｣と呼ばれる姉妹関係となる。

……というのは、遙の世を忍ぶ仮の姿で……!?

遙は平安時代から続く陰陽師一族・狐射堂家の当主であり、事件の犯人と目される｢非徒(あらず)｣と呼ばれる者を｢調伏すべき妖かし｣として追っている。女装し、身分を隠してイエーヴァ女学校に通う。

遙に自身の思いを伝える主人公。遙はその言葉をさえぎるように、指で唇を塞ぐが……。

華族・神藤家の次男。横濱海軍兵学校をトップで卒業後、特務機関に所属している。自分にも他人にも厳しい。プライドが高く、女性を見下した態度をとる。

いかなる理由か……主人公を押さえつけ、詰問する将成。｢希望通り教えてやったんだ。今度はお前がしっかり話すんだな｣

英国紙『ロンドン・エコー』のジャーナリストでイギリス人。横濱で多発している猟奇殺人事件を追っている。明るく社交的でフェミニスト。

間近で見る青色の瞳に、思わず見入ってしまう主人公。その瞳に、なぜか彼女は見覚えが!?

日本有数の財閥のひとつである源一族の男性で、イエーヴァ女学校の創立者。見た目は14歳ぐらいの少年だが、実際は24歳。傍若無人な自信家ではあるが、その愛らしさから、人たらしな部分も持ち合わせる。

吐息がかかるほどの距離で、主人公の恐怖心をあおるような言葉を投げかけるイ織。｢怖がるお前の匂いもそそる。その肌を傷つけたら、もっと香るか？｣

将成の兄であり、華族・神藤家の長男。帝大の生物学助教授で、弟とは異なる学者の道を選んだ。温和で人望に厚く、人々の尊敬を集めている。

おいしいお菓子をごちそうになり、あまりの美味に感動する主人公。｢君が嬉しいと僕も嬉しいです。いつもよりも美味しく感じますね｣

代々、狐射堂家に仕えてきた一族の青年。隠密のような働きもするため、身のこなしが軽い。

3月に海軍兵学校を神藤将成とともに卒業した青年。気さくな性格で周りに対しても気遣いをたやさない。神藤少尉のことを、学校時代のくせでときどき｢神藤｣と呼んでしまう。

海軍中尉で、神藤将成の上官。陸軍を経て海軍に入っており軍歴は長い。数々の死線、地獄を潜り抜けてきた強者。

源イ織の秘書。知的で端正な顔立ちで、物腰も柔らかく、常に微笑をたたえている。

えれなが遙の｢エス｣になったことが気に入らず、キツイ態度で接する少女。一方で尊敬する遙に対しては真っ先に賛辞を贈るなど、自分に素直な性格をしている。

何もわからないえれなを気にかけてくれる少女で、年頃の女の子らしい茶目っ気を持つ。日課としてお祈りを欠かさないなど、信心深い面もある。

イギリスの貴族で爵位は伯爵。明るく社交的で、女性はとりあえず口説くというスタンス。

作品世界をひもとくキーワード

ここでは本作の物語に大きく関わるいくつかのキーワードをピックアップして紹介する。遙が追う非徒(あらず)などは、特に重要なキーワードだ。

非徒(あらず)

巷を騒がしている猟奇殺人事件の犯人と目される者。猟奇的な犯行の様子から、化け物の仕業だなんて話も出ており……その所業、人に非ず――と、誰が呼んだか、世間では｢非徒｣と呼ばれるようになった。なんでも、被害者は首がないとか、血が抜かれているとかいう話だが……。

イエーヴァ女学校

財閥華族である源一族の｢源イ織｣が創立した女学校で、寮も併設されている名門校。入学審査には学力審査と身体検査があり、家柄や優秀さはもちろん、独自の選考基準を設けている。主人公のような転入生は異例。

横濱歌劇団

横濱を中心に公演活動をしている歌劇団。日本人なら誰でも知っているほどに知名度が高い。そのトップの華として歌劇団を牽引しているのが、狐射堂遙である。

海軍特務機関

猟奇殺人事件を調査している軍の機関。中々足取りがつかめず、事件の調査は難航中。神藤将成もこの機関に所属している。

エス

お嬢様学校で流行っている、同性同士で特別な関係を築くこと。互いが唯一無二の存在となり、先輩後輩の枠を超えた強いつながりを持ち、まるで姉妹・シスターのような親密な関係になること。

戦後の横濱の町を舞台にした、退廃感や耽美な雰囲気がたまらないミステリータッチのアドベンチャー『蝶々事件ラブソディック』。公式サイトではプレイムービーや限定版特典なども公開中なので、気になる人はぜひチェックしてみよう！

——————————————

蝶々事件ラブソディック

・発売元：アイディアファクトリー
・フォーマット：PlayStation®Vita(※PlayStation®Vita TV対応)
・ジャンル：女性向け恋愛AVG
・発売日：2017年11月30日(木)予定
・価格：パッケージ版 希望小売価格 6,300円＋税
　　　　限定版 希望小売価格 8,300円＋税
　　　　ダウンロード版 販売価格 6,264円(税込)
・プレイ人数：1人
・CERO：C(15才以上対象)

——————————————

『蝶々事件ラブソディック』公式サイトはこちら

『オトメイト』公式サイトはこちら

©2017 IDEA FACTORY／RED／講談社