PS4®向けにリメイクした名作アクション・アドベンチャー『ワンダと巨像』が2018年2月8日発売!
ゲームクリエイターの上田文人氏が手掛け、プレイステーション®史上屈指の名作として語り継がれるアクション・アドベンチャー『ワンダと巨像』。PlayStation®2でデビューし、PlayStation®3でのリマスターを経て、2018年2月8日(木)にいよいよPlayStation®4版が登場する。
『ワンダと巨像』がPS2®用ソフトウェアとして登場したのは2005年のこと。情緒あふれる広大なシームレスフィールドの美しい景観や、強大な巨像にしがみつきよじ登るという斬新なゲーム性、そして戦うほどに哀しく、壮絶なストーリーが国内外から高い評価を受けた。
その後、2011年にはPS3®でリマスター版が発売。Bluepoint GamesによるHD化で、もとより定評のあった美しいグラフィックが鮮明になり、さらに多くのファンを魅了した。
2018年2月8日(木)の発売が決定したPS4®用『ワンダと巨像』は、すべてのアセットを作り直したリメイク版となっており、今回もBluepoint Gamesが担当。PlayStation®4 Proでの美麗な4K HDR描写にも対応しているほか、コントローラーの操作系も現代風にアレンジした、まったく新しい作品だ。
PS2®用『ワンダと巨像』
PS3®用『ワンダと巨像』
PS4®用『ワンダと巨像』
現在、2篇の新規映像が公開されているので、美しくリメイクされた本作の魅力を感じてほしい。
『ワンダと巨像』PGW 2017 トレーラー
『ワンダと巨像』オープニングムービー
フランス・パリにて初試遊を実施! 新たな魅力に満ちたPS4®版『ワンダと巨像』をプレイレビュー
フランス・パリにて開催中のゲーム見本市「Paris Games Week(パリゲームウィーク) 2017」では、一般向けの試遊台が初めて用意され、新たな『ワンダと巨像』を多くのゲームファンが体験。また、「PGW 2017」に先駆けて行なわれたメディア向けセッションの会場でも試遊ができ、PS.Blogスタッフがプレイしてきたのでそのレビューをお届けしよう。
グラフィックは別作品と思えるほどの美しさ! アレンジされた操作系も好感触!
今回の試遊バージョンでは16体いる巨像のうち、1体目「谷歩く大男」、3体目「眠るる巨人の怒り」、13体目「空を漂う巨大な軌跡」という3体の巨像との戦いを体験。セッティングメニューから言語表示の選択も可能となっており、日本語表示でプレイできたのもうれしいところだ。
自分はPS2®版もPS3®版もタイムアタックまでやり込んだ経験者。巨像をよじ登るルートや弱点の位置は記憶に刻み込まれており、試行錯誤しながら攻略法を探す本作の醍醐味を楽しむことはできないものの、本作のグラフィックには度肝を抜かれた。HDリマスターされたPS3®版をプレイしたときの感動とは比べ物にならない。大袈裟ではなく、まるで別作品のような美しい光景が飛び込んできたからだ。
光の表現、ワンダや愛馬アグロの質感、巨像の精細な描写まで、すべてがきめ細やかで臨場感抜群。水に濡れたワンダの体や巨像の毛がなびく様子は、うっとり魅入ってしまうほど。
また、本作の特徴として、ボタン配置が変更されていることが挙げられる。過去作の操作が体に染みついている自分は最初こそ戸惑ったが、1体目の冒頭で操作チュートリアルがあり、すぐに慣れることができた。一般的なアクションゲームのボタン配置に似て親しみやすいほか、方向キー左右での装備変更から素手選択が独立しており、結果として剣と弓矢の切り替えも手早く行なえるようになっている。新操作を手の内に入れてからは、むしろこれまでよりレスポンスが良くなったようにも感じられた。
物語の結末や、攻略法からやり込み要素まで知り尽くしているのに、これほど新鮮な気持ちでプレイできるとは思ってもみなかった。何度プレイしても色褪せない名作の魅力はもとより、格段に美しくなったグラフィックと刷新された操作系がその理由になっているのは間違いない。
2度目のリニューアルとなる今回も新たな感動を味わえるので、自分と同じように何度も遊んできた世界中のプレイヤーにも、ぜひ体験してほしい。(PS.Blogスタッフ・松田)
PS4®版で”ワンダデビュー”!! 圧巻の映像美の中で、初めて巨像に挑む絶望感と初討伐の達成感を満喫!
上田文人氏が手掛けた神話のひとつとして、世界中のゲームファンを魅了した『ワンダと巨像』。これまで自分は触れる機会がなかったものの、そのすごさを語る友人や知人の熱量には圧倒されたものだ。そんな自分がPS4®版の登場を機に、いよいよ”ワンダデビュー”! 事前にPS3®版でゲーム序盤をプレイし、操作方法やシステムなどを予習したうえで試遊に臨んでみた。
序盤はプレイ済みだったため、1体目と3体目の巨像は難なく討伐。しかし、PS3®版をプレイした直後だったこともあり、討伐までの過程で本作におけるグラフィックの進化をはっきりと実感できたのは嬉しいところ。神殿内の壁や床、風にそよぐ草や木がより美しく細部まで鮮明に描かれ、あまりの違いに思わず見とれてしまった。PS2®版やPS3®版をプレイしたことのある人は、かつての記憶がよみがえると同時に、美しすぎるグラフィックにきっと驚くはず。
もちろん、ただでさえ印象に残る巨像の存在感も格段にアップ! 精密なディテールによって恐ろしさとともに増した神聖な雰囲気は、「なんかこの巨像、大きくなってない?」と錯覚を覚えるほどの迫力に満ち溢れていた。
そしていよいよ、13体目の巨像の討伐へ。序盤である1体目と3体目の巨像は討伐済みだったが、13体目に関しては完全に初挑戦。いったいどんな巨像が待ち受けているのか、緊張しながら巨像がいる場所へと向かう。現われたのは、公開された最新トレーラーに登場していた巨像「空を漂う巨大な軌跡」だった。
東洋の龍、もしくは翼の生えた蛇のような外見を持つ13体目の巨像の迫力に、やはり圧倒されてしまう。プレイ済みの人には今更かもしれないが、初めて遭遇した巨像に対する「こんなのにどうやって立ち向かえばいいの……?」という絶望感と、そんな相手を死闘の末に初めて攻略した際の達成感は、本作における大きな魅力だ。
この2つの醍醐味を美麗なグラフィックの中で味わえるのは、PS4®版から本作を始めるプレイヤーの特権だと思う。討伐方法のネタバレは伏せるが、ああでもない、こうでもないと思案を重ね、なんとか試遊時間中に13体目の巨像を討伐できたときのうれしさは、まさに格別だった。
自分と同じく”ワンダデビュー”してみようかなという人にとって、PS4®版の登場は絶好のチャンス! 帰国したらPS3®版の続きをプレイしようと思っていたけれど、自分もPS4®版の発売まで待ってみようかな? ……でも、物語の結末やまだ見ぬ巨像も気になるし、いったいどうすればいいの!?(PS.Blogスタッフ・岩下)
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ワンダと巨像
・発売元:ソニー・インタラクティブエンタテインメント
・フォーマット:PlayStation®4、PlayStation®4 Pro
・ジャンル:アクション・アドベンチャー
・発売日:2018年2月8日(木)予定
・価格:未定
・プレイ人数:1人
・CERO:B(12才以上対象)
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©Sony Interactive Entertainment Inc.
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