【PGW 2017】アクション映画の世界を満喫できる圧倒的な臨場感! PS VR『Blood & Truth』プレイレポート

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【PGW 2017】アクション映画の世界を満喫できる圧倒的な臨場感! PS VR『Blood & Truth』プレイレポート

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「Paris Games Week(パリゲームウィーク) 2017」に先駆けて、日本時間10月31日(火)、現地時間10月30日(月)に開催された、ソニー・インタラクティブエンタテインメントヨーロッパ(SIEE)主催の「PlayStation® Media Showcase」。この発表イベントでお披露目となった『Blood & Truth』は、まるでアクション映画の主人公になったような気分を満喫できる、PlayStation®VR向けのアクションゲームだ。

※「Paris Games Week 2017」での発表内容です、日本での発売など詳細は未定となります。

プレイヤーは特殊部隊のソルジャーRyan Marksとなり、犯罪組織から家族を助けるため、戦いの中に身を投じる。操作は2本のPlayStation®Move モーションコントローラーを使って行ない、ハンドガンや二丁拳銃、サブマシンガンといった多彩な銃を使い分けて敵を蹴散らすことが可能だ。

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開発は、さまざまなVR体験を満喫できる5つのコンテンツを収録したバラエティゲーム『PlayStation®VR WORLDS』で、「The London Heist」を手掛けたソニー・インタラクティブエンタテインメント(SIE)のLondon Studio。

同社のStuart WhyteとIain Wrightによると、ロンドンギャングの一味となってカーチェイスや銃撃戦を繰り広げる「The London Heist」は、とても高い人気を獲得。しかし、『PlayStation®VR WORLDS』に収録された5つのコンテンツのひとつという立ち位置のゲームだったため、プレイ時間が短い! もっと遊びたい! という声が多く寄せられたという。

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右から、SIE London StudioのStuart Whyte (Director, VR Product Development)と、Iain Wright(Design Director)。

そこで、「The London Heist」のようなVRアクションゲームをボリューム満点の内容でつくろうと、『Blood & Truth』の企画がスタートしたそうだ。テーマは、プレイヤーを映画の世界へ深く誘うこと。

「Paris Games Week 2017」にあわせて行なわれたメディア向けの体験会にて、PS.Blogスタッフも本作を体験! 映画の世界を体験するとはどういうことなのか? プレイレポートをお届けしよう。

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【『Blood & Truth』プレイレポート】
プレイヤー視点で繰り広げられる、さまざまなシチュエーションと怒濤の展開に興奮!

まずはRyan Marksになりきるための基本操作を習得

今回の試遊は、移動や射撃、リロードといった基本操作のチュートリアルからスタート。フィールド上に設定されたポイントにVRヘッドセットを向け、Moveボタンを押すことでプレイヤーは移動。選択したポイントへ瞬時にワープするのではなく、現在地から選択したポイントへ歩いたり走ったりするような仕組みだ。ワープによる移動は快適なものの、臨場感の妨げとなる場合があるため、実際に移動する過程を描くこの仕組みは映画のヒーローになりきれる本作にピッタリ!

プレイヤーの腋の下には銃のホルスターがあり、PlayStation®Move モーションコントローラーを使って取り出すことで銃を装備。左右の手で持ち代えることもでき、銃を持った方のトリガーを引くことで射撃を行なう。銃を持っていない方の手で腰にあるマガジンを取り出し、銃に近づけることでリロード可能だ。

空中に放り投げたマガジンを直接銃でキャッチしてリロードするという、アクロバティックなこともできる。これがまた難しいものの、うまくいったときの快感は格別! 激しい銃撃戦の中でそんなことをやっている余裕はないかもしれないが、家族や友人たちの前で披露できれば、さらに気持ちよさそう。西部劇のガンマンのように銃のトリガーに指をかけ、クルクル回すこともできるお遊び要素もあった。

さまざまな作業を実際に行なう一体感が、高い臨場感を演出

チュートリアルを終え、いよいよゲーム本編が開幕! 今回体験できたのは、とあるカジノに潜む悪の親玉を見つけ出すというミッションだ。カジノへ潜入する際は、実際にPlayStation®Move モーションコントローラーを交互に動かしてハシゴを登ったり、ダクト内をほふく前進で進んだりするシーンも。チュートリアルにはなかった特殊な移動操作だったものの、説明を受けることなく直感的に実行していたことにビックリ!

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鍵のかかったドアをピッキングツールで開けるシーンや、監視カメラを使って親玉を見つけるシーンも、全て実際にプレイヤーがPlayStation®Move モーションコントローラーを用いて操作する。こういったアクションを全て手動で行なうなんて面倒だと思う人がいるかもしれないが、ゲームの主人公になりきるVRゲームではむしろ逆! うまくいかない”もどかしさ”さえも、高い臨場感を演出するスパイスとなるのが面白い。映画で潜入捜査を行なっている刑事やエージェントの気分を、存分に味わうことができた。

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激しいアクションシーンを華麗に切り抜ける快感!

カジノ内で爆弾を仕掛けている最中に警備員に発見され、やむなく戦闘に! 体を左右に動かして壁に身を隠したり、少し低い姿勢を取ることで物陰に隠れたりしながら銃で応戦。今回の試遊では弾を無限に所持していたので、ガンガン撃ちまくって気持ちよく敵を倒すことができた。もちろんこれは試遊のみの設定で、実際には敵をよく狙って弾の消費を抑え、落ちている弾薬をこまめに拾い集めるといったプレイが求められるそうだ。

ついに対面した悪の親玉は、襲いかかってくるかと思いきや一目散に逃亡! カジノ内を逃げ回る親玉をプレイヤーも猛ダッシュで自動的に追いかける、ハイスピードなアクションシーンがスタートする。その際に周囲にある爆発物を銃で撃つと、爆発と共に時間がスローモーションに。プレイヤーの追撃を阻もうとする警備員や親玉の配下を華麗に蹴散らせる、映画さながらのシチュエーションにテンションもマックス!

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追い詰めた親玉は丸腰だったようで、逃げ出したことにも納得。命乞いをしてくるのだが、どうするかはプレイヤーの手にゆだねられた。ゲーム画面には始末するか見逃すかの選択肢が表示されたものの、選択肢とは関係なく銃で親玉を撃つこともできる模様。殺すのは目覚めが悪い……だが無傷で見逃すのもためらわれたので、公開されたトレーラーのように足を撃って無力化することに。

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すると、親玉は苦悶の表情を浮かべながらも、プレイヤーを激しく罵倒! 英語なので内容はよくわからなかったものの、負け犬の遠吠えが実に心地いい(笑)。あとは親玉を警察なんかに引き渡して終わりかな? とのんきに構えていると、大型の銃を構えた重装甲の敵が突如出現したではないか。必死に応戦したものの倒せる気配がなかったので、撤退を決意。窓をブチ破ってカジノの外へ逃れたところで、試遊は終了となった。

気分はまさに映画の主役!! さらなるシチュエーションにも期待が高まる

映画の世界へプレイヤーを誘うという、『Blood & Truth』のテーマに偽りなし! 直感的な操作はもちろん、視点が常にプレイヤー自身とリンクしていることで、臨場感は抜群。用意されたシチュエーションも、敵に見つからないように行動する潜入捜査や、激しい銃撃戦、目まぐるしく動き回るチェイスシーンなど、アクション映画のいいとこ取りといった印象だ。

また、今回の試遊でも、警備員に最後まで見つからなかったらどうなっていたのか? 親玉を倒した場合の展開は? など、プレイヤーの行動が物語に影響を及ぼしそうなシチュエーションがあるのも気になるところ。発売時期は未定とのことだが、製品版ではどんなシチュエーションを体験できるのか、今からとても楽しみ!

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