◆2018年2月27日(火)更新 発売日の変更に伴い、記載内容を「2018年4月12日(木)発売予定」に変更しました。
99%のバッドエンドをくぐりぬけ……バグに侵されたゲームから脱出せよ!
2018年4月12日(木)に発売を予定しているPlayStation®4用ソフトウェア『Death end re;Quest』は多数の著名クリエイターが集結し、制作が進められているRPG。キャラクターデザイン担当は『神獄塔 メアリスケルター』などを手掛けたナナメダケイ氏、シナリオ担当は「コープスパーティー」シリーズでおなじみの祁答院慎氏、コンセプトアドバイザーに「Final Re:Quest」の日下一郎氏、そしてモンスターデザインに開田裕治氏、麻宮騎亜氏、ゲストキャラクターデザインにhuke氏、召喚蟲(ショウカンジュウ)デザインは石垣純哉氏、サウンドを月蝕會議に杉浦勇紀氏と、そうそうたるメンバーが本作独自の世界観を創り上げている。
本作の大きな特徴は現実世界とゲームの中……プログラマーとゲーム世界に閉じ込められたディレクターという双方の視点から、バグだらけのゲーム世界を攻略するという前代未聞のRPGであるということ。
「意志あるバグ」「人の心を持ったNPC」「存在し得ないキャラクター」「不可解な都市伝説」……数々のキーワードが示すさまざまな謎が絡み合い、不可避の絶望が主人公たちに襲い来る……”サスペンスホラー”な要素も見どころのひとつだ。
意識の完全投影を実現し、夢と冒険の王道ファンタジーとして開発されていたVRMMORPG「ワールズ・オデッセイ」……。
主人公らが制作し、開発中止となったソフトが、なぜかバグだらけの状態でネット上に復元されて……!?
バグだらけのゲーム世界に閉じ込められた”主人公”を救う方法は……?
本作の主人公はゲームプログラマーの水梨新。彼の元に届いた一通のメールがきっかけとなり、彼はバグだらけのゲーム世界に閉じ込められたもうひとりの主人公、ゲームディレクター・二ノ宮しいなを救うべく奮闘することになる。
かつて新たちが制作していたVRMMORPG「ワールズ・オデッセイ」……突然のしいなの失踪が元で開発が中止されたゲームが、なぜかバグだらけの状態でネットワーク上に復活。メールの存在から、消えたしいながゲームの中にいることを突き止めた新は、バグまみれのゲームの解析を進める中でしいなと接触に成功。ゲームから「ログアウト」する方法を探るべく、ふたりでゲームの”内”と”外”から攻略を進めていくのだが……。はたして、しいなの救出は、成功するのだろうか……。
奇才・祁答院慎氏が『コープスパーティー』で見せた、猟奇的な展開も本作には数多く盛り込まれているという。
現実世界とゲーム世界、どちらにも多種多様な謎が用意され、プレイヤーの選択次第で即バッドエンドに分岐してしまうこともあるとか……。
本作の物語を彩る「キャラクター」たち
本作の登場人物は、メインキャラクターである新としいなのほか、RPG世界の住人(NPC)と、新たちが勤務するゲーム会社「エニグマ社」の同僚などがいる。ゲーム世界と現実世界の双方から謎を追う本作は、彼らの「協力」なしに、「攻略」することはできないだろう……。
二ノ宮しいな
「この世界を作ったのはわたしだから……元に戻すのもわたしの役目です!」
開発中止となった「ワールズ・オデッセイ」の中で目を覚まし、1年間の記憶を失っていたゲームディレクター。ゲームからログアウトすることができなくなり、現実に戻る事ができずにいる。物語の開始時点ではゲームの世界に閉じ込められてしまっているので、冒険家としての姿で過ごしている。
<ゲーム世界のキャラクターたち>
<現実世界のキャラクターたち>
3つのコマンドを選んで戦う「トライアクト」ほか……独自色の強い戦闘システム
本作のバトルシステムはターン制のコマンドバトル。戦闘には3人のメンバーが参加でき、バトル中に後衛(控え)のキャラクターとの交代も可能。行動順は各キャラクターの素早さによって判定され、ターンが回ってきたキャラクターはフィールドを自由に移動しながら攻撃できるので、仲間と連携しあったり、敵の攻撃範囲外から攻めるといった戦法も可能である。
1ターン内に3回行動できるトライアクトシステム
1ターンの間にアタック・アイテム・ガード・スキル使用といったコマンドから任意の行動を「3つ」選択し、行動できる本作のシステム。たとえば「アタック・ガード・ガード」と選択すると、ガードを2回実行することで通常よりも高い効果のあるガードを使用できるなど、戦略性の高いかけひきが可能となっている。
あらかじめメニューで設定したコマンドセットをワンボタンで実行できる、便利な「クイック」機能もあり。
スキルを閃け! フラッシュイデアシステム
フラッシュイデアとは、トライアクト中に特定の技を組み合わせることで別のスキルを編み出せるシステムのこと。本作では豊富なスキルが用意されているが、これらのスキルはすべてフラッシュイデアシステムによって覚えていくことが可能だ。キャラクターのレベルが低い状態でも、特定の組み合わせを試せば強力なスキルを覚えられる可能性があるので、積極的に利用したい。
ただし、強力なスキルは消費SP(スキルポイント)が多く必要となるので、実力以上のスキルを覚えてもうまく使いこなせないケースもある。
敵をふっとばして追加効果を得る! ノックバグシステム
トライアクト内にノックバグと呼ばれる「敵をふっとばす」効果を持つコマンドを選ぶことで、フィールドバグ(フィールドに寄生したマイナス効果を持つバグ)を消滅させたり、敵同士をぶつけることで双方にダメージを与えるなど、さまざまな追加効果を得ることが本作では可能。敵を味方にぶつけた場合、「ノックブロウ」という打ち返し効果も発生するので、うまく狙っていこう。
ノックブロウ時には各キャラ固有の追加効果が発生! 追加効果による大ダメージも見込めるだろう。
インストールジャンルシステムとフィールドバグについて
本作のバトルではプログラマーである主人公・新が「現実からゲームシステムをインストール(追加)し、バトル内に新たな「ジャンル」を追加できる「インストールジャンルシステム」なるものも搭載されている。
これはフィールドバグが多い場所だと使用できないため、ノックバグによるフィールドバグの消去は戦略上重要になってくるというわけだ。
なお、フィールドバグにはさまざまな種類が存在し、キャラクターが触れるとダメージを受けたり、ステータス異常が付与されたり、「汚染度」が上昇するなどさまざまな効果を及ぼす。中にはプラスの効果をもたらすものも……!?
汚染度の上昇とグリッジスタイル
敵からダメージを受けたり、フィールドバグとの接触などで少しずつたまっていくキャラクターの汚染度。これが一定値まで上昇すると「グリッジスタイル」と呼ばれる状態にキャラクターが変化し、チート級の能力が得られるのだが、限界を越えてしまうと行動不能になる両刃の剣でもある。うまく活用できればいいのだが……。
グリッジスタイルの行動不能は通常の行動不能とは異なり、蘇生時に全ステータス異常が付与されるペナルティも!
バグ「エントマ」とエントマに侵された=バグったモンスターたち
バグってしまった「ワールズ・オデッセイ」の世界で、しいなたちの敵は2種類いる。ひとつが、キャラクターに取りつくバグ(蟲)=「エントマ」で、もうひとつがエントマに侵されたモンスター「マーターズ」である。もともとは「ワールズ・オデッセイ」のモンスターだったものがバグにより凶暴化してしまった彼ら。なお、マーターズにも汚染度が設定されているため、汚染度が上がるとパラメーターがバグり、圧倒的な力を得てしまうことがある。雑魚戦でも汚染度次第では思わぬピンチを招くことがあるので注意が必要だ。
サスペンスタッチに展開する現実世界でのイベント
本作の事件はゲームの中で解決するものばかりではない。現実世界での舞台となるのは、都心からほど近い位置にある……近年の都市開発により、日本でも有数のIT産業の集積地となっている佐上市。新たちが所属するゲーム開発会社「エニグマ」もまた、佐上市に位置している。急激に進んだ都市開発のため、市街を離れるとのどかな住宅街も広がっているこの都市では、最近おぞましい「都市伝説」がいくつか噂になっているという……。
バグに侵された「ワールズ・オデッセイ」における多くの謎。そのひとつとして、本来ゲームにない「現実を模倣したオブジェクト」が存在することがあげられる。これはいったい何を意味するのか……。手に入れたオブジェクトから得た情報をもとに、新は現実世界で謎を追っていくのだが……。その先々で、「さらなる謎や事件」が彼を待ち受けているのだった。
予約特典はプレイアブル設定資料=ゲーム「END QUEST」! 豪華な限定版も要チェック!
本作の予約特典として用意されたCD-ROMは、なんとRPGツクール制作によるスペシャルPCゲーム「END QUEST」! これは、ひとりの少女が紡ぐ『Death end re;Quest』の裏側に隠された「もうひとつの物語」という位置付けのゲームであり、プレイするほどに本編の設定をより深く知ることができる「プレイアブル設定資料」としても楽しめる内容となっている。
また、「Death end BOX」と題された限定版は、アートブックやサウンドトラックCD、秘蔵のデータ集にクリアビジュアルポスターセットが同梱された豪華版。予約特典とともにぜひとも入手したい逸品だ。
<限定版「Death end BOX」同梱物>
ナナメダケイ描き下ろし収納BOX
本作のキャラクターデザインを担当するナナメダケイ氏による描き下ろしイラストを使用した豪華収納BOX。マットな質感の仕様に加え、一部に箔押し加工を施し、謎に満ちた世界観を表現したデザインとなっている。
『Death end re;Quest』ビジュアルアートワーク
コンセプトアートやキービジュアル、キャラクター情報に加え、各種設定資料などを掲載した、B5サイズ全68ページの豪華アートブック。
『Death end re;Quest』オリジナルサウンドトラックCD
月蝕會議、杉浦勇紀らによる、本編使用楽曲を収録したオリジナルサウンドトラック。
『Death end re;Quest』秘蔵データ素材集CD-ROM
ナナメダケイによるイラストデータや、本編映像、PV、設定集などを収録。ここでしかみられない秘蔵の情報も盛りだくさん。
クリアビジュアルポスターセット(5枚セット・B5サイズ)
本作のコンセプトアートやキービジュアルを、発色の良いクリアポスターに。
バグだらけのRPG世界では、通り抜けられる壁や見えない床といったバグだらけのゲームらしいギミックのほか、動くダメージオブジェクトといった通常のRPGにはないギミックも存在する『Death end re;Quest』。サスペンス要素満載の現実パートなど、ソフトの発売が今から楽しみな一本である。
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Death end re;Quest
・発売元:コンパイルハート
・フォーマット:PlayStation®4
・ジャンル:RPG
・発売日:2018年4月12日(木)予定
・価格:通常パッケージ版 希望小売価格 7,200円+税
限定版 Death end BOX 希望小売価格 10,200円+税
ダウンロード版 販売価格 6,912円(税込)
・プレイ人数:1人
・CERO:審査予定
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