恐竜をはじめとした、かつて地球に生息した古代生物たちが生きる島で、狩りやクラフトをしてサバイバル生活を送る『ARK: Survival Evolved』がついに発売! 特集第3回となる今回は、発売に際して本作の魅力を改めて解説していきます。
また、序盤の進めかたも簡単に説明していくので「最初に何をしたらいいかわからない」という人は、参考にしていただければと思います!
最大の魅力は古代生物! テイムすればほとんどの生き物に乗ることもできる!
恐竜とひと口に言っても、その生息年代はざっくりと計算しても約2億年ほどにものぼります。生きていた時代というのは恐竜の種類によってさまざまで、じつはティラノサウルスとプテラノドンは同時代には生きていなかったという説が有力であることはあまり知られていません。つまり、本来であれば、ティラノサウルスが見上げた空にはプテラノドンの姿はなかったのです。
しかし、本作の世界ではその説とは違います。ゲームのコンセプトは、まさに”何でもアリ”! 実際の歴史でどの生物がどの時代を生きていたかなどは関係なく、あらゆる有名古代生物をまとめて1つの島に押しこめたのが、この『ARK: Survival Evolved』なんです!
この島で暮らす恐竜や動物たちは、群を作り、あるいは単独で自然の姿そのままに生活しています。草食獣は草を食み、肉食獣はほかの動物を食らうといったように、彼らの生活の営みを見ることができるのも大きな特徴です。
とはいえ、ここは動物園ではなく危険な大自然。肉食獣の前にうかつに姿を晒そうものなら、襲われてしまうのも道理。恐竜をじっくりと観察したい気持ちはわかりますが、どうか命を落とさないようにご注意を……。
もう1つの大きな特徴が、本作に登場する生き物のほとんどは、テイム(手なずけ)できるということ。テイムするにはいくつか方法があり、対象の生き物に合った方法を選ぶ必要があります。もっとも多いのは「気絶テイム」という方法で、棍棒やパチンコ、麻酔矢などで対象を気絶させ、そのスキにエサを与えて手なずけるというもの。
テイムには現実の時間で長い時間がかかるので、腰をすえて挑みましょう。大型の恐竜ともなると、数時間単位で必要になることも……。なお、この設定は個人で変えることもできるので、長すぎると思ったら変更してしまうのも手です。
無事にテイムが終了したら、次のお楽しみの時間。なんとテイムした生き物にサドルを装備させることで、騎乗することが可能です! 当然、大きさ的に人間を乗せられないような小さな生き物は無理ですが……。しかしそれ以外であれば、海の生物でも空の生物でも、ほとんどの生き物に乗れるのが本作の魅力! それこそブロントサウルスのような超大型恐竜にだって乗れます。サドルを作るためにはある程度レベルが必要なので、すぐにというわけにはいきませんが、目標の1つにするにはうってつけといえるのではないでしょうか。
自給自足はサバイバルの基本! 装備を整えて生き抜こう!
本作のテーマは”サバイバル”。自分の身ひとつで、危険な環境を生き抜かねばなりません。ゲームスタート直後は当然のように裸でスタート。役に立つアイテムは何1つ持っていない状態から始まります。それだけでなく、何かの拍子でキャラクターが命を落としてしまった場合も、また裸からのスタートになります。それまでに持っていたものは死んだ場所に落ちてはいるものの、一定時間が経過すると消滅してしまう世知辛い世界。そのため、何よりも自分の命を大切にしなければいけないのです。
生きるために必要なものといえば、まず最初に思い浮かぶのは水と食料。それはこの世界においても同様です。のどの渇きに関しては、基本的に海や川に浸れば解消されるので、水源の少ない内陸部に向かうのでなければ困ることはないはず。内陸部に向かう場合は、皮袋に水を入れて持って行きましょう。なお、皮袋の水は時間経過で減っていくので注意が必要です。
食料は、動物を狩って得られる肉が中心となります。とはいえ、序盤では動物を狩るのにもひと苦労。最初は草木から採取できるベリーや、魚を取るほうがラクかもしれません。手に入れた肉は、たき火などで焼いて食べることができます。一応生肉でも食べることはできますが、お腹を壊してしまうこともあり、いいことはありませんのでご注意を。なお、たき火には燃料となるわらや木を入れないと火をつけられないので、覚えておきましょう。
素材を採取するときは、ピッケルや斧を使います。もちろん、最初は何も持っていないので、素手でなんとかしてこれらの道具を作らねばならないのですが……ここは木を拳で殴ることから始めましょう! 木が倒れるまで殴り続ければ、それなりの木材が手に入るはず。なお、素手で木を殴るとダメージを受けるので、殴りすぎには注意!
木材を手に入れたら、石を拾いましょう。それなりの量を拾えば、ピッケルや斧が作れるようになります。今後はこの道具を使って素材を入手していくことができます。本作のおもしろいところが、どの道具でも素材を入手できることと、使用した道具で素材の入手率が変わること。欲しい素材が多く採れる道具を使って採取することが、効率よくアイテムを集めるコツです。
水と食料の問題が解決したら、今度は身を守る術を覚えましょう。武器と防具は、この世界で生きるためには必須のものです。最初は槍や棍棒、皮の防具といった原始的なものしか作れませんが、レベルを上げていくとしだいに技術水準も上がっていき、最終的にはアサルトライフルやロケットランチャーですら作れるようになります。”何でもアリ”ここに極まれり!
なお、この世界には気温の概念があります。暑すぎると脱水症状が起こったり、寒いと低体温状態になったりするので、なかなか気が抜けません。防具には耐熱効果や防寒効果があるので、温度が極端な場所に行くなら、それに合わせた防具選びも重要となるでしょう。
いろいろ作れるクラフト要素! 自分だけの拠点を建てよう!
厳しい自然環境を生き抜くには、さまざまな道具は必須! しかし、すべての道具は自分の手で作り出さねばいけないのがこの世界です。アイテムはエングラムと呼ばれる設計図を習得することで、作製可能になりますが、習得には一定のレベルとEP(エングラムポイント)が必要。レベルごとに解放されるエングラムは決まっているので、最初からアサルトライフルを作るといったことはできず、原始的な道具から順に習得していく必要があります。
EPはレベルアップ時に一定量得られますが、エングラムごとに習得時に必要なEPは異なるため、習得する順番が大きくプレイスタイルに影響してきます。最初のうちは、プレイをしつつ必要だと感じたものを優先して習得していくのがオススメです。
自由度が高い拠点作りも見逃せません! 木や石など、素材によって見た目が変わるだけでなく、土台や床、壁に屋根、階段などをひとつひとつのパーツとして作製できるため、ブロックを組み立てるように独自のデザインの家を建てることができます。家の中(より正確にいえば床の上ですが……)に置ける家具のひとつであるベッドは、死亡時のリスポーン(復活)地点として活用できるので、サバイバルの拠点として活躍するはずです。
拠点の拡張性はまさに無限大! サバイバル生活が安定したら、もっと別の要素にチャレンジしてみるのもいいかもしれません。たとえば菜園を作って野菜を育ててみたり、テイムした恐竜や動物をつがいにして、卵を産ませ、孵化させてみたりと、できることはいろいろあります。プレイヤーそれぞれの生活スタイルで暮らせるのが、本作の魅力です。
発売と同時に配信開始! 第1弾DLC『Scorched Earth』の魅力!
なんと、発売と同時にDLCの第1弾も配信が始まっています。本編の舞台となるのは島ですが、『Scorched Earth』では荒れ果てた荒野や砂漠といった、乾燥した土地がテーマ。ここでしか出会えない生き物はもちろん、アイテムや素材なども豊富に登場! 地中から襲い掛かる”デスワーム”など、架空の生物の脅威もあり、本編とはまた違ったプレイが楽しめます。
これまで紹介してきた内容を改めておさらいした今回でしたが、次回は本作のもう1つの魅力である「オンラインマルチプレイ」に焦点を当てて解説予定! 発売後に実際にマルチプレイを体験し、オンラインならではのおもしろさをレポートしていきますので、お楽しみに!
▼PS4®『ARK: Survival Evolved』のPS Storeでの購入はこちらから
—————————————-
ARK: Survival Evolved(アーク:サバイバル エボルブド)
・発売元:スパイク・チュンソフト
・フォーマット:PlayStation®4
・ジャンル:オープンワールド恐竜サバイバルアクション
・発売日:好評発売中
・価格:パッケージ版 希望小売価格 6,800円+税
ダウンロード版 通常版 ARK: Survival Evolved 販売価格 7,344円(税込)
ダウンロード版 ARK: Survival Evolved – Explorer’s Edition 販売価格 11,880円(税込)
※DLC「シーズンパス」 販売価格 5,400円(税込)
※DLC「ARK: Scorched Earth」 販売価格 2,376円(税込)
・CERO:D(17才以上対象)
—————————————-
『ARK: Survival Evolved』公式サイトはこちら
© 2017 Studio Wildcard. ARK: Survival Evolved is a trademark of Studio Wildcard. Created and developed by Studio Wildcard, Snail Games, Efecto Studios, Instinct Games, and Virtual Basement.
※画面は開発中のものです。
コメントの受付は終了しました。