『Vなま』発売! 遊んだ人間のプレイインプレッションを掲載しますぞ、破壊神様【特集第3回/電撃PS】

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『Vなま』発売! 遊んだ人間のプレイインプレッションを掲載しますぞ、破壊神様【特集第3回/電撃PS】

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さまざまな切り口で『V!勇者のくせになまいきだR』(略して『Vなま』)の魅力に迫る本特集。第3回目は、めでたく本日発売を迎えたということで、実際に遊んでみたうえでのプレイインプレッションを掲載! 過去のシリーズ作を遊びつくしたコアプレイヤーと、「勇なま」未体験の初心者プレイヤー2つの視点から、おもしろかったところや注目ポイントなどを細かく紹介します。ちょっとした攻略アドバイスもあるので、買おうか悩んでいる人はもちろん、もう買ったよという人もぜひお読みください。

といったところで……おや、なんだか外が騒がしいですね。おっと、誰か来たようだ……。

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魔王:突然すいません。はじめまして、ワタシは魔王。魔物の王でございます!

ムスメ:アタシは魔王のムスメなんだ。

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魔王:ついに『Vなま』が今日発売ですぞ、破壊神様!! その記念に、今回は特別に登場させてもらっちゃいましたー。

ムスメ:パパ、7年ぶりの活動再開だからってテンション高すぎだっての。

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魔王:さっそく遊ばれている破壊神様もいらっしゃるようですが、買おうか悩まれている方々もいらっしゃるようで……。

ムスメ:えーっと、パッケージ版が4,900円(+税)、ダウンロード版が5,292円(税込)デス。とても楽しいデス。ほんとうデス(棒)。

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ムスメ:ハイッ、今日のお仕事終了~!さっさと帰ってスプラッタチューンであそぼっと。

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魔王:ちょ、待って待って! 買おうかなぁどうしよっかなぁと苦悩の日々をおくっている方の背中を魔ごころ込めてそっと押してさしあげるのも我らのお仕事ですから! ……では、うぉっほん。購入を悩まれている方々のために、僭越ながらこの魔王が、ゲームの魅力をあらためて紹介させていただきますぞ!

ムスメ:んじゃあ、アタシも手伝うからおこづかい確定ね。

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魔王:『Vなま』は、アナタさまに破壊神となっていただき、魔界領土拡大のためにっくき勇者たちをギッタギタに倒していくという、なんとも気分爽快なリアルタイムストラテジーとなっております!

ムスメ:わかってると思うけど、陰スタ映えする勇者の死にザマを期待してるからな!

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魔王:これまでのシリーズ作では、ジョメジョメした地下のダンジョンが舞台でしたが、我らは今回、地上初進出をはたしたのですぞー! ですぞぉーー! ですぞぉぉぉーーー!

ムスメ:うわぁー、マガマガしくもウザめなセルフエコー乙!

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魔王:地下のときと同様に、地上でも勇者を撃退すべく、強固な魔王軍を作り上げていただきますぞ。ホラみてください。地下から地上に這い出て、魔物たちもやる気ビシバシ! じつになんともハツラツとしておりますぞ!

ムスメ:……いやそれドット絵から3D,VRになったからなんじゃないの?

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魔王:と、とにかく魔物たちの細かな仕草や質感といった生き物らしさにまず注目してもらいたいですな。ホント愛くるしいですぞ!

ムスメ:いいか、ググッと顔を近づけて、覗き込んでみるといいんだ。神コンで吸い込めば、もっと近くで見られるしな! ……って、アタシに顔を近づけるのはキモいからNG!まぁ、キモチはわからなくもないけど、近づけたら呪うからな!

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魔王:あと見てもらいたいといえば、初公開となる、ワタシのプライベートルーム、”魔王のへや”!

ムスメ:窓にガラスがついてないへやだけどな。あと、テレビがちっちゃすぎ。コメなの? 4K魔デジ対応のやつ買おうよ。ジェネリックテグザーでいいから。

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魔王:ゲームが売れたら、買ってやるから……。

ムスメ:それ絶対だからな。あと、ギャラが入ったからって、うっかりを装って11連ガチャまわさないでよ。

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魔王:そ、そんな……まあとにかく、へやの中にある自慢の調度品の数々を前後左右に首を動かしてご覧いただければと。

ムスメ:あ、アタシのほうはあんまジロジロ見なくていいんだ。んー、まぁチラ見レベルならいいケド。

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魔王:そして、立体的になったステージ群も見逃せませんぞ!

ムスメ:そうそう、たしかにまえはブロックしかない、どっち向いても土だらけの平面世界だったしね。

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魔王:森ィ、砂漠ゥ、大きな橋ィ、火山ンンなどなど、地上には摩訶不思議アドベンチャーな世界とイカしたドラマが広がっておるのですなぁ!

ムスメ:見た目だけじゃなくて、多彩なギミックも見どころなんだ! ゆかいなキセキだって起こっちゃうかもね!

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魔王:ベルトコンベアーのように流れる流砂、触れるとダメージを受ける溶岩、勇者どもを空中に吹き上げる間欠泉、動きがある世界って、いいですなあ。

ムスメ:懲りずにいろんなとこに小ネタ仕込んでたみたいなんだ。看板とか。……相当ヒマだったんだな。7年間も放置だもん、放置ゲーじゃないってのッ。

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魔王:はぁ……語りだすと、『Vなま』は魅力いっぱいで止まりませんなぁ。

ムスメ:そこはあえて否定しない。作った人間たち、よくがんばった! どうせヒマだったんだろうけど!

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魔王:まだまだ語りたいことはあるのですが、人間たちがいうゲームシステムとかいうものについては、ワタシ精通しておりませんので、ここはゲームを語るプロとかいう、いかがわしい輩を召喚してみましたぞ。そやつらの「れびゅー」なるものをご覧あれ!

ムスメ:アタシらの小魔使いみたいなヤツらだけど、参考程度にはなるかもな?

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魔王&ムスメ:ではでは、プレイインプレッションどうぞ!
魔王:どうぞぉ!どうぞぉぉーー!どうぞぉぉぉーーー!

ムスメ:…………

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【シリーズ初心者視点】

かわい過ぎる魔物たちと気軽に世界征服!?

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魔王さまとムスメさんのご高名は存じていたんですが、ダンジョン・マネージメントと言うジャンルが難しそうで今までプレイしていなかったんです。今回遊んでみてまず驚いたのは、その操作性のよさ。簡単なボタン操作やアクションで、強力な魔王軍を指揮することができます。チュートリアルでの魔王さまの説明もすごく親切なので、とくに苦戦することなく破壊神デビューがはたせました。ありがとう魔王さま! 独り言多いけどそれもアナタの味だよ魔王さま!

舞台となるフィールドや敵である勇者、魔物たちのデザインがとてもかわいいのもいいですね。個人的に、ぷくぷくとしたコケ……ニジリゴケがお気に入りだったりします。集まるとキングサイズになったりするんですよ。正直最初は「人間たちを侵略するなんて……」と思っていたんですが、魔界に浸食された後の紫色の世界も魅力的で、すぐに気にならなくなりました。本当に目の前で魔物たちが戦っている気分を体験できるのは、VRだからこその魅力ですね。

攻略時、慣れないうちはどれだけ魔物を配置すればいいのかわからず餓死させてしまうこともしばしば。調子に乗って魔物の巣を配置しまくって、カリスマ不足になるという凡ミスもやらかしちゃったりもしました。ただ、慣れると食物連鎖のコツもつかめて、いい感じに魔物たちを増やしていけるようになります。基本的には魔物たちを見守るスタイルですが、魔法陣を作ったり、ミミックを配置したり、破壊神の役目もたくさんあるので楽しみつつ侵略できますよ。(長雨)

【シリーズ全作網羅の破壊神視点】

3DになろうがVRになろうが『Vなま』はやっぱり「勇なま」だ!

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巣を置くだけで魔物が生めるようになったので、生態系の構築が思い通りにしやすくなりました。魔物の巣をバランスよく配置していけば、おもしろいように魔物が増えていき、その様子が見ていて楽しいし、とにかく気持ちいい! ただやはり無計画に強い魔物の巣だけを配置しまくると、エサ不足でジリジリ全滅といったシビアさは過去作と同様で、しかも巣を置くために必要なポイント”カリス魔”は、「勇者を倒す」「敵の拠点を落とす」ことで手に入るので、効率よく戦力を増強していかないと、カリス魔の回収がうまくできず、何もできなくなって自滅なんてこともあったり。

とはいえ、逆にうまく戦力を増やし、ガンガン勇者を倒しまくって、さらなる魔物の増強を図り、そして拠点を制圧し……と、いい感じに波に乗れば、かなり爽快感満点のプレイが楽しめます! 順調に魔物を増やせたらステージクリア、生態系の構築に失敗したらリトライしようね的な、絶妙すぎるゲームバランスもこれまでのシリーズと同様かと。

ちなみにカリス魔不足におちいったら、破壊神スキルの「魔のいかずち」の連打で勇者を倒し、カリス魔を稼ぐと吉。壊滅状態になってしまっても、めげずにイチから生態系を作り直せば、意外とリカバーできることも多かったので、そういった意味では難度は低めになっている印象でした。

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あと、おもしろかったのが神コンで魔物を吸って運べるシステム。魔物は巣に戻ろうとする習性があるので、神コンで吸って、勇者のいる場所に送り込んだり、破壊神スキルの魔の進軍の際に拠点に少しでも早くたどり着けるように移動させたり、さらに最前線から離れた場所でヒマそうにしている魔物を吸って、合成召喚で強力な魔物を作ったり。使い方しだいで魔物たちをムダにしなくてすむ、うれしい機能でした。普通にクリアするうえでは、とくに使いこなせなくても問題ないのですが、Sランク評価を取るためにクリアタイムを縮めたい場合などでは、かなり重要なテクに。

そうそう、重要といえばクリア評価に応じてもらえるポイントを使っての魔物の強化も忘れちゃなりません。魔物1体1体が強力な個体となるので攻略の際は大きな戦力となってくれること間違いなし。ガジガジムシのとことん強化だけでも、終盤のステージぐらいまではスムーズに進めるハズ。

最後に。魔王のへやに小ネタも散りばめられていたり、ずかん(遭遇した勇者がステージごとにズラリと並び、圧巻!)のプロフィールが相変わらずどれもおもしろかったり、といった「遊び」以外の要素が作り込まれているのも「勇なま」シリーズの大きな魅力です。とくにオマージュ&パロディは過去作に負けないぐらい満載。シリーズ作を遊びつくしている人なら、なおさらクスリとできるネタもあるので、全ステージクリア後に、それらをじっくり探したりするのも楽しいかと!

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そして、ムスメよ、お前、しぐさとかいろいろかわいすぎるだろ! そんなにみつめるなっ(喜)!! 宝箱や金色に輝くレア勇者を倒すなどで手に入るドラゴンオーブを全24個すべて集めると、ムスメの新衣装「カリス魔コーデ」が手に入ります。白いワンピース姿のムスメが超キュートなので、ぜひぜひやり込んでみてください!(いぐち)

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『Vなま』の魅力をお伝えする特集も今回で最終回。いかがだったでしょうか。VRならではの魅力はもちろんのこと、『Vなま』はVRタイトルとしてかなり「遊べる」のが魅力。長く楽しめる1本なので、少しでも興味がわいたならぜひ手に取ってもらえればと思います!

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V!勇者のくせになまいきだR (ぶいっ! ゆうしゃのくせになまいきだ りたーん)

・発売元:ソニー・インタラクティブエンタテインメント
・フォーマット:PlayStation®4
・ジャンル:リアルタイムストラテジー(VRTS)
・発売日:好評発売中
・価格:パッケージ版 希望小売価格 4,900円+税
    ダウンロード版 販売価格 5,292円(税込)
・プレイ人数:1人
・CERO:A(全年齢対象)

※PlayStation®VR専用

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『V!勇者のくせになまいきだR』公式サイトはこちら

「勇者のくせになまいきだ。」ポータルサイトはこちら

魔王 公式Twitterはこちら

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