【TGS2017】全世界が熱狂した剣と魔法の世界『The Elder Scrolls V: Skyrim VR』をPS VRで体験してみた!

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【TGS2017】全世界が熱狂した剣と魔法の世界『The Elder Scrolls V: Skyrim VR』をPS VRで体験してみた!

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ベセスダ・ソフトワークスが2011年にPlayStation®3などで発売し、全世界で200以上ものゲームアワードを受賞したオープンワールドRPGの最高峰『The Elder Scrolls V: Skyrim(エルダー・スクロールズ V: スカイリム)』が、PlayStation®VR用タイトル『The Elder Scrolls V: Skyrim VR』として登場する。

壮大な傑作ファンタジーの世界を比類のないスケールと奥深さ、没入感とともに再構築。太古のドラゴンとの戦闘から、険しい山々の探索にいたるまで、オープンワールドならではの体験が『Skyrim VR』で蘇る。本作には、ゲーム本編に加え、公式アドオン『Dawnguard』、『Hearthfire』、『Dragonborn』も収録される。

今回「東京ゲームショウ2017」に出展されたバージョンでは、メインクエスト「ブリーク・フォール墓地」の一部(墓地周辺から巨大なフロストバイト・スパイダーを撃破するところまで)が楽しめた。操作はPlayStation®Move モーションコントローラーを使ったものだったが、製品版ではワイヤレスコントローラー(DUALSHOCK®4)も対応を予定しているとのこと。ここでは実際にプレイした3人のスタッフのインプレッションを紹介しよう。

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◆【プレイインプレッション】

広大な世界と複雑な操作をマスターし”世界に入り込む”快感!

言わずとしれたオープンワールドの名作がPS VR対応に。ということで、広大かつ奥深い魅力的な世界観は保証済み。今回の試遊ではPS VRの活用による没入感や、PlayStation®Move モーションコントローラーで、”より世界に入り込める”仕様になった操作感を中心にチェックしていく。

PS Move モーションコントローラーでは、「右手コントローラー(×ボタン・○ボタン)で視点を動かし、左手コントローラー(Moveボタン)で移動」という操作を軸に、2つのコントローラー(Tボタン)で武器や呪文を使うというスタイル。PS VRではプレイヤーが頭を動かすと視点も追従するが、コントローラーのボタンを使うことですばやく視点が切り替えられるという仕組みだ。これに加え特徴的な操作が弓矢で、「左手のコントローラーで構えて右手で引く」という動作を行なう。コントローラーを重ねてボタンを長押しする複雑な手順になっており、これを身に付けることもまた本作の楽しみとなっている。PS VRを装着していると当然ながらプレイヤーは手元が見えないので、体が操作を覚えてくると、より弓使いに”なりきっている”没入感がもたらされる仕掛けだ。

「移動先を決めたら、ボタンを押すことでその位置にワープする」という移動方法はやや独特で、冒頭は慣れるのに時間がかかった。反面、自在に操れれば快適なスピード感で遊べるようになりそう。このように上級者向けの仕様が採用されているのは、数ある試練を”マスターしていく”快感がある作品であることの裏付けでもある。一人称視点で冒険にのめり込みたいという人にとっては最強のタイトルであり、筆者もぜひ腕を上げて再挑戦してみたいと思わされた。(PS.Blogスタッフ・柳)

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攻撃の動きがダイレクトに反映される気持ちよさ! 製品版への期待が急上昇!!

絶大な人気を誇るオープンワールドRPGシリーズの名作『The Elder Scrolls V: Skyrim』を、PS VRで楽しめる本作。ファンタジー世界を完全主観のVR視点で眺め、両手に持ったPS Move モーションコントローラーで数々の敵と臨場感あふれる戦闘を繰り広げられるのが特徴だ。

他のレビュアーが触れているように、行き先の方向を決めてワープする移動方法はなかなかに独特。ただし、ワープといってもごく短い距離の移動となっており、Moveボタンを小刻みに押すことで、”間合いを詰めて剣で斬りつける””安全な距離まで逃げる”といった機動性も味わえる。今回の出展バージョンでは敵の配置が少なかったようで、落ち着いて操作を試し、すぐに慣れることができたのはアクション性を楽しむうえで大きかった。

一方、戦闘の攻撃アクションは直感的で没入感に満ちた仕組みに。右手の剣、左手の炎や雷の魔法、あるいは両手で扱う弓矢まで、自分の動きが攻撃へダイレクトに反映される。特に中距離でもヒットさせやすい魔法攻撃は使い勝手抜群。威力も高く、攻撃の主力として使えそうだ。

体験したマップは、盗賊がうろつく岩場で遺跡の入り口を探し、地下ダンジョンを探索するという流れ。ダンジョン内部は薄暗く雰囲気たっぷりだが、ほぼ一本道のシンプルな構造だったため、迷うことなく進むことができた。道中のネズミ型モンスターを斬り伏せ、最深部では巨大なクモ型モンスターを炎の魔法で圧倒。ファンタジー世界を堪能しつつ、戦闘アクションの爽快感も存分に味わうことができた。

製品版ではフィールドがどれくらいの広さになるのか、クエストNPCとのやり取りや出現するモンスターの種類など、気になるところは多いが、楽しみに待ちたいと思う。(PS.Blogスタッフ・松田)

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PS VRで王道ファンタジー世界を体験、そして感涙

『Skyrim』の評判はもちろん知っているし、最初に映像を見た時から惹かれて通常版を即購入している。だが、実はまだ未プレイなのだ。なぜなら、その昔「ウォーロック」を愛読し、最近まで知り合いと一緒にファンタジー系TRPGをカラオケ店の一室でプレイしていた自分としては、ストーリー(クエスト)を楽しむのはもちろん、その世界観を堪能したい、じっくり腰を据えてやりたいと思っており、それこそ大好きな「指輪物語」や「ドラゴンランス」などを読むときと同じように、誰にも邪魔されず没頭したいと思っていたからだ。だがその夢未だ叶わず……まあ引退してからでも楽しめるからいいやと悠長に構えていたら、先に『Skyrim VR』を体験することになるとは! もちろん嬉しいのだが、プレイする前は、ビールが飲みたいのを我慢していたのに水を飲んでしまったときのモヤモヤ感にも襲われた。

だが実際にプレイしてみると、そんなモヤモヤ感は一掃! ドラゴンが空を飛んでいる! モンスターが襲ってくる!! 俺、魔法を使えている!!! まさに大好きなファンタジー世界が目の前にあった。操作についてはほかの2人が書いているが、自分としてはその世界に立てたことに大満足。まだ本編の片鱗を垣間見ただけなのだが、「これ、やっぱり引退してからじゃないと戻ってこれないんじゃないか?」と思うくらい、一瞬にしてその世界観に惹き込まれた。

まずは通常版をクリアするべきか、それとも『Skyrim VR』から始めるべきか、はたまた『The Elder Scrolls V: Skyrim Special Edition』を買ってそちらからプレイするべきなのか。新たな悩みが増えてしまった……。とりあえず「月夜の兎亭」(そんなところはない)の1階でエールやぶどう酒を飲みながら考えたいと思う。(PS.Blogスタッフ・豊田)

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The Elder Scrolls V: Skyrim VR

・発売元:ベセスダ・ソフトワークス
・フォーマット:PlayStation®4
・ジャンル:RPG
・発売日:2017年冬発売予定
・価格:未定
・プレイ人数:1人
・CERO:Z(18才以上のみ対象)

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『The Elder Scrolls V: Skyrim VR』公式サイトはこちら(海外サイト)

The Elder Scrolls V: Skyrim® VR © 2017 Bethesda Softworks LLC, a ZeniMax Media company. The Elder Scrolls, Skyrim, Bethesda, Bethesda Game Studios, Bethesda Softworks, ZeniMax and related logos are trademarks or registered trademarks of ZeniMax Media Inc. in the U.S. and/or other countries. All Rights Reserved.

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