【TGS2017】リアルタイムストラテジーをVRで楽しむ『Legion Commander』メディアセッションレポート!

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【TGS2017】リアルタイムストラテジーをVRで楽しむ『Legion Commander』メディアセッションレポート!

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中国の大手スタジオ・チャンユー(ChangYou)から登場予定のPlayStation®VR用タイトル『Legion Commander』。本作は自陣のデッキを組んで対戦するリアルタイムストラテジー型のゲームで、VR専用作品として開発されているのが大きな特徴だ。

今回は「東京ゲームショウ2017」の開催にあわせ開発スタッフが来日。2018年前半発売予定という本作についてプレゼンテーションを行なった。なお、本作の製作はチャンユー配下にあるフュージョンスタジオ(2013年10月設立)。現在は200人あまりのメンバーがオンラインゲームを開発しているという。

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コマンダーと兵士により自分だけの軍団を作る

本作のジャンルは「リアルタイムストラテジー+VR」に位置づけられる。開発エンジンはUnityを使用しており、中世らしいモチーフのファンタジー世界を3Dで美しく描写。プレイヤーはVRにより3Dのフィールドに没入しつつ、兵士たちを指揮する「コマンダー」となって戦いを勝利に導くことが目的となる。

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『Legion Commander』の世界には「オーク」「ヒューマン」「エルフ」という3種族による陣営があり、プレイヤーはいずれかの陣営のコマンダーとなって戦いに参加。加えて、さまざまなスキルと特性を持った6種類の兵士を従えることで軍団を完成させる。

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戦闘はカードバトル式で、対CPUのほかユーザー間の対戦に対応。1回のバトルで6種類のスキルカードを選択し、その使い方が勝敗を分けることとなる。なお、各バトルにかかる時間は5分程度と短め。これは本作がVR対応ということもあり、長時間のプレイで疲れないように設定しているものだ。

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プレイヤーがバトルを行なうことでコマンダーは経験値が獲得できるほか、兵士たちは「フラグメント」とよばれるアイテムを収集することで強化が行なえる。こうしてバトルや育成を繰り返すことで自陣を次々に強化し、最終的には他のプレイヤーとの対戦に勝てる強い軍団を作っていく……というのがゲームの主な目的だ。

課金要素は”ガチャなし”! 軍団の強化は地道なバトルと育成がカギに

また、育成要素として「ペット」と「レインボー卵」というシステムも用意。バトル外の時間に手間をかけて「マイホーム」で飼育を行なうことで、兵士を強化できる「フラグメント」や、ゲーム内で消費するお金も手に入れたりすることができるという。

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気になる課金要素については、兵士の外観やコマンダーの持つ杖など、見た目(スキン)を変更する部分のみにとどめている。カードバトルということで”ガチャ”によるカード入手も連想されるが、ガチャについてはゲームバランスを壊す懸念があり本作では採用が見送られたとのことだ。そのため、プレイヤーが自陣を強化していくためにはひたすらバトルを繰り返すことがもっとも重要になる。

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ユーザー間のバトルはe-Sportsとしての展開に期待!

自分だけの最強の軍団を作り、ユーザー間の対戦に勝ち抜けるようにすることが最大の目的となる本作。チャンユー社としても、ゆくゆくはe-Sportsとして広く展開していきたいとのことだ。現在は開発段階だが、新しい種族の追加やマルチPVPモード(2対2や4対4といった対戦方法)なども準備されているという。

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視覚・聴覚の没入効果が魅力のPS VR版に加え、2018年前半のリリース時にはPlayStation®4版の同時発売も検討中。リアルタイムストラテジー好きには要注目のタイトルになりそうだ。

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