遠い未来。深宇宙から飛来した脅威により荒廃した太陽系を舞台に、銃、メカニック、そして魔法が飛び交うSFファンタジー巨編「Destiny」シリーズ。2014年のリリースから約3年、全世界数千万人のプレイヤーを熱狂させ続けたSFファーストパーソンビューシューター(FPS)の最新作かつ、壮大なサーガの最新章『Destiny 2』が9月6日(水)に発売された。
発売直後となる「東京ゲームショウ2017」のタイミングに合わせ、『Destiny 2』の開発スタジオである米国Bungie社のシニアエンジニアのルイス氏と、ローカライズマネジャーのスティーブン氏が来日。ゲームショウ2日目の9月22日(金)、作品の魅力を日本やアジアのゲームファンにアピールすべくプレゼンテーションを行った。
右がスティーブン氏。左がルイス氏。表情豊かにプレゼンを進行してくれた。
どんな角度から切り取っても多彩な魅力が見えてくる『Destiny 2』
まずスティーブン氏が訴えたのは、『Destiny 2』のバラエティの豊かさ。「キャラクターやストーリーも前作にも増して変化に富んだものになっており、前作に登場した人気キャラたちの個性もはっきりと描かれるようになった」と語る。
それを裏付けるかのように、氏が流したトレーラー映像がこちら。
続いて、ルイス氏が『Destiny 2』に登場するガーディアン(プレイヤーが操作するキャラたちの総称)の3つのメインクラスを紹介。神秘の探究者で、戦場で魔法のごとき力を使う「ウォーロック」。攻撃と防御のバランスに優れたチームの護り手「タイタン」。素早くトリッキーな戦い方ができる賞金稼ぎ「ハンター」。
これらの3つクラスのそれぞれにプレイヤーが選択できるサブクラスが存在し、選んだサブクラスによって固有のスキルや、スーパーチャージ(必殺技)を使えるようになる。つまり味わえるプレイ感、爽快感も「バラエティ豊か」というわけだ。
ウォーロックのサブクラス
ドーンブレイド
攻撃に重きを置いたサブクラス。スーパーチャージを使うと炎の剣を持って空を飛び、強力な衝撃波で敵を粉砕する。
タイタンのサブクラス
センティネル
守備的サブクラス。スーパーチャージを使うと近接攻撃、防御、投擲に使える盾を召喚する。
ハンターのサブクラス
アークストライダー
スーパーチャージでは光を纏った棒を振り回し、敵集団を一気に葬る。いかにもハンターらしいド派手なサブクラス。
『Destiny 2』で描かれる新たなキャラクター像 まだ見ぬロケーション
次にスティーブン氏が、主要なキャラクターや世界観について詳しく説明する。氏が最初に取り上げたキャラクター・ホーソーンは、これまでの「Destiny」シリーズには登場しなかった珍しいタイプのキャラクターだ。
「彼女は”光”(『Destiny』の世界観における、ガーディアンたちの力の源)の加護なしで生き延びてきたキャラクター。ガーディアンとはまた違った強さをもつ女性」と紹介。
先導者「ホーソーン」
前作にも登場した有力なガーディアン「イコラ・レイ」「ケイド6」「サヴァラ司令官」らは、それぞれウォーロック、ハンター、タイタンを象徴するリーダーとして再登場し、活躍する。
そして人類に敵対する種族「カバル」の、ガウル総督についても触れる。彼は悪役ではあるものの、光の本質の究明を試みており、性格にも一本筋が通ったところがあるなど、魅力的なキャラクターとして描かれているという。そして彼が率いるレッドリージョン(赤のレギオン。古代ローマの軍団のようなニュアンス)こそが、『Destiny 2』におけるメインの敵だ。
悪の総督「ガウル」
続けてスティーブン氏は、レッドリージョンとの戦いの舞台となる4つのロケーションを紹介してくれた。
ヨーロッパ・デッドゾーン
本作でもっとも広いロケーション。廃墟の街。生い茂る深い森。地下洞窟。レッドリージョンの軍事基地では「光」の神秘を解明しようとしている。
タイタン
土星の衛星のひとつ。ザヴァラ司令官が光を失ったガーディアンたちを集め、レジスタンス活動をする地。荒れ狂うメタンの海にはモンスターのごとき魚の姿も。
ネッスス
赤く美しい小惑星。ロボットに似た機械生命体・ベックスに支配されており、サイバーな風景が広がっている。プレイヤーはここでケイド6と出会うことになる。
イオ
木星の衛星。黄金時代、神とも目される謎の球体「トラベラー」が訪れたとされる最後の場所。この場所でイコラ・レイは、人類がトラベラーに選ばれた理由を探し求めている。
10分でも5時間でも好きな遊び方ができるのが『Destiny 2』
プレゼンテーションのラストは、ルイス氏によるゲームモードの紹介。
「まずソロ(1人)でも楽しめる要素として、キャンペーンやストーリー要素が挙げられる。次に協力プレイ。さまざまな形でレッドリージョンと戦えるだろう。そして対戦プレイ。プレイヤー同士でしのぎを削るのは最高にエキサイティングだ。さまざまなアクティビティ(コンテンツ)があるが、どれかひとつを遊んでいるうちに他のアクティビティも自然と遊びたくなるように、遊びの内容や報酬の条件などを複合させる作りにしている」とのこと。
そして『Destiny 2』で加わった新たな変化として、「対戦プレイは従来の6人対6人から、4人対4人の勝負に変わった。この変化により、チーム内での情報共有、味方と連携しての牽制や包囲など、高度なチームワークを楽しめるようになった」と語る。
さらに初心者やソロプレイヤーでも高難度のコンテンツを楽しめるようになる「ガイド付きゲーム」のテストが始まったことなどにも触れ、「10分でも5時間でも、全プレイヤーが望むように楽しめるのが『Destiny 2』」と語り、プレゼンテーションを締めくくった。
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Destiny 2
・発売元:ソニー・インタラクティブエンタテインメント
・フォーマット:PlayStation®4
・ジャンル:アクションシューティング
・発売日:好評発売中
・価格:パッケージ版 希望小売価格 7,900円+税
ダウンロード版 販売価格 8,532円(税込)
ダウンロード版 デジタルデラックス 販売価格 11,772円(税込)
拡張コンテンツ(第一弾) 販売価格 2,322円(税込)
拡張コンテンツ(第二弾) 販売価格 2,322円(税込)
拡張コンテンツパック(第一弾+第二弾) 販売価格 4,104円(税込)
・プレイ人数:1人~(オンライン専用)
・CERO:D(17才以上対象)
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