8月17日(木)に配信されるPlayStation®4版『ドラゴンクエストX オンライン』。前回の特集記事ではストーリーを中心に紹介しましたが、今回は歴代シリーズ作の強敵とも戦えるバトルコンテンツや、ハウジングや釣りなどの寄り道系コンテンツの魅力をたっぷりとお伝えしていきます。
間口は広く、それでいて、奥の深いバトルシステム
本作のバトルシステムの基本は、「DQ」シリーズでおなじみのコマンドバトル方式。通常攻撃を行ないたかったら「こうげき」を、呪文を使いたかったら「じゅもん」コマンドを選択したのちに、新たに開いたウィンドウにある呪文の一覧から使いたいものを選択するだけ。本作を始めたての方でも、戦闘中の選択にとまどうことはありません。
ただし、本作はコマンドバトルの要素に加え、アクション要素も導入されています。戦闘中はバトルフィールドの範囲内なら自由に動くことができ、例えば、モンスターに自身を中心とする範囲に爆発を起こす「イオグランデ」を唱えられた場合、すばやくその範囲外に逃げられれば攻撃を避けることも可能です。
しかし、自身の行動の硬直などでそれらの攻撃から逃れられないこともしばしば。ですので、ときには相手の行動を見て、それから自身の行動を開始するといったことも重要なのです。また、ほかのアクション要素として、衝撃が地面を伝わってくる攻撃の一部は「ジャンプ」で避けることも可能です。
さらにもう1つ重要な点として、本作には「おもさ」というステータスが存在します。これは歴代シリーズ作にはない本作独自の要素で、おもさ(重さ)という名称のとおり、キャラクターの重量を示し、パラメータと各装備品に設定された重量の合計が自身の重さとなります。その重さがモンスターを上回れば敵を押すことが可能で、例えば、重さが自慢のパラディンが体をはって敵の動きを止め、HPの低い味方の魔法使いに接近させない、といった戦術が可能になるのです。
また、重さが敵を上回っていない場合はジリジリと押されて味方に接近されてしまいますが、直線距離で移動されるより時間を稼げます。これらの時間を利用して、パーティの態勢を整えたり、進軍を邪魔している前衛が攻撃を何度も与えるなどの行動が可能なのです。
さらにもう1点。”ターゲット”という要素も重要で、モンスターはパーティの1人を攻撃しようとしたとき、目線で追ったり、そのキャラクターに接近しようとします。それを見て誰がターゲットにされているかを把握できるようになれば、重さを利用した進軍の妨害などが容易になり、バトルをより優位に進められるようになるのです。
敵には”怒り”という、特定の行動を取ったキャラクターに対し攻撃力が上昇した状態でターゲットにし続けるという危険な状態になることがありますが、ターゲットをわかりやすくするため、あえてその状態を維持し続けるという戦術もあります。
このターゲットと重さの概念の相乗効果により、バトルがより深く戦術的なものになっているのです。ただし、前述のとおり、基本的には直感的にコマンドを選択していくだけでバトルに十分に勝利することができます。強敵とのバトル、いわゆるエンドコンテンツなどで重要となるこのテクニックは、ストーリーを楽しんでいくうえで徐々に覚えられるもの。まずは、気軽にバトルを楽しんでみてください! 違和感なく、「DQ」らしいバトルを堪能できるはずです。
歴代シリーズ作の強敵との対戦からスラリンの操作まで!? 充実のバトルコンテンツをご紹介!
ここからは、実際に本作で楽しめるバトルコンテンツを紹介していきます。1人で気軽に楽しめるものから、パーティメンバー8人の力を合わせなければ勝利が難しいものまで、多岐にわたるバトルコンテンツにご注目ください!
歴代シリーズ作の強敵とバトル【魔法の迷宮】
魔法の迷宮というコンテンツでは、宝箱や旅人バザーなどから入手したコインやカードを投入することで、バラモスやグラコスといった歴代シリーズ作の強敵とのバトルが可能です。強敵を倒せれば、装備品のアクセサリーを入手できることもあるため、誰しもが何度も通うことになるコンテンツとなっています。
『ドラゴンクエストII』に登場したアトラス、バズズ、ベリアルの悪霊の神々も登場!
鍛えたプレイヤースキルと考え抜いた作戦を発揮【コロシアム】
主に4対4でチームを組み、プレイヤー同士でバトルを行ないます。相手のHPを0にして蘇生されなければ、倒されたプレイヤーが持つ半分のポイントが倒したプレイヤーに移動するルール。そのため、前衛が捨て身で敵を攻撃し、残り少なくなったHPを弓で遠距離から攻撃できる魔法戦士が削り切り、その魔法戦士をみんなで守る、といった戦術などもあります。
通路をふさいで後衛を守るといった、普段の戦闘で得たテクニックの応用が求められます。
8人で力を合わせてダークドレアムを撃破!【パーティ同盟バトル】
歴代シリーズ作の強敵「ダークドレアム」には、8人パーティで挑みます! 多人数でのバトルに勝利したときのうれしさは格別! 8人でわちゃわちゃするのはとっても楽しいですよ♪
このコンテンツ以外にも多人数で戦うバトルコンテンツがいくつか用意されています。オートマッチングシステムにより、パーティメンバー集めの心配などはありません。
育てたモンスターでチームを編成【モンスターバトルロード】
本作でも「DQ」シリーズ恒例のモンスターを仲間にすることができ、パーティメンバーの1人として一緒に冒険することが可能です。さらには仲間にしたモンスターでチームを組んで戦う、モンスターバトルロードというコンテンツも用意されています。しかも、そのコンテンツではリーダーとなるモンスターは自分で操作可能! 重さが自慢のゴーレムを操作して敵の進軍を防ぎ、ベビーサタンが「イオナズン」で攻撃、HPが減ったらホイミスライムが回復! といった戦い方も楽しめます。勝利した際の報酬もよいので、熱中できますよ!
モンスターに関するバトルでは、モンスターバトルロード以外にも、自身とモンスター、そして他プレイヤーとそのモンスターでパーティを組んで戦うコンテンツもあります。
懐かしの音楽のなかでお宝探し【ピラミッド】
『ドラゴンクエストIII』のピラミッド内部の音楽が鳴り響くなか、9つある霊廟をそれぞれクリアして報酬をゲットしていきます。各霊廟からは1週間に一度しか報酬を得られませんが、なかには特別なアクセサリーもあるため、毎週通う、いわゆる”週課”としている人も多くいます。
ピラミッドらしくミイラおとこ風やゴースト風のモンスターが多数出現!
これまでの冒険で培った己のすべてをぶつけろ!【常闇の聖戦】
本作におけるいわゆるエンドコンテンツの1つ”常闇の聖戦”。そのコンテンツには、現段階では3体の強敵が存在しています。現在の最高レベルであるLv.99のプレイヤーが4人集まっても、容易に勝たせてはもらえません。敵の行動を熟知し、味方との息のあったコンビネーションも必要でしょう。レベルだけでなく、歴代シリーズ作のボスを倒して得たアクセサリーや、ゴールドを稼いで購入した装備など、己の持てる力をすべて出し切って挑む、非常にやりがいのあるコンテンツとなっています。
また、この3体の強敵は日によって強さが変化し、4段階ある強さ(Ⅰ~Ⅳ)のうち、最強のⅣの状態のときの強さは形容しがたいほどのものとなります。ただし、Ⅳの状態の強敵を倒せれば、特別な称号を得ることができるため、本作におけるプレイヤーの目標の1つとなっています。
これらの強敵を倒さなくとも物語の進行には支障はないため、挑むか挑まないかはプレイヤーの気分しだいでまったく問題なし! ただし、何度も倒せれば特殊な見た目装備などが手に入るため、人気のコンテンツとなっています。
ここまでバトル系のコンテンツをピックアップして紹介してきましたが、いかがでしたでしょうか。あくまで上記はバトルコンテンツの一部で、まだまだほかにもタイムアタックを楽しむものや同じ職業のパーティで挑まなければならいないものなど、さまざまなバトルコンテンツが用意されています。戦闘が大好きなプレイヤーは十分に満足してくれるはずです!
バトル以上に魅力的!? 「ドラゴンクエスト」の世界でまったり生活
ここからはバトル以外のコンテンツをご紹介! ドレスアップやハウジングといった楽しいコンテンツがありすぎて、モンスターを倒すのはドレスアップ代を稼ぐためといった理由も、本作における”あるある”といえるでしょう。ここでもほんの一例となりますが、その魅力的なコンテンツをお伝えしていきましょう。
思いのままに自宅を改装【ハウジング】
キノコの家や和風の家など、多彩に用意された家キットをもとに、内装やお庭を自由に改装できます。自宅にタンス系のアイテムを配置すればアイテムを保管できる場所が増えますし、ベッドを用意すれば無料でHPとMPを回復することもできます。かっこいい、もしくはかわいいコンシェルジュも無料で雇えます!
自慢の見た目で町を闊歩【ドレスアップ】
前回の記事で顔や髪型などは自由に変更可能とお伝えしましたが、服装ももちろん自由に変更可能です。装備品の性能に変化はないので、攻撃力の高い最高級のハンマーの見た目を「ドラゴンクエスト」シリーズ定番の序盤の武器「こんぼう」にするといったフェイクも楽しいかも!?
ドレスアップを考えるのが難しい! という方には、テーマにそったレンタル衣装なども用意されているので、ぜひ試してみてください!
大物が掛かったときには緊張が走る!?【釣り】
金魚のような淡水魚から、ホオジロザメといった巨大な海水魚、さらにはリードシクティスといった古代魚と釣りバトル! 魚の動きを予想して、さおをゆるめたり、釣竿の持つ特殊効果を使ったりと、魚との独自バトルを楽しめます。
モンスターを倒してヒントを得る【神聖秘文(ヒエログリフ)】
何種類かのモンスターを倒すことでヒントが浮かび上がり、その情報で正解を導き出すコンテンツ。すべてのヒントを得ても、解答のすべてが明かされるわけではないので、己のこれまでに培った知識も重要となります。アイテム名なら旅人バザー、モンスター名ならモンスター図鑑を利用するなどすれば正解に近づける?
解答に正解すれば、まるでご褒美かといえるほどの美しく、珍しい風景が見られます。その様子は実際にプレイして確かめてみてください!
おしゃべりシャベルのヒントでアイテム発掘【お宝の写真】
風景写真をヒントに地面を掘り起こし、アイテムの発掘を目指します。まずはどの大陸か、そのあとはどのマップかなどを順に絞っていく過程がとっても楽しい! 過去に行なった記憶を探り、一発でその地にたどり着けたときは快感が!
「ドラゴンクエスト」の旅の寄り道といえばコレ! 【カジノ】
本作にももちろんカジノは存在! しかも、その種類は豊富で、スロット、ポーカー、ルーレット、すごろく、ビンゴ、さらには期間限定でスライムレースといったゲームなどが遊べます。もちろんここで得たコインでしか手に入らないアイテムもあるため、”カジノにこもる”という「DQ」シリーズ定番の”あるある”は本作でも健在です。
ストーリーを進める合間に、このようなコンテンツでまったり時を過ごすのも本作の楽しみ方の1つ。また、みんなの集まるところでおしゃべりしたり、しぐさをしあって写真を撮ったりするのも楽しいですよ。「ドラゴンクエスト」の世界に入り込み、まったりとすごせる幸せをぜひ味わってみてください。
特集3回目となる今回は、本作のバトルコンテンツやバトル以外にも数多くある魅力的なコンテンツを紹介してきました。
次回は、エンドコンテンツをクリアするほど本作を楽しんでいる、女優の本田翼さんへのインタビューを掲載。彼女に行なった10個の質問をとおして、本作の魅力をお伝えしていきます。
『ドラゴンクエストX オンライン』PS Plus加入者向けスペシャルコンテンツ配信決定!
インターネットにつなぐことで、日本中のプレイヤーとひとつの世界で壮大な冒険が楽しめるシリーズ初のオンライン専用ソフト『ドラゴンクエストX』。この『ドラゴンクエストX オールインワンパッケージ』発売を記念して、8月17日(木)よりPS Plus加入者は、スペシャルコンテンツ「元気玉」が受け取れる! 「元気玉」を使用すると、30分間モンスターを倒して得られる経験値とゴールドが通常時より2倍になります!
ドラゴンクエストX オンライン
・発売元:スクウェア・エニックス
・フォーマット:PS4®
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ドラゴンクエストX ベーシックパック(version1-version3)(新しいウィンドウで開く)
オンライン配信版 ¥3,080
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ドラゴンクエストX オンライン
・発売元:スクウェア・エニックス
・フォーマット:PlayStation®4
・ジャンル:RPG
・発売日:2017年8月17日(木)予定
・価格:パッケージ版 希望小売価格 4,800円(+税)
ダウンロード版 販売価格 5,184円(税込)
・プレイ人数:1人
・CERO:A(全年齢対象)
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