「スターオーシャン」シリーズ20周年を記念して、『ULTIMATE HITS HD スターオーシャン3 ディレクターズカット』が本日3月31日(金)配信開始!
星の海を舞台にした壮大な物語が綴られる「スターオーシャン」シリーズは、1996年7月に初代『スターオーシャン』が発売されて以来、20年という歴史を刻んできました。
今回はシリーズ20周年をお祝いするべく、スクウェア・エニックスの執行役員である橋本真司さんと、『スターオーシャン5-Integrity and Faithlessness-』のプロデューサーを務めた小林秀一さんに、記念のサプライズプレゼントをお渡ししてきました!
祝・シリーズ20周年! 「スターオーシャン」開発スタッフインタビュー
まずは、20周年という長い歴史を持つ「スターオーシャン」シリーズについて、橋本さんと小林さんにお話をうかがいました。20年を振り返り、そしてシリーズの今後に馳せる想いとは?
スクウェア・エニックス
橋本真司
スクウェア・エニックス
小林秀一
――「スターオーシャン」シリーズ20周年おめでとうございます! この20年という年月にどのような思いを持っているかお聞かせください。
小林:僕がプロデューサーとして携わったのは『スターオーシャン5』からですが、それ以前の作品にもプロモーションとして関わってきたので、長い付き合いになっています。シリーズを通して関わってきた者として、20年間というのはすごい歴史だと思いますし、その記念すべき年に新作を出せたことはうれしかったです。もちろん、この先のものも作りたいという意欲もまだまだあります。
――スクウェア・エニックスにとって、「スターオーシャン」はどのようなシリーズになっているのでしょうか。
橋本:ご存じのように、20年前は旧スクウェアと旧エニックスという別々の会社でした。合併後の今でもそれぞれのコンテンツを大切にしており、2016年は「ドラゴンクエスト」が30周年を迎え、2017年は「ファイナルファンタジー」が30周年になります。「スターオーシャン」も同じように20周年という節目を迎えることができ、合併前からの大切なコンテンツを育ててこられたことをうれしく思います。
――この20年で特に印象に残っている出来事を教えてください。
小林:何かひとつの出来事というより、バグが多い作品と言われ続けてきたことのほうが思い出に残っています。ただ、バグが多いということは、ハードの性能に対してギリギリまで挑戦してきたからでもあります。このチャレンジ精神は開発のトライエースのみなさんも常に持っていますし、そのうえできちんと面白いものを作れていることに関しては、シリーズの特徴と言えるかもしれません。
また、新作を発表するたび、ユーザーのみなさんが温かく迎えてくれるシリーズという印象があります。『スターオーシャン5』も、前作の発売から7年近く空いていたにも関わらず、大きな盛り上がりがありました。そんな熱心なユーザーだからこそ厳しい意見をいただくこともありますが、温かい言葉と厳しい言葉をもらいながら、ユーザーといっしょに育ってきたシリーズだと思います。
――「スターオーシャン」はシリーズ5作品すべてをPlayStation®で遊ぶことができ、PlayStation®の歴史とも関わりの深いタイトルです。PlayStation®への思い、ハードの進化に伴うゲーム表現の変遷についてお聞かせください。
小林:「スターオーシャン」シリーズはユーザーのみなさんにも”1ハード1タイトル”と言われているように、ハードの進化と共に、そのハードスペックの限界まで挑戦するのが開発コンセプトにありました。つまり、最新作にその時代の最高の技術を入れ込むというコンセプトです。こうした挑戦を続けてきたからこそ、ハードの技術と共に僕たちも成長できたと思っています。
橋本:『ファイナルファンタジー7』のころから、SIEさんには長くお力を貸していただき、PlayStation®ファンのみなさんにも応援してもらって、とても感謝しています。
SIEさんはハード開発に関して常にチャレンジャーであり、それに応えるようにトライエースのスタッフもチャレンジしてきました。本当に限界ギリギリまでチャレンジしてくれているので、演出やバトルシーン、エフェクトまですばらしい作品になっています。
――2016年には7年ぶりの新作『スターオーシャン5』が発売されました。シリーズのナンバリングタイトルは5~7年に1作のペースでリリースされていますが、『スターオーシャン6』はいつごろプレイできそうですか?
小林:『スターオーシャン4』の時点でストーリーはいったん完結していたのですが、ユーザーのみなさまの熱意に動かされて新作を出すことになりました。『6』があるとすれば、またユーザーのみなさんの声が高まったときでしょう。
シリーズ中の世界の歴史で言えば、『スターオーシャン3』がもっとも遠い時代を描いていますが、『5』の企画段階でその先の未来を描く可能性も考えていましたし、構想のストックはまだありますので、具現化したいとは常々考えています。
――今後の展望についてお聞かせください。
橋本:過去のタイトルは会社の大切な資産であり、それら名作は今でも十分に楽しめると思っています。「スターオーシャン」シリーズでもリメイク作品も発売されているように、みなさんがお持ちの現行ハードで過去の名作を遊べるようにしていきたいと思っています。新作はもちろんですが、過去のタイトルも現行ハードに最適化したラインナップとしてご用意し、いつでも遊べる環境を作っていきたいです。
――それでは、これまでシリーズを支えてきてくれたファンにメッセージをお願いします。
橋本:「スターオーシャン」は20年間、常に限界まで挑戦してきました。これからもその姿勢を忘れることなくチャレンジを続けていきますので、ぜひ応援してください。
小林:20年間、支えていただき本当にありがとうございます。まだまだ可能性のあるシリーズだと思っていますし、橋本が言ったようにスクウェア・エニックスはコンテンツを大切に育てていく会社です。これからもファンのみなさんに愛していただけるよう、丁寧に、限界までがんばっていきたいと思います。
ケーキでお祝い!
インタビュー終了後、おふたりに20周年をお祝いする記念のプレゼントを贈呈。お渡ししたのは、『スターオーシャン5』20周年記念の特製ホールケーキです!
「これはすごいですね!」(橋本さん)、「おいしそうだけど、食べるのがもったいない(笑)」(小林さん)と喜んでいただくことができましたが、プレゼントはこれだけではありません。
じつはインタビュー中、ずっと目の前に置かれていたコラボモデルのPlayStation®4とコントローラーも、チョコレートでコーティングしたケーキでした!
橋本さんは「これもケーキだったの!? 全然気づかなかった!」と驚き顔。小林さんも「そういえば、撮影用に持ってきてほしいと言われてベイカバーだけを用意したのに、現場にはジェット・ブラックもあってアレ? とは思っていたんですが……。ビックリしました!」と、まさかこれがケーキだとは思わなかったようです。
それもそのはず、このケーキはバラエティ番組のドッキリでも使われる、世界的に有名なパティシエによる特注品。外側をチョコレートでコーティング、中身には抹茶と栗羊羹が入っており、いずれも最高級の食材を使用しています。
「本当にうれしいです、ありがとうございました! みんなにも見てらいたいね」(橋本さん)、「まずは社長(松田洋祐社長)に見せて、トライエースにも持っていかないと!」(小林さん)と、この驚きをシリーズ関係者と分かち合うというおふたり。ずっしりと重いので、気を付けてお持ち帰りください!
「スターオーシャン」シリーズ20周年のサプライズプレゼント企画は大成功でした!
スターオーシャン3 Till the End of Time ディレクターズカット(新しいウィンドウで開く)
オンライン配信版 ¥3,080
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ULTIMATE HITS HD スターオーシャン3 ディレクターズカット
・発売元:スクウェア・エニックス
・フォーマット:PlayStation®4
・ジャンル:RPG
・配信日:好評配信中
・価格:ダウンロード版 販売価格 2,800円+税
・プレイ人数:1人
・CERO:B(12才以上対象)
※ダウンロード専用タイトル
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